月/日 | ポイント名 | 釣果 | 備考 |
17-03-23 柴沢 8番
今期最終釣行は柴沢8番。
魚探がいい反応を見せていても、釣果には全くつながらない状況が続く。
掴みきれない湖底の様子、底に魚探反応が出てもアタリが出ない。
やがて食い気のあるワカサギは微妙に浮いていることを知る。
捨てイト50センチの宙釣りに切り替えると、ポツポツながら乗るようになってきた。
サイズはL2、M3、S5の割合。
時折現れる猛烈な魚探反応はすべて当歳魚らしく、アタリがあっても乗せることが極めて難しい。
仕掛けを工夫して穂先に出るアタリを全て捉えることができれば・・・。
それでも正午には90、目標としていた1束が見えてきた。
外は視界不良の激しい雪降り、テントの上を音を立てて滑り落ちる湿り雪。
踏み跡はことごとく埋まり、帰り道が辛そう・・・。
かと思えばいきなり晴れてテント越しの陽光に汗ばむオラ。
周りを見渡せば、釣りテントは遠くにポツリとあるだけ。
積雪がこの程度のうちに復路を辿らなければ、いつかの二の舞になると、慌てて片付け始める。
午後1時、実釣5時間を費やしてどうにか1束を突破した。
適度の積雪に保護されてしっかりした氷の状態、岩洞湖の氷上釣りはまだ続きそうだが、オラは今回を以て終了。
次回からはヤマメに切り替えることに・・・。
・・・103
今期最終釣果(釣行回数10 総釣果1158 平均116 最高233 最低19)
17-03-17 柴沢
これまではそのエリアの中にある河川跡などの深場を狙うことが多かったが、腹ボテ乗っ込みワカサギは浅場に移動していると言うことから、岸寄りに魚影を探すことにした。
しかしこのエリアにおける浅場を探った経験のないオラ、20箇所ほど穿孔してみたが納得の魚影見当たらず。
いつもより早めに氷上に降りたはずのオラだが、もう08:00になろうとしている。
やむを得ず今回もまたいつもの深場に釣り座を設けることにした。
水位はさらに下がり、最深部で9.3mぐらいか。
朝の荒食い時間帯にも拘らず、これまでにないほどに魚影は薄く途切れがち。
08:30、最初の仕掛けが降りるも、もうこの時点で撃沈は覚悟のオラであった。
最初こそポンポンといい調子でカウンターが回るが、30分が経過したころから魚探画像は急激に寂しくなった。
意外に強い北西風に、風上にアンカーを打った。
あまり暇なものだから早めのカップラタイム、さらには甘酒を呑み菓子類を貪り食った。
魚探は単なるランタンと化し、生体反応を映し出すことは殆どなくなった。
昼前に50を超えることは難しくなった。
12:15、もはやこれまで・・・、風が強まる中でさっさとテントを畳み、撤収とは相成った次第。
・・・54
17-03-13 柴沢
雪のないR455を快調に走って6時わらび駐車場。
往きはよいよい帰りが怖いワラビ駐車場の急坂を湖面へと降りる。
既に朝日が雪上を照らし、オラを柴沢奥地へと延びる氷上の幹線道に誘った。
8番、9番の看板を右手に見ながら歩行時間20分。
見慣れたいつものエリアで穿孔開始。
前回もそうだったように、何処を探っても魚探反応は厳しい。
腹パンパンのワカサギたちは、産卵に備えて浅場へと移動したのだろうか。
なるほど本日釣り人が集中しているのは沢沿いの浅場などだ。
厚い2段氷相手に30発も開けまくったがとうとう濃い魚影を見つけることはできなかった。
やむを得ず僅かばかりの反応のある水深9.6mに落ち着くことにしたオラであった。
はたして最初に上がってきたのはモロコ。
その後、ステルスワカサギとモロコが交互に・・・。
時折湖底近くに好反応が出るも、それは決まって当歳魚かモロコであった。
良型は殆どなく仕方なく当歳魚をターゲットにするが、一時プチラッシュもあって思いがけず昼前には1束が見えてくる。
釣れるサイズは前回に比べてさらに悪くなって、L2割、M3割、S5割である。
しかし当歳魚でも小鈎仕掛けで根気よく誘いをかければ意外に釣れることを発見。
真昼間の時間帯、突然のように魚探に良さげな反応が続くが、全くアタリなく次第にイライラが募るオラ。
それでも頑張って13時には110まで数を伸ばすことができた。
と言うところで、本日はこれまで。
テントを畳み気温上昇で緩んだ雪上にソリを曳くオラ、もしかして本日が最終戦になるのかも・・。
・・・115
17-03-02 柴沢 9番
奥地に向かう幹線道の仕上がりはあまり良くないものの、前回よりは歩き易そう。
穏やかな冬晴れの中、今日は小石川Pからの氷上散歩である。
9番エリアまではゆっくり歩いて35分、ワラビPからに比べると10分ほど歩行時間が多い。
前回の釣り座跡は見つけたものの、先行者の方の邪魔にならぬよう少し離れた場所にテントを設営。
水位は前回より0.5m低下している模様、魚探反応もかなり寂しい。
今回もまた密かに2束を目標にやってきた柳の下のドジョウ狙い。
しかしこの状況では1束すら難しい状況。
09:00、既に荒食いが始まっている時間帯にも拘らず、釣況はまことに冴えない。
監視人が回ってきた11:00でやっと80。
しかも魚探はほぼフラットのまま、時速10尾がやっと。
時折大きな群れらしきもので賑やかになる魚探、しかし穂先に出るアタリはない。
執拗に誘いをかけて微細な反応にあわせて、やっと乗ってくるのは半透明の当歳魚。
その当歳魚に焦点を当て何とか1束を突破したが、このあとはどう頑張っても多くは望めないとして14時にテントを畳む。
先行者の方はやはり2束超とのこと。
気温が上がって踏み跡が融けだした幹線道、このあとガリッと凍って欲しいものだが。
釣れない日は余計腰が痛くなるもの、オラは喘ぎながら一段と滑りが悪くなったソリを曳いた。
・・・111
17-02-27 柴沢 9番
早朝のスーパー、偶然にもこの日も釣友G氏と出会った。
ご同僚と一緒のI藤氏の呼び出しに応えて3.5W方面に入るらしいが、オラは単独で奥地を目指すことに。
さて目標エリア奥地9番へはワラビPからまっすぐ伸びる幹線道を20分の氷上散歩。
いつものようにすっかり夜が明けきるのを待って急坂を下りる。
一部深雪と凹凸はあっても幹線道を外さぬ限りは、思っていたほどの苦労もなく9.3番付近の見慣れたエリア到着。
近くの先行者は1組だけ、他に釣り跡が多くはないだけに前々回のいい状態は温存されているはず。
ピンポイントで前々回と同じ釣り座を予定していたが、穿孔20発、ついにそのスポットを見出すこと出来ず。
その周辺で最も水深(10.8m)があり、魚影もまずまずの場所にテントを張った。
既にテント越しに陽射しが感じられる刻限、魚探画像には少ないながらもまだ魚影は残っている。
最初は仕掛けを入れてもなかなか食いつかないワカサギだったが、釣況は時間の経過とともに上向いてきた。
前々回とは違ってモロコも多いが大4、中4、小2の割合で順調に数が伸びてきた。
監視員が回ってきた11時頃で1束を軽く突破。
しかし正午近くになるとさすがに魚探画像は寂しくなるも、それでも大きく穴の空くことはなかった。
フロロ0.3号の道糸切れで片側の仕掛けロストでリールは1台となった。
12:30でなんとか1.5束超え、この時点で目標を2束に置いた。
途中沈んでいた仕掛けが戻ってきて再び二刀流。
竿仕舞いと決めていた14時で目標値を突破。
陽が延びてまだまだできる岩洞湖氷上釣りだったが、仲間たちもそろそろ撤収の刻限。
テントを畳み、暖かい陽射しで少し緩んだ圧雪にスノーシューがよく効く復路。
駐車場への急登も息を整えながらゆっくりとクリア。
さて次回は・・・。
・・・210
17-02-22 わらび6番
歩行を困難にする氷上20センチの積雪。
このエリア初めての我らは対岸に向かって幾つもの試掘を行い反応を見る。
時に1束超の声も聞こえるわらびエリア、しかし何処を探っても魚探反応は皆無に等しい。
時に大当たりするのは、まったくのピンポイントに違いない。
氷点下20℃白銀の世界、既に向かいの山を越えて明るい陽射し。
ここまで来て大移動も面倒だし、オラはこのエリアの最深部と思われる対岸際に、玉砕覚悟の釣り座を構えた。
ほんの僅か魚影が確認できる水深16m。
穂先を揺すって上がって来るのはモロコばかり。
開始20分に初ワカサギだが、かろうじて1.5号の鈎を銜えた当歳魚。
その後も釣況の好転はなく、11:45でワカサギ19に加えて同数のモロコ。
終いには魚探が故障したかと思うようなフラット画面。
全天雲が広がり、朝のあの気持ちのいい青空も失われたことだし、本日は正午で終了となった。
次回は氷上が歩き易くなった時、奥地方面を目指してみようかと・・・。
・・・19
17-02-13 柴沢 9番
すっかり明るくなるのを待ってワラビPの急坂を下りる。
目的地は柴沢9番付近、踏み跡は荒れたまま固く凍り付いているが意外に歩き易い。
ズボビチャも深雪もごく一部だけで、20分ほどで見覚えのあるエリアに到着。
幹線道を外れて西側に踏み込んだ途端、深雪と猛烈なズボビチャに悩まされるオラ。
悪雪の中、穿孔しては魚探を突っ込むこと1時間半、複雑な障害物が多い中、底質のいいスポット発見。
魚影もいい塩梅に出入りし、途切れることがない感じ。
テントの中に雪を入れ足元を固めて釣り座を作る。
9時、最初の仕掛けが水深12mの湖底に降りてゆく。
デカサギあり5センチほどの当歳魚ありだが、いいペースで釣れ続く。
オシッコタイムの間に5本鈎仕掛けに4尾ついていたりもあって、久方ぶりの効率のいい釣りに朝飯を食う暇もない。
2月病なんのその、開始2時間で1束を超える。
正午で1.5束を超えるも、さすがにここから魚探反応は寂しくなり、群れが入っても食い渋り。
午後1時、餌を替えしつこく誘って微妙なサワリを捉えながら、なんとか2束を超えた。
雪雲は薄いものの、昼前から湿り雪が降り出して、ざざっとテントを滑り落ちる。
夕方のゴールデンタイムを上手く捉えれば、オラにとっては未知の3束に手が届きそう。
だが前々回のような惨めな思いをしたくないオラ、新雪が積もる前に撤収をすることにした。
午後2時、233でフィニッシュとなった。
・・・233
17-02-09 小石川 5番
8時を過ぎても何故かガラ空きの小石川P。
高曇り、弱い南西風、時折小雪が舞うもまずまずの釣り日和。
奥地方面にはいくつかのテント、踏み跡もしっかり凍り付き歩き易そうだ。
しかし天候は午後から崩れる予報、遅い出陣でもあることだし本日は小石川の浅場で遊ぶことに決めた。
駐車場から踏み跡を辿って10分、そこは一昨年いい釣りができたポイント。
たしか10m前後はあったはずの水深、周辺を10か所ほど探ってみたが5〜6mしかない。
今年の岩洞湖が低水位と言うこともあるが、水深は微妙に変化するものらしい。
魚探反応はまことに寂しいだけに、かなり厳しい釣りになることが予想された。
9時、やっと仕掛けが降りるが案の定アタリは全くでない。
1尾目は20分後、続いて20センチのヒメ、ツ抜けまでなんと1時間半を要するも、完全にやっちまった状態。
11時ごろに僅かに群れが入って、正午には40尾。
しかし半数が当歳魚だから、魚探が賑やかになってもなかなか乗せられないもどかしさ。
餌を替えしつこく誘ってポツンと1尾を獲る我慢の釣り。
それでも午後2時(実釣5時間)で72尾。
しかしいつになく痛む腰に耐えかねて、釣り座をたたむことにしたオラであった。
今のところなんとかアベレージ1束を維持できている訳で・・・。
・・・72
17-01-30 柴沢 8番北
岩洞湖今季2度目の出陣は、比較的遅い時間なのに解禁日のような混雑はない小石川Pから歩く。
空が白んで奥地に向かう踏み跡もほぼ確認できて、あちこちに現れるズボビチャ地帯を避けながらソリを曳く。
しかし小雪舞う大雪原、細心の注意を払っていても、ついつい踏み抜いてしまう2段氷の表層。
10センチの湿り雪にも思いのほか体力を奪われ、目的地を9番から8番への変更を余儀なくされる。
8番北側看板前、前日までの釣り跡も思ったほど多くはなく、今朝の先行者もごく僅か。
毎年ほぼ外れのないポイントだが、今期はあまり良くないのかと不安に駆られる。
見覚えある周辺の景色を頼りにまずは岸から沖に向かって10発ほど穿孔する。
魚影確認のため魚探を入れるも、電源が入らず(帰宅後外部電源のケーブルの断線と解った)気分は最低。
先行き不安の中、運を天に任せて過去に良かったと思われる場所を推測してテントを設営。
魚影はおろか水深も解らなければ、傾斜や障害物などの状況も全く解らない。
07:30最初の仕掛けが既に明るくなっている湖底に降りてゆく。
電動リールのカウンターからそこは水深約15m前後で、狙いの低水位時の10m前後とは大きな差異があった。
しかも何か柔らかいものが堆積しているのか、或いは急峻な傾斜があるのか、実に不安定な湖底であることが判明。
不安は的中して、本来朝の荒食いに遭遇していてもいい時間帯なのに、穂先は静止したまま30分が経過。
外は小雪から変わったミゾレ状の雪、テントに付着してはザザッと滑り落ちる。
やっちまった感に襲われ、益々落ち込むオラ。
祈る気持ちで見つめる穂先がついに念願のアタリを捉え、電動リールをウニウニ言わせて上がってきたのはデカサギ。
そこから誘えば反応が出る状況に変わり、少しずつながらイケスの中が増え始めた。
デカサギによる仕掛けの損耗が激しい中にあって正午で70を超え、釣況は少し上向いてきた。
やがて目標にしていた1束が見えてきた。
13:30、テントの外は北東の風で湿り雪が吹き付け視界不良。
そんな中、根性でなんとか目標達成。
オラは急ぎテントをたたみ、さらに15センチ積もった湿り雪にソリを曳く。
最初はブルドーザの如く強引に歩を進めるも、重い新雪に沈み込むソリに往生、さらにはズボベチャを踏み抜いてたちまち
力尽き、ソリに腰かけては息を整える繰り返しとなった。
10分前に通った他の釣り人のソリ跡には地吹雪が吹き溜まりを作って、ますます歩き難い状況となった。
もしも9番まで行っていたなら、重い荷物を捨ててこなければ帰ることはできなかったかもしれない。
往きに30分の道程が、復路に死ぬ思いの1時間半を費やす年寄りの情けなさを嫌というほど味わったオラであった。
・・・101
17-01-26 レストハウス対岸
北国の風物詩、ワカサギの氷上釣り解禁である。
午前5時、小石川の氷上は色とりどりのテントの灯りが幻想的な光景を醸し出している。
駐車スペースも既に満杯、我らは岩洞湖を大きく回り込んで対岸へ。
最初の駐車スペース、即ちレストハウス対岸である。
従来の湖面への進入路に手を加えてなだらかにしたスロープを下りると積雪と氷との間には水が浮いており、一足ごとに踏み抜くために、誠に歩き難い状態であった。
我らは直進しつつ試掘と探査を繰り返したが、芳しい反応を得ることはできなかった。
それでも少ないながらも魚影が継続する水深12.5mにテントを張ることに決めたのであった。
既に夜が明けた7時前、相方の最初の仕掛けがまだ薄暗い湖底に降りて行った。
やがて穂先を大きく揺する魚信、電動リールをウニウニ言わせながら上がってきた最初の獲物はヒメマスであった。
そこから遅れること15分、オラの仕掛けが降りた頃はもう7時に近く灯りも不要。
遅れてやってきた賑やかな仲間たち3人も隣にテントを設営。
釣況はと言えば、朝の荒食いらしきものはないが、ポツリポツリと拾い釣りができる状況。
数m離れていた仲間のテントはあまり芳しい釣況ではないらしく、昼前に30m沖合に移動していった。
移動することが億劫なだけの我らのテントは、魚探画面から魚影が完全に消え去ることもなく、解禁日とすれば極めて低調ではあるものの、結局正午までに両者ともに目標の1束を超える。
納竿刻限15:30、相方と共に140まで頑張って解禁日の釣りを終了したが、我らのポイント選びは失敗であったらしい。
岩洞湖に精通している方々の釣果はやっぱり凄まじいものが目立っていた訳で・・・。
かくして2017年のワカサギ釣りがスタートした。
厳寒少雪で早まるであろうと読んだオラの期待に反して、予想から2週間遅れの氷上解禁であった。
夏の期間は護岸工事のために水位を下げていたこともあり、昨年解禁時に比べると湖面は3mほど低い。
氷上の積雪は10センチほどだが、ほぼ全域で浮き水が凍らずに膿んでおり、いわゆるズボビチャの状態である。
これは時が経てばたくさんの釣り人やソリによって踏み固められ氷結することで改善される。
さて次回は、いつどこのポイントへ向かったら・・・。
・・・140