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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする四季の情報です。



アユ釣行2017 7月(229) 8月(  ) 9月(  )

月日 河川名 サイズ 備考
17-09-01 秋田 米代川 16〜20 9 高水20センチ、午後工事濁り
17-08-30 秋田 役内川 19〜21 8 若干の高水、実釣2時間
17-08-20 秋田 桧木内川 16〜18 4+α 高水と濁りでコンディション最悪
17-08-17 秋田 桧木内川 16〜20 20+19 今季初サイトフィッシング
17-08-11 秋田 桧木内川 17〜20 28+α 各種大会エリア、魚影希薄
17-08-06 秋田 桧木内川 16〜21 24+α 状況は日に日に好転、トップは41
17-08-04 秋田 桧木内川 16〜17 10+α 後10日で状況は変わる・・・はず
17-08-02 岩手 気仙川 17〜22 54 ガラ掛け解禁をチャンスとすべし

17-09-01 秋田 米代川花輪地区

  
  

増水収束中の米代川上流花輪地区、平水からはまだ20センチほど高水、濁りは取れたが全面白ッ川。
9月に入った途端に朝の気温は一桁台にまで低下、良く晴れている割には日陰に入ると肌寒い。
水温もかなり低下している模様で、橋から見下ろす流れの中に魚影は殆ど見当たらない。
こんな日は朝から竿を出してもオトリをダメにしてしまうだけと、午前中いっぱいコーヒータイム。
正午、満を持して入川した高屋橋には、Sサイズながらそこそこの魚影を確認。
流心は激しい垢飛び、狙いは両ヘチの残り垢。
最初は足首ほどのチャラ瀬から、覚悟していた通りやっぱりビリアユ。
小さいとは言えオトリが替わって少し押しの強い部分を探るも、野アユの追いはことごとく得られず。
しかし時間の経過と共に忘れたころにポツリとオトリサイズが掛かるようになってきた。
増水直後の野アユは見事なほどの色白痩身、ヤル気も希薄でカミへシモへと脚で稼ぐ釣り。
やがて上流から工事濁りが入ってくると、夕方のゴールデンタイムにも拘らずアタリは途絶えた。

何年ぶりかで大量の天然遡上が到達した米代川鹿角漁協管内、この高水が癒えて垢着きが回復した時、もう一度増水前のようなパラダイスの出現を望むわけではあるが・・・。
季節は早くも9月、もう後がない北東北のアユ釣りなのである。



17-08-30 秋田 役内川

  
  

アユシーズンに訪れるのは20年ぶりの役内川である。
堤防上から先行者の釣りを見ている限りでは、飽きない程度に竿が弧を描いている。
遅い時間故に今日の入川は止めるつもりであったが、懐かしいアユの香りが風に乗って鼻先を霞めると、堪らず我らは釣り支度。
竿出し1分、目の前の早瀬で大きなアタリ。
遠目にはたいしてデカくはないように見えた野アユだが、体勢整わぬうちの激しい引きに対応しきれず、前回同様にいきなりアーマード006破断の親子どんぶりを食らう。
複合005に張り替えそこからポツリポツリと拾って、上手い具合にオトリが回るようになった。
良く肥えた良型が多く、零トルクの短竿の安物ではなかなか厳しい獲り込み、さらなる親子どんぶりも食らって舟残りはなかなか増えず。
解禁から2ヶ月が経過、下流雄物川本流では網漁も解禁されたことで、釣り人が一段と増えた役内川だが、野アユは意外に濃いのかもしれない。
ツ抜けならずではあったが実釣僅かに2時間ながら満足できる内容、平水に復帰したいつの日か、チャラ瀬を思う存分釣ってみたいと思えるオラ好みの川相であった。


17-08-20 秋田 桧木内川(J釣具店大会)

  

昨日の局地的豪雨の影響が色濃く残る桧木内川。
水位は20センチ高いだけなのにゴミが流れ、まさにコーヒー牛乳を思わせる濁り。
3日前の下見で好感触を得たポイントは完全に潰れているが、諦め切れずそこへ入ったオラであった。
オトリを放ちまだオラの体勢が整わぬうちにいきなりひっ手繰るようなアタリ、そいつはアーマード006の仕掛けをぶち切って再び濁流の中へと姿を消した。
対岸から見ていたS名人は大きな尾鰭からして60センチはあったかもと言う・・・。
かくしてオラは開始1分で-1のハンデを追う羽目になった。
さて残されたオトリ1尾を大切に扱いながら、なんとか野アユに替えるべく、この後はカミへシモへと脚力に任せての放浪の旅を続けることとなった。

4時間半の試合時間も残り僅か、大切に扱ったオトリも既にバテ気味、オラ自身もさすがに気力喪失。
そして本部前のチャラ瀬、足首の深さがやっと見えるまでに濁りが回復している中で、オラは3時間50分ぶりに奇跡的にも「ボ」を回避。
そして残り30分、オトリが上手く回り始めて4尾を追加、込み6としたが時すでに遅し・・・。
この日の勝者は込み15、今日のこの悪コンディションの中でも上手な人は良く獲るものだ。

オラが力を発揮できるのは、釣場環境がオラ好みに整っている場合に限られる。
低水位高水温の桧木内川であれば爺様釣法が生きるはずと、今回密かに上位を狙っていた訳で・・・。
しかし一夜にして川の状況は一変、こうなるともはやオラの出番などない訳で・・・。



17-08-17 秋田 桧木内川

 

  

10:00内川橋シモ、ここは過去に一度も入ったことがない。
桧木内川最大の激戦区であり、しかも過去の各種大会をみると優勝者がここから出ていることが多い。
先ずはいい塩梅の瀬からオトリを入れてゆくが、この連休によほど抜かれたのか殆ど反応がない。
野アユはヘチには散見されるが、A級ポイントの追いアユは皆無に等しいようだ。
オトリが替わったのは開始15分。
オラは小さいスポットを一つずつ潰して行く脚で稼ぐ釣りに切り替えることにした。
分流のチャラ瀬、大石や障害物の裏、草付きのヘチなどを丹念に探って3時間20尾。

昼食を摂って上流古城橋まで大きく移動。
大会エリアたる古城橋・横町橋間には誰も入っていない。
もしや野アユは根絶やしになったのかと思えば、そこそこ釣れてくる。
前回大会で勝者が出た左岸際の底石の良いチャラ瀬でも、橋下の深場でもポツポツと野アユが出る。
今日は不思議にもあのビリアユの姿を見ることなく、実釣2時間19尾は嬉しい誤算。
吹き下ろしの風が強くなってきた15時、本日は早めの納竿とした。



17-08-11 秋田 桧木内川

  

あまりに涼しすぎる岩手を脱して奥羽山脈を越えると秋田側は真夏であった。
11:00、釣り人ちらほらの桧木内川、やっぱり街裏桜並木付近は釣況が厳しいらしい。
大増水で小砂利に埋まり、流れがフラットになってしまったこのエリアを見限って、釣り人の多くは岩盤質の中上流部に入り好釣果を上げている模様。
オラは前回の釣行で感じた復活の兆しの再確認、敢えて各種大会エリアとなる桜並木周辺に入った。
良く水が走っている浅場を漕いでみると多くのビリアユが逃げ惑う。
この個体たちは最終盤になっても良型に育つことはなく、最後まで追い掛かりの対象とはなり得ない。
しかし各種の大会では、このエリアのビリを何とか獲らないことには数を稼ぐことはできない。
おのずと細く軽い仕掛けを用いることになるが、大増水後に追加放流した20センチクラスが、竿抜けとなっている意外なスポットで掛かりだしているだけに油断はできない。
この日のオラも、そんなスポットでプチ入れ掛かりとなった。
ただしこれは午後のひと時なので、大会開催時間帯とは条件が異なっている訳だが・・・。
そんな訳で昼前にはビリアユ相手にオトリが上手く回らないイライラと格闘していたオラの釣況は、いきなり好転したのであった。
1ヶ所良型約15尾(1時間)×2ヶ所で28尾のプチラッシュに救われ、あがってみればまずまずの釣果。
・・・尚、この日リリースしたビリアユは確実に10尾を超えている。



17-08-06 秋田 桧木内川

  

数日前に追加放流したと言うバカでかいアユが掛かるかと思えば、ストックする曳舟のスリットから逃げられそうな遡上アユ11センチがきたりで、オトリ継ぎがままならない今日の釣り。
それでも数だけは比較的順調に伸びて、2時間経過して20尾超。
しかしある時間帯からぴたっとアタリが遠のいた。
水温の上昇が影響しているとシモのW氏(今日の優勝者)が言う。
そんな中でオラはあろうことか天イト破断の親子ドンブリを食らってしまう。
一気に意欲が萎み、オトリ操作も乱暴になると、釣況は当然のように下降線。
すっかり集中力を失ったオラは、ダラダラと本部前のチャラ瀬へ歩く。
しかしそこはビリアユばかりのポイント、しかも追い掛かりなんぞは全くなくて掛かっても交通事故。
そんなこんなで実釣5時間、後半は完全にヤル気をなくしてひたすら漕ぎ回るだけのオラなのであった。
それでもスタートダッシュが利いて、結果は上位には食い込むことができた訳で・・・。



17-08-04 秋田 桧木内川

  

過日未曽有の水害を経験した雄物川水系。
その支流玉川にそそぐ桧木内川はやっと平水に戻ったものの、垢着きはまだ充分ではない。
ここもまた平水+3mの出水があって、河川敷中段の緑地にもその爪痕が残る。
小砂利に埋まる早瀬、大きく広がった河原、移動した流心、桜並木の流れが随分変わった。
10:00 浅場でピチャッピチャッと小アユが跳ねる。
鵜ノ崎橋から見下ろす流れの中に小アユを見ることはあっても、良型の姿はことごとく消えた。

いつものようにオラはFオトリ店前から入川。
漕ぎだすと浅場を走る小アユと、沈床ブロック回りに着く良型を含む野アユの多さに驚く。
しかし、いざオトリを泳がせてみても追いを見せるそぶりなど皆無。
開始30分、最初の1尾は横町橋直下の障害物だらけの波立ちから突然掛かった意外に黄色い17センチ。
続いてそのカミのチャラ瀬からビリアユが掛かるもそれっきりで暫し間が空く。
その後、以前の面影など全くない全面小石底となったエリアを歩き回るが釣況は時速2尾。
吹き上げの風の中での実釣5時間、やっとツ抜け(+ビリ5)と言う結果。
それでもあと10日もすれば、桧木内川は蘇ると言う感触は得たのだが・・・。




17-08-02 岩手 気仙川

  
  

気仙川の魅力にどっぷり嵌り込んでしまっているオラ、今季はもう4回目になる釣行である。
8月に入ってガラ掛けが解禁、ここぞの瀬には地元の方々が川舟を繋ぎテントがけで陣取っている。
相変わらず人気のいつものエリアだが、風景は一変してガラ掛けが圧倒的に幅を利かせている。
オラはそんな混雑を避けて、さらに下流の殆ど友釣りが入ることのないエリアに足を踏み入れる。
泥の堆積、水草の繁茂、小石の浮石ばかりのザラ瀬、危険さえ感じるドン深、おおよそアユ釣りとは縁のない水域だが、流れの接続部の僅かな瀬だけはよく締まった小石底で野アユが着いていた。
ここは天然遡上アユだけに、本来ならビリばかりのエリアのはずが、今年は18〜20センチクラス。
泥に脚を取られ、ドン深を怖い思いをして渡り何ヶ所かを歩き軽くツ抜けするも、やはり釣趣は今一つで、ついつい先日の爆釣エリアが恋しくなってしまうオラであった。

少し移動して前回のポイント、川舟が我が物顔で広い範囲を独占し、ガラ掛け人が迷惑そうな顔を向けてくる中、オラはそれらの中間にある彼らでは対応できないトロチャラに入った。
この時期一日中のヒュードボンの喧騒を避けるように、野アユの多くは大挙してここに避難している。
即ち本来の泳がせ釣りの好場所がさらに濃密な魚影を呼び込んでいることをよく知っているオラ。
ガラ掛け人から敵対むき出しの視線を浴びせられる中、オラは狙い通り彼らの目の前で順調にアユを掛け続けたのであった。
特に対岸ヘチ葦際からは、狙い違わず良型ばかりがでてくれた。
ガラ掛けこそがオラの爺様釣法を活かすチャンスと捉えることの正しさの証明であった。

もう1ヶ所移動して2Km上流へ。
ここもまたガラ掛けの盛んなポイントだが、時期尚早なのか見ている中では思ったほど掛からない効率の悪い漁に思えた。
その瀬のカミのトロ尻から上がってきたアユ師、聞けばかなりの数を獲ったらしい。
多くは望むべくもないが、その直後でも幾つかは追加できるものと敢えて同じ場所に入る。
50坪ばかりのそのスポット、気仙川の底力はやはり素晴らしい。
相応の釣り荒れであるはずが、オラにも小一時間で10尾の恵みを与えてくれた。
前回ほどではないにしても本日もまた良型50尾超、改めて気仙川驚異の生産力に感謝の一日であった。