健康メモ

腰部脊柱菅狭窄症対策の膝抱え体操

膝抱え体操:あおむけになって膝を足の裏を床につけます。両膝を胸まで引き上げ、両手で抱えて30秒間保ちます。3回を1セットとし1日に3セットやってみます。

腰まるめ体操:椅子に腰掛けて両足を揃え、前屈して両手で足首をつかみます。胸が太ももに付くようにして腰をまるめ30秒間静止します。3回を1セットとし1日に3セットやってみます。

腰部脊柱管狭窄症に効果的なストレッチ「膝抱え体操」
NHK健康チャンネル
「膝抱え体操」は、腰部脊柱管狭窄症によって起こる、「お尻や脚のしびれ・痛み」を軽減する体操です。
脊柱管狭窄症に負けない!予防体操
NHK首都圏ナビ
予防や悪化を防ぐ体操を紹介

一過性健忘

記憶が一時的に突然失われてしまう症状。多くは24時間以内に回復します。ドイツの研究で年間発症率は10万人あたり3~8人程度とされています。

新たに記憶できない「前向性健忘」、発症前の出来事を思い出せない「逆向性健忘」。

土岐内科クリニック
土岐市肥田浅野笠神町2-12
神津内科クリニック
東京都世田谷区若林5-4-7

一番使われている薬の情報

どれが一番使われている薬か調べたいときは、厚生労働省の「レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)」で、オープンになっている情報をみればいい。

NDBオープンデータ
厚生労働省は、NDBデータから汎用性の高い基礎的な集計表を作成し、「NDBオープンデータ」として公表しています。
「レセプト情報及び平成28年度の特定健診情報」で、どの薬が多く使われているかわかります。

心不全治療

心不全とは、何らかの原因で心臓が十分に働かなくなる状態をいう。根治治療はまだない。

心不全の主な症状は「むくみ」、「だるさ」ですが、ほかの病気でも起こり得るありふれた症状で気づきにくい。

心不全治療で使える新薬が増えた。(情報源:2021.9.21日本経済新聞・新薬で進化 心不全治療)

コララン
メーカー:小野薬品工業株式会社。
主な作用:心拍数を適切に調整する。
エンレスト
メーカー:スイス・ノバルティス
主な作用:心臓を保護する物質の分解を防ぐ。心臓負荷を高める物質から守る。
フォシーガ
メーカー:アストラゼネカ
主な作用:利尿効果のほか、心臓や腎臓を保護して悪化を防ぐ。
ベリキューボ
メーカー:ドイツ・バイエル
主な作用:心臓と血管に作用して心臓を守る。

巻き爪・陥入爪

「専門医と学ぶ巻き爪・陥入爪治療の相談室」のサイトは、形成外科専門医の簗(やな)由一郎氏が作成した巻き爪・陥入爪治療に特化した専門サイトで、とても詳しくわかりやすく記載されていますので、悩んでいる方は必見です。

専門医と学ぶ 巻き爪・陥入爪治療の相談室
専門医と学ぶ巻き爪・陥入爪治療の相談室は、巻き爪・陥入爪治療に特化した専門サイトです。医師が作成し巻き爪・陥入爪のことがとても詳しく記載されています。
形成外科専門医の簗(やな)由一郎が開設したサイトで、とてもわかり易く信頼できる情報が満載です。
佐々木病院
巻き爪(陥入爪)治療のサイト。巻き爪外来担当医:簗(やな)由一郎
大木皮膚科
1,巻き爪とは、2,病院の巻き爪手術(保険適用診療)3,巻き爪・陥入爪のワイヤー矯正治療、追補;巻き爪対処法の実際、追補2;化膿した巻き爪治療症例など、信頼できる情報が満載です。
住所:東京都大田区山王1-4-6
マチワイヤMD、マチプレートMDを使用する病院・医院リスト
多摩メディカル(医師向けの爪矯正具の製造、販売会社です。)

日本経済新聞連載「がん社会を診る」

「がん社会を診る」
日本経済新聞で連載している東京大学特任教授 中川 恵一の過去の「がん社会を診る」をPDFで見れます。

前立腺がん

日本経済新聞連載「がん社会を診る」(2021.7.21等)によると、『東大病院の放射線治療部門では、局所の進行度を問わず前立腺がんを5回の照射で治療しています。1回の照射時間は90秒程度にすぎません。とくに、前立腺がんの「定位放射線治療」では早期から進行したものまで、たった5回の通院で治療が完了します。すでに、600人以上がこの治療を受けており、良好な治療結果を確認しています。保険診療で、高額療法費制度も利用できますから、自己負担額も限れます。多くの病院は40回程度の照射回数を採用しているので5回照射は例外的。愛知県や長野県など地方から「通院」する患者も少なくありません』とのことです。

放射線治療は、東大病院が先進性があると思います。

海外

WHO
世界保健機関
CDC
アメリカの疾病予防管理センター
COVID-19ダッシュボード
ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター
世界の感染者数を見るのには、ダッシュボードが見やすく、信頼性が高い。
The New England Journal of Medicine
臨床医学の一流雑誌
The Lancet
臨床医学の一流雑誌
JAMA
臨床医学の一流雑誌

生体リズム

「生物時計」は、視神経が交叉(差)する部位(視交叉上核)にあり、制御は「時計遺伝子」で、これが時計たんぱくの生合成を介して、体内リズムを調整しています。

体内時計(生体リズム)
周期は24時間より少し長い。朝の光でリセットできる機能があり、地球の自転とのズレを補正します。なぜ正確に時を正確に刻めるか、その仕組はたんぱく質の合成・分解に依存します。体内時計のリズムは、温度が摂氏27度~37度の範囲で変化しても最大で20%しか変化しません。
体内の主なリズム(24時間)1時~3時:血中成長ホルモン最高,3時~5時:ぜんそく発作,6時~8時:アレルギー性鼻炎症状最悪,8時~10時:心筋梗塞・脳梗塞のリスク大,12時~14時:血中コルステロール最高,15時~17時:血中アドレナリン最高,17時~19時:尿量最大,19時~21時:脳出血リスク最大。
生活リズムを整える
決まった時間に起きます。毎朝決まった時間に起きることで、生体リズムを一定に保ちます。
朝の光を浴びます。朝の光は覚醒させ、体内時計をリセットします。
朝ごはんを決まった時間に食べまう。体に朝が来たことを知らせ、消化のリズムも整います。
昼間は体を動かします。決まった時間に活動しリズムを整え、体を動かすことで寝つきも良くなります。
夜はリラックスして過ごします。好きな音楽を聞いたり、お風呂にゆっくりつかったり、自分に合う方法で体を休めます。

睡眠障害

体は、体内時計(脳の視交叉上核)の働きにより夜は眠く朝に目が覚めるようにコントロールされています。体を動かす日中に体温を高く保ち、体を休める夜に体から熱を放散し、特に脳を冷やします。同じ時刻ごろ、体内時計を調整するホルモンであるメラトニンが分泌を始め、入眠を促します。朝方に、覚醒作用を持つ副腎皮質ホルモンの分泌が始まり、体温も高くなり、目が覚めるのです。

睡眠禁止ゾーン
覚醒度は、就寝時刻の午後7時から午後9時過ぎ頃に1日の中で最も高くなり寝てはいけない時間です(早寝しない)。これを過ぎるとメラトニンが分泌され自然の眠気が生じます。午後7時から午後9時過ぎ頃は、1日の中でも脳波上最も眠りに入りにくい時間帯であり、「睡眠禁止ゾーン」と呼ばれます。

妊婦にとって安全な薬を相談するには

妊娠とくすりについて専門家と相談できる窓口として、国立成育医療研究センターの「妊娠と薬情報センター」があります。「妊娠と薬情報センター」は、妊娠・授乳中の服薬に関する情報機関で、専門の医師・薬剤師が、相談に応じます。

妊娠中に医薬品を使用する場合,母体への影響だけでなく胎児への影響について十分注意が必要です。一方で,医薬品の使用によるリスクを過剰に心配し,医師等が必要な薬物治療を控えてしまったり,患者本人が自己判断により服薬を中止したりすることで,母体の健康状態が悪化し,かえって胎児に悪影響を及ぼすおそれもあります。また,慢性疾患により,医薬品を使用していることを理由に最初から妊娠をあきらめてしまう例もみられます。 厚生労働省では,平成17年10月より,国立成育医療研究センター(旧国立成育医療センター)に「妊娠と薬情報センター」を設置し,医薬品が胎児へ与える影響など最新のエビデンスを収集・評価するとともに,その情報に基づいて,妊婦あるいは妊娠を希望している女性の相談に応じる業務を実施しています。さらに相談者を対象として妊娠結果の調査を行い,新たなエビデンスを確立する調査業務も併せて行っています。

薬による胎児への影響を心配する妊婦又は妊娠を希望する女性に対して,主治医を通じた相談,「妊娠と薬情報センター」又は拠点医療機関での対面相談を受け付けています。また,かぜ薬,消炎鎮痛剤,アレルギー用薬や胃腸薬などの問い合わせの多い医薬品については電話での相談も実施しています。

「情報源:医薬品・医療機器等安全性情報№343(2017年5月)」

妊婦と薬情報センター
国立成育医療研究センターに設置された「妊娠と薬情報センター」には妊婦の服薬に関する臨床研究のデータが蓄積されています。(東京都世田谷区大蔵2-10-1、電話:03-3416-0181)
妊娠と薬情報センターは2005~2018年に寄せられた妊婦の服薬に関する相談のうち、先天的に身体異常を持つ子供が生まれるリスクなどに関する約1万3千件を分析。相談件数の多い上位100種類の薬では、66種類で妊婦の服薬を「禁忌」「投薬は好ましくない」などと添付文書で推奨していなかった。ところが同センターで収集している最新の臨床研究と比較すると、63種類は妊婦の服薬は添付文書の記載よりリスクが低い可能性があるという。(情報源:日本経済新聞、2019年9月5日、「妊婦に安全な薬 情報共有」)
拠点病院一覧
相談者は,「妊娠と薬情報センター」または希望の「拠点医療機関」で相談を受けることができます。

食物アレルギー

納豆アレルギー
サーファーなどマリンスポーツ愛好者に多い。クラゲに何度も刺されると納豆アレルギーになります。
クラゲの触手に指されると、クラゲの触手に含まれるポリガンマグルタミン酸(PGA)というアレルギー成分が体内に入ります。納豆菌も、その発酵過程でポリガンマグルタミン酸(PGA)を産生します。クラゲに刺されたためにポリガンマグルタミン酸(PGA)にアレルギー反応を起こすようになり、納豆を食べることによって、じんましんやアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
納豆アレルギーの原因(アレルゲン)は「ポリグルタミン酸」(PGA)と呼ばれるネバネバの主成分です。粘りやしっとり感を増すなどの性質が注目され、食品や化粧品などにも添加されています。
食物アレルギーは、食べて数分から2時間以内に症状が出ます。ポリガンマグルタミン酸は、消化と吸収に時間がかかりますから、納豆では食べてから5~14時間(遅発性)経ってから症状がでます。PGAは大きな分子で、腸内での分解に時間がかかります。症状は、呼吸困難やじんましんなど「アナフィラキシー」と呼ばれる全身性のものが多い。
中華クラゲ、冷やし中華のタレ、化粧品に含まれます。