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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする岩手・秋田の河川釣り情報です。



ヤマメ釣行2018 


月/日 河川名 釣果
18-05-29 稗貫川 15(21〜18センチ)
18-04-29〜30 気仙川(下有住エリア) 4+21(20〜16センチ)
18-04-19 気仙川(下有住エリア) 20(20~16センチ)


18-05-29 稗貫川
 

 

 

晴天微風、日中の気温はかなり上がりそうだが、予報では午後に雷の発生があるとも言う。
遅めの出陣で10:30、稗貫川新幹線下から始めることにしたオラである。
先ずはこの季節のヤマメの好餌であるクロカワムシを捕る。
田圃に水が入るこの時期は25センチの良型が出ることも予想され、天井イト:フロロ0.4、水中イト:フロロ0.25、ハリス:0.2で臨むことに。
しかしここ下流部では無駄にデカいウグイの猛襲に遭遇、1.5時間粘るもヤマメのキープは3尾のみ。
仕掛けの損耗激しく、たまらず大きく移動して亀ケ森大沢橋上下へ。
チャラ瀬は小マメ、早瀬に出ているヤマメは型がいい。
時折きらきらと群れが走り、アユの季節がもうそこまで来ていることを感じさせる。
ここでは全くウグイに邪魔されることなく、最大でも21センチと期待通りとは行かぬまでも、飽食して飛び切り元気なヤマメと暫し遊ばせてもらった。
場所移動もう一個所はその上流高P橋。
ここでは速い流れから面白いように数が出る。
しかし小マメが多く18センチクラスのキープサイズは3分の1。
かくしてこの春3度目のヤマメ釣りは実釣4時間、18センチ以上が15尾と微妙な数値に終わる。
さてアユ解禁まで1ヶ月、ヤマメ釣りはあと2回以上は行きたいものだが・・・。




18-04-30 気仙川

 

 

釣り談義に花を咲かせた一夜が明けるとこの日も格好の釣り日和。
状況は良く無いとは言え、ここに至ってはやはり気仙川上流部を目指すしかない。
09:00、我らは架け替えられたばかりの松日橋付近から上流方向に分散して入渓。
オラは入渓の容易な場所を探し中上橋カミに入る。
早瀬とザラ瀬が連続するこのポイント、一振り目で17センチがきた。
その後も小型ながらポツポツと釣果を得ることができた。
昨日に比べると明らかに活性の高まりが感じられた。
上流から釣り下ってきた上流八日町在住の釣り師に状況を聴くも、やはり今年は良くないと言う。
何とかツ抜けしたところで昼飯タイム、大畑橋へ移動して皆と合流。
時折海風が強まり仕掛けを吹き上げる中、午後の部は釣り荒れているであろうこの場所を攻める。
サカナの気配はするものの食い込まず、なかなか釣果に繋げられずむなしい時間だけが流れる。
オモリを軽くして仕掛けを流れの中を転がす感覚から1尾を得る。
そこから展開が変わり20センチ含みで、たちまちツ抜けとなった。
特筆すべきは今年は諦めていたヒカリにも1尾だけだが出遭え、短時間の中で連発もあったし、何となくかつての渓流天国だったころの気仙川の片りんを見たことが嬉しい午後のひと時であった。



18-04-29 気仙川

 

13:00のテポドンポイント、オラは遅れて皆に合流する。
午前中の釣況はあまり芳しいものではなかったらしい。
あまりに薄い魚影、好餌を使い執拗に攻め続けてやっと掛かるヤマメも小粒のものばかり。
何10年も通い続けている気仙川だが、今年は過去に例のない最悪の状況なのだ。
かつて渓流天国と言われたこの川、遠来の釣り客を落胆させないための管轄漁協の奮起が望まれる。
さて本日オラの竿出しは本流大渡橋シモ、垢腐れのズルズル滑る川床に難儀しながら右岸に渡る。
荒瀬の流れ込みから瀬尻に架かる辺り、何度目かの振り込みに16センチほどが反応。
しかしその後は反応は途絶え好餌ピンチョロが殆ど目減りしない。
そのうち脚をとられて思わずキャッポリ、酷く尾てい骨を打った。
実釣3時間、釣果僅かに4尾、足腰の弱りを痛感しつつこの日の釣行を終えたオラであった。



18-04-19 気仙川

 

 

10:00の世田米は微風快晴、オラは堤に咲く満開の桜を愛でながらウグイスの声を聴き、汗ばむ陽気に促されて着衣を1枚脱いだ。
アユの季節ならともかく、水量も多く日が高くなると決まって海風が入る下流部は諦めて上流有住地区(テポドンポイント)へ移動することにした。
平日とは言え、ここまでの間に出遭った釣り人は僅かに一人だけ。
もしや釣れていないのか、かつて渓魚天国と言われた気仙川は今年も復活が見られないのか。
さてその上流部とて夏の頃の見慣れた水量に比べると流量は若干多い。
透明度は高く、ウエーダーを透して水の冷たさも感じられ、サカナの活性は低いかもしれない。
少しだけ釣況を確かめるつもりなので、エサは持参したミミズのSサイズと小型のブドウ虫。
ヤマメはまだ流れには入っていないだろうと感じながらも、意外にも最初の1尾はザラ瀬から。
その後もここぞのスポットからは小型のヤマメはでるが、期待していたヒカリは全く出ない。
岩盤淵でかなりの良型に仕掛けを切られたが、アベレージ16センチ程度はほぼ去年と同じ。

場所移動、少し下流の松日橋跡。
川相に少し変化があったが、ここでも20センチを頭に数尾がパタパタと釣れる。
やがて仕掛けが吹きあがるほどの海風、しかしやっぱりヒカリは出ない。
ヒカリはもう降海の旅へと発ってしまった後か、まだ最上流部に留まっているのか、それとも今年は居ないのか、何とも判断のつかない実釣4時間弱の試し釣りであった。





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  • 1944年宮城県生・岩手県盛岡市在住・古き良き時代の電気設備技術者。
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