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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする岩手・秋田の河川釣り情報です。

サービス/製品一



ワカサギ釣行2023

23-03-11 漁協前ロープ際 07:00〜13:30 実釣6:00 71匹





今期最終釣行のはずだった前回(3/6)は、ドリル破損と言う思わぬアクシデントに中途半端で終わった。
本日は思いがけず釣友の竿納めに同行させていただき、再び1束釣りへのチャンスを戴くこととなった。
一旦物置の奥に仕舞い込んだ道具を引っ張り出し、いそいそと出かけて来た爺様であった。

ドーム船沖ロープ際の水深22m、爺様にとっては今季初めて見る魚探の賑やかな魚影。
しかしなかなか口を使ってはくれず、爺様の誘い方にも問題山積で穂先に現れるアタリは僅かだ。
仲間はビシバシとアタリをとって順調に釣果を増やしている。
爺様はと言えば、リールを二度も水没させたり、身の回りのモノを周辺にぶちまけたり、堕ちた視力で一人マツリ解きに悲鳴を上げたり、散々な目に遭いながらも仲間との語らいを楽しんだ。
少し離れたサクラマス竿は空振りに終わったが、ホカホカと温かな陽射しに眠気さえも覚えた。
それでも良型ワカサギをポツポツながら拾えて、爺様もこの日1束には遠く及ばぬもののシーズンハイ。
14:00、朝のうちはガチガチに凍っていた氷原も陽射しを浴びてザクザクズボズボ。
それでも爺様は晴れやかな気持ちで帰途につくことができたのであった。


 


23-03-06 柴沢8.2番 07:00〜08:30 実釣1:30 8匹





今期の最終釣行と決めていた今日は少し早めの出発。
05:30、小石川Pから奥地へ続く氷上はよく締まって歩き易い。
氷上散歩がことのほか好きな爺様、1シーズンに一回は9〜10番までは何としても歩きたい。
やや2Kmを25分歩いて、途中の8番を過ぎたあたりで1回目の穿孔試掘。
前々回過負荷で煙を吹いたが、騙し騙し使えば何とかまだイケそうだった電動ドリル。
この日、4個目の穿孔でウンともスンとも言わず、完全に逝ってしまった。
手動ハンドルは持参していないし、近くの後家穴も今朝の冷え込みで硬く凍り付いている。
啄木鳥のドラミングが聞こえてくる快晴の大自然の中にあって爺様の気分は最悪。
貫通している孔の3個の中にいい反応がないか魚探を挿入するも、水深11m魚影全く認められず。
それでも諦め切れずテントを設営、06:30仕掛けを降ろすも全く反応なし。
次第に萎えていく気持ちを奮い立たせるべく餌を替えオモリを替え必死に誘いをかける爺様。
しかし爺様のけなげな努力もむなしく魚信は何処までも遠く、1時間半頑張ってツ抜けならず。
移動したくてもどうにもならず、八方ふさがりのまま08:00になった。
比較的我慢強いはずの爺様もついに限界を迎える。
今シーズン最終釣行は予想だにしなかった形だが、これを以て終えることにした。
さっさとテントを畳み道具を片付けた。
氷上の主要道、これから奥地に向かう釣り人とすれ違う形で駐車場へ戻った。
ワカサギ釣りで10:00前に帰宅したのは、爺様にとって初めてのことではあった。






23-02-24 小石川 07:00〜15:00 実釣7:00 29匹



  



小石川駐車場06:00、本日同行させて頂くY氏と合流。
06:30駐車場から奥地へと続く氷上の踏み跡を辿ること15分ほどで柴沢入り口付近に到着。
踏み跡は柴沢12番まで続いて、さらにその奥北西方向には朝日を浴びた姫神山の山頂部が見えていた。
ズボビチャの足元を整地してテントを設営、水深10mの湖底に仕掛けが降りたのは08:00であった。
厚い魚影がある訳でもなく通り過ぎる魚影も疎らで寂しい魚探映像。
爺様は自己流の誘いで諦めかけた頃になってポツンと偶然のアタリをとる釣況であった。
二刀流の真似事をしている爺様の左手には全く掛からず、何度か自動で電源OFFになった。
爺様にとってはあまりに暇な時間帯、見るではなしに相方の釣りを見学させて頂いた。
食いの立つ時期の大きく厚い群れのど真ん中でなら爺様にも釣れるはずが、最も気難しいと言われている2月のワカサギを攻略するためには、それなり原理に基づく釣法を知らずしては成り立たないことを彼の釣りからしかと学ばせて頂いた。
同じ状況下にあっても、相方の釣り方には目を見張るものが多すぎた。
相方は誘いによる必然のアタリを誘発させては確実に釣果に結びつけているのだ。
仕掛けにも穂先にも釣り方さえも重要視することなくガラパゴス状態にあった爺様には、彼の釣りには目からウロコを覚える事柄があまりに多く存在することを悟った。
その一つ一つを解説を加えながら実釣して見せる相方には感謝しかない。
この日の釣果は爺様29、相方はやや1束と珍しく渋い状況だったが、それでもさすがと言うしかない。
以後爺様は道具の見直し、状況に応じた釣法の習得など、少しでも彼の釣技に近づくべく一から学び直さなくてはならない。




23-02-07 第一ワンド 09:00〜11:30 実釣2:00 30匹



今期も一度は入ってみたかった第1ワンドに07:00の到着。
ここは駐車帯と氷上との高低差が小さく、爺様でもあまり苦労せず往来できる。
爺様は昨年一度だけ入っているが、終始魚探が賑やかだった割に釣れる殆どは当歳魚。
しかし終始魚探から魚影が消えることはなく、釣果とすればやっと1束程度だった。
攻め方さえ工夫できれば充分に数釣りになりそうだとだと考えていた。
ワンドを横断するように20発ほど試掘をしてみるが、何処も呆れるほど反応はなかった。
朝方懸かっていた靄が消えて氷上は無風のドピーカンになった。
なかなか決まらないテン場、早くも9時を回ってしまった。
ようやく釣り座を整えて8.6mの湖底に仕掛けが降りた頃には、時折ポツンと映っていた反応さえも例によって綺麗さっぱり消え失せていた。
その後の魚探には足早に通り過ぎる猛烈な魚影が出ることもあったが、穂先にアタリとして捉えることは叶わなかった。
それでも必死に拾い続けて2時間半、30尾を獲って爺様の集中力は途切れた。
晴れ上がった日はワカサギの食いが落ちるとは聞いてはいたが、ここまでとは思わなかった。
かと言って場所替えする気力も失せて、本日もまた昼を待たずにテントを畳んだのであった。
それにしても今季2回目の出漁で、未だ1束に達していないとはあまりに情けない。




23-02-01 ロープ際 09:00〜12:00 実釣2:30 61匹



  

08:00、2023年の初釣行は漁協事務所ドーム船桟橋脇から山際を歩き氷上に立つ。
急坂を嫌って選んだこのルート上は新雪15センチほどで意外に歩き難かった。
曇天無風、あまり寒さは感じないが、昼頃からは大きく崩れる予報。
ロープ際を堰堤方向に進み、右岸寄りに流入口からの澪筋を探り当てたい爺様であった。
しかし穿孔10発、10年使ったドリルがオーバーヒート、やがて駆動部分から煙があがる。
やむなく適当な場所にテントを設営、水深16m、底はフラットで魚影はほぼない。
釣り座を設け暖房を入れて身の回りを整理、やっと仕掛けが降りたが既に9時を回っている。
爺様の腕ではここから目標とする1束は無理であろう。
大きな群れが回ってくることもなく、魚探は終始寂しい画像。
そんな中でステルス性のサカナが忘れた頃にポツリと釣れてくる。
暇を持て余した爺様はお茶を沸かし菓子を食う。
氷上にはポツポツとテントが見えるが、これまで眺めた中では最も寂しい光景だ。
1時間後、監視人が回ってくる頃には降り出した小雪の密度が増し視界不良に陥った。
南風も強まりテントがバタつく中、予報よりもかなり早い天候悪化が認識できた。
このまま続けていては氷上に孤立する恐れもあり、爺様は釣りを続けながら身の回りを片付け始める。
目標値をクリアすることは到底無理になった。
12:00爺様は雪塗れになってテントを畳み、新たに積もった雪を喘ぎながら漕ぎクルマに戻った。



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  • 1944年宮城県生・岩手県盛岡市在住・古き良き時代の電気設備技術者。
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