※「水と緑の会」での活動も含まれています
2008/01/17 まつもと市民環境大学例会
2008/01/19 温暖化防止シンポ参加
2008/01/20 防災とボランテアの日シンポジウム 参加(大町)
2008/01/25 (長野県)公共事業評価監視委員会 委員参加
2008/02/02 砂防友の会総会参加
2008/02/05 地すべり学会発表会参加(長野)
2008/02/06 中信森林管理署長との話し合い
市役所耕地林務課との話し合い(水と緑の会)
2008/02/14 公共事業道路問題出前講座参加(サポートセンター)
2008/02/16 温暖化シンポジウム(松本中央公民館)参加
2008/02/17 公民館シンポジウムと分科会(公共事業)参加
2008/02/19 (長野県)公共事業評価監視委員会 委員参加
2008/02/26 森林管理署話し合い
松本建設事務所と奈良井川改良事務所との話し合い(水と緑の会)
2008/02/26〜27 薄川砂防改修の現場立会い(水と緑の会)
去年半分、今年度に半分と2回に分けて施工しています。今回、去年の失敗を繰り返さないように前もって提言をしましたが、意見が反映されず2度手間となってしまいました。従って最も迷惑したのは業者であり、業者には申し訳なかったと思っています。
2008/03/01 第1回上高地談話会(信大山岳総研) 参加
2008/03/06 薄川砂防改修(石組み工法)現場(水と緑の会)
県改良事務所とやっている改修です。
前々回の施工に関する問題を指摘し、やり直しと共に施工方法を実技で示したことが功をなしました。理解力のある業者であったため、注意点をクリアーして色々工夫をしていました。限られた条件の中で最大限の努力を見て取れました。
2008/03/08 乗鞍の自然を考える会シンポジウム参加(高山文化会館)
2008/03/14 (長野県)公共事業評価監視委員会委員参加
2008/03/17 薄川砂防改修現場立会い(水と緑の会)
2008/03/22 上高地の自然と利用を考えるシンポジウム(第8回渓流保護シンポジウム) 主催
2008/03/27 まつもと市民環境大学例会
2008/03/29 (長野県)公共事業評価監視委員会の意見提出
2008/04/02 信濃毎日記者に砂防の話をする
2008/04/10 網走漁協 砂防治山勉強会と薄川砂防改修見学(水と緑の会/渓流ネット)
2008/04/12 『干潟・湿地を守る日2008 in 信州安曇野』
2008/04/15 茂来山 霧久保沢堰堤:満砂後の対応について意見交換と現場視察 (森と水へリンク)
2008/04/19 川田隆平 国会議員との交流会参加と砂防に関する要請
2008/04/24 まつもと市民環境大学例会 参加
2008/04/27 上高地開山際参加
2008/05/01〜04 針ノ木岳山スキー と 糸魚川ホタルイカすくい と 青海川山菜ツアー
2008/05/08 まつもと市民環境大学 町づくり勉強会参加
2008/05/11 田中優講演会「温暖化とエネルギー」 参加
2008/05/17 牛伏の栗木林道(鉢伏山の山腹)の視察(水と緑の会)
2008/05/22 まつもと市民環境大学例会 参加
2008/05/23 (長野県)林務課と話し合い(山城治山ダム)(水と緑の会)
2008/05/24 栗の木林道中沢(右・左の沢)の魚類調査
2008/05/26 砂防友の会 見学 参加
砂防友の会は松本砂防事務所のアルプス砂防紀行講座の受講者OBが構成する団体です。1年に数回各地の砂防見学会などを実施し、防災の日シンポなどで写真展示などをしています。
今回は高原川(神通川上流で槍ヶ岳を源流とする)水系の砂防を神通川砂防事務所に案内してもらった。
2008/06/02 乳川砂防見学 (既存ダムのスリット化)
2008/06/04 土砂災害防止推進の集いin松本全国大会
2008/06/09〜10 飯豊山系既存砂防ダムスリット化改修視察
2008/06/10 荒瀬ダム撤去凍結についての抗議書 熊本県知事に提出
2008/06/12 長野県林業総合センター研究成果発表会 参加
2008/06/14 上高地談話会(信大山岳研)参加
2008/06/16 栗の木林道中沢(右の沢)横断予定地の魚類調査
2008/06/17 雲間の滝砂防魚類調査
2008/06/18 水殿沢左沢イワナ調査
2008/06/24 長野県議会傍聴(北山議員 砂防に関する質問)
2008/06/25 市耕地林務課との話し合い(栗の木林道)(水と緑の会)
2008/06/26 まつもと市民環境大学定例会
2008/06/28 アルプスの水がもたらす恵みと課題 (川の自然と文化講演会No.3)参加
*演題・講師
1)安曇野のワサビの話
有賀 均(有賀わさび園代表・信州山葵(わさび)農業共同組合理事
2)松本平における外来水生生物について
東城幸治(当NPO理事・信州大学理学部生物科学科)
3)放棄水田の植生復元のための埋土種子評価
北川久美子(信州大学大学院)・島野光司(当NPO理事・信州大学理学部物質循環学科)
最近増えつつある二つの外来水生種について
・フロリダマミズヨコエビ
(6〜7mmで第一触覚が第二触覚の倍くらいの長さ、在来種は両方同じくらいの長さ)
原産地はアメリカフロリダで関東地方から同心円状に全国に広がっている。長野県では千曲川(佐久地方から長野、日本海まで)、安曇地方、伊那谷全体とほぼ全県の平野に定着。
生息できる水温の幅が広く約0〜28度と広く、在来のオオエゾヨコエビの約3〜16度のそれよりも適応性が高い。したがって在来がすめないようなところにも進出している。もちろん両者も混合しているところもある。また産卵も一年中ありと旺盛な繁殖力という。餌は有機物なら何でも、昆虫の死骸などを食べる。
中信では女鳥羽川、奈良井側湧水河川、安曇の湧水河川、などに定着しているとのこと。
・コモチカワツボ
(親で4〜5mmくらい、カワニナの稚貝によく似る)
原産国はニュウジーランドで、うなぎ、マスなどの稚魚について入国とか?カワニナの幼貝によく似ており、ゲンジホタルの初期幼虫の餌になるとかでホタル関係者にも利用されているとか。これも繁殖力が高く雌雄同体で1匹からでも増えるため広がりが懸念されている。餌は水草類、圭藻類など。
ゲンジホタル関係者は是非このことを認識して欲しいとのこと。
中信では女鳥羽川、安曇の湧水河川、島内の水田周辺の小河川などに定着している。
2008/06/29 浅川ダム「地震と土砂災害」(現地視察と学習会)参加
2008/07/12 白馬村峰方沢砂防ダムの見学
土砂災害特別警戒区域指定解除の件で峰方砂防ダムを見学
2008/07/14 ホタル生息調査 20:00〜21:30(水と緑の会)
●牛伏川:ダム直下から牛伏寺橋までの間 13匹
・ダムのすぐ下流の未改修区間 8匹
・おそば屋さんの前あたりまでに 5匹
・毎年見られた牛伏寺橋の上下流側 0匹
※大沢川合流近辺はヤナギ、ツルヨシなどが茂りすぎ、
冬場に間伐が必要です。
※合計では去年に比べると倍くらいになっているが、
下流側は単独でしか飛んでいないため交尾の機会が
減るかもしれない?
※数が減っている原因はカワニナノ減少が大きいと思われる。
カワニナがなぜ減ってきたかが問題。
●大沢川 : 県道の橋にてヘイケホタル3匹確認。
10年くらい見たことがなかったのでここで見たのは初めて。
ただしゲンジの時期だけしか調査していなかった。
一般的にはゲンジの後ヘイケがでるのだが時期が一緒に
なっている。
●千石沢 : 6匹確認
小規模ではありますが、生物にとってとてもよい環境が残されています。 以前はたくさんホタルが飛び交って見物人が何人もきていました。
もっと増えるといいなと思います。
2008/07/17 まつもと市民環境大学定例会
2008/07/23 烏川二の沢 魚類調査
2008/07/26 車社会と町づくりシンポジウム(ブエノビスタ)参加
2008/07/27 拾ヶ堰調査参加
2008/08/01〜02 岩井谷、真川・スゴ谷合流付近イワナ調査(真川の渓流美と砂防について)
2008/08/03 北山(長野県)県議 支援の会勉強会
2008/08/09 川は誰のものか 〜これからの河川政策を考える〜 福岡
報告1 シンポジウム&川辺川砂防見学 簡単報告(田口)
報告2 川辺川砂防見学 簡単報告 その2(田口)
報告3 針原川/集川 土砂災害現場のその後 (田口)
報告4 九州視察 渓流魚編(田口)
2008/08/10 川辺川の壊れた板木ダム、濁水を流す朴の木、樅の木砂防ダム見学
2008/08/11 川辺川 人吉市市民運動団体に砂防問題の話をする
2008/08/12〜15 球磨川河口、水俣川河口、針原川(鹿児島県)、水俣川など視察
2008/08/19 県が白馬村の土砂災害特別警戒区域指定解除について説明(峰方砂防を視察)
2008/08/20 まつもと市民環境大学定例会
2008/09/08 県に対して峰方砂防特別警戒区域指定解除に対する要望書提と、記者会見
2008/09/12 大阪国際シンポジウム「ダムの将来を考える」パネラーとして参加
主催 リバーポリシーネットワーク
ポール・ジェンキン(アメリカのマチリヤ同盟)
「その時がきた!」という始まりで1948年カリフオリアに造られたマチリヤダム(高さ65m)の弊害とダム撤去にいたる過程、どのように合意し、どう撤去作業を進めていくのかなどを具体的に説明した。
老朽化、ダム堆砂などにより治水、利水などの機能を失った状況の中で川の自然、川の資源を復活させることは、様々な問題を総合的に考えると撤去という選択が最も合理的な結論となることを熱弁した。
なお撤去後の治水としては、下流の狭窄部周辺の土地利用区域にあたる部分の堤防強化をしていくとのことだった。
茅野恒秀(日本自然保護協会)
「赤谷プロジェクトではなぜ治山ダム撤去が合意できたのか」を説明した。赤谷プロジェクトとは、地域住民で構成する「赤谷プロジェクト地域協議会」、環境団体の「日本自然保護協会」、国有林を管理している「林野庁関東森林管理局」の三者で構成された組織で合意形成され、プロジェクト推進の協定締結で制度化されている。
プロジェクトの範囲は約1万ヘクタールの森林域で「生物の多様性復元」と「持続的な地域社会づくり」を2大テーマとしている。
治山ダム撤去が決まった茂倉沢は、流域面積630ha、長さ約3km、本流に12基、支流に5基の治山ダムがありこれを段階的に撤去していく構想であるという。
田口康夫 (渓流ネット、水と緑の会)
渓流環境と砂防ダム問題という内容で砂防ダムの現状と問題点、代替案とその実状ということで、松本市の牛伏川、薄川の砂防改修事例と飯豊山系砂防事務所管内のスリット改修の事例を紹介した。
2008/09/14〜15 赤谷プロジェクト視察
2008/09/20 まつもと市民環境大学の庄内地区見学会下見(水と緑の会企画)
2008/09/28 まつもと市民環境大学 第二回上高地見学会(ポスター)
〜外来種について考える〜
講 師:島野光司(信州大学)
川西基博(立正大学)
2008/10/02日 まつもと市民環境大学例会参加
2008/10/04〜05 浅間山噴火と八ッ場ダム見学会
2008/10/12 まつもと市民環境大学 『いいまちづくり 2008』
・田村 昌三 (平成11年水害時 庄内地区町会連合会長)
・田口 康夫 (水と緑の会 、渓流保護ネットワーク)
2008/10/26 信濃川水系河川整備計画の住民懇談会 参加
信濃川水系河川整備は以下の順で進める。
1.河川整備基本方針(社会資本整備審議会の意見を元に)の作成と
決定(既に終わっている)
2.河川整備計画の作成
1)地域住民の意見聴取と学識経験者の意見
2)原案作成
3)計画案の作成に地方公共団体の長の意見
4)計画の決定→実施
現在 1) をやっている。 地域住民の意見聴取は後3回実施される
予定で、そのうち1回は公聴会の形をとる。
説明は下記の内容であった
河川整備基本方針・河川整備計画、
信濃川水系河川整備基本方針の概要、
千曲川・犀川の現状と課題
河川整備計画は、当面20〜30年のスパンで計画を立て実施していく。
2008/11/06 まつもと市民環境大学定例会
2008/11/08 信州大山岳研シンポジウム参加
2008/11/27 上高地 有識者委員会 傍聴 (田口)
上高地の文化庁から市への権限委譲についての有識者委員会を傍聴した。
上高地に関わる省庁は、文化庁、国交省、林野庁、環境省、(県、市)ですが、それぞれが権限を持っています。文化庁の権限は、上高地の特別天然記念物の指定に関わるもので、風景・自然物などです。
今回の委員会(事務局は市教育委員会・安曇支所)は、文化庁の持っている権限のうちの幾つかを松本市に移譲するためのもので、目的は建物増築改修や道路工事などをやり易くするためのものです。台風や大雨などで被害を受けた護岸や道、建物などをもっと簡単な手続きでやろうとする土木関係(砂防、治山、河川の官庁)と地元旅館・観光業者などの思惑が絡んでいます。
昨日の委員会では、地元業者(上高地旅館組合長、上高地町会長等の地域関係者)の意見が多く出ており、自然を守ることが優先という立場の意見は皆無でした。
この日の話し合いでは、上高地保存管理計画書についていくつかの要望や意見がだされましたが、そのうちのどれが重要で市に委譲されるのか、どれが県レベルなのか、国が行うべきものは何かといった具体的な「管理のための計画」については、今後に託されました。
たたき台をつくるため作業部会(委員長、山岳研、地元のメンバーで合成)が設置され、細かな論議を重ねて来年に入って二度ほど委員会をもつ予定だそうです。
2008/11/28 町づくりシンポジウム(市民環境大学・サポートセンター
2008/12/04 長野県自然保護連盟 理事会出席 (田口)
・ネパールトレッキング(温暖化)の進行状況の説明
・奥蓼科高原の御射鹿池畔開発計画の問題
・渓流保護ネットワークとしては、上高地、峰方砂防指定解除などの問題を簡単に報告
・来年3月1日の35周年シンポ開催について
2008/12/07 「浅川ダム建設を考える集い」参加 (田口)
自由法曹団長野県支部(弁護士グループ)主催の催しで、法的な側面からの切り口は市民運動の参考になるものであった。
・永源寺第2ダム(滋賀県)の前面取り消し(高裁)の判決の経過報告と河川法違反を理由とするダム差止め訴訟について
・淀川水系流域委員会の立ち上げから現在に至る問題点を説明
基本高水の算定にとらわれすぎると、溢れることを前提とした治水に持っていくことが難しくなる。新たな治水は、
「環境に重大な影響を及ぼさない」、
「超過洪水に対しても治水機能を失わない」、
「まちづくりにも役に立つ」
を念頭において、できることを順次積み重ねていくことが大事
・浅川ダムに関しては、ダムの治水機能は殆どなく(千曲川合流点付近の水深嵩だかを数センチ緩和できるかできない程度)意味がない。
穴あきダムの模型実験でも実験の態をなしていない。土砂が穴まで届いていないのに詰まるつまらないの結果など出せない実験だった。
地すべり地帯のダム建設に関しては、長野県の委員会の主要メンバーの一人は、奈良県大滝ダム建設の際、地すべり検討委員会としてダムは問題ないというお墨付きを与えた人である。しかし、その大滝ダムで試験湛水中に地すべりを誘発した。そのときの反省が生かされず、再び長野の地すべり地帯でのダム建設という過ちを犯そうとしている。
2008/12/11 まつもと市民環境大学例会参加
2008/12/13 薄川流域協議会
2008/12/14 市民フェスタ参加
若者参加の催しだけあって10、20歳代の人が多かった。参加団体も30ほどあり、活気があったように思う。
【水と緑の会】
牛伏川砂防改修
【渓流保護ネットワーク】
島々谷、赤谷プロジェクト、スゴ谷治山、
峰方砂防指定解除
2008/12/29 渓流保護ネットワーク年末反省会
代表者:田口康夫(長野県松本市在住)
発足 :98年11月7日に発足
目的 :不必要な砂防ダム建設をやめさせる事により、渓流を守るとともに税金の使い道を正す。
活動方針
1.渓流と砂防ダムに関する調査研究を行い、渓流環境と共存する方法を模索する。
2.広く一般の人に砂防ダム問題を知ってもらうための活動を行い、マスコミとの連携を計る。
3.全国各地の渓流問題、砂防ダム問題を考えるグループと協調し、ネットワークを形成する。
4.行政に反映させるための活動を行う。
主な活動実績
1.北アルプスの渓流を中心に、砂防ダムと渓流環境の関係を調査・研究している。
2.'97年にインターネットホームページを開設し、砂防ダムを問題提起した。
3.「森と自然を考える全国集会in安曇野」で砂防ダム問題を発表した。
4.登山誌「岳人」の記者 ゲバラ石川氏、ライターの浦壮一郎氏に島々谷を取材('98年11月7日)。その取材記事が「岳人」'99年3月号に掲載された。
5.島々谷北沢六号砂防ダム建設中止の意見書を松本砂防工事事務所へ提出した。('98年1月28日)
6.渓流保護シンポジュウムを'99年5月に開催し、全国の砂防ダム問題を表面化した。
注)ターゲットを島々谷に絞った理由について
長野県松本市近郊にある島々谷は、砂防ダム開発の典型的な場所です。
ここには、第3号〜5号の砂防ダムと第6号の建設予定地があり、工事用道路と三つの工事用トンネル、砂防ダムのすぐ上流に放置された残土(工事用の道路とトンネルから出たもの)等々を、片道1時間歩くだけで見る事が出来ます。
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最終更新日 2012年1月7日 2011年活動