アユ釣行2020−9月 7月 8月 9月
日 付 |
河川名 |
サイズ |
釣果 |
備考 |
9月釣行3日 釣果62尾 9月平均21尾/日 今季累計311尾 通期平均15.5尾/日 |
20-09-11 |
雫石川 |
20〜24 |
8 |
実釣4.5Hr |
20-09-09 |
阿仁川 |
18〜21 |
30 |
|
20-09-07 |
米代川鹿角エリア |
19〜22 |
24 |
|
20-09-11 雫石川
今期最終と決めての釣行は雫石川。
県内他河川と同様に異常気象の影響を受けて早々に終焉を迎えてしまった同川、しかし名手たちはまだまだ釣れると言っている。
踏みつけるほど魚影の濃い状態があって初めて友釣りが成立すると言うオラには絶対難しいはずだ。
昔からアユ釣り最終盤になってツ抜けしない日が竿納めと決めているオラ、中途半端に釣れてしまう秋田河川とは異なって今季の竿納めとするには最適の川であることは間違いない。
我が家から25分車を走らせると人気ポイントである竜川春木場橋界隈。
毎年の如く他のポイントが終わってもこの周辺だけは最後まで賑わう不思議な場所。
しかし本日は先行する釣り人が僅かに2人だけ。
24〜25センチクラスに備えて穂先を替えPE008を張った。
先ずは駐車場所の目の前の流れ、15分ほど当たり前のポイントを当たり前に泳がすも、さすがにもう当たり前に反応してくる野アユは居ない。
今度は狙いを絞り込み、竿先が橋梁にぶつかりそうな位置からオトリを橋梁下に落とし込んでみる。
ゴゴッと当たって竿先が橋の下に引き込まれるところを引き抜きのできる体勢まで溜めて、獲り込んだのは婚姻色の出た25センチほどの雄アユ。
次はキラリと水中で反転する光景を見せて喜ばせるが、それは良型のウグイ。
続いてその近辺のマイナーポイントばかりを細かく探ると、まだツルピカの良型雌が3尾出た。
その後は御明神大橋シモまで広範囲を移動してみたが、数発のバラシを食らいつつ比較的小ぶりを4尾追加しただけで時間切れとなった。
実釣4.5時間、もうオラの体力と技術で2桁を釣ることは全く難しい。
今年の釣行日数20日、天候や年齢のせいばかりではなく何故か気乗りせず出かける機会が激減。
挙句の果てには鬱症状にも悩まされ仲間付き合いが疎かになったり、とても辛いシーズンだった。
20-09-09 阿仁川中流域
阿仁川10:30、秋のアユ釣りのセオリーに沿って陽が充分に昇ってからの入川。
今日の阿仁川、天気はいいがオラが狙うドチャラの泳がせには少し辛い吹き下ろしの風が吹いている。
いつも大混雑の大岱ポイントだが、もう竿を納めた釣り人も多いのか見渡す視界には僅かに2人。
もはや足元の底石には明瞭なハミ跡は見られず、野アユはかなり目減りしている様子と見受けられた。
既に網漁も解禁されていて、ここでもバシャバシャと刺し網漁が行われていたが、オラが狙い定めている浅場のスポットだけは何とかなりそうだ。
先ずは足元からオトリを放ってみる。
強い吹き下ろしの風に向かってゆるゆると遡る目印が、やがて小さい波立ちに近づいた瞬間、シュンと左へ走って本日1尾目は20センチ強。
サカナはさほど大きくはないが、風のためなかなか竿が立たず、今日は獲り込みに苦労しそうだ。
連日にわたり大勢の釣り人に叩かれ網漁にも虐められて、もはや残りアユはごく僅かであろうと思われたが、意外にも狙うスポットからは確実に反応が出てくれた。
時にはLサイズが掛かるのであろうハリス切れも宙バレもあって幾つかをロストするもまずまず楽しめた一日ではあった。
快調に竿が立つのは午後4時まで、その後はアタリが止まって盛夏の釣りとは異なるやっぱり秋の釣り。
寂しくもいよいよオラの竿仕舞い近しを感じる今日の釣りであった。
20-09-07 米代側鹿角エリア


狙い通り超浅場の数釣りができそうだと一人ほくそ笑んだのも束の間、次第に釣り人が増えて岸辺方向を向く得意のスタイルが無理になって、神田橋松の木エリアから押し出されるように上流へと移動してきたオラであった。
高屋橋、仲間たちは夫々狙い定めたポイントに散り、魚影はあっても追いがないと嘆きながらも既に幾つかをモノにしている。
確かに浅場には多くの野アユの姿が見止められる。
しかしこの10〜20センチの水深を自在に泳がすのは難しいと感じる人も多いらしいが、それに適した仕掛けを使用して、勇気を奮ってやってみると意外に簡単にコツを掴むことができる。
時に爆釣もある得る超浅場の釣り、今日はそれを試すには絶好の機会であった。
小石底を走り回る野アユを掛けると、時に大胆にジャンプして釣り人を興奮させる。
最終盤のアユ、もう雌雄の特徴が如実に現れている。
あと10日もするとこのエリアの野アユは、河口近くの産卵場へと落ちて行く。
オラにとってはこのエリアにおける今期最後の釣り、心行くまで楽しんだ一日であった。