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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする岩手・秋田の河川釣り情報です。

サービス/製品一



ワカサギ釣行2019 

19-03-04 岩洞湖・7 (柴沢9番)



 

 

岩洞湖7回目は陽射しにも恵まれて穏やかな朝。
今回もまた小石川から出て柴沢方面へむかう。
雪が締まり歩き易い氷上を25分で9番南。
1週間前に穿孔したものがそのままそっくり残っている。
しかし1m低下した水深のせいなのか、魚探は綺麗さっぱり無反応。
その周辺にさらに30個ほど穿孔するも、何れも魚影らしきものは皆無。
時刻はもう8時、本来なら朝の荒食い時間帯である。
オラは仕掛けを降ろすことでワカサギが湧いてくることに期待して、殆どフラットの底部の中のほんの僅かの凹部を見つけて釣り座を設けた。
08:30、最初の仕掛けが降りるが、穂先に現れるアタリはない。
それでも時折魚探にはチラリと反応があるから慌てて合わせるがことごとく空振り。
飽きるほど誘いをかけて、たまにはデカサギがポツンと単発で釣れる。
しかし魚影は足早に去り、何もない空白の時間ばかりが過ぎて行く。
09:30、検札がきたが、ようやくツ抜けと恥ずかしい限り。
その後の釣況はさらに悪化。
オラは何も映らなくなった魚探を睨むのにも飽きて、湯を沸かし早飯を食う。
実釣2時間、釣果15尾。
オラは潔くテントを畳んだ。
もう岩洞湖にはオラ如きに釣れるワカサギはいないのかもしれない。
昨年今年とオラの鈍った腕では満足な釣果に恵まれることは無理になったようだ。
今日が今シーズン最後の釣行となるであろう。
少し緩んできた氷上を足取り重くソリを曳くオラなのであった。





19-02-25 岩洞湖・5 (柴沢9番)





7時、雪が締まりだいぶ歩き易くなった奥地への幹線道に降りる。
小石川Pを出ると見える範囲の柴沢7~10番方面はテントもほんの僅かで妙に閑散としている。
しかしオラは気持ちのいい氷上散歩25分、昨年まではほぼハズレがなかった9番の南側で穿孔開始。
電池1本を使い切って40発ほどあけたが、障害物が多いだけで魚影を見つけることができない。
どうやら湖底の様子が昨年までとはだいぶ違っているようだ。
水深10m前後のフラットな湖底の中の沢筋を発見できぬまま、適当なスポットにテント設営。
時刻は9時に近く、陽光が燦燦と降り注ぎテント内は暖房要らず。
持参した中では最も硬い穂先、オモリ2g、ダイワ5本バリ仕掛け。
1投目、何の反応も見られない湖底からリールをウニウニ言わせてデカサギが上がってきた。
このところの2~3ワンドで見慣れた5センチ前後の稚魚や、北の沼で遊んだ当歳魚とは違って、随分大きく見えたワカサギなのであった。
その後もラッシュはないまま、誘ってポツンの状態はなんとか時速10尾を維持した。
いつの間にやら陽光は消えて、妙な風が吹き出した。
柴沢の狭窄部は風の通り道、センターアンカーだけでは不安な状況に氷上にボルトを打った。
気温が上がって外は雨雪、釣れる訳でもなくかと言って全く魚信がない訳でもなく、釣りの切り上げ時を見出せぬまま実釣4時間。
外を見渡せば幾つかあった周辺のテントはオラともう一つを残すだけになっていた。
13時過ぎ、オラは釣り座を片付け、雨水が浮き緩んだ幹線道に滑りの悪いソリを曳いた。

XL10% L50% M38% S2% 70匹






19-02-17 北の沼





オラの腕ではもう岩洞湖は難しすぎる。
溜め込んだストレスを解消するには何処か遠出をしてでも、評判の高い釣り場を目指す必要がある。
そんな訳で、この日未明に出発して北へ向かう7時間のドライブ。
そして07:30、辿り着いた北の沼は日曜日ながら閑散とした光景。
優しい段差のアプローチを下りて氷上にソリを曳く。
常設テントや予め穿孔されたポイントも岸際のドームも、早い者勝ちだが全て無料使用可能。
氷上に幾つか設けられた簡易トイレ、管轄漁協による釣り客に向けたそんな至れり尽くせりのおおらかな対応にも感心しながら、15センチの雪と少々水が浮いた氷上散歩を5分。
オラは常設テントから少し離れた水深4mの適当な場所に釣り座を設けることにした。
ロングドライブの疲れを癒す素晴らしい景色のもと、仕掛け投入で俄然好転の嬉しい魚探反応。
ボトムから足元直下まで魚影の途切れることはない。
釣れてくるのはSサイズが殆どながら、餌替えさえ怠らなければ延々と釣れ続く。
岩手の釣り場で虐められて溜め込んだストレスは見事に開放。
実釣5時間で満足のオラはテントを畳みこの日の宿に向かった。
その途中の温泉で冷えた身体を温めることもまた旅の楽しみなのであった。







19-02-13 第2ワンド



 

氷上には15~20センチの新雪があって、オラは予定していた柴沢方面を断念。
日の出を待ってアプローチの楽な第2ワンドに降りることにします。
湖面に降りてすぐの浅場、7~8m付近をバッテリー1個がなくなるまで探査するも、聞いていた情報とは異なって魚探反応は殆ど得られず。
陽が高くなってから魚影が濃くなることに期待して、適当な場所に釣り座を設けることにします。
8時開始、ポツポツと拾ってツ抜けまで1時間半もかかります。
その後10時を回る頃から魚探反応は俄然賑やかになって、期待充分の状況に変わります。
しかしそれは5センチにも満たない稚魚の群れなのだと解ります。
何時まで経っても口を使ってくれないまま、途切れることのない魚影はなおも続き、たまに魚信があっても1.5号仕掛けでは殆ど乗せることはできませぬ。
如何に粘ってみてもこの状況を打破することは難しく、オラはとうとう頭に来てしまい正午の時報と共に竿仕舞いとしたのでありました。

M20% S40% XS40%  50尾





19-02-06 第2ワンド



 

晴天の昨日行きそびれてしまった岩洞湖、仲間の皆さんに一日遅れて3回目の釣行です。
風は殆どない曇り空、氷上には新雪が5センチほど。
柴沢方面の予定でしたが、この5センチの積雪が年寄りには辛くて氷上散歩は断念。
対岸に回り、08:00、第2ワンドに降りることにします。
初めてのエリアですが、さて何処が良いのやら・・・。
降りてすぐの浅場から、沖の深場までテントは結構張られています。
浅場で冒険すべきか、テント村ができている10m前後を狙うか迷います。
オラは試掘探査でまずまずの反応が出ている9mの中途半端な場所にテントを設営。
しかし毎度のお約束、釣り座が完成した頃にはあれほど賑やかだった魚探は真っ白のただの昼行燈。
本来荒食いがあってもおかしくない09:00、時折現れる魚影にも穂先は沈黙。
10:30、検札が回ってきたけどまだツ抜けせず。
岸際浅場はもう200超だとか・・・。
またしてもやっちまったオラであります。
とは言え、場所移動も面倒でしたくない訳で・・・。
結局ポツリポツリを積み重ねるだけで、終日食いが立たない状況のまま、14:00竿仕舞い。
嗚呼・・・、今日もまたエコノミークラス症候群になっただけだったなぁ。

Mサイズ80% Sサイズ20% 43



19-02-02  第3ワンド

 
家族旅行村駐車場への登り               意外に空いていた駐車スペース


午前5時を少し回ったばかりの岩洞湖、暗闇に灯りをともす色とりどりのテント村が浮き上がる。
我らは厳冬期の風物詩を横目に堰堤を大きく迂回して対岸のポイントを目指す。
護岸工事が済んだ後の拡幅された駐車スペースはすでに満車状態。
冬季は対岸最奥となる家族旅行村P、ここは意外にも空きがあった。
近年ここから湖面に至る緩いアプローチが造られ、帰り道の急登が緩和されている。
東の空が僅かに白み始めた6時氷上に降り立った我らは、3.5ワンド方面に歩き水深11m付近を探査。
意外に賑やかな魚探反応に気を良くしてさっそく2張りのテントを設営。
特徴的なものもない底質の硬いなだらかな地形、案の定仕掛けを投入する段になると魚探反応は疎ら。
時折魚影が現れても穂先に魚信を感じることは殆どないまま、時間だけが流れる。
かくして7時から始まるはずの荒食い時間帯が、忘れたころにポツンとくるアタリを拾うのみ。
遅々として回らぬカウンター、そのまま昼を挟んだ岩洞湖名物の不毛の時間帯へと突入。
外は猛烈なブリザード、風が巻いてテントが歪み怖いほどバタバタと音を立てる。
午後2時半、期待した午後からの食い返しもなく、オラは釣り座を畳む。
この冬もまた岩洞湖は一般的ワカサギ愛好者には厳しく、一部のエキスパートだけのものであった。
それでも仲間と共に過ごすひと時は、何よりも楽しいものであった。
さて次回は、氷上も歩き易くなったようなので、日和を見て柴沢方面かとも・・・。

M70% S20% XS10% 33匹




19-01-24(解禁日)  わらび平エリア




頑張ってます                        ワラビ第2駐車場


釣れない時間帯は昼寝に限る                さっき生まれたばかりかと思うXSサイズ

ワラビ第2駐車場の急坂を下りると、氷上には処女雪20センチと歩き難い状況。
日中は強風が吹き荒れると言う予報だけに、テント設営場所は風裏になる場所が絶対条件。
我らは対岸の相ノ山から伸びて半島状の特徴的な岬に至る山際を目指す。
ここはかつていい実績のあるポイント、幾つかの試掘と魚探投入で短時間で釣り座が決まる。
水深8m、適度に魚影が出入りしている。
日が高くなっても群れが消えないことを願いつつ2張りのテントを設営。

仕掛けが降りたのは、もう手元が明るくなった7時。
仕掛けはD社速攻1.5号5本鈎、2段オモリ2号+1.5g。
魚探反応の多くは当歳魚の群れなのか、Sサイズ主体の釣況は期待に反して芳しくはない。
朝の荒食いはなく、10時前後に一瞬ながら比較的順調な時間帯。
だが11時を回る頃からは次第にアタリが遠ざかり、そこからの3時間はいつもの釣れない時間帯。
再び穂先に反応が現れるのは2時を回ってから。
しかし11時以降に追加したのは僅かに25尾といつもながらの岩洞湖。
テントから顔を出すたびに遥か彼方の本湖を襲う激しいブリザード。
我らは殆ど風の影響を受けなかったことに安堵しつつ15時釣り座を畳む。
かくして19年のワカサギ釣り初日を終える。 
   
M 40% S 40% XS 20% 102




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  • 1944年宮城県生・岩手県盛岡市在住・古き良き時代の電気設備技術者。
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