ニュース記事一覧
- 楽しいゲームがいっぱい!初のむろげんまつり開く(2012年12月1日)
- わかすぎ学園で幸福を招く石彫刻の除幕式(2012年10月23日)
- 道の補助受け、相談支援室「げんせん」に公用車(2012年10月14日)
- やったー!言泉学園で恒例の「50Km歩くかい?」(2012年9月15~17日)
- 「かんぱ~い!」あけぼので納涼祭(2012年8月10日)
- 「ワイルドだぜぇ~」わかすぎ学園でキャンプ(2012年7月31日~8月2日)
- 室蘭市議会民生常任委が、言泉学園を視察(2012年7月23日)
- 聾学校同窓会が「室蘭聾唖学院」記念碑を建立(2012年7月22日)
- 室蘭言泉、わかすぎ両学園で開園記念行事催す(2012年6,7月)
- ハンドベル演奏でお祝い、言泉学園で改築落成式(2012年4月)
- 10カ所目のグループホーム「つばさ」がオープン(2012年4月)
- 室蘭言泉学園新園舎が完成、施設用途も変更(2012年4月)
- 専門医が「てんかん発作」テーマに講演(2012年1月)
2012年(平成24年)ニュース
ニュース記事
楽しいゲームがいっぱい!初のむろげんまつり開く(2012年12月1日)
昨年までの法人まつりに代わる第1回「むろげんまつり」が12月1日、室蘭市みゆき町の室蘭市青少年研修センターで開かれ、各事業所の利用者さんや理事、評議員や職員が軽スポーツや演芸などを楽しみ、交流を深めました。
参加したのは約140人。グループホームやサービス事業利用者が10人ほどのグループに分かれ、4会場に設けられた「フロアカーリング」「ボッチャ」「ゲーリング」「ガラッキー」のスポーツゲームやじゃんけんゲームなどを体感。「ここをねらってー」「わー、惜しい」「ナイスショット!」の歓声が会場に響きました。
昼食会の後は紙芝居落語や漫才、エレクトーン演奏など職員やセミプロの話芸、メロディーをたっぷり味わいどの顔も大満足。お楽しみ抽選会では、プログラムに印刷された番号と読み上げられる抽選番号とにらめっこしながら一喜一憂し、当選すると「やったー!」と大喜び。オリンピックイヤーにちなみ、スポーツゲームの入賞チームに板橋理事長からメダルが授与されました。
わかすぎ学園で幸福を招く石彫刻の除幕式(2012年10月23日)
「幸(こう)フクロウ」をなでて、幸せになろう― わかすぎ学園にフクロウの石彫刻の寄贈があり23日午前11時半から、除幕式が行われました。
贈り主は日本石材産業協会北海道支部(赤川勉支部長、65社加盟)。北海道支部では平成22年から、道内の児童養護施設を応援しようと石材彫刻のフクロウを贈る「幸(こう)フクロウ運動」を展開しており、わかすぎ学園は3か所目になります。
ピンク系の花崗岩で出来た「幸フクロウ」は高さ30cm。黒御影石の台座は高さ60cmで周りの3面には、学園の児童・生徒らが書いた「元気」「げんき」の直筆が彫られています。製作したのは登別市の大和石材さんです。
除幕式では赤川支部長が「このフクロウが心のふる里として、学園のみなさんに愛されるようになっていただきたい」とあいさつし、伊藤裕司総合施設長の謝辞に続き、赤川支部長と菅野登一郎専務、園児代表が紅白の綱を引いて白幕を外し、お披露目されました。関係者は「子供たちが折々、このフクロウをなでて、幸せになってほしい」と願っていました。
道の補助受け、相談支援室「げんせん」に公用車(2012年10月14日)
室蘭市障がい者総合相談支援室「げんせん」ではこのほど、北海道の助成を受け、公用車を一台購入しました。この助成は障害者自立支援法の施行に伴う事業者の運営の安定化や円滑な実施を図るための「障害者自立支援対策推進費補助金」といい、障がい者の福祉増進を目的としたものであります。
総合相談支援室は今年度から、新たに「基幹相談支援センター事業」「計画相談」「地域相談支援」等の事業を室蘭市より委託されており、いままで以上に支援の場を広げています。
新規導入した公用車は4人乗りの軽自動車で、福祉サービス利用者の自宅訪問や各関係機関等との調整などの際に利用します。一台、公用車が増えたことによりこれまで以上に利用者のニーズに添い、迅速に業務を行うことが出来るようになります。
やったー!言泉学園で恒例の「50Km歩くかい?」(2012年9月15~17日)
室蘭言泉学園恒例の秋のイベント「50Km歩くかい?」が9月15日から17日までの3日間、登別、室蘭を舞台に開催されました。参加したのは5歳から18歳までの学園の児童や生徒27人と職員、学生ボランティアなど合わせて総勢60人弱。車いすの子らも元気に参加しました。
スタートは登別紅葉谷公園の駐車場。初日は登別市役所前を通り、川上公園経由で登別市総合体育館までの17キロ、2日目は体育館を出発し室蘭養護学校まで、最終日は神代町のあけぼの花卉栽培場から本輪西を経て、太平橋そしてゴールの新日鉄体育館へ、というコースが設定されました。
3日間とも意欲的な先頭集団はどんどん先を行き、道草組の幼児グループはのんびりペースで距離はどんどん広がりましたが、あわてずマイペースで一歩ずつ前進。心配されていた雨予報も2日目まで大はずれ。3日目は霧雨に見舞われましたが、歩き出すころには雨もあがり、ゴールを目指して全員、ファイト全開でした。
3日間とも、目標地点に近づくと、小学2年の女の子は車いすを降りてゴールテープを切り、小1男児は胴上げされて大喜び。新日鉄体育館に到着すると、ロンドンオリンピック年にちなみ、優秀グループ別にメダルの授与式も行われ、みんな大満足でした。
「かんぱ~い!」あけぼので納涼祭(2012年8月10日)
障害者活動支援施設「あけぼの」(荒井昌彦所長)の夏恒例「納涼祭」が8月10日、室蘭市神代町の花卉栽培場で開かれました。
暑い夏を乗り切ろう-と、毎年、お盆時期に開催されているイベント。会場には施設利用者と家族等らが集合し、開会式に続いてハウス内で2チームに分かれゲームに挑戦。みそ汁をすくう”おたま”に水風船をのせて走るリレー競技に「速く、速く」「落ちついて」と声援が飛んでいました。
体を動かした後は、お楽しみの食事会。焼きそばやフランクフルト、焼き鳥、お好み焼きなどがずらりと並び、「かんぱ~い!」の合図で早速、食欲もりもりの笑顔が広がっていました。
「ワイルドだぜぇ~」わかすぎ学園でキャンプ(2012年7月31日~8月2日)
夏恒例、わかすぎ学園のキャンプが7月31日から8月2日までの3日間、豊浦町の森林公園キャンプ場などで行われ、幼児から高校生まで約30人が真夏の野外行事を楽しみました。
初日、総勢四十人余りの参加者は豊浦町ファミリースポーツセンターでの運動会や、天然温泉「しおさい」でのお風呂、キャンプ場での花火大会などに歓声を上げました。
2日目のお楽しみは4つのグループに分かれての自由行動。幼児グループは大滝村で動物とのふれあいを、工作体験チームは洞爺の自然体験ハウスで「バードコール」作りに挑戦。「鳥の鳴き声だよ」「面白い!」と出来映えに大満足でした。
室蘭市議会民生常任委が、言泉学園を視察(2012年7月23日)
室蘭市議会の民生常任委員会(児玉智明委員長、7人)が7月23日午後、今春全面改築された室蘭言泉学園の園舎を視察に訪れました。
所管する福祉施設の現状把握などを目的に行われ、一行は室蘭市の担当部局職員とともに来園。伊藤裕司総合施設長から新園舎の特色など説明を受けたあと、園内を見て歩きました。
各委員はピカピカの床や児童の広い居室、人を感知して自動であかりがつく階段などを見て回り、遊戯室では「広いね~え」と話していました。。
聾学校同窓会が「室蘭聾唖学院」記念碑を建立(2012年7月22日)
「ここがぼくらの育った思い出の地」―室蘭聾学校同窓会(富沢房雄会長)が、わかすぎ学園敷地に学校創立60周年記念碑を建立。7月22日、その除幕式を行いました。
記念碑は、室蘭聾学校の前身だった私立室蘭聾唖学院の歴史を永く後世に伝えようと、全国に500人ほどいる同窓生に呼びかけ建てたもので、縦65センチ、横80センチ、高さ90センチの御影石製。正面に「私立室蘭聾唖学院跡地」裏面に「昭和11年10月1日 開校」の文字が刻まれています。
除幕式に同窓生30人余りと室蘭言泉学園の板橋菊二理事長、室蘭聾学校の髙嶋利次郎校長らが出席。学校の生徒らと一緒に除幕した富沢会長は、学院の創設者である辻本繁さんの思い出や、戦中、戦後の物資窮乏時代を振り返り、感激しきりでした。
室蘭言泉、わかすぎ両学園で開園記念行事催す(2012年6、7月)
室蘭言泉学園で6月30日、わかすぎ学園では7月1日、開園記念行事がそれぞれ催され、趣向をこらしたイベントに在園生たちは大喜びでした。
室蘭言泉の開園は昭和24年6月、わかすぎは昭和47年7月。毎年、この月に記念行事が行われています。
室蘭言泉学園では在園児・在園生24人と職員、ボランティアが参加。以前の建物より格段と広くなった遊戯室で「学園は今年65周年。マルかバツか」などの○×クイズが行われ、学園の歴史をしっかり勉強。園内での高さ探しゲームの後は、屋上で焼きそばとフランクフルトの昼食会が開かれ、「うまい!」「お代わり」の声と笑顔がはじけていました。
わかすぎ学園では恒例の「ごみひろい&スタンプラリー」が行われ、園児や園生が8チームに分かれ、職員とともに地域のごみ拾いをしながらスタンプラリーに挑戦。JR母恋駅や金屏風、旧朝陽小などをラリーポイントに途中、道ばたにころがった空き缶などを収集しました。学園到着後は、ウオーキングタイムと集めたごみの量を計算して順位を決定。賞品のお菓子袋に大喜びでした。
ハンドベル演奏でお祝い、言泉学園で改築落成式(2012年4月)
今年2月末に全面改築工事が完了し、4月からは「ろうあ児入所施設」から、すべての障がい児を受け入れる「障がい児入所施設」として再スタートした室蘭言泉学園の改築落成式が4月21日、新園舎の3階遊戯室で開かれました。
落成式には室蘭市や室蘭児童相談所、地元町内会、後援会、建設業者など関係者30人余りが出席。板橋菊二理事長が2倍の広さになりエレベーターも設置された新園舎を紹介し、さらなるヒューマンサービス向上へ決意を新たにしました。
来賓の祝辞、工事経過報告の後、言泉学園児によるグループ別のハンドベル演奏が披露され、「きらきらぼし」や「エーデルワイス」などの澄んだ音色に出席者はうっとり聴き入り、大きな拍手を送っていました。
10カ所目のグループホーム「つばさ」がオープン(2012年4月)
「共同生活援助・共同生活介護事業所げんせん」が管理運営する10カ所目のグループホーム「つばさ」が平成24年3月下旬に室蘭市母恋北町1丁目3番9号にオープンしました。
「つばさ」は定員5人で床面積は198平方メートル。入居者の大半が通う「日中活動センターげんせん」まで、車いす利用者でも3~5分の距離にあり、室蘭言泉学園本部・事務や相談支援室が入居しているビルも、目と鼻の先にあり、立地条件は良好です。真新しい住環境、充実した室内設備などに利用者さんもご満悦です。
室蘭言泉学園新園舎が完成、施設用途も変更(2012年4月)
平成23年6月から全面改築工事が進められてきた、室蘭言泉学園の新園舎が完成。施設用途も「ろうあ児入所施設」から、すべての障がいをもつ子どもを受け入れる「障がい児入所施設」に変わりました。
新しい園舎は鉄筋コンクリート造り3階建て。車椅子の障がい児にも対応するためエレベーターを取り付けたのが特徴です。
また、室蘭市母恋北町の旧地域生活支援センターで行っていた「日中一時支援にこにこ」事業も、専用室が整備されたことから新園舎で対応することになりました。
同時に学園が取り組んでいる「短期入所事業」も、専用居室を整備したことで「併設型」から「空床型」に変更。居室も5~6人部屋から1~2人部屋へと、より家庭に近い環境整備に努めました。
火災予防の観点からオール電化プラス床暖房など、広さも2倍になり最新の技術を導入した新園舎の落成記念式典は4月21日に催されます。
専門医が「てんかん発作」テーマに講演(2012年1月)
製鉄記念室蘭病院の東海林黎吉医師を迎えての研修会が1月28日、日中活動センターげんせんを会場に開かれ、「てんかん発作への理解」と題して東海林氏が詳しく講演されました。
研修会は室蘭言泉学園の衛生推進委員会と活動センターとの合同事業として実施しました。講師の東海林医師は昭和46年に札幌医科大学を卒業し、昭和56年から市立室蘭総合病院に勤務。同院小児科部長を務め、平成23年に定年退職後、製鉄記念室蘭病院顧問として、後進の指導に当たられています。
てんかん発作の医療分野で深く研究されている東海林医師は、てんかんの定義や種類、症状や発作時の対応方法などを詳しく説明。「けいれんは素手では止められません」「口の中に指は入れない」「発作から10分経過しても治まらない時は救急車を」などとアドバイスしていました。