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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする岩手・秋田の河川釣り情報です。

サービス/製品一



ワカサギ釣行2020 


20-02-29 岩洞湖・4(柴沢8番北)



小石川Pからよく締まった氷上を歩くこと15分、過去ポイント選びで失敗は殆どない8番北。
このエリア先行する釣り人のテントは僅か、声をかけてみますが調子は良くなさそう。
穿孔15発、後家穴近くに周辺の中で最も深いスポットを見つける。
魚影の出入りも盛んで、これは戴きとばかりに期待充分でテント設営。
10:00、13mの湖底に仕掛けが降りるも、魚探反応が猛烈な割には殆どアタリが出ない。
たまに食い気旺盛なヤツが回ってくるらしく釣況は時速10数匹。
時折ボトムを2mほど切った辺りを上下に移動しながら大型魚らしき魚影が見止められる。
そのうち魚探からは魚影が全く消えて、忘れたころにステルス性のヤツがポツンと来る程度。
実釣4時間、なんとか50尾にしたが、本日はこれまで。

  

釣果:50(L3・M4・S3)





20-02-12 岩洞湖・3(柴沢9.5番付近南)



アユ釣り以外では滅多にない早起きをして、まだ暗い中小石川P。
氷上に降りてみると意外にしっかりとした高速道が奥地方面へと伸びている。
近場の予定だったが、これなら8~10番方面へも楽に歩けそうとソリを曳く。
やや30分歩いて9番を過ぎた辺りで最初の魚影探査、中層に水が浮いた2段氷、トルクのない安価なドリルで難儀しながら10発ほどの穿孔。
かつて良い釣果に恵まれたことのあるエリアの水深10.8m、多少の根掛かりはありそうだが、出入りする魚影もちらほらながら途切れずに見えている。
ここは明るくなってから魚影が濃くなるポイントだと勝手に解釈したオラはテント設営。
狭いテント内になんとか釣り座を整えて、いざ釣り開始と思って魚探を見れば既にボトム以外は何も映らない夜明けのランタンと化している。
朝の荒食いが始まると思われた釣り開始7時からやや30分、全くのアタリなしに早くも諦めの境地。
外は快晴微風の大氷原、あまりの気持ちよさにカメラ片手に周辺を散歩、深雪の山に踏み入って雉を撃ってみたり、動物の足跡を辿ってみたり暇つぶし。
時が経つとポツリポツリとデカサギが掛かりだして、監視人が来る時刻で情けなくもやっと20尾。
ここからの挽回は難しいと束釣りを諦めかけた11時過ぎ、突然のようにステルス性のデカサギが掛かりだして時速40尾。
真昼間にピークが訪れる初めての経験であったが、次の1時間の40尾を加えると思いがけず束釣りができてしまったオラであった。
このあとまだまだ釣れる雰囲気はあったものの、束(100匹)越えしたところで潔くテントを畳む。
気温が上がって氷上の雪も緩んで朝の歩き易さはなくなったが、吹き始めた北西の風に背を押されながら気持ち良くクルマに戻るオラであった。

釣果:100+α(L6・M2・S2)
 

  






20-02-04 岩洞湖・2(レストハウス裏)



小石川07:00、氷上には新雪15センチ、しかも真正面からの強風がなかなかの強敵です。
柴沢方面の予定でしたが、体力の衰えたオラにはとても無理そうです。
急遽行き先変更、歩行距離が短くて済むレストハウス裏のドン深にしました。
上空は良く晴れていますが、遮るもののない本湖氷上を激しいブリザードが通り過ぎます。
すぐ前を歩いた人のソリ跡を埋めて吹き溜まりを作るほどの爆風です。
穿孔探査もほんの数ヶ所でギブアップ、テントはもはや適当な場所に設営するしかありませぬ。
ここはドン深のうちでも最も深い場所らしく、湖面がかなり低下しているのに水深は25m。
魚影は薄いながらもボトムから3mぐらいまでの間に出入りが見られます。
捨てオモリ7g+仕掛けオモリ1.5gで先ずは底から狙ってみます。
徐々に捨てオモリを長くとって、1mのところでアタリ。
深場独特の透き通ったピンク、良型のワカサギであります。
最初の1匹が09:00、そこからポツポツと拾い上げる釣りで、決してラッシュには恵まれませぬ。
昼近くになっても魚影は残っていて調子変わらず時速20尾と低調のまま。
5時間後の14:00、やっと1束となったところで釣り座を畳みます。

ご近所テントのご同輩に釣況をお聞きしましたが、皆さんは1束から2.5束と好調。
このエリアの場所選びではどうやらオラが一番の外れくじを引いたような・・・。
風は止んで穏やかさを取り戻した氷上にソリを曳き、吹き溜まりに脚をとられながら、息も絶え絶えになってアプローチを登り返すオラなのでありました。

釣果:100+α(L4・M5・S1)

  







20-01-30 岩洞湖・1(第2W)

記録的暖冬の中で昨日解禁された岩洞湖氷上ワカサギであります。
待ち望んでいたのに、風雨に関する注意報が心配で初日を回避したオラは本日の初陣となりました。
しかも以前にはあり得ない朝飯食ってからの遅い出発です。
どうやらオラの中で、真冬のこの釣りに関する意欲が少し失われ始めたのかもしれませぬ。

岩洞湖対岸に回り込んで第2ワンド、到着は08:30。
アプローチの緩んだ踏み跡を辿って湖面に降ります。
氷上には湿り雪10センチ、その下には水が浮き殆どの場所が酷い湿地状態。
雪が閊えてソリが思うように滑らない悪雪の中をテント村ができている沖を目指します。
幾つか試掘しては魚探を入れてみますが、なかなか納得の行くポイントは見つかりません。
既に朝の荒食いが終わりかけている時間帯だけに、昨シーズン魚探反応だけは良かったワンド奥の浅場にソリを曳きます。
そこはさらに酷い水地獄、先行者はお一人だけと寂しいエリア。
雪を集めて足元を固め、テントなど装備を整えるのにも一苦労。
水深6m、魚探にはポツポツと反応は見られます。
やっと仕掛けが降りたのは09:30、穂先には直ちにアタリがきて期待が高まります。
たちまちツ抜けには持ち込みますが、その後は群れが途切れがち。
アタリがほぼ途絶えた昼前で80程度と伸び悩み。
オラは目標値を1束に定め、忘れたころにやってくるアタリに備えますが、それがなかなか決まらず厳しい初陣でございます。
やっと目標値に到達したのは14時、オラは急いで撤収にかかります。
40分ほどかけて、ズブ濡れのテントを畳み装備品を濡らさずに後片付けするのにも一苦労。
近年体力の低下甚だしいオラが、土を押すブルドーザの如きソリを曳き、緩んだアプローチでは脚をとられ息を切らして登り返すのでした。
次回釣行は冷え込みがきて、氷上が締まったころにしたいと思いつつ帰途についたのでしたが、現在の積雪の下の水が凍るにはかなりの時間を費やすことになるかもしれません。

釣果:100(L3・M5・S2)



  




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  • 1944年宮城県生・岩手県盛岡市在住・古き良き時代の電気設備技術者。
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