2011年(平成23年)のニュース

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ニュース記事

FMびゅーの沼田社長が講演 -23年度法人研修-(2011年11月)

 本年度の室蘭言泉学園法人研修が11月26日、日中活動センターげんせんで開かれ、室蘭のコミュニティー放送局「FMびゅー」代表取締役、沼田勇也さんが講演。また、8月下旬から3班に分かれて実施した災害派遣ボランティアの報告会も併せて行われました。
 「企業が果たす地域への社会貢献」と題して、沼田さんは4年前の会社設立から平成20年8月のFMびゅー開局に至る経緯やコミュニティーFM局が地域を豊かにするための使命、役割などを説き、参加職員も熱のこもった話にさかんにうなずいていました。
 災害派遣報告では、通所授産施設あけぼのの荒井昌彦所長や日中活動センターげんせんの佐々木弘美センター長、言泉学園スタッフの多田俊太郎さんが報告発表。宮城県七ケ浜町や岩沼市での各1週間にわたる汚泥除去、がれき撤去、ごみの分別作業など炎天下での労働の感想、心に残ったことなどを述べました。

企業の地域貢献について語るFMびゅーの沼田社長
ウルトラセブンから百万円、わかすぎ学園に寄付(2011年11月)

 M78星雲からウルトラセブンが、大きなプレゼントを持ってやって来た-。
 わかすぎ学園に11月11日、100万円が入ったメール便が届き、職員や子どもたちはビックリ。ウルトラセブンのメッセージに沿って「子どもたちのために使わせていただきます」(神裕子支援課長)と大感激。
 メール便には招き猫の絵柄の巾着に入った現金100万円と手紙が同封され、手紙には「これは子供達だけの為だけに使って頂きたい」「玩具、ゲーム、音楽や映画鑑賞」などに使ってほしいと書かれており、「3分しか地球に居られませんので、あしからず」の結びの文章から、贈り主のホットな人柄がうかがえました。

ウルトラセブンから、わかすぎ学園に届いた手紙や現金が入っていた巾着
「やったぞ!」言泉学園で50キロあるくかい(2011年9月)

 室蘭言泉学園の秋恒例「50キロあるくかい」が9月23日からの3日間、豊浦町を起点に実施され、学園児や園生をはじめ、職員やボランティアさんら40人余りが無事50キロメートルを歩き通し、達成感にひたりました。
 1日目は豊浦町の噴火湾展望台から有珠ビーチハウスまで、2日目は「だて歴史の杜」まで、最終日は室蘭市白鳥台の「あけぼの」まで、ともに壮瞥町の公共施設を宿泊場所に50キロメートルの距離が設定されました。
 もっともキツかったのは室蘭市崎守町から白鳥台への登り道。車いす組の3人を含め、息を切らしながらも、全員、元気に歩き通し「やった!」とゴール地点で歓声をあげ満足感いっぱいでした。

「イェ~イ」「元気だぞ~」車いす組を含め、みんな元気いっぱいに行進
工事の安全を祈りクワ入れ、室蘭言泉学園改築着工(2011年8月)

 待望の室蘭言泉学園全面改築工事が8月28日の安全祈願祭で幕開けし、出席者は完成までの工事期間中の無事故・無災害を祈願しました。
 旧施設が全面解体された現地には、鉄筋コンクリート3階建て延べ1093平方メートル、居室16の新施設が整備され、エレベーターも取り付けられる。
 祈願祭には来賓や工事関係者を含め30人余りが出席。板橋菊二理事長がクワ入れを行い「地域の社会資源として、期待に応えられる安全安心の地域福祉を強力に推進できる法人としてまい進したい」と新たなる決意を述べました

現地で行われた室蘭言泉学園の安全祈願祭
震災ボランティア第1陣、宮城県岩沼市へ21日出発(2011年8月)

 3月11日の東日本大震災で被災した人々、地域に対して、室蘭言泉学園でも、復興支援の一助になれば-と震災ボランティアを派遣することになりました。
 その先陣を切って8月21日に出発するのは、あけぼの所長の荒井昌彦さん(46)。派遣先は宮城県岩沼市。苫小牧港からの往復フェリー移動を除く5日間、現地で「泥出し」「清掃」「片付け」に汗を流します。
 出発を前に18日、学園本部の園庭で壮行式が行われ、菅野登一郎園長から激励と特製タオルを贈られた荒井所長はニッコリ。集まった言泉、わかすぎ学園の園児代表の「頑張ってね」の言葉に「こんなうれしい励ましはありません」とガッツポーズで応えていました。2陣、3陣も9月中旬までに交替で出発します。

園児代表の激励に感激の荒井所長(左)
試飲ビールに「うまい!」-あけぼので日帰り旅行(2011年7月)

 本年度から室蘭言泉学園が指定管理者として運営している、室蘭市の知的障がい者通所授産施設「あけぼの」(荒井昌彦所長)の日帰り旅行が7月9日行われました。
 目的地は札幌のアサヒビール園。2台のバスに乗った利用者33人と職員11人は、ビール園に到着すると早速、工場を見学。お楽しみのビールやジュースの試飲では「おいしい」を連発し、ご満悦の様子でした。
 園内のレストランでバイキングの昼食を摂った後、近くのボーリング場で1ゲームだけボーリングを楽しむなど、心遊ばせる1日を満喫していました。

ビール園のレストランで和気あいあいに食事する利用者さんたち
日中活動センターで、べんさんと一緒に熱唱(2011年4月)

 4月21日、埼玉県在住のシンガーソングライター、たかはしべんさんが日中活動センターを訪問。利用者らと一緒に、楽しく、勇気わく歌を一緒に熱唱しました。
 昨年暮れのクリスマス会で、べんさんのオリジナル曲「みんな仲間だ」をみんなが歌い、その模様を写真にして、べんさんの事務所に送ったところ、今回来道したのを機に、訪問のはこびとなりました。。
 フォークギターとハーモニカを楽器に、べんさんは手話で「ゆうやけ、こやけ」や「みんな仲間だ」など7,8曲を演奏。ファイトいっぱいの歌声につられ、利用者も一緒に合唱し笑顔いっぱいでした。

心に響く歌声をプレゼントした、たかはしべんさん
グループホーム「つばさ会」、今年も応援よろしく!(2011年2月)

 平成23年が明けて早1ヶ月が過ぎましたが、グループホームの仲間でつくる「つばさ会」では、昨年暮れから、お正月にかけて、さまざまな行事を催しました。
 1年の労をねぎらおうと12月18日に室蘭市中島町で忘年会を、大みそ日には支援センターで「年越しを祝う会」を開催。明けて、元日は初もうで、夕方には「新年を祝う会」と笑顔のお祝いイベントラッシュに。
 今年はメンバーの1人が晴れて新成人となり、初めてのビールに「おいしい!」を連発し、祝福を受けていました。今年もつばさ会の活動応援、よろしくお願いします。

昨年12月に催した忘年会での一コマ
言泉、わかすぎ学園にもタイガーマスク現れる(2011年1月)

 児童施設などへランドセルなどを匿名寄贈するタイガーマスク運動が話題になる中、室蘭言泉、わかすぎ両学園にも1月11日夜から12日昼にかけて、”タイガー・プレゼント”が相次ぎました。
 言泉学園には「もののけ姫」などアニメのビデオテープ11本が、わかすぎ学園にはランドセル一つと文具が風除室入り口や玄関口に置かれていました。いずれも短い手紙が添えられ「室蘭の伊達直人より 古いVHSビデオですが良かったらどうぞ」、「登別の伊達直人」との書き置きもありました。
 菅野施設長はじめ職員は、「感謝しています。この輪がもっと広がってくれれば」と期待していました。

両学園に届けられたタイガーマスクからの善意