ゆ〜らゆら日記



2006年 8月31日(木) お腹いっぱい

今日の染めは難しかったので一日中干しながら見ていました。
お昼休みにラジオから流れていた金田たつえという人の歌声がなんだかすごくよかったです。
仕事の後にフランスから来ているPさんの歓迎会があってたくさん食べました。
今月は新しいことや覚えることがたくさんあってすごく長く感じました。
月の始めに銀座でバイトしてたのが懐かしい思い出のようになってます。

2006年 8月30日(水) ぎょっと

今日は向かいのビルの壁におじさんがほんのわずかな段差につま先を引っかけて命綱なしで窓拭きしていてぎょっとしました。
家に帰るとボブデイランの久々の新CD
「モダン・タイムズ」が届いていたので大人ぶっていたので大人の気分で聴きました。

2006年 8月29日(火) 夏休み子ども教室

今日は一日中折り初め教室だったので子ども達がたくさん来て賑やかで楽しかったです。

2006年 8月27日(日) ああ平城苑

今日は故郷から帰ってきた珍異星人をお出迎えして晩ごはんに平城苑に行ったら今月いっぱいで閉店ということで少し寂しい気持ちになって今まで一番たくさん食べて今まで一番長居しました。

2006年 8月26日(土) プー

今日は詩が思いつかなくてハーモニカ吹いてました。

2006年 8月25日(金) 赤と黒

今日はPさんが赤をたくさん染めてぼくが黒をたくさん染めて部屋が赤と黒になりました。

2006年 8月23日(水) パタパタ

今日は赤い紙に黒い点や金の点をパタパタしました。
なかなか乾かないので部屋中に赤い紙が敷きつめられて足の踏み場に困りました。

2006年 8月22日(火) インドカレー

今日は難かしい金を染めました。
お昼ごはんに社長にナンがすごく大きくておいしいインドカレーをごちそうして頂きました。
カレーが好きと言っといてよかったです。

2006年 8月21日(月) 折り初め教室

今日は折り染めの教室なのでたくさんの方が来るということで待ってる間マーブリングをしたり氷アイスをもらって食べたりしてました。
折り染めは紙を折って水で濡らして染料をつけて染めます。
紙の折り方や色のつけ方でできる柄が変わるので生徒のみなさんもどんな柄が出来上がるのかいろんな方法を考えて楽しんでいました。
ぼくも一緒になって楽しんで一日遊んでるようでした。

2006年 8月20日(日) きゅうきょどう

今日は珍異星人が出品しているムーンライト展の最終日なので銀座に行きました。
搬出の時間まで一人銀ぶらしていると鳩居堂という紙屋さんを見つけました。
店内は人がいっぱいで紙を求める人は多いんだなあと思いました。
スーパーマン見て寝ました。

2006年 8月19日(土) 土曜日はビールがうまい

今日は土曜日なので電車が空いていて楽々出勤でした
仕事の後珍異星人と「のもと」で生ビール飲んでゲソワサとホタテフライ定食を食べました。

2006年 8月18日(金) 染料の色々

一昨日作った色はめちゃくちゃ濃かったです。
もう1人の若い職人さんが染料のことを教えてくれました。

2006年 8月17日(木) 二日酔い

昨日普段飲まないワインを飲んだので今日は少し二日酔いぎみでした。
今日は紙のつやを出しました。
仕事の後に珍異星人とハンバーグを食べました。

2006年 8月16日(水) Pさん

今日から一ヶ月間フランス人大学生のPさんが紙の染色の研修に来ました。
今日は染料の分量が出てない色を初めて1人で作ったのですがさっぱりでした。
仕事の後、社長に近くのホテルでカレーライスとプラムのシャーベットをごちそうして頂きました

いろんな国の話が聞けてとても楽しかったです。

2006年 8月13日(日) 明日の神話

今日はお昼ごはんに喫茶店「はまゆう」でスープカレーを食べました。
近くにあるのに入ったことなかったのですが喫茶店にありそうなメニューがほとんどそろっていてどれも食べてみたくなりました。

それから銀座の月光荘に行って珍異星人が参加するムーンライト展の展示の手伝いをして、汐留の日テレタワーで公開中の岡本太郎の「明日の神話」を体感しに行きました

元々は新しく建設されたホテルのために描かれたのですが、そのホテルが営業開始の前に倒産してしまい長い間行方不明になっていたものが2003年に廃材置き場で発見されて、この度37年目の初公開となったそうです。
この絵には原爆の悲惨な瞬間が描かれているのですが「人は忌まわしい惨劇をも誇らかに乗り越えることができる。そしてその先に明日の神話が生まれるのだ。」という岡本太郎のメッセージが込められているそうです。
太陽の塔と同じ時期にメキシコでこんなに大きな壁画を描いていたなんてなんというエネルギー!!


それからプロントでフローズンマンゴーを食べて山野楽器でOLD STANDBYというハーモニカのCを買って、晩ごはんは就職祝いということで紅虎餃子房でたくさん食べてビール飲んでバスに乗って帰りました。

2006年 8月12日(土) 見た目はあれですが

朝、姪に呼ばれて外に出ると父が切ったアシタバに黄アゲハの幼虫がたくさんいました。
晩ごはんは浜作でそばもんじゃ、明太もんじゃ、浜作もんじゃを食べました。

鉄板の熱でぬるくなったビールもうまい

2006年 8月11日(金) 気分は天職

今日は友禅をグレーに染めました。
まず色を作ったのですが材料の分量は決まっていたので昨日職人さんが作っていたのを思い出しながらなんとか作れました。
それから染めたのですが紙が変わるたびに刷毛の使い方も変わるので頭がこんがらがりそうです。
まだ基本も身に付いていないので状況を見て染め方を変えるというとこまでいきません。
教えてくれてる職人さんはいつも4時にやっておくことを言ってから帰るのですが今日は古代錦用のからし色を作りました。
柄杓8杯分の材料の分量から12杯分の分量を出すのに久々に算数をしました。
もう1人の職人さんに教えてもらいながらなんとか作って、重しをのせておいた染めた紙をそろえて包装する作業と乾かしておいた古代錦をおろしてそろえて重しをのせておく作業をしました。
紙の扱いにもまだまだ慣れず、何をするにも考えながらなので要領が悪く時間がかかってしまい帰るのが一番最後になってしまいましたが、全然苦にならずむしろ楽しいです。
ぼくは覚えが悪いのでしばらくは大変そうですが色の作り方を覚えてどんな紙や色でもうまく染められるようになったら天職になるのではないでしょうか。
へたな今でも気分は天職ですが。

2006年 8月10日(木) 色作り

今日は楮もみにKM4(朱色)を染めました。
金の下地になる金下引きと違ってそのまま商品になるので
ムラにならないように塗らないといけないのですが楮もみという紙がしみ込みやすい上にKM4もしみ込みやすい色なのでやっかいでした。
それからオレンジ、スミノール、PSという色の材料を使ってKM17(薄い朱色)を作ってと言われたのですが色を作ってるとこを見たことないので分量も道具の使い方もさっぱりわからなくて結局全部やってもらいました。
色の分量が決まってない色を作る時は目的の色になるまで各色を少しずつ加えながら試し染めを繰り返し濃さや色味を合わせます。
ここで作った色で染まる色が全て決まるので一番大事な作業なのですが、乾くとまた色が変わるのでとても神経を使います。
色を見る目も養わないといけません。
仕事の帰りに一緒に入社したAさんと話しました。
Aさんも手染め職人として入って今は販売の方で研修中です。
ぼくもAさんと交代で販売の研修をするそうで、合わないだろうなあと思っているのですが実際やってみたらはまってしまうかもしれません。

家に帰ったら夏休み中でテンション高い姪達が来ていました。
そしてAKIRAさんから新作おもしろ絵本「天井見てたら」が届いていました。
AKIRAさんの頭の中の構造が見えるような絵本でふふふと笑ってしまいます。
姪達が見て夏休みの課題にしようとしていました。

2006年 8月9日(水) ビールがうまい

今日は菊判民芸紙に金下引きをしました。
昨日の楮もみよりは楽に引けるのですが紙によって刷毛に含ませる色の量や刷毛の動かし方が変わるので難しいです。
昨日から堂々と冷蔵庫のビールを飲んでます。

2006年 8月8日(火) すえひろがり

昨日の夜バイトから帰ってお風呂に入ってすぐ布団に入ったのですが興奮して一睡もできないまま朝になってしまいました。
ぼくは初めての催し物や楽しみな日や不安な日の前日はいつもこうだから慣れたものです。
今日は楮もみという紙に金の下地になる黄色を染めました。(金下引き)
この道50年の職人さんが染めてると簡単そうに見えるのですが実際に自分で染めてみると刷毛に含ませる色の量や刷毛の動きが難しく、かすれたりむらになったり紙の裏を汚してしまったりでうまくいきません。
染めた紙を乾かすのに「しもく」という棒で天井に張られた縄にかけるのですがそれも難しいです。
一日仕事をやってみて、覚えることもたくさんでうまく出来るようになるにはまだまだですが、これはぼくにあってるんじゃないかと思いました。

覚えることはまだまだ増えそう
人の名前、一日の流れ、仕事の流れ、紙の種類、紙の反りの直し方、紙のそろえ方、紙の数え方、紙の掛け方、紙のおろし方、染めの種類、刷毛の種類、刷毛の使い方、色の種類、色の材料の種類、色の作り方、道具の種類、道具の使い方、道具の洗い方

2006年 8月7日(月) 職人仕事

今日は先週木曜日に面接を受けた会社から採用の連絡がありました。
今度は紙の手染め職人の仕事です。
明日から出勤ということでハローワークで色々な手続きをしたのですが担当の方がぼくと同年代でいろんなことを話してくれました。
それから夜のバイトは突然の最後だったのでK玉さんを少し困らせてしまいました。
ぼくももう少しお手伝いしたかったので少しさみしいですが就職を喜んでくれて、みんなぼくに合ってる仕事だと言ってくれました。

2006年 8月6日(日) 今日も暑い

朝起きたらお祭りの声が聞こえてきました。
この町は町全体のお祭りに加えて各町会ごとにも小さなお祭りがあるようで、一年中お祭りをやってるような気がします。
今日はお昼ごはんに北千住の「レストランニューあわや」でコロッケ定食を食べて100円ショップで肩たたきを買って31アイスクリームでフローズンフロートを食べました。

ずっと残っていてほしいお店

2006年 8月5日(土) 南佳子 -bonheur-

今日は今年初の半ズボン。
暑い暑いと言いながら水天宮へ南佳子さんの展覧会を観に行きました。
町はお祭りで軽快なお囃子が響いていました。
ぼくは南佳子さんを知らなかったのですが絵はなんか観たことあるなあと思ってたら以前に表紙の絵に惹かれて買った「幸福な王子」の文庫本のその表紙の絵の人でした。
とてもよかったので図録を買いました。
それから人形町を散歩して「RON」という喫茶店でレモンスカッシュを飲みました。
日が暮れてきて荒川自然植物園で亀と白鳥を眺めて晩ごはんは「のもと」でとんかつ定食を食べました。
ご飯が早くになくなるとお店のおばさんがご飯のお代わりをよそってくれて嬉しい気持ちになりました。
近所の公園の盆踊りに電撃ネットワークの人が来ていました。


都電のある風景はいいなあ。

2006年 8月4日(金) こっそり

今日は朝起きて植木と道路に水撒きしてお風呂掃除してハーモニカ吹いてバイトに行きました。
昨日から両親が箱根に行ってるのでバイトから帰るとこっそり冷蔵庫のビールを飲んでます。

2006年 8月3日(木) 自分を磨く仕事

今日は先週応募していた会社の面接を受けにお茶の水に行きました。
今までハローワークや雑誌やインターネットなどの求人を見ていろんな会社を比べながら「どこがいいかなあ、なにができるかなあ」と探していたのですが今回は「この仕事がやりたい」と思えるような仕事で、覚えるのも続けていくのも大変だけど自分を磨くことで一生付き合えるような仕事なので気持ちが入って緊張してしまいました。
面接も適性検査もうまくできたと言えませんがくよくよしても仕方がない。
ということで綾瀬から来た他の応募者と一緒に帰って駅で冷やしたぬき食べて元気よくバイトに行きました。

2006年 8月2日(水) 赤い空

会社の地下から空を見上げたら赤い空でした。

2006年 8月1日(火) また銀座へ

今日からまた元いた会社に助っ人を頼まれて8月中(就職が決まるまで)の夜だけバイトすることになりました。
ということで懐かしいような恥ずかしいような気分で銀座に行ったのですが会社に着くとやっぱり懐かしいような恥ずかしいような気分でした。
でもすぐに昨日までもここにいたような感じで前と変わらず楽しく仕事をしてきました。