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言泉、わかすぎ両学園合同もちつき会開く(2013年12月26日)

 学園2013年もちつき会  お正月を前に室蘭言泉、わかすぎ両学園合同のもちつき会が26日催され、子どもたちは力いっぱい重たいキネを振り上げ、ペッタン、ペッタン、冬の季節行事を楽しみました。
 もちつきはウスが2つ用意されたわかすぎ学園の食堂で、開会式やレクリエーションは遊戯室で行われ、両学園の子ら50人近くは「きなこ」「ずんだ」など6つのグループに分かれ、順番にもちつきに挑戦しました。
 幼児は男性職員の手を借りながらも「よいしょ!」「それ!」と元気にきねを振り上げペッタンコ。突き上げられた18キログラムのもちは、事前にアンケートを取り、人気の高かった納豆もちやキナコ、みたらし、雑煮に調理されました。遊戯室で早速味見した子どもたちは「おいし~い」「こ~んなに伸びるよ」と、ご満悦でした。

元気にもちをつく両学園の子どもたち
「メリー、クリスマス」各事業所で恒例行事(2013年12月24、25日)

 言泉学園2013年クリスマス会  室蘭市母恋南町の室蘭言泉学園やわかすぎ学園、楓などの各事業所・施設で12月24日から25日にかけてクリスマス会が開かれ、子どもたちはサンタさんにお願いしていたプレゼントに「ありがとう」と目を輝かせていました。
 24日午後6時から遊戯室を会場に催された言泉学園のクリスマス会では、会場のいたるところにカラフルな風船が飾られ、正面の壁には学園の子らの顔写真と将来の夢をつづった風船形の色紙がずらり。踊り好きの子らによるダンス・パフォーマンス(写真①)などが繰り広げられた後、来賓が扮するサンタさん登場に歓声があがり、おもちゃなどを受け取ると大はしゃぎしていました。
 わかすぎ学園2013年クリスマス会わかすぎ学園も食堂に飾り付けを行い、午後6時に開幕。伊藤園長の「きょうは楽しく元気に」の言葉に続いて、寄贈品などの紹介、職員による立体絵本の読み聞かせが行われ、サンタを主人公にしたお話に子どもたちは真剣。乾杯後、会食に移り、豪華料理に「おいしいね」。ビンゴゲームなどを楽しんだ後、各ブロックのプレールームに集まった子どもたちに職員サンタがそれぞれ希望していたオモチャなどを手渡すと(写真②)「やったー」と大喜びでした。
 わかすぎ学園2013年クリスマス会日中活動センターげんせん(室蘭市母恋北町)のクリスマスお楽しみ会は25日、同センターで開かれ、「エンタのみなさま」と題した演芸会に利用者さんの笑いの渦が巻き起こっていました。今年の演芸行事には、最近同センターで実習体験した学生さん3人も参加してパネルシアターを披露。女性利用者のマジックショー、センター長と男性職員によるハイパーヨーヨーのテクニック対決(写真③)などが多彩な出し物が並び、豪華な食事と笑いいっぱいのステージに笑顔の輪が広がりました。

「長生きしよう」―活動センターで健康教室(2013年12月2日)

 
 日中活動センターげんせん(佐々木弘美センター長)で12月2日、「健康教室」が開かれ、室蘭市健康推進課の管理栄養士さんや保健師さんらが肥満予防の食事法や手軽にできるストレッチ体操の実技指導を行ってくれました。
 主催は室蘭市障がい者総合相談支援室げんせん(千葉裕子室長)が事務局を務める室蘭市地域自立支援協議会(小林與志美会長)。今秋からワークセンター岬を皮切りに、「あけぼの」でも開催。3回目の日中活動センターでは、市管理栄養士の岡部七穂子さん、保健師の大谷敦子さん、今野優桃さんが来訪しました。
 食事指導では”おデブさん”にならないために「ポテトチップスを食べるなら1袋を3人以上で分け合って」「缶コーヒーはできれば1週間に1本に」とアドバイスし、センター利用者の皆さんも十分納得した様子。車いすに座ってできるストレッチ体操などを掛け声に合わせて実践し、さわやか笑顔を見せていました。

手軽にできる体操を実践する日中活動センターげんせんの利用者さんたち
室蘭心の里親会招待行事で、ほのぼの交流(2013年11月17日)

 
 室蘭心の里親会(栗林芳枝会長)の招待行事が11月17日、伊達市大滝区の北湯沢第二名水亭で行われ、招待された室蘭言泉、わかすぎ両学園の子どもたちは温水プールなどでたっぷり遊び、里親会メンバーとほのぼの交流を繰り広げました。
 同会の招待行事は毎年秋に実施されており、今年は児玉副会長ら6人のメンバーが学園の子や職員など79人と一緒にバスに分乗し、第二名水亭へ。到着後は開会式、食事会が行われ、おいしいお膳料理に子ども達は大喜び。
 その後は温泉、温水プール組に分かれて入浴やプール遊びを満喫しました。行楽気分にひたった後は閉会式でのお礼のセレモニー。学園の代表が里親会の皆さんにクマの人形や色紙を、感謝の言葉とともにプレゼントしました。

室蘭心の里親会招待行事で温泉の会食を楽しむ両学園の子ら
「むろげんまつり」開催、ゲームに歓声上がる(2013年11月3日)

 今年で2回目になる法人の祭典「むろげんまつり」が11月3日、室蘭市輪西町の市民会館を会場に繰り広げられ、スポーツ競技やステージイベントに歓声と笑い声が響きました。わかすぎ学園チームによるヨサコイ演舞
 一昨年までの法人まつりから衣替えした秋の一大行事には、各施設や事業所の利用者、後援会、法人役員ら合わせて180人が参加。開会式では言泉学園と楓の児童代表が元気いっぱいに選手宣誓し、わかすぎ学園チームが勇壮なヨサコイ演舞で幕開けを飾りました。
 2階ホールを使っての「むろげんピック」ではパラリンピックの正式種目に採用された「ボッチャ」やカーリングに似た「カローリング」などが行われ、車いすの参加も果敢に挑戦。見事、的にボールが入ると「やったー!」「うまい!」と歓声が沸き起こっていました。元気にカローリングに挑む参加者
 昼食をはさんで、「むろげんスペシャルステージ」では言泉学園児によるハンドベル演奏、プロのお笑いコンビ・ノーマルフェイスによる漫才、「サンタの会」ライブなどが催され、客席は笑顔いっぱい。表彰式ではわかすぎ学園チームが優勝に輝き、板橋菊二理事長から栄誉のメダルを受けていました。

わかすぎ学園チームによるヨサコイ演舞(上)
ストーンを持って、カローリングに挑戦(下)
楽しいね!リンゴ狩り―わかすぎ学園で秋行事(2013年10月21日)

 食欲の秋を満喫するわかすぎ学園恒例のリンゴ狩りが10月21日、壮瞥町の観光農園でおこなわました。わかすぎ学園のりんご狩り  学芸会の振り替え休日を利用した子ども達おまちかねのイベントには、小学生と幼児22人と職員らが参加。これまでは園内のブロック別などにグループ分けしていましたが、今年は異年齢のチーム編成にしたこともあり、高学年の子が幼児の手を取り、面倒をみながら一緒にリンゴをもぎ取るほほえましい光景も見られました
 リンゴに加え、農園にはナシも実り、こちらも勇んでゲットし収穫の秋を体感。昼食はジンギスカンが用意され、「おいしいね」「これ、焼けてるよ」と肉や野菜を味わいながら会話を弾ませていました。

こっちのリンゴもおいしそう。観光農園での収穫を楽しむ学園の子ら
笑顔いっぱい、つばさ会が秋の一泊旅行(2013年10月19日~20日)

つばさ会秋の旅行  グループホーム利用者の親ぼく会「つばさ会」の秋の恒例一泊旅行が10月19、20日の両日行われ、参加した皆さんの笑顔が紅葉深まる秋空にはじけました。
 今回の旅行日程は留寿都村にあるルスツリゾートに宿泊、2日目は壮瞥町の果樹園でリンゴ、ブドウ狩りを楽しみ、ジンギスカンで食欲の秋をたんのうするという企画。9カ所のグループホームから、つばさ会会員30人余りと共同生活援助・共同生活介助事業所職員などが参加しました。
 1日目、バスやワゴン車でルスツリーゾートに到着後、皆さんは温泉に入浴したり、買い物を楽しんだ後、大広間でバイキング料理を味わい、ビンゴゲームに歓声をあげました。
 翌日は、壮瞥町の果樹園でリンゴやブドウ狩りしながら秋の自然を満喫。ビニールハウス・レストランでジンギスカンに舌つづみを打ち、「みんなで食べるとおいしいね」「もうおなか、いっぱい」と語らい合いながら、交流の輪を広げました。

果樹園のビニールハウス・レストランでジンギスカンを味わう「つばさ会」の皆さん
わかすぎ学園が40周年記念誌を発行(2013年10月2日)

開園40周年記念誌「明日に向かって」を手にする神裕子支援課長  児童養護施設・わかすぎ学園(伊藤裕司園長)の開園40周年記念誌「明日に向かって」が完成し、手にした職員は歴史の節目を彩る座談会や、学園児童生徒と職員のお祝いメッセージなどに目を細めながらページをめくっていました。
 今年の7月1日に開園記念日を迎えた学園では、磯山恵美支援主任をリーダに原稿依頼や素材集め、新聞記事集めなどの編集作業を進めました。内容は板橋理事長ら学園役職者、関係機関などからの祝辞、沿革や新聞記事特集、地域ボランティアさんからのメッセージ、社会で活躍している退園生と職員による座談会などです。
 「学園とぼく・わたし」と題した児童生徒絵画文集では幼児や小学生が手書きのイラストを添えて「ぼくのすきなこと」「しょうらいのゆめ」などと題して文章を寄せてくれました。
 巻末には子ども達と職員、それぞれに実施したアンケート結果を掲載。「相談できる職員はいる?」「今の生活に満足?」といった設問と回答があり、伊藤園長以下職員は記念の一冊を手に「この40周年を機に、一層充実した支援を」と誓いを新たにしていました。
 200部印刷し、職員をはじめ全道の児童相談所や関係行政機関、養護施設、ボランティア団体などに順次発送する予定。

完成したわかすぎ学園の40周年記念誌「明日に向かって」
今年も言泉学園50Kmあるくかい?開催(2013年9月21日~23日)

3日目出発式  障がい児入所施設・室蘭言泉学園の秋の恒例行事「50Kmあるくかい?」が9月21日から3日間、室蘭、登別を舞台に行われました。  今年のコースは1日目が学園から青少年科学館、文化センター、旧港南中学校前を経てマスチ浜展望台で昼食、さらに絵鞆町の温泉ゆららに至る15km。2日目は学園から国道36号を通りイオン登別店まで、3日目はイオン登別店から36号線を歩き、ゴールのマリンパークまでの、ともに17kmのコースが設定されました。
 幼児から高校生まで子どもたちは21人が参加、大人は職員やボランティなど24人が加わり、好天に恵まれた秋空の下、それぞれのペースに合わせて目的地を目指し巻いた。 幌別バイパスを行く女の子グループ  沿道にはコスモスの花が咲き乱れ、トンボもスイスイ飛び回るなど季節感たっぷりの道中になり、「頑張ろう」「もう少しでお昼ご飯ポイントだよ」と互いに励まし合いました。
 あるこうかい?の出発イベント「掛け声ファイト!」も3日間行われ、最終日のイオン登別駐車場でも元気いっぱい声をそろえました。3日目のコースの一番の難所は富浦の切り割り坂。車いす組も斜めになった歩道に悪戦苦闘しながらも、無事乗り越え、ゴールのマリンパークで大きな達成感を味わっていました。


最終日、イオンの駐車場で「ファイト!」の掛け声を響かせ出発(上)
仲良し3人組も職員とおしゃべりを楽しみながらマリンパークへ(下)
あけぼので「パン教室」と「防災訓練」行う(2013年7~8月)

 室蘭市障害者活動支援施設「あけぼの」でこの夏、地元の小学生を対象にしたパン教室と、職員や利用者が参加しての総合防災訓練が行われました。
 今年で5回目になる「あけぼのパン教室」は7月27日、本室蘭小学校の高学年児童を対象に実施され、5、6年生14人が参加してくれました。
 挑戦したのは、定番のメロンパンやクリームパンのほか、自由に形を作ったり好みのトッピングをする創作パンづくり。パン生地の丸めや、クリームを生地で包む時など、なかなか思うようにいかない児童もいましたが、利用者さんのサポートを受けながら納得のパンを完成させ「難しかったけど楽しかった」「来年はバターロールを作りたい」など達成感を味わっていました。
 総合防災訓練は8月19日、実施されました。総合の訓練は年2回行われていますが、消防署員に立ち会いをお願いすることから、月1度の避難訓練以上に緊張感が漂い、皆さん真剣な表情。
 避難誘導訓練や署員さんの講話に続いて、隣接する公園で消火器の使用訓練にもトライ。火災はあってはならないことですが、万が一の事態に冷静に対応できるよう、皆さん、積極的に消火剤の”放水”に挑んでいました。


利用者さんのサポートを受け、パンつくりに挑戦する本室蘭小高学年の子どもたち(上)
総合防災訓練で消火器を実際に使い、威力を確かめる皆さん(下)
夏だ!キャンプだ! わかすぎ、言泉で野外行事(2013年7~8月)

わかすぎキャンプ  学校が夏休み入りし、わかすぎ、言泉両学園のサマーキャンプが7月下旬から相次いで催されました。
 わかすぎ学園のキャンプは7月30日から8月1日までの3日間、苫小牧のアルテンで行われ、学園や小規模グループケア・桜、小規模児童養護施設・楓の子らと伊藤裕司施設長をはじめ職員、実習生合わせ40人が参加。心配された天候もまずまずで、コテージ、テントに分かれて2泊3日の緑の中での生活を楽しみました
 お楽しみは青空の下でのおにごっこやサッカー、キャンプ場にある遊具での遊び。また苫小牧市にあるリサイクルプラザで、牛乳パックを使ったハガキ作りにも挑戦。「わたしのオリジナルはがき、すてき」とみんなニッコリ。プラザ内のごみ処理見学も交え、子どもたちにものを大切にする心が芽生えていたようでした。

言泉学園キャンプ  言泉学園のキャンプは8月5日から3日間、洞爺湖の月浦グリーンスティを拠点に実行され、参加した35人の園児や職員らは「げんせん共和国」の開国を、クラッカーをならして宣言。力を合わせて作ったカレーやバーベキューの味を野趣豊かにたんのうしました。
 行事も盛りだくさんで、2日目は有珠海水浴場へ遠征し、遊泳やビーチバレー大会を開催。夜は洞爺湖ロングラン花火大会を鑑賞し「まあ~、きれい」。最終日には遊覧船で洞爺湖中島往復の湖上遊覧に歓声をあげました。

キャンプ場のログハウスで食事を楽しむ、わかすぎ学園の仲間たち(上)
クラッカーで「げんせん共和国」開国を祝う言泉学園の参加者(下)
わかすぎ学園で開園40周年祝う食事会(2013年7月6日)

開園記念行事  「40年、おめでとう~」。今年、開園40周年の節目を迎えた「わかすぎ学園」で7月6日、記念の食事会が室蘭市中島本町のビアキャビンで開かれ、ジンギスカン料理や○×クイズに笑顔の輪が広がりました。
 昭和48年7月1日に開設した児童養護施設「わかすぎ学園」は、小規模グループケアホーム「桜」と合わせ定員40人。関連施設の地域意小規模児童養護施設「楓」(定員6人)を含め、この40年間に約330人の子ども達のお世話をしてきました。
 区切りとなる40年をお祝いしようと開かれた食事会には、学園の子どもたちをはじめ、役職員など合わせて56人が出席。板橋菊二理事長があいさつで懐かしい学園の歴史を振り返り、菅野登一郎常務の音頭で祝杯を上げ、早速、ジンギスカンを味わいました。
 二歳から高校生までの学園の子らは「やわらかくて、おいしいね」と目を細めながら舌つづみを打ち、「学園の電話番号はこれでいい?」「園長の名前は?」といった○×クイズに一喜一憂し、用意された景品をもらい「やった!」と、ご満悦でした。

食事会の後、記念写真におさまる学園の子どもたちと役職員
「イチゴ、おいし~い」言泉学園で記念行事(2013年6月29日)

開園記念レク  昭和24年6月の開園を記念して室蘭言泉学園で6月29日、イチゴ狩りやレクリエーション、バーベキューの夕べなどが催され、参加した学園児や職員らはさわやかな青空の下、思い出づくりに歓声を上げました。
 「わあー、甘い」「こっちのもおいしいよ」-イチゴ狩りを楽しんだのは壮瞥町の果樹園。マイクロバスなどに分乗した児童や役職員29人が食べ放題の露地ものイチゴをたっぷり味わい、昼食後は「玉入れ」や「○×クイズ」に興じました。
 「がんばれ!」「もっと早く!」の声援が飛び交い、はち巻きスタイルの選手たちは大ハッスル。帰園後に施設の屋上で行われたバーベキュー大会では、お昼がおにぎりだったせいもあり、どの顔も「まいう~」スマイルでした。

開園記念レクの玉入れに一心不乱の選手たち
初任者研修スタート、接遇の基本など学ぶ(2013年5月27日)

初任者研修  平成25年度法人初任者研修が27日から始まりました。本年度の対象者は5事業所の31人ですが、約半数は業務の都合などで次年度対応などになりました。日程は27,28日2日間の前期と、来年2月に実施する後期(1日のみ)の計3日間で、業務の基礎知識などを学んでもらいます。
 初日の午前中はわかすぎ学園会議室を会場に、法人の役割と基本理念や職員としての倫理などをテーマにした役員による講義が行われました。また昼食時間を利用して、交流を深めました。
 午後からは外部講師による講義に移り、室蘭信金本店の菅野操さんが「接遇」のイロハを伝授しました。さらに、あけぼの父母の会の前会長・福田稔さんが「保護者の立場から法人・事業所に求めること」と題して講義。わが子へのかかわりの軌跡を明かしながら、一般職員を含めた出席者に「仕事は好きでなければいけない」と働く人すべてに通じる心構えを説きました。

外部講師による講義などが行われた初任者研修初日
日中活動センタ-恒例、春のお花見会開催(2013年5月17日)

お花見  5月17日(金)苫小牧市緑ヶ丘公園にて日中活動センタ-げんせん恒例に「春のお花見会」を開催しました。この日は快晴に恵まれ、日差しが気持ちのいい天気でしたが、それまでの気温が災いして肝心の桜は、七分咲きならぬ五分咲き。しかし、利用者さんらは、とても満足した様子!
 昼食は金太郎池レストハウスでいただく炭火焼きのジンギスカンで、みなさん美味しく頂きました。遊戯施設もジャンボ滑り台をはじめ、金太郎池に生息する鴨や鯉にエサをあげたりと満足の行く内容でした。
 緑ヶ丘公園には、展望台もあり苫小牧市を一望できます。素晴らしい眺望に利用者さんらは大興奮で景色を観覧していました。また障害者用トイレも完備されていて、障害のある方も気軽に行ける施設でした。

緑ヶ丘公園に到着し、お花見会の説明を聞く利用者さんら
根気強く40年、信田印刷さんが今年も寄付(2013年5月7日)

寄付  結婚記念日に合わせ、コツコツ貯めた小銭を毎年、室蘭言泉学園に届けている信田印刷(室蘭市舟見町)の信田一郎、有子さん夫妻が、今年も愛の浄財を学園に寄せてくれました。ちょうど40年になる寄付で、学園にとってはギネスもの、と職員一同感謝しきりでした。
 二人が結婚したのは昭和48年5月2日。社会に役立つことを結婚記念日に‐と思い立ち、以来、仕事で付き合いがある言泉学園に毎年5月、1年間貯めた小銭を寄付してきた。
 寄付額は毎年1、2万円台。今年は40年という大きな節目ということで貯めた小銭26,766円に5万円を加え、計76,766円を届け、山口事務長に手渡しました。奥さんの有子さんは「今度は50年目を目指して続けます」と気負わず、目標を語っていました。

今年で40年目となる善意の定期便を手渡す信田有子さん(左)
フレッシュさんや昇任者などに辞令を交付(2013年4月1日)

辞令交付式  社会福祉法人室蘭言泉学園の平成25年度辞令交付式が1日、わかすぎ学園会議室で開かれ、昇任者や新採用職員などに辞令が手渡されました。
 本年度の昇任者は主任3人、副主任5人、正職員登用が2人。さらに新卒の採用者は3人で配属先はわかすぎ学園2人、共同生活援助・生活介護事業所が1人。
 式では板橋菊二理事長のあいさつが代読され「新採用の皆さんはこの法人で器をつくり、人として大きく成長してほしい」と激励。昇任、正職員登用者には、詩人の相田みつおさんの言葉を引用し、「多くの職員と力を合わせ機動力を発揮してほしい」とエールを送りました。
 引き続き菅野登一郎常務理事から一人ひとりに辞令が手渡された後、代表して新採用の秋庭啓哉さん(わかすぎ学園)が「若い力で頑張っていきます」と決意を述べ、期待いっぱいの拍手を受けていました。

辞令交付式後、記念撮影するフレッシュさんや昇任、正職員登用者
温泉でリフレッシュ!あけぼので慰労会(2013年3月26日)

年度末慰労会  「温泉でリフレッシュ」「新年度へゴー」 3月26日、室蘭市障害者活動支援施設「あけぼの」の年度末慰労会が行われ、利用者さんと職員合わせて61人が新年度に向けて英気をやしないました。
 年度末恒例のお楽しみイベント。全員、白鳥台のあけぼので早朝健康診断を済ませた後、みらい号など5台の車に分乗して洞爺湖温泉の洞爺湖畔亭へ。到着後、早速大浴場や屋上露天風呂で温泉につかり、ほっこり気分にひたりました。
 大宴会場での食事メニューもカニや新鮮な刺身、ステーキなどが並び「おいしいね」とうなずき合うグループも見られました。新年度への決意を込めた各作業班の紹介や急きょ準備されたビンゴゲームに歓声があがり、どの顔にも一足早い笑いの花が咲いていました。

湖畔亭大広間で記念写真のポーズをとる慰労会の参加者
7年ぶりに両学園合同退園・入進学を祝う会開催(2013年3月9日)

 室蘭言泉学園とわかすぎ学園の合同「退園・入進学を祝う会」が3月9日、言泉学園遊戯室で開かれ、社会人としての一歩を踏み出す退園生や入学・進学児らに大きな拍手が送られました。
 過去6年間、言泉学園からの退園生がいなかったため、合同での式典は7年ぶりの開催となりました。新年度から学園を”卒業”し、それぞれの道を歩むのは言泉学園が2人、わかすぎ学園と楓が合わせて5人。入学・進学の祝福を受けたのは両学園合わせて17人でした。
 式では板橋理事長や来賓の祝辞などに続いて心の里親会と後援会、学園から壇上に並んだ退園生にお祝い金や記念品などが贈られました。
 栗林芳枝後援会長は退園生たちの小さい頃のことを思い出してか祝辞で言葉を詰まらせる場面もー。在園児からの花束を抱いた退園生の一人ひとりが職員の激励を受け、自衛官や福祉就労などの道に進む決意を述べると大きな拍手が送られました。

入・進学とともに退園生の旅立ちを祝った式典
24時間対応わかばホームが完成、内覧会開く(2013年3月8日)

わかばホーム外観  昨年10月から工事が進められてきた室蘭言泉学園11カ所目のグループホーム「わかばホーム」が完成し、3月15日内覧会が開かれました。
 24時間対応のグループホームとしては2カ所目となる「わかばホーム」。室蘭市からの補助金と自己資金合わせて3、6145万5千円の事業費を組み、室蘭市母恋南町の室蘭言泉学園と道路をはさんだ角地の民家を買収、改修工事を行ってきました。構造は木造2階建てで、1、2階合わせた床面積は約254平方メートル。居室は6部屋です。
 内覧会には学園の理事、評議員や福祉施設関係者が訪れ、床暖房やエレベーター、ゆったりした居間などに「すばらしいですね」と感心した様子。6人の入居者はすでに決まっており、4月1日から、ここでの新生活を送ります。

完成した室蘭言泉学園の24時間対応グループホーム「わかばホーム」
人権擁護などテーマに室蘭児相所長が講演(2013年3月1日)

法人研修講演会  平成24年度法人研修が3月1日、室蘭言泉学園3階の遊戯室で開かれ「福祉事業従事者の倫理観と人権擁護について」の演題で、室蘭児童相談所の水上和俊所長が講演しました。
 研修には各事業所から合わせて約50人の職員が出席。児童相談所を中心に道の福祉畑を30年余り歩んできた水上所長が、児童福祉施設における虐待防止の制度内容や懲戒権らん用禁止通達などを解説しました。
 さらに平成23年度の施設における身体的虐待の具体例などを交えながら「いったん福祉事業の従事者になったらプロの意識を持って。高度な知識と技術、倫理観を備えた専門性を身に付けてください」とアドバイスし、参加者をうなずかせていました。

福祉従事者の倫理観と人権擁護をテーマに講演する水上所長
苫小牧から幼稚園児らの献金、わかすぎ学園に(2013年2月21日)

マーガレット幼稚園さんの寄付  わかすぎ学園に21日、苫小牧マーガレット幼稚園(鈴木傑園長、苫小牧市清水町)の園児からの献金3万円が寄付され、応対した伊藤裕司総合施設長は「大切に使わせていただきます」と感謝していました。
 寄付に訪れたのは学校法人鈴木学園の理事長もつとめる鈴木園長。同園では39年前の開園時から、クリスマスに園児らが献金し、発展途上国の子どもたちの自立を支援してきました。浄財は園児らがお菓子を倹約したり、家の手伝いして貯めたもの。
 これまでは日本の財団を通じケニアやフィリピン、中国内陸部などの貧しい地域の子どもの支援に送ってきましたが、「あまりに遠くの国への支援なのでピンとこない」(鈴木園長)ということもあり、同じ胆振管内にある児童養護施設への寄付にしたとのことです。
 鈴木園長は「おもちゃでもおやつでも、ご自由にお使いください」と伊藤総合施設長に手渡し、わかすぎの子らの幸せを願っていました。

幼稚園児らの献金を手渡す鈴木園長(右)
栗林商会寄贈の送迎車、日活センターで活躍(2013年2月6日)

栗林商会寄贈送迎車  日中活動センターげんせん(佐々木弘美センター長)に、地元の栗林商会さんから寄贈された車いすリフト付きワゴン車が配備され、利用者の送迎や施設外活動に威力を発揮しています。
 新車はこれまでの2台と同じタイプの日産キャラバン・チェアキャブで、乗車定員は8人プラス車いす2台。室蘭市の24年度障害者送迎用福祉車両購入事業に栗林商会さんが指定寄付したもので、補助金は購入費用全額の385万円。
 従来からある「清水」「馬主」ワゴンの2台を合わせ、送迎車が1日に走る距離は200キロメートル。朝夕の送迎業務になくてはならない大事な車両だけに、ホワイトカラーのボディに緑色で「株式会社 栗林商会寄贈」の文字が目立つ新車を「大事に使います」と職員も気を引き締めています。

栗林商会さんから寄贈された送迎用リフト付きワゴン車