「渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える」 のあゆみ

※「水と緑の会」での活動も含まれています

2012年2007年2006年2005年〜2004年

【2007】  

07/01/11 自然災害に強い山つくりに向けてシンポ参加
07/01/12 長野県公共事業再評価監視委員会出席
07/01/14 高水協議会  最終報告文案の協議
07/01/15 松本市第2次国土利用計画大綱(案)に対するパブリックコメント提出

07/01/17 長野県公共事業再評価監視委員会出席
07/01/18 まつもと市民環境大学例会

07/01/21 砂防友の会総会 防災ボランティアシンポ
07/01/26 高水協議会  (薄川砂防改修現地協議・指導・水と緑の会)
07/01/30 長野県公共事業再評価監視委員会出席

07/02/06 松本砂防事務所に質問書/要望書提出

意見および質問(砂防工事に伴う排土の河川内盛り土に起因すると思われる渓岸崩壊)
島々谷川残砂(排土)処理のための盛り土が及ぼした護岸(渓岸)崩壊について
霞沢川砂防ダム建設計画中止の為の要望書

07/02/07 高水協議会参加

07/02/08 市民会議参加  松本市民環境大学について

        http://dept.md.shinshu-u.ac.jp/pmph/matsumoto-eco/

07/02/13 薄川砂防改修協議(水と緑の会)

07/02/14  「川を住民の手に! 国会シンポジウム」  参加

主催:公共事業チェック議員の会
    水源開発問題全国連絡会

07/02/21 第5回島々谷川環境調査委員会 傍聴
07/02/23 市民会議 参加
07/02/25 第19回 高水協議会(長野県) 最終報告に向けての合意文ができる。
07/02/28 薄川砂防現地協議
07/03/07 信大農学部アカシヤ・シンポジウム参加
07/03/09 浅川ダムシンポジウム参加
07/03/10 カラスのシンポジウム参加
07/03/11 まつもと市民環境大学会議参加
07/03/17 渓流シンポジウム参加(信大)
07/03/18 奈良井川水防センター現地見学参加(水と緑の会)
07/03/19 長野県公共事業再評価監視委員会出席

07/03/23 市民学習会 19:00-21:00 安曇野市 明科公民館

1.犀川・千曲川の治水対策と大町ダムについて
  講師:淺川・千曲川治水対策会議 副会長
  中沢勇
2.基本高水について
  講師:長野県高水協議会会員・長野県薄川流域協議会会員
  田口康夫

07/03/28 サギシンポジウム参加
07/04/05 まつもと市民環境大学会議出席
07/04/14 「干潟・湿地を守る日2007 in 信州」  協賛
07/04/26 まつもと市民環境大学会議出席
07/04/27 下白沢の治山ダム調査 (上高地開山祭)

この沢だけで治山ダム6基が入り、沖積錐の中にしっかりと流路が固定されていました。従って土砂の調節が殆ど行われず、山腹から生産される土砂(止めることのできない土砂)は梓川に流れ込むだけになっています。

・ダム上から見た写真の右側の林は、沖積錐の現在の高さです。

・洗堀された谷の写真は、ダム上流の最上流部方向です。

・林の写真は、大きな沖積錐の中を写してあります

・本流方向の写真は、流出した土砂の多さを示しています。
あらゆる沢でこんな治山ダムができているので土砂の流出が早まり、梓川の河床上昇に拍車をかけています。
沢の上流を見れば土砂流出を止めることなど不可能に近いことが分かります。上高地の防災と自然保護に関するきちんとした議論をすることが必要でしょう。

07/05/02 温暖化防止講演・県高校 参加

07/05/08 まつもと市民環境大学会議出席

07/05/19 第18回 沿岸環境関連学会ジョイントシンポジウム 参加

1、流域土砂管理
 PART1 流域土砂管理の課題(ダム堆砂を中心に)
 司会:青木伸一(豊橋技科大)
 土砂動態の変化が沿岸を含む流域環境に及ぼす影響 藤田光一(国総研)
 ダムの目的とその管理とは? 天野邦彦(土研)

PART2 ダム堆砂と下流河川及び沿岸海域の環境との関係
 司会:戸田祐司(名古屋大学)
堆砂放流の下流河川生態系への影響 山下洋太郎(三春ダム管理務所)
 堆砂放流のアユへの影響  田子泰彦 (富山水試)
 黒部川連携排砂による河川・沿岸域を含む流砂系への環境影響  角 哲也(京大)
 堆砂放流の漂砂への影響(天竜川→遠州灘) 青木伸 一(豊橋技科大)

PART3 土砂動態及び底質環境の変化が生物環境に及ぼす影響
 司会:清野聡子(東大)
 ・筑後川感潮域における土砂動態の変化 横山勝英(首都大学東京)
 ・有明海における底質環境の変化が貝類(タイラギ)に及ぼす影響 伊藤史郎(佐賀県有明水産振興センター)
 ・人為的な底質改善によるベントスの応答(ダム堆砂を用いた干潟造成) 鈴木輝明(愛知県水試)
 ・ダム建設が沿岸環境に及ぼす影響−ナイル川の事例− 小松輝久 (東大海洋研) 

PART4 総合討論
 司会:田中昌宏(鹿島建設) 
 開会挨拶 応用生態工学会より代表
 共通認識としてダムによる土砂流出の遮断が下流域(海岸線の後退も含め)に悪い影響を及ぼしているとの前提で組み立てられていたが、前半の工学系の人達は、必要悪という考え方からダム寿命を延ばす方法としての排砂方法を環境に配慮しながら考えていくというものであった。
 私の意見としては、土砂のバイパストンネルや上流副ダム形式、排砂ゲート方式では、粒径の細かい(シルトなど)土砂の排出に偏っており、洪水時に下流に流したとしても河床にとどまる時間は一時的に限定されるだけで、殆どが流されてしまい、河床の下げ止まりにはならない。また濁り物質が河床の表面に付着して生き物に悪影響を与えることも問題である。洪水の時は川が濁る事が普通であるが、シルトなどに混じって粒径の大きい礫が移動することで、先の悪影響を軽減する働きがあると考える。
 後半の生物系の人達は、土砂のこないことによる状況が環境面で危機的な状態となっている事を説明していた。とくに干潟ではシルトなどの細かい泥だけが流れてくることの問題があるのではないかという研究が興味深かった。 三春ダム管理事務所の報告では、調査データーの読み方に疑問を感じるところがあった。(造る側に有利になる解釈)総合討論では時間が足りず突っ込んだ議論ができなかったが、この様な場所に環境団体などが参加して質問や意見を出したりすることが大事ではないかと思う。行政の各委員会には、この様な学会の人達が選ばれるのであるから、この様な学会の発表会での討論はそれなりに刺激を与えることになりうると思った。私は黒部の排砂に関しての批判意見と粒径別の選択放流は問題の解決にならないのではという意見を出した。

07/05/20 まつもと市民環境大学会議ニコルさん講演会加盟参加
07/05/24 「まつもと市民環境大学」世話人会 出席

07/06/02 伊那谷自然友の会 「三峰川荒川の南荒川見学会」に参加

南荒川編

荒川は三峰川の支流、塩見岳から流れ出ている川で南荒川と北荒川が合流して大曲の上流にて三峰川に入ります。写真で見ても分かるとおり土砂の移動が多い川です。

1、入り口には真新しい砂防ダムが完成しています(P0020)。
   

2、そのすぐ上流側(P0023)は拡幅部になっており土砂は自然に溜まり調節されている。
   

3、本流にあった治山ダム跡(P0026)は、周りの状況から底抜けによる倒壊が原因かもしれない。
   

4、P0030は南荒川の取水工。すぐ上の堤も壊れている様に土砂の移動は激しい。
   
    写真30 南荒川取水工

5、P0039は取水工の上流に6基ある治山ダムの一つ。全ての堤は壊れている。
   
   写真39 5基目

6、P0044は一番上流の堤の上流にある拡幅部の堆積状況。壊れた堤の場所は狭窄部となっており、何もしなくても大きな土砂調節が行われている。
   
   写真44

この場所は、写真P0046の上側にあるように滑落崖(左岸側)が見える(多分地震などによって落ちたと考えられる)。落ちた土砂が川に向かって滑り出しているところで写真P0049の様に滑り先端が川を堰止めるような地形をつくっている。

     
   写真46 左岸滑落崖と押し出し               写真49 押し出し末端

地層の傾きから右岸が崩れやすくなっており土砂供給もされているが量的にはそう多くはないと感じた。左岸の滑落崖によって起きた滑り個所が複数有り、そのころ川にまで達した土砂が動いている様に見えた。全体の土砂量から見れば砂防ダムによる土砂調節量は微々たるもので1の砂防の存在意義はほとんどないと思われた。

ちなみに南荒川ではイワナは見えなかった。水生昆虫は1〜2mmほどのカゲロウぽいものがいる程度だった。土砂移動が激しい場合はなかなか育ちにくい環境だと思われる。北荒川は渓畔林ができており土砂の出方は南よりは少なく見えた。

07/06/03 三峰川戸台川砂防調査

美和ダム(三峰川)
1、ダム堆砂によりダム機能が損なわれてきている事で堆砂防止処置として貯砂ダムとバイパストンネルが建設された。(写真2、17)
    
         写真2

    
         写真17

2、ダム正面(写真18)堆砂率約49%
    
         写真18

3、分粒堤(写真15)とその上流側の堆砂(写真3)。粒径の荒い砂を篩にかけるためにある。
    
         写真15

    
         写真3

4、貯砂ダムと魚道(写真7、写真9)。洪水時シルトなど粒径の細かいものをトンネルを使って下流に流すためにある。魚道は、ダムから水が直接落ちる方に集まる習性があるため機能しにくい。
    
         写真7

    
         写真9


 3の分粒堤の上流側の写真にあるように、川底には細かい砂成分の土砂が堆積している。つまりトンネルによって下流に流されるものは、細かい粒子の土砂に限られるので下流の川底の石と石の隙間には砂がつまり、表面には泥状のものが付着しやすいので藻や水生昆虫の成長、魚類に何らかのダメージが出る。
 下流の河床低下や海岸線の後退を防ぐためにと最もらしい理由を付けているが、シルトなどは平常流でも流されやすいので、たとえ量的に多くても問題の解決策にはならない。
 なお、本来川は洪水時に様々な粒径の土砂が流れることで初めて川底が生態的に活性化される。粒径の選択が長く続けば撹乱というリセットの機会がなくなり限られた生き物しか住めなくなってしまう。

07/06/13 明科山中の滑り地調査

 新聞報道された明科山中の滑り地に行ってきました。かなり広い範囲に5〜15mくらいの幅ですべった跡があると言うことです。航空写真ではかなりハッキリ見えるが、現場に行けば樹木が生い茂り数メートル幅の跡らしきものが見えるくらいであった。


1.写真18が滑り地区入り口、人家の後ろ斜面の上側が全体に動いている。
元々この一帯は地滑り防止地区(写真17)であり、写真11、10のような地滑り防止処置がいたるところでとられている。小さな治山ダム、山腹工など多い。


   写真18


   写真17

 
   写真10                             写真11

2.人家は山腹にぽつんぽつんと十数件ある(写真02、写真05)。ほとんどは無人だが、お年寄りが夏の間だけ畑などを耕しに来ている(写真14)。

 
   写真02                             写真05


   写真14

3.過去に滑って最近まで安定しているような所に住んでいたようだ。写真14の様な中にぽつんぽつんと住んでいた。
気になったことは、真新しいごく小さいプレハブ小屋のような別荘が立っていたこと。

地滑り地区に何でわざわざ建てたのか不思議であった。人が財産をつくれば災害防止策実施の根拠になりうる。

現在はほとんど人が住んでいない地区だが、地滑り対策費はいかほどつぎ込んでいるかは気になるところであった。この辺一帯、長峰山の北東面は地滑り地帯であるが、昔の人は地滑りの起きた所はしばらく(100年単位か?)おきにくいことを経験的に知っていたのだろう。向かいの山斜面は何軒かがまとまって建つているのに比べこちらの斜面はかなり分散している事で、住環境が限られていたのだろうと察しがつく。
明科駅から車で6分くらいの場所だが、この様な土地利用を前提にするならば治山、砂防費が増えるのもうなずける。厳しい言い方をすれば、砂防や治山の整備率が上がらない現状の中では、土地利用の基準を国民的レベル(受益者レベルでない)で議論していかないと、いつまでたっても災害問題は解決していかないとつくづく思える。痛みを感じながら進めざるを得ないと思えた。

07/06/15 まつもと市民環境大学会議出席
07/06/17〜18 大滝ダム視察(奈良県) 

 長野の浅川ダム問題に対処するために奈良県川上村の大滝ダム見学が企画されこれに参加した。(参加者37名)ここでは簡単に印象的な部分の視察報告をする事にとどめる。

 大滝ダムは、和歌山県紀伊水道に流れ出る紀ノ川上流、奈良県大台ヶ原を源流とする吉野川に建設されている(写真01)。堤高100m、堤長315m、総貯水量8400万立方、総工費3480億円(地滑り対策などのどのため当初予算の15倍ほどになっている)。

 写真01

 今回の視察に選んだ理由は、浅川ダム同様ダム建設に伴う地滑りの危険性がいわれていたためである。
1972年にダム基本計画が告示され、その前後に吉野川沿いの各地で反対運動が始った。今回訪問した白屋地区(写真22)は、ダム完成後の試験湛水(ダムの安全性を確認するために試験的に水を溜めること、写真09の上の線まで溜めた)によって61戸の生活集落地域全体が地滑りの危険性に直面したことである。
  
  写真22                              写真09

 白屋地区は水没地域に入らず移転保障対策の対象にならなかったが、彼らは800年の生活経験からダムの危険性を直感していたようだ。ダム計画当初(30年前)に白屋地区独自で2人の学者(すでになくなっている吉岡、和田教授)に依頼してその危険性を調べてもらった。その結果、ダムによる水位上昇によって人の住めない状況になるという報告を受けた。また後日には、他の地域も同様な危険性が生じる報告も出されていた。しかし、国や県の委員会の御用学者によって否定され、その報告は受け入れられずダム事業は決行された。

 湛水試験が始まってからまもなく集落の中程に最初の亀裂が入り始めた(03年4月 写真34、36)。
  
    写真34                             写真36

既に亀裂は埋められているが数十cmのものがいたるところに入っていたそうである。最初の亀裂で役人を呼んだがダムのせいではないと言ってすぐかえったそうである。その後亀裂は広がり03年8月にやっと因果関係を認めたと言うことだった。それから270億円をかけて対策がとられている。

写真22の下側は、滑り出す末端の工事の現場。写真17は大滝地区への新しい移転地。しかしこの地域も湛水試験によって新たに地滑り問題が生じている。この他にも約19ヶ所の地滑り問題個所が指定されている。30年前の学者2人の正しさが証明された結果となっている。

  写真22

 白屋地区の区長伊坂さんの説明(写真28)と住人5人(写真38)を含めた懇談会の中では運動の体験やアドバイスなど有意義な話し合いができた。
 
  写真28                            写真38
 
 安全性に対する科学的根拠に乏しい理屈を並べて事業を進めてきた結果が3400億円もの異常なダム予算に膨れ上がってしまった委員会の専門家や国の責任は極めて大きい。写真33は白屋地区へ行く橋、写真04、写真05はダム宣伝の施設など、ばかばかしい金の使い方が当たり前となっている現状はいじょうである。



  写真33                          
  
  写真04                              写真05

 ダム建設の根拠となった伊勢湾台風の時すら白屋地区は被害に遭わなかった。この場所がダム湛水試験だけで危なくなったことが、なによりもの証を示している。

07/06/22 松本砂防事務所質問書提出
07/06/28 登山道視察(上高地から徳本峠を越え島々谷まで) 参加
07/06/28 市民環境大学会合へ参加
07/06/29 山城治山について県林務課との話し合い(水と緑の会)
07/06/30 浅川ダムシンポ参加(日弁連)

07/07/01 水と緑の会 牛伏寺川ダム下〜改修渓流工の間と千石沢のホタル観察 (夜7:50〜9:30)

・1km弱の間に7尾確認できただけ。今まで一番多く見られたダム直下近辺では1尾、去年見られなかった牛伏寺橋前後で5尾、これらの中間で1尾。草木の茂りがこみすぎているせいか比較的藪のない高いところを飛んでいた。

・帰りに千石沢(未改修部100mだけ)に寄ったところ10尾くらいが舞っていた。こちらも数は少ない。

どちらも2年続きの大雨でダメージを受けたもよう?カワニナの生息状況を調べてみることも必要か。
年に1回だがホタルの舞を見るのもおつなもの。人為的に何もしなくても、ホタルが自然生息できる環境を残す事がなによりです。

07/07/07 遠山川のヤマトイワナを守る会 会議に参加
07/07/11 まつもと市民環境大学会議出席
07/07/13 富山森林管理所治山ダム説明を聞きに行く

07/07/14 大滝ダム、益田川ダム見学報告会に参加

【日時】7月14日(土)13時30分〜16時
    (午前9時から浅川現地見学会。浅川展望台に集合)
【会場】浅川公民館2階
【主催】信州ラプソディ
【内容】
 ・大滝ダム概要
 ・現地視察の報告と感想浅川ダム建設予定地直下の住民、小林東一郎県議(トライアル信州)
 ・益田川穴あきダム報告北山早苗県議(あおぞら)
 ・浅川ダム計画について内山卓郎

07/07/19 まつもと市民環境大学会議出席
07/07/22 牛伏川水温調査・水と緑の会

07/07/27 北山早苗後援会にて、砂防学習会を実施
    砂防ダムを考える −災害と環境−

07/07/29 十ヶ堰水生生物調査参加

07/08/02  県林務課を牛伏砂防改修現場に案内、山城治山現場の合同視察と協議(水と緑の会)
07/08/06  長野県公共事業再評価監視委員会出席
07/08/08  薄川砂防現場協議(水と緑の会)
07/08/09  まつもと市民環境大学会議出席
07/08/11、12 徳島川シンポ参加・砂防報告
07/08/13 同 鬼頭村見学
07/08/21 水殿沢支流イワナ調査
07/08/24 上高地砂防調査

07/09/01,02 立山地質調査見学参加(伊那谷自然友の会)
07/09/14 上高地見学会資料つくり
07/09/17 上高地見学会資料つくり
07/09/19、20 上高地見学会共催企画参加(まつもと市民環境大学会議)
07/09/22、23 有峰スゴ谷イワナ調査
07/09/27 まつもと市民環境大学会議出席
07/09/28 長野県公共事業再評価監視委員会現地視察

07/10/03  長野県公共事業再評価監視委員会現地視察
07/10/10  まつもと市民環境大学会議出席
07/10/13 上高地シンポ(信大山岳研)参加
07/10/25 三輪さん葬儀(郡上八幡)出席
07/10/26 牛伏治山発掘見学会参加(県・業界の治山推進事業の一環)
07/10/29 衆議院会館国会ダムシンポ参加・砂防問題提起

07/11/05  市議吉江、県議北山を島々谷へ視察案内
07/11/11 省エネ・創エネシンポ参加(まつもと市民環境大学会議)
07/11/12 中信森林管理所長案内で上高地治山を視察
07/11/13 上高地シンポ参加(山岳ガイド協会?)
07/11/15 松本砂防事務所副所長との話し合い(水と緑の会と合同)
   まつもと市民環境大学会議出席
07/11/21 県森林税についての説明会参加(反対意見を述べる)
07/11/22 市景観条例説明会参加(環境大学)
07/11/23、24 秩父滝沢ダムなど視察
07/11/26 長野県公共事業再評価監視委員会出席
07/11/27 市町づくり委員会説明会参加(計画への意見を述べる)
07/11/30 中信森林管理所長案内で上高地治山を視察(2回目)

07/12/04  薄川穴口沢イワナ調査
07/12/13 松川(白馬村)砂防調査
07/12/15 町田さんお別れ会参加、赤谷プロジェクト見学
07/12/16 赤谷プロジェクト見学
07/12/20 まつもと市民環境大学会議忘年会
07/12/21 長野県公共事業再評価監視委員会出席
07/12/28 渓流保護ネット年末会

2012年2007年2006年2005年〜2004年


  渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える とは


代表者:田口康夫(長野県松本市在住)
発足 :98年11月7日に発足
目的 :不必要な砂防ダム建設をやめさせる事により、渓流を守るとともに税金の使い道を正す。

活動方針

1.渓流と砂防ダムに関する調査研究を行い、渓流環境と共存する方法を模索する。
2.広く一般の人に砂防ダム問題を知ってもらうための活動を行い、マスコミとの連携を計る。
3.全国各地の渓流問題、砂防ダム問題を考えるグループと協調し、ネットワークを形成する。
4.行政に反映させるための活動を行う。

主な活動実績

1.北アルプスの渓流を中心に、砂防ダムと渓流環境の関係を調査・研究している。
2.'97年にインターネットホームページを開設し、砂防ダムを問題提起した。
3.「森と自然を考える全国集会in安曇野」で砂防ダム問題を発表した。
4.登山誌「岳人」の記者 ゲバラ石川氏、ライターの浦壮一郎氏に島々谷を取材('98年11月7日)。その取材記事が「岳人」'99年3月号に掲載された。
5.島々谷北沢六号砂防ダム建設中止の意見書を松本砂防工事事務所へ提出した。('98年1月28日)
6.渓流保護シンポジュウムを'99年5月に開催し、全国の砂防ダム問題を表面化した。

注)ターゲットを島々谷に絞った理由について
長野県松本市近郊にある島々谷は、砂防ダム開発の典型的な場所です。 ここには、第3号〜5号の砂防ダムと第6号の建設予定地があり、工事用道路と三つの工事用トンネル、砂防ダムのすぐ上流に放置された残土(工事用の道路とトンネルから出たもの)等々を、片道1時間歩くだけで見る事が出来ます。

戻る


Copyright(C) 渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える 1998-2012,All rights reserved

最終更新日 2012年1月7日 2011年活動