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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする岩手・秋田の河川釣り情報です。

新着情報・FAQ

爺つぁまの山歩き


19-10-02 八幡平を散策 
19-09-27 8合目から秋田駒ヶ岳(男岳) 
18-10-18 八幡平3大展望地茶臼岳
18-10-04 網張から裏岩手連峰黒倉山
18-10-03 八幡平・・・源太森、畚岳
17-09-29 犬倉分岐から三ツ石山
17-09-26 鞍掛山
16-10-07 8合目小屋から秋田駒ヶ岳
15-09-29 大松倉沢クルマ止めから三ツ石山

19-10-02 八幡平

  

  





素晴らしい秋晴れ、台風18号最接近の前に紅葉真っ盛りの八幡平を歩いてみたいと思った。
残雪期に「ドラゴンアイ」と称される奇観が出現する鏡沼を過ぎメガネ沼を横目にしながら歩く。
登山口からゆっくり30分で標高1613mの八幡平最高地点に到達するも、アスピーテ火山の平坦地形とアオモリトドマツの樹海が眺望を妨げる。
よく整備された道をそのまま東へ進むと10分でガマ沼展望台、さらに進み八幡沼展望台まで来ると高層湿原核心部の素晴らしい景観が一気に眼前に広がる。
若い頃に積雪期のスキーツアーで何度かお世話になった避難小屋陵雲荘を右手に見やり、八幡沼湿原の草紅葉そよぐ木道に入った。
やがて木道は八幡平3大展望地の源太森分岐からキスゲ通りと呼ばれる池塘群の中へと進む。
初夏の頃ならニッコウキスゲの大群落、チングルマやイワカガミの絨毯、そして珍しいモウセンゴケにも目を奪われながら歩くコースだ。
しかし今は秋、ミネカエデやナナカマドの紅葉と常緑アオモリトドマツとのコントラスト、そしてそれを映す池塘の静かな佇まいが堪らない季節だ。
オラは広大な八幡沼のほぼ8割を回って南側の展望が開ける見返り峠に戻ってきた。
岩手山の左肩に北上高地を代表する姫神山と早池峰山群が遠く霞む。
孤高の頂、岩手山山頂から右へ黒々と連なる鬼ヶ城の岩稜、黒倉山、姥倉山、犬倉山、大松倉山と裏岩手連峰が続くが、三ツ石山は大深岳と源太ヶ岳の陰に入って見えない。
その先に遠く秋田駒ヶ岳、その向こうに和賀の山群が霞み、そして目の前には裏岩手連峰縦走路の起点でもある畚岳がそびえている。
靄が取れれば月山も鳥海山も望めるはずだが、如何に目を凝らしても今日は何も見えない。
眼下には畚岳山腹に湧く藤七温泉の湯けむり、裏岩手連峰の山間に湧く松川温泉に伸びる樹海ラインと直下に今朝通ってきたアスピーテラインがうねる。
オラは昼飯を食らいながら飽きもせずこの素晴らしい大展望を目に焼き付けたのだった。




19-09-27 秋田駒ヶ岳(男岳)


駒ヶ岳南部カルデラ内の複合火山小岳、左側岩稜は外輪山横岳。 
見えている木道は駒池コース(通称ムーミン谷)。



登山道9合目付近から秋田駒山群の最高峰女目岳を見上げる。

  

  


秋田駒縦走路北端の烏帽子岳(乳頭山)、その右肩に裏岩手連峰三ツ石山。
画像左端には八幡平山群の茶臼岳が見えている。


09:30、8合目避難小屋を出発してすぐに焼森コース分岐。
紅葉が始まったばかりの緩やかな灌木帯を歩くも、たちまち息が上がっては暫し立ち止まる繰り返し。
昨年に比べると体力の衰えはかなり進んでいることを実感した。
やがて小沢を越える個所で登山道を見失うハプニングもあったが無事コースに復帰して、焼森の広大な砂礫地帯から外輪山の一画横岳に至る。
初夏の頃ならコマクサが咲き乱れるはずの黒い砂礫の広がる光景、北側カルデラの息を呑むばかりの複合火山地形を飽きずに眺め、一旦阿弥陀池に降りて一休み。
今回は最高峰女目岳をパスして、若かりし頃は縦走路上の実質的頂上とみなしていた男岳へ向かう。
阿弥陀池の木道を歩き横岳鞍部から男岳へと登り返すが、疲れた足腰には意外に厳しいコースだ。
11:45男岳山頂、コースタイムを15分ほど上回ったが、今のオラにはこれが精一杯であった。
山頂からは360度の大展望、東に足元カルデラ内の女岳と小岳の複合火山群越しに北上高地の山並みと霊峰早池峰山の遠望、そして我が家の周辺志和三山も小さく見えている。
南には当初登る予定だったカルデラ南端横長根越しに和賀山塊の遠望。
西に目を転ずればこれもまた駒ヶ岳南部カルデラ外輪山の一画をなす金十郎長根の登山コースとその向こうには静かにたたずむ田沢湖。
北には秋田駒連峰最高峰の女目岳越しに奥羽山脈最高峰の岩手山、その左に裏岩手連峰越しにたおやかなうねりの八幡平、そして阿仁の秀峰森吉山などが見えている。
昼飯を食いながら、もう見ることができないかもしれぬこの景観をオラはしっかりと目に焼き付けた。
帰りは女目岳西側山腹を半周するいつもの一般的コース、思った以上に脚が上がらぬ疲労に耐えながら、ゆっくり1時間以上もかけて降りたのであった。




18-10-18 茶臼岳


登山道から見上げる茶臼岳山頂。右肩に微かに茶臼山荘が見えている。


茶臼岳山頂                     山頂から眺める岩手山


旧スキー場(大黒森)越しに安比スキー場(前森山)      八幡平畚岳の懐に藤七温泉の湯けむり


春遅くまで雪渓が残りスリリングなトラバースを強いられる山頂直下

あまりの天気のよさに我慢しきれず急ぎ山登りの支度。
前回の八幡平3大展望地巡りで残してしまった茶臼岳に登るには絶好の日和だ。
遅い出発だけに東北道に乗り、松尾ICで降りてアスピーテラインへと向かうことにした。
既に八幡平山頂付近は紅葉が終わっているが、ドライブ日和と言うこともあってクルマの流れは多い。
ようやく駐車スペースを見つけて登山道に分け入ったのは正午丁度であった。
木材で土留めをした階段の急登から始まって、モミ山の小さなピークを過ぎると束の間の木道歩き。
正面に特徴的な茶臼岳ピークを仰ぎながら、春遅くまで雪渓に埋まる雪崩地形を急登し稜線を目指す。
振り返れば岩手山北側の圧倒的景観、眼下には旧松尾鉱山の廃墟群と大量の蒸気を吹き上げる地熱発電工事現場、さらにその向こうにはEHATOVの郷の穏やかな佇まいが広がっている。
登山道に入って45分、そろそろ小休止が欲しくなった頃、眼の前に唐突に茶臼山荘が現れる。
そこからアオモリトドマツの林間を5分ほど歩けばもう山頂である。
八幡平3大展望地の中では最も優れた展望と感動を与えてくれる茶臼岳。
南側正面に構えるは奥羽山系の雄岩手山、それは遮るもののない迫力の景観である。
西岩手火山カルデラの外輪山たる屏風尾根の険しい岩峰群、その西端に大きく口を開けた大地獄谷、白く噴気をたなびかせる黒倉山、そこから西へ裏岩手の山々が波打つように連なっている。
なだらかな稜線の向こうに霞む秋田駒ヶ岳を望みながら、大きく北側に弧を描くように八幡平へと続く裏岩手連峰の稜線を目で追う。
典型的アスピーテ火山たる八幡平の眠たくなるような穏やかなうねりの中に、突如突出するトロイデ火山畚岳、そしてその一角から湧出する藤七温泉元湯の湯けむりに活火山を意識させられる。
長い裾を伸ばす東岩手山から東に目を転ずると、北上高地の最高峰早池峰山が霞んで見える。
兜明神や姫神山など北上高地のピークを目で追いつつ七時雨山、安比スキー場を擁する前森山から旧八幡平スキー場のあった大黒森、そして蝦夷森を経由してここ茶臼岳に至るのである。
オラは秋晴れの下で飽きずに50年ぶりのその景観を眺め、しかと脳裏に刻み込んだのであった。
さて、次回は来年6月に早池峰山を訪れてみたいものだが、果たして・・・。




18-10-04 黒倉山


黒倉山から西岩手カルデラと南側外輪山鬼ヶ城本峰


八幡平方面へと続く裏岩手連峰の名峰三ツ石山        犬倉山から俯瞰する網張元湯


姥倉山分岐の噴気地帯                 姥倉山分岐から望む黒倉山


黒倉山山頂で談笑するパーティ                黒倉山頂から西岩手カルデラを俯瞰する

現在の岩手山は幾つかの火山が複合的に集まって形成されている。
その中にあって黒倉山は西岩手火山カルデラの外輪山の一画にあたる。
かつて暇さえあれば山歩きに狂っていた若きころには重い荷を背負い何度も往来した。
登山者だけの特権である黒倉山からの素晴らしい展望は、東側正面の岩手山山頂を中心にすると、北側に屏風尾根、南側は鬼ヶ城尾根と両者ともに急峻な岸壁、そして八幡平方面への縦走路に続く西側は、足元から激しく切れ落ちて大地獄谷に至る高度感満載の絶景である。
それは通常見慣れた優しい南部富士としての岩手山からは大きくかけ離れた圧倒的景観なのだ。
この時期、黒々としたアオモリトドマツとダケカンバの黄葉との対比。
黒々とした大絶壁に懸かる紅葉の華やかさたるやまさに目を見張るものがある。
しかし時季を失した訳でもないのに、今年の紅葉は台風の影響なのか思いのほか寂しいものであった。

近年この地域は火山現象が活発化して入山規制が敷かれたが、現在は旧来通りの登山が楽しめる。
紅葉シーズンに運行される網張スキーリフトを利用すると、犬倉分岐から2時間ほどで到達できる。
しかし登山道は掘れ込んだ溝になって歩き難い箇所も多く、重い荷を背負っていてもすいすい歩けた昔とは違って、もうじき後期高齢者入りする我が身にはかなり応えた。
先ずは縦走路を外れて眼下に網張温泉元湯を眺める犬倉山に登るが、ここで早くも体力を消耗。
それでも再び合流した縦走路では賑やかな女性パーティの後に着けて、コースタイム通りに歩くことはできた。
姥倉山への辛い急登に耐えると間もなく稜線上の硫化裸地姥倉山分岐、ここで松川温泉コースと合流してここから先はあちこちから噴気の上がる地熱地帯歩きに変わる。
身近に活火山を感じつつそこから30分ほどで、激しく音を立てて噴気を吹き上げる黒倉山山頂に立つ。
12:00丁度、西岩手カルデラの眺望を心行くまで楽しみ休憩をとった。

13:00下山開始。
下りは思いのほか辛く、かつて経験のないほど腰が痛み膝が笑う。
それでも展望リフトには乗らずに、下山コースを下りることを選択。
しかし勾配が緩いのに、弱った脚力では上手く下りられず、とうとう途中でギブアップ。
第2リフト1区間だけは止むを得ずその恩恵にあずかることにした訳で・・・。
そして温泉に浸かり至福のひと時を過ごして帰宅。
2日連荘での山歩き、明朝は身体中見事な筋肉痛が襲うことだろう。



18-10-03 八幡平


八幡沼展望地から稜雲荘


見返り峠から岩手山                  八幡平山頂から源太森


八幡平湿原の草紅葉                  見返り峠から畚岳越しに秋田駒ヶ岳

クルマに山道具と温泉セットを積みこんだところへ、女房も連れて行けと言う。
八幡平3大展望地(茶臼、源太森、畚岳)を一人速足で踏破するつもりが、思いがけず足手まといができてしまったために予定を変更。
しかも出発が遅く、見返り峠着は11時半になってしまった。
取り敢えず女房を伴い山頂経由で草紅葉を愛でながら源太森、ゆっくり歩いて13時半クルマに戻る。
昼食後は女房をレストハウスに置き去りにして一人畚岳へ登った。
しかしそのあと茶臼岳も決めたかったが、時間が足りないので日を改めることに。
何よりももう若いころとは違って足腰が悲鳴を上げている訳で。
帰途焼き走りの湯で疲れを癒し帰宅17時。
明朝筋肉痛がおきてなければ、裏岩手黒倉山へ行こうかとも・・・。



17-09-29 三ツ石山


山名の由来となった大岩群


悪天候にて岩手山方面の展望効かず


暴風雨の山頂                    小松倉を経て大松倉山への登り

10:00、裏岩手縦走路犬倉分岐から大松倉経由の三ツ石山に向かう。
朝の素晴らしい晴天は何処へやら、ガスが立ち込め期待の眺望は全く望めない。
やがて冷たい雨が降り出し、昨日の雨で膿んだ登山道をさらに悪化させた。
しかもこの時刻に三ツ石方面に向かうのはオラ一人だけと言う心細い状況。
悪路に脚をとられ難儀しながらも11:40三ツ石山荘着、それでもコースタイムより20分早い。
天候はさらに悪化、山頂から降りてきたご同輩に荒れ模様なので行かない方がいいよとの助言を戴く。
風雨が激しく油断してると飛ばされるほど凄かったらしい。
それでもこんな日の三ツ石も見ておきたいと、冷たい雨降りしきる中をオラは12:00山頂に向かう。
30分で山頂に辿り着くも、周辺に広がっているはずの真っ盛りの紅葉も、岩手山方面の素晴らしい景観も、ガスに巻かれ眺望は殆ど利かない。
山頂に留まったのは僅かに5分、強風と顔を打つ雨粒の痛みに耐えながらオラは山荘に駆け下った。
雨と汗に濡れた下着を替え、装備を整え直して時計を見ればもう13:15。
14:30までに送迎バスが待つ奥産道ゲートまで降りなければならない。
オラは悪路の急坂滝ノ上登山コースを大急ぎで駆け下る。
20分で奥産道に出るも、ここからの舗装道路3Kmが辛いのだが35分で走破。
14:10、余裕を以てバスに到着、・・・まだまだやれそうな73歳7ヶ月、さて次回は・・・。




17-09-26 鞍掛山


山頂から圧巻の岩手山を仰ぐ


林間を行く登山道                   木漏れ日が心を癒す

鞍掛山は相の沢牧野の一角にある標高890mの里山である。
登山道は頂上に至るまで全く展望の利かない広葉樹林の中。
以前は1時間もかからずに登ったはずが、体力の落ちた今は所要時間1時間10分。
しかし山頂に立った途端、目の前に突然岩手山南側の大パノラマが広がるのである。
稜線から徐々に降りてきている美しい紅葉と西岩手外輪山鬼ヶ城尾根の切り立つ岩稜に突き上げる荒涼としたガレ沢との対比。
9合目不動平に至る南側正面直登の御神坂登山道も微かに見えている。
73歳7ヶ月には一寸きつい山登りではあったが、この目を見張る圧巻は充分過ぎる褒美なのである。
皆が下山した12時から登り始めただけに、もう登山者の姿のない山頂。
オラは1人遅い昼飯を食い女房に到着のメールを打った。
暫し大自然の中に身を置く幸せに浸りながら、若くして逝った昔の山仲間を想うのであった。
次回は紅葉真っ盛りの三ツ石山か・・・。




16-10-07 秋田駒ヶ岳


麓から仰ぐ駒ヶ岳、左は女目岳(主峰)右は男岳


初冠雪の岩手山を望む登山道              縦走路、彼方に烏帽子岳

この日、岩手山は昨年より1週間遅れの初冠雪であった。
冷たい風はあるものの素晴らしい秋晴れ。
鞍掛山に登り迫力ある大展望を楽しむつもりで08:30家を出る。
しかしクルマの走行前方に美しい紅葉に染まっている秋田駒ヶ岳横長根山腹が目に入るや、オラは躊躇なく県境のトンネルを抜けた。
秋田駒8合目の日窒鉱山跡まで続くつづら折れの道、本日マイカー規制はなく分岐から20分で到着。
10:15、途中で調達した飯や防寒着などをザックに詰め込み、満車状態の8合目駐車場を後にする。
息切れしない程度の歩行速度を維持、殆ど休まずに11:30女目岳山頂に立った。
ほぼコースタイム通りであろう。
若かりし頃は何10回となく歩いた秋田駒だったが、女目岳は初体験であった。
遠くの山々は霞んでいたが、360度の展望をしっかり楽しみ冷たい風に追われるように直ちに下山。
下山路は荒廃して殆ど人が通らないが懐かしさを覚え阿弥陀池から女目岳の北側を回る旧道を選択。
数分降りた先の木道に縄張りを主張するかのような山オヤジの真新しい糞。
慌てて引き返した小心者のオラは、入山者の多い新道を降りたのであった。
往復3時間の山歩き、去年の三ツ石山とほぼ同じ所要時間だが一段と低下した体力が哀しい。
登りは楽でも膝に応える降りはことのほか辛い。
下山後は田沢湖高原温泉で疲れを癒し、16:00の帰館とは相成った次第。
さて、来年もまだ何処かへ出かける気力体力が残っているのだろうか。




15-09-29 三ツ石山


山頂から雪雲に巻かれた岩手山遠望


三ツ石山山頂                    眼下に広がる紅葉

崩れる予報はなかったはずだが、尾根筋はガスに巻かれている。
季節風のハシリとでも言うような強い北西風に乗って雨粒がパラパラと吹き飛んでくる。
裏岩手連峰を南北に横断する奥産道が自然破壊に繋がるとして工事中断になってから久しい。
その舗装道路はほぼ尾根筋にまで達する完成度のはずだが、現在登山者はそのかなり手前に設けられた大松倉沢クルマ止めゲートからスタートすることになる。
梢を渡る風の轟音、折からの雨と共にパラパラ降ってくるブナの実。
オラはその森の生き物にとって大事な食料を踏まぬよう45分のアプローチを辿る。
やっと辿りつく登山口には「クマに注意」の立て看板。
雨の登山道はかなりの悪路で、登頂断念で途中から戻って来たと言うご夫婦とすれ違う。
10分ほどブナ林の中を行くと、滝ノ上温泉から登ってくる登山道と合流。
一瞬展望が開けて風当たりは強いが、葛根田地熱発電所の立ち昇る蒸気を遠望しつつの急登。
ダケカンバとアオモリトドマツの混交林の中の厳しい直登、火山性の岩ゴロゴロの急傾斜はでただでさえ歩き難いのに、強まる雨に泥濘化した地面には再三足をとられる。
オラの弱った体力で果たして頂上まで行けるのか。
雨がどんどん強まってきたことだし、ここで戻るべきかと思案しながらも、足だけは思いのほか軽快に動いてくれて、コースタイムを上回る1時間20分で三ツ石避難小屋に着いた。
70を過ぎた爺つぁまの山登り、意外にも脚力はまだ衰えてはいなかったらしい。
しかし問題は下りな訳で・・・。

強風を伴って強さを増す雨、避難小屋には登山者が10名ほどが晴れ間待ち。
ガスの流れは速く、時折ちらりと青空も覗くが窓から眺める東側の大松倉山の頂は殆ど見えない。
空を見上げて往くか戻るか悩んだ45分。
一瞬大きく広がった青空、オラは急かされるように小屋を飛び出した。
三ツ石の登りに掛かって10分ほどで森林限界である。
相変わらずの泥と水溜りとゴロ石に苦しめられながら、喘ぎ登ること30分。
立ち込めたガスが強風に吹き飛ばされると、山頂を形成する大岩群が日差しを浴びて輝いた。
11:45、オラはクルマ止めからの標高差500mを登り切り、25年ぶりに三ツ石山頂に立った。
次々に登山者が登ってきた。
ここまで飲まず食わずのオラ、岩陰で風を避けながら飯を食った。

既に盛りを過ぎているかもしれない紅葉の尾根筋、その向こうに山頂部が雪雲に覆われた秀峰岩手山。
若かりし頃の山仲間の顔を想い浮かべながら、暫し瞑想にふけるオラ。
天候は回復基調、西側小畚岳から大深岳を経て八幡平に伸びる雲上の散歩道、その奥にさらに重々する秋田駒ヶ岳など奥羽の山並みも見え隠れする。
小休止の後、オラはそのまま一気に奥産道まで下りた。
膝が笑い泥や草に滑り何度も尻餅をつき、簡易な雨具はあってもズボンの裾は泥だらけ。
クルマ止めゲートの何と遠いことかを恨んだりしながら、味気ない舗装路を疲れた足取りでヨタヨタと歩く。

着替えを持ってこなかったオラは、泥汚れのままでは温泉入浴も遠慮せざるを得なくそのまま帰宅。
かくして爺つぁまの山登りはなんとか無事に目標達成。
熱い風呂に浸かってくつろいだ後、今度は何処に登ろうかなんて早くも次を考え始めた訳で・・・。
その前に最低限の山の装備揃えなくちゃ・・・。










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  • 1944年宮城県生・岩手県盛岡市在住・古き良き時代の電気設備技術者。
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