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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする岩手・秋田の河川釣り情報です。



アユ釣行2022−8月  7月8月9月

 日付 河川名 サイズ 釣果 備考
 22-08-30 葦の川 17〜20  4 3Hr 
 22-08-22 葦の川  16〜21  19 6Hr +リリース10
 22-08-15 葦の川   16〜21 31 4Hr +リリース10
22-08-10 甲子川  18 1 1Hr
22-08-01 気仙川
17〜19
6 2Hr +リリース4


22-08-22 葦の川





  

08:00の葦の川、週明けとてさすがに釣り人の姿は疎ら。
いい思いをした1週間前が忘れられずその場所に入ってみるも、一流し目に秒殺で20センチが来た後は、ビリアユ数尾とウグイが掛っただけでほぼ後続のない状態。
しかも最初の野アユには尾鰭の付け根に明確な病変が現れており、元気度の落ちた個体であった。
この1週間の間には増水が一度と釣り人増加があったが、アユは相当数減らしているものと思われた。
爺様はこのエリアを1時間で見切り下流へ移動。

R45橋カミのトロ、底石表面は曇ったままだが側面には明瞭なハミ跡、群れ泳ぐ野アユも確認できた。
ここでも6.3mの超短竿、目の前の底石周りに着く野アユのサイトフィッシング。
意外にも僅か5mの目の前で縄張り本能を発揮しそうな行動が見られるが、激しい追いはなく絡まない。
1時間半を費やすも、釣果は16〜17センチが僅かに2尾。
今日のツ抜けは諦めかけた11:30、先行者の方が上がって橋シモの瀬が空いた。
ここまで気分爽快な釣りが出来ずにいた爺様は、橋梁に穂先があたる位置からシモの荒瀬が落ち込む肩までの20m区間を何度も往復した。
大は21センチだが平均18センチクラスの病変のない野アユが連発した。
前回は「がま」のロッドを組み替えた5.6mで釣趣が今一、今回は使い慣れた80SLの#1〜#6に渓流用袴を装着した6.3mで、バランスが良く釣趣は最高だった。
小場所だけに1時間半で本日分の良型は釣り切られビリアユばかりとなったところで竿仕舞いとした。
短竿に嵌っている爺様、来シーズン用に入手しておかなくては・・・。




22-08-15 葦の川




   

県沿岸南部にはアユの天然遡上が見られる幾つかの小河川が存在する。
ここ葦の川もその一つで両岸に葦が生い茂り長尺ロッドの取り回しに四苦八苦する狭小の川である。
アユ釣り可能エリアとすればいいところ数Km程度と短いが、近隣にアユの孵化事業も手掛ける県栽培漁業協会の存在と、北国には珍しく以前から天然遡上が比較的豊富であることから魚影は濃いと言える。
県内河川の殆どが豪雨禍高水の中にあって、この日の同川は一人平水を保ち、盆休終盤を楽しむアユ師たちが一斉に繰り出しており、爺様が現着した10:00には立錐の余地もないほどの混雑ぶりであった。
短安寺橋下流左岸に駐車スペースを見つけた爺様は、幸運にも先行者が移動して行った後の瀬肩に入ることができた。
ほぼ20m間隔で釣り人が並ぶ流れ、右岸ヘチにヒラ打ち、チャラ瀬では小粒ながら跳ねも見えた。
6mの短竿、PE006の水中イト、0.8号シンカーでオトリを吊るし込む感覚でチャラ瀬を引き上げる。
と、ものの1分で浅瀬の中を目印が走った。
不安を掻き立てるガクガクした短竿の馴染みのない非力さ、なんとかタモに獲り込んだのは21センチ。
しかしその後はチャラ瀬で同サイズが掛かることはなく、天然遡上の小アユに翻弄されるばかり。
それでも岸際の葦の根元や石組にオトリを滑り込ませることで17〜18センチを拾っていく。
川幅は8mほど、場所を明け渡すことにもなりかねないので昼飯も食わずに流れの中央に立って両岸ヘチを探る釣りに徹すること4時間、頻繁に竿が立ち魚影の濃さは感じられるも多くのビリアユが混じる。
やがて風も出てきて超短竿と言えども煽られて細かい操作が困難になる。
14:00、広がっていた雨雲からパラパラと雨粒が落ちて来たところで場所替えのためにあちこち見て歩いたが、何処も彼処も大入り満員で、爺様はそのまま竿仕舞いとしたのであった。
素直な掛かり方も多く、前アタリ、ケラレ、宙バレなどこれぞアユ釣りと思える忙しい雰囲気の中で、爺様にとっては7月前半以来の2桁釣果、混雑の割にはよく釣れた一日であった。








22-08-01 気仙川




13:00、気仙川下流域(陸前高田市竹駒町)、水位はまだ高め。
爺様は先客が上がってきたのと入れ替わるように毎年いい思いをしているトロ尻に降りた。
8月に入って気仙川はコロガシなど何でもありの川になってしまった。
ここでもシモの瀬には何人かが長竿を振り回して頑張っている
爺様得意のポイントは底石が埋まるなど昨年とは若干変化があった。
少しカミに漕いで底石がぎっしり入ったトロ瀬を見つけ竿を伸ばす。
水位は下がっても垢着きが進んでおらず、石を食む野アユの姿を見つけることができない。
それでも対岸のヘチには跳ねが見られる。
10分後、目印がゆらゆらと流れて16センチほどの天然遡上と見られる個体が絡んだ。
その後1時間ほど頑張ったが、3尾追加も15〜16センチのリリースサイズ。

本日は用事があって17時には家に戻っている必要があった。
あと1時間できるので、一気に上流部へ移動。
松日橋、ここはかなりの釣り切られ感があるも、橋シモ右岸ヘチは竿抜けになり易い。
しかしここでも掛かり方は弱々しく、目印が不規則に揺れて流れるだけだ。
ここでの1時間、根掛かりロストも高切れもあったが、18センチ前後を4尾とまずまず。
と言ったところで15:30竿仕舞いとなった。





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  • 1944年宮城県生・岩手県盛岡市在住・古き良き時代の電気設備技術者。
  • 趣味:釣り・山歩き ・自然観察・山野草