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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする岩手・秋田の河川釣り情報です。



アユ釣行2019−8月   7月 8月 9月

日 付 河川名 サイズ 釣果 備考
 19-08-31  雫石川(釣行記なし)    0 実釣1.5Hr 
 19-08-29  米代川鹿角エリア  21〜26  14 実釣4Hr 
 19-08-26  阿仁川  16〜20  16 実釣4Hr
 19-08-25  雫石川  20〜22  6 実釣3Hr
 19-08-24  閉伊川(釣行記なし)  24  1 実釣5Hr 
 19-08-21  葛根田川・竜川  16〜22  7  実釣4Hr 
 19-08-19 雫石(葛根田川)  18〜22  16 実釣2Hr 
 19-08-18 桧木内川(釣行記なし)  15〜16  2 実釣4Hr 
 19-08-15 桧木内川(釣行記なし)  16〜17  6 実釣3Hr
 19-08-13 雫石(葛根田川)  18〜21  31 実釣5Hr 
 19-08-11 雫石(葛根田川)  17〜21  13  実釣3.5Hr
 19-08-09 中津川   18〜22  13  実釣3Hr
19-08-07 中津川 18〜22 24+α 実釣2.5Hr
19-08-05 阿仁川 18〜22 44+α 実釣7Hr
19-08-03 雫石(葛根田川) 17〜20 22 実釣4Hr
19-08-01 雫石(葛根田川) 17〜20 20 実釣4Hr
                     7月:311  8月:235                           
19-08-29 米代川鹿角エリア



  

アユ三昧6日目、最北のアユ師は米代本流鹿角エリア。
オラは東北道を北に向かい、鹿角八幡平ICで降り途中で入漁券を購入して稲村橋へ直行。
12:30、今季鹿角エリアの情報は乏しいがトロ瀬に野アユの跳ねを確認、期待充分である。
少し前から竿を出している仲間たちは既に数尾をモノにしているらしい。
午後からの釣行で実釣時間が少ないだけに昼飯もそこそこに急ぎ目の前の瀬に入る。
オトリがなかなか沖に出て行かないことからオラは見様見まねの瀬田ワ−プ、上手い具合にいいスポットに入った瞬間、いきなり野アユが飛びつく。
その衝撃でオトリはハナカンから外れ、掛かりアユだけが残ると言うまさしくオトリ交換。
ここのアユは前アタリもなく22〜26センチ級の太目が突然ゴゴンと掛かる。
釣友が引き抜きで失敗する光景を何度か見ていたオラは、へっぴり腰の寄せ獲りに終始。
決して個体数が多くはなさそうだが、そこに野アユが居れば確実に追い掛かりがある状況だった。
実釣4時間、身切れバラシを何度か食らいながらも14尾を手中にした。

今季初めてやってきた米代最上流、3年前にいい釣りができたポイントでも竿を出してみたい。
ここまでデカくないヤツの数釣りがしたいと思ったオラであった。




19-08-26 阿仁川大岱エリア



  



微かに初秋を感じさせる澄んだ大気の中を宿泊の田沢湖高原からは約1時間半のドライブ。
阿仁前田到着は09:40、入漁券を入手した我らはそこから大岱エリアに向かった。
そこは先行者が数名見えるものの広いエリア故にポイントは未だ十二分に残っている。
支度を済ませてさっそく入川、早瀬、チャラ瀬、トロ瀬とそれぞれの得意ポイントに散った。
瀬落ちを攻めるG君のグラスリがたちまち綺麗な弧を描いた。
型は小さいながらなかなか良い出だし、その後の彼は良型を揃えて30尾超とさすがのトーナメンター。
チャラ瀬の肩を川原から狙っていたT君もポンポンと連発。
右岸の浅場を綺麗に泳がせている北限のアユ師にも阿仁アユが応える。
酒田からの仲間も我慢強いカミ飛ばし、そして水深10センチのチャラ瀬でオトリ頃サイズを獲った。
入川するエリア決めの重責を担うオラとしては、ほっと胸をなでおろす瞬間でもあった。
しかしオラはと言えば今年初のハリス切れでバラシが一度あっただけで開始から1.5時間釣果なし。
仲間から鮮度のいいオトリをいただいた後は、右岸ヘチの小型を狙い調子を取り戻した。
川で作る昼食、その後の阿仁川は昼前の少々厳しい状況から脱して、あらゆるスポットが調子づいた。
入川直後はまるでアタリのなかった瀬肩、漕ぎ渡った目の前のトロ瀬などが俄然良くなって、夫々の得意ポイントに立つ仲間たちは充分に楽しむことができた一日であった。
岩手側では味わえない天然アユの粘り腰の引きをたっぷり楽しませてもらった我らだったが、やがて名残惜しい納竿刻限、17:00、次回再開を約してそれぞれは帰宅の途についたのであった。




19-08-25 雫石川春木場



  

オラは家での用事を済まして昼からの出陣。
春木場エリア12:00、駐車スペースは週末とあって大会と見紛うクルマの量。
見渡す限り沢山のアユ師たち、いつ見ても若者の多さが目立つ雫石川(竜川)である。
しかし晴れ間はあるものの竜川上空だけには上空に黒雲、そして思い出したように突然の強雨が襲う。
そんな中、朝から入っている仲間は地元友人の案内を得てそれぞれいい釣りを展開しているらしい。
オラも早速空いていた橋カミへ入川、そしてそこでは一回り大きくなった野アユを相手に四苦八苦。
ハナカンが飛んだり、ロケットを打ち上げたり、昼飯で上がっている大勢の前で醜態をさらすオラ。
それでも何とか数尾確保、プレッシャーの高いこのエリアにあって、未だに感じる魚影の濃さである。
本日は早めの納竿、今宵は田沢湖高原に移動して懇親会、その食材買い出しなのである。




19-08-21 葛根田川・竜川



  

11:30、昨日の雨で水が出た葛根田川、何度か良い思いをしたポイントはことごとく垢飛びしている。
見慣れていた流れからすると今日現在20センチの高水、濁りもまだ少し残っている。
かつて左岸に寄っていた本流は、中州を越えて右岸に流れ、そこが良さげに見えている。
先ずはその右岸から攻めてみるも、小型が1尾だけ。
左岸に移っても1尾しか拾えず、しかも良型が残っている気もせず、2時間頑張ったが竜川へ移動。
久々の竜川下流部、先行者は一人だけだが、なんだかあまりアユの気配がしない。
目の前のチャラを泳がせてみるも全く反応なく、早い流れの瀬落ち付近を引いてみる。
ゴゴッと前アタリがあった数秒後、良く肥えた20センチ超が流れに乗ってロッドが大きな弧を描いた。
その後身切れロケットとキャッチミスが1回ずつあったが、良型5尾をなんとかものに出来た。
今日現在オラの釣った竜川のアユは未だ婚姻色は出ていない。




19-08-19 葛根田川



  

前回獲ったオトリが高水温の中、ヨレヨレではあるが奇跡的に水槽の中で3尾生き残っていた。
本日中にも新鮮なものと入れ替えなくてはオトリ継ぎが途絶える恐れありと出かけてきたオラである。
この日の葛根田川は、どうゆう訳か地元アユ師の軽トラで何処も彼処も満員御礼。
しかしオラの狙いのスポットだけは何故かポッカリと大きく空いている。
14:10スタート、先客にすっかりさらわれた後かと思いきや、意外にも出し掛かりで1尾目。
その後も順調に掛かってたちまちツ抜け、次回のオトリには向かないような良型ばかりだ。
わざわざヘチを狙ってオトリ用にと一回り小さい18〜19センチを幾つか獲って16:10終了。
2時間16尾と効率のいい釣りだが、その殆どはチューブラー穂先+1号天イト+PE008+7.5号3本イカリ+背鈎仕掛けで早い流れからぶち抜く、本来オラの不得手とする瀬釣りで獲ったものだ。
忘れかけていた瀬の釣り、今日のところはオラ得意のフワフワ泳がせは全くお呼びではなかった。




19-08-13 葛根田川



  

連休明けの盆の入り、今日も暑くなる予報。
前回と同じポイント10:30、さすがに釣り人の数は少ない。
少し上流へ歩いてトロ尻の早瀬の肩を狙ってみる。
一流し目、上手い具合にカミへ泳いだオトリ、ものの1分で野アユに替わった。
さあこれからだと気合を入れるも、群れアユは見えていても次がなかなか来ない。
そんな時に限ってやっとアタリを貰っても鈎が合わぬのかバラシは多く、曳舟の中は一向に増えず。
そして2時間、獲ったのは僅かに4尾、昨日までの喧騒が影響しているのだろうか。
オラは効率の悪いトロ場を諦めて、チャラに毛の生えたような貧相な早瀬を釣り下る。
この日、野アユは大石ゴロゴロのその早瀬に着いていた。
低水位の葛根田川、それでも瀬の中のアユは一回りデカくて馬力がある。
流れを駆け下り浅瀬でジャンプしては身切れ放流となったり、ロケットを打ち上げてみたり忙しい。
獲り込みに時間がかかり過ぎ、もはや解禁以来使い続けたソリッド穂先から脱皮しなくては。
後半の2時間では思いがけず27尾と好釣果、久々に楽しいアユ釣りとなったのである。




19-08-11 葛根田川



  

13:30の葛根田川、連休中日とあって予定していたポイントはおろか何処も彼処も大入り満員。
持参したオトリはなけなしの1尾のみ。
一昨日オトリ輸送中のポンプ不調で1匹だけかろうじて生き残った貴重なヤツだ。
オラは水通しのいいチャラ瀬を求めていつものポイントの少し下流。
丁寧な泳がせを心がけるも開始から2時間以上もアタリなく、7/1以来続いていたオトリ継ぎがいよいよ途絶えるのかと諦めが頭をかすめた次の瞬間、ほぼ奇跡的にロッドが激しく弧を描いた。
浅い早瀬の中から大事に引き抜いたのは21センチと美味そうな良型。
いつもなら16時には竿仕舞いとするのだが、本日は1時間の残業をすることにした。
そこから展開が変わり、たちまち嬉しいツ抜けとなった。
比較的小粒の野アユ5尾を次回のためのオトリに残し、あとは感謝を込めてのリリースとした。





19-08-09 中津川



来県中のI藤氏、クルマの故障修理の間、中津川へ。
先行者は橋カミに一人、状況を聞けば2尾だけだそうな。
オラは前回と同じ場所、開始から1時間半はアタリなく、昨日今日でかなり抜かれた様子が窺われた。
やがて先行者が大きく場所移動して行ったそのあとを引き継いだオラであった。
ここはいつも何人かの地元勢が頑張っており、よそ者はなかなか入れないポイント。
オラの釣り方と仕掛けが少し違うだけなのだが、良型がポンポンと掛かってくれた。
幾つかのバラシもありながら1時間半で13を獲ったのであった。




19-08-07 中津川



  

県都盛岡の市街地を貫流する中津川、7/7の解禁日に放流最上流端に入ったオラは酷い目に遭ったが、今回思いがけず午後のひと時を、遊ばせていただくことになった。
上流に地元のお年寄りが2名、解禁日と全く同じポイント、この川もまた渇水傾向。
1ヶ月前は希薄だった魚影、もしや復活しているかも知れぬと目の前のチャラ瀬にオトリを放つ。
秒殺で15センチほどの小アユ、続いてちょっとサイズアップ、10m上流へ移動、いきなり20センチ超。50mカミまで釣り上がるが、ここぞのスポットではほぼ確実に野アユの追いがあった。
このエリア、魚影は人知れず確実に復活していた。
オラはカミ50mまでの間をゆっくり2.5時間で1往復、18センチに満たないものをリリースしながら24尾も獲ってしまったのであった。




19-08-05 阿仁川



  

阿仁川08:30、涼しいうちに出かけて来たが、今日も暑い一日になりそうな気配。
気になっていた大岱エリアには先行者1名。
先ずは誰でも一番に竿を出したくなる瀬肩のA級ポイント。
ゴツンと一度アユの気配を感じただけで、週末にかなり抜かれたそこからは1時間半全く釣果なし。
野アユが居ないのかと思えば、ヘチ寄りの浅場には真っ黒になって小アユの群れが走り回っている。
視点を変えて今度はよほどのことがない限り殆どの釣り人が竿を入れることがないと思われる浅くて障害物の多い面倒なポイントを狙ってみる。
天井糸:フロロ08、水中イト:デュエルアーマードF+Pro008、鈎:フックK6.5号3本イカリ、中ハリス:08、ハナカン周り:フロロ08ノーマル仕掛け、ロッド:SL80Jソリッド穂先。
いきなりの20センチ超、そして天然遡上独特の激しい引きで数尾が入れ掛かる。
強靭な粘り腰と驚異的泳力で、縦横に突っ走り回るのがアユ師にとっては堪らない。
これぞ天然アユの魅力、そこは足首ほどの水深、オラの得意なポイントである。
鈎立ち悪くバラシが多いも、それを上回って舟残りは増えていった。
時間帯が移ると今度は浅いトロ瀬でも野アユの動きが見えてきた。
トロ瀬のサイトフィッシングも良好に経過、しかし昼飯に小1時間を費やした後は状況が低迷。
午後の部は一回り小さくなった野アユと循環の悪さから来る根掛かり多発で数が伸びない。
ヘチを丁寧に泳がすと17センチ〜13センチ(カウント外)が掛かることは承知の上だが、やはり勢いのいい18センチ以上を狙いたいオラは、結局ゴールデンタイムに恵まれることはなく16:00終了。
まだ痛みの残る右足を引きずりながらの釣りだが、反省点は多々ありながらも今季最高の釣趣を味わったオラであった。




19-08-03 葛根田川



  

釣り仲間による昨日の釣況はあまり芳しいものではなかった。
本日も一見同じようなコンディション、果たして野アユの跳ねの少なさが一抹の不安を感じさせる。
エリアの上限に釣り人2名、オラはカミ飛ばしでその直下まで釣り上ることにする。
目の前を野アユの大きな塊が幾つも通り過ぎるのは前回と同じシチュエーション、しかし前回に比べると追いアユの少なさが気になった。
折からの強い吹き上げの風に竿操作がままならず、持参のオトリも勢いがなく根掛かり多発。
上限まで1時間半の散歩釣法で僅かに2尾とはストレスの溜まる釣りとなった。
先行者の手前でUターンしたオラは、今度はしっかり時間をかけて釣り下る。
光線の関係で水中の見透しが利くようになったことで、サイトフィッシングも可能となった。
群れに同化させることにより交通事故を誘発させ幾つかを獲った。
そして時合がやってきたのか釣況は俄かに好転、浅瀬の引き泳がせでも何度か目印がはじけた。
釣り下りに2時間半、20尾を手中にした。
5尾の元気オトリ確保の目的は達成、残りは余裕のリリースとした。





19-08-01 葛根田川



  

解禁から間もなく1ヶ月、解禁当初は全く不調だった雫石水系葛根田川の様子を見たいと思った。
橋の上から覗けば数は少ないが確かに野アユはいるが、釣り人はと言えばかなり上流に2人見えるだけ。
あちこち見て回り11:00、2駆でも河原まで乗り入れることができる場所を見つけた。
目の前の流れはかなりの低水位、本来ならオラには厳しい早瀬のはずが水深15センチのチャラ瀬だ。
得意の泳がせにはありがたくない吹き上げの風、その超チャラ瀬でボシャッと野アユが跳ねた。
支度を整えたオラは、低い姿勢から期待を込めてオトリを送り出す。
チャラ瀬の中の頭大の石を避けながらゆるゆると目印が対岸カミに進んだ。
パシュッと水飛沫、開始1分で18センチの野アユが掛かった。
もしかしたらとんでもないパラダイスを引き当てたのではと小躍りするも、そこは2匹で打ち止め。
上流へ200mほど歩くといい塩梅の瀬、キラリキラリと群れアユらしい塊が幾つも目の前を通過する。
見えているのは追いアユではなく、渇水時に決まって見られる群れアユなのだ。
オラは群れから外れた縄張りアユを求めて、脚を使って瀬の中のピンスポットを叩いた。
目印の近くを悠然と通り過ぎ、オトリに何の興味も示さない群れに悔しい思いはするものの、それでも舟残りは確実に増えていった。
実釣4時間、釣り難い吹き上げの風の中で何とか20尾を獲ることができたのであった。






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  • 1944年宮城県生・岩手県盛岡市在住・古き良き時代の電気設備技術者。
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