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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする岩手・秋田の河川釣り情報です。



ヤマメ釣行2021 


月/日 河川名  サイズ 釣果
 21-04-27  気仙川 20〜17  31(ヒカリ0) 
 21-04-23 摂待川  18〜17   12(ヒカリ3)
21-04-12 鵜住居川 20〜17 6(ヒカリ4)
21-04-06 気仙川 19〜16 30(ヒカリ2)


21-04-27 気仙川



  

午後になると風が出る沿岸河川、今朝は少し早めの出動で午前中に勝負を決めるつもり。
東北道花巻JCT経由釜石道遠野住田ICから赤羽根トンネルを抜けるコースをとると我が家から1時間弱で気仙川上流部有住エリア八日町に出ることができる。
そこは結構プレッシャーの高いエリアと聞くが物は試しと08:30釣り開始。
岩盤溝を丁寧に探るとコンディションの上がった20センチ超が軟弱ロッドを絞り込む。
小砂利のトロ瀬では型が一回り小さいものの、いい感じのアタリが連発した。
ここでは実釣1.5Hrで15尾。
次に2Kmほど下流、いつものテポドンポイント、上流でR340の橋梁工事が進んでいて、時折強い濁りが入ったりするが、ここぞのポイントからは高活性のヤマメが出た。
風が次第に強まってくる中、実釣2Hrで16尾。
上流部のこのエリアではヒカリはもう混じることがないようだ。
さらに下流へ移動、松日橋上下を試す予定だったが、この頃から風向きの定まらぬ強風。
12:00、風さえなければさらに何ヶ所か探ってみたかったが、今日のところは早上がりとする。




21-04-23 摂待川



  

小本川を目指したものの、河川災害復旧工事真っ盛りの同川は微妙な白濁と、見渡す限り砂泥と小砂利だけの全く魅力のない流れに変貌していた。
かつての自然は失われ、そこにあったはずの岩盤も大石も見あたらない。
サクラマス狙いの釣り人の姿はあったが、とてもヒカリ狙いで入川する気にはならない。
と言うことで一山越えて南側を流れる小河川田老町の摂待川に移動した。
ここは若き頃には随分通った川、当時はヒカリがよく釣れた川である。
頭上を三陸道路が通っても、清冽な流れ自然見豊かな環境は昔と変わらず健在であった。
頭上を覆う樹木に気を付けながら振り込んだ1投目に18センチほどのヤマメ。
少し強い流れからは良型ヒカリが出た。
しかし如何に注意していても枝に絡む仕掛け、足元も不安定で葦に脚をとられて尻もちをついたり、足腰の弱った爺様にとって四苦八苦の苦しい釣りを強いられた。
そのたびに弱り切った視力で作り直す仕掛け、指先が鈍り上手く出来ずストレスを溜め込むオラ。
サカナは比較的濃いような気はするが、なにしろ釣りしてるよりは仕掛けを直してる方が多い。
実釣1時間半、とうとうこの釣りに耐えられず竿を畳んだのであった。





21-04-12 鵜住居川



  

この時期の沿岸河川は陽が高くなると風が吹き出すことが多い。
良く晴れて気持ちのいい今日も、心配していたその状況に近づきつつあった。
釣り支度が終わって川に立つ10:30には、もうどうにもしようがないほどの吹き上げの風だ。
平水に復帰した鵜住居川は、水が澄み生き物の気配が充満していただけに運の悪さを嘆くオラ。
風の僅かな合間を狙って仕掛けを打ち込んでみる。
先ずはこの川における今日の適水勢を把握するために、何度か打ち返してトレースする筋を見つけなければならないのだ。
ククッとアタって綺麗なヒカリが食ってきた。
風の中での軟弱ロッドによるタモ受けは難しく、そこから苦労しながらも3尾を獲った。
前回の気仙川よりも一回り大きく、掌には銀色のウロコが着き、早くも降海間近であることが解る。
やがて軽い仕掛けは吹き上げられ打ち込みのコントロールが出来ず、根掛かりや仕掛け絡みも多発して釣り継続が難しくなった。
暫く待機して様子を見るも、状況は益々酷くなって本日の釣りを断念することにした。


21-04-06 気仙川





  

現着10:00、テポドンポイント上は晴天、微風、平水濁りなし。
ヒカリ狙いだけに出来る限りの細仕掛け、エサは持参のイタドリ虫。
先ずは落ち込みから砂地のヒラキへに至るトロ瀬、水深1m〜0.5mをナチュラルドリフトで探る。
1流し目でくくっとアタって今季初モノはいとも簡単に20センチ弱の少しサビを残すヤマメ。
同じラインをさらに丁寧にトレースすると短時間に5尾を追加して下流へ移動。
指先と視力の衰えが一段と進み、根掛かりでもしようものなら、仕掛けの補修に呆れるほど時間をとられながらも、曳舟の中は順調に増えていく。

昼すぎに上流からの濁りが30分ほど続いた。
その間、川の畔に自生するワサビを採取して土産にする。
ヤマメは曳舟にある程度溜めては再放流、ヒカリは釣れずここまで釣果20のうち1尾だけ。
流れのない浅場でモジリが出るがどうやらそれらはヒカリのものらしい。
毛鉤を持参していないのでエサで頑張ってみるが、やっと1尾釣れただけだった。

どうやら今年も気仙川におけるヒカリの数釣りは無理のようだ。
オラは群れるヒカリを求めて次回はどこへ・・・・。

本日の釣果約30尾(実釣3.5Hr)、うちヒカリ2尾


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  • 1944年宮城県生・岩手県盛岡市在住・古き良き時代の電気設備技術者。
  • 趣味:釣り・山歩き ・自然観察・山野草