日本のテレワークの生産性が低い

(会社より在宅の方が仕事がはかどると答えた人の割合)

世界平均:69.1%

日本:42.8%。日本は職務内容が不明確なメンバーシップ型雇用が主流のため、出社して上司とコミュニケーションをとることが仕事の効率を左右する。

米国:75.0%

英国:71.9%

ドイツ:68.8%

フランス:73.7%

オーストラリア:75.4%

ニュージーランド:76.3%

(出所)アドビ調べ。2021年4~5月実施。(2021.10.7日本経済新聞・ウィズコロナ戦略を探る)

特許

PAE(Patent Assertion Entity)、特許の藪(やぶ)。

PAE(Patent Assertion Entity)
特許の権利行使だけを目的として活動しています。主に他社から購入した特許を使って、いろいろな企業を権利侵害で訴えることで収益を上げています。
かつては、「パテント・トロール:特許権を濫用するもの。」と言われていました。侮辱的意味合いが強く最近では使われなくなっています。
特許の藪(やぶ)
多くの企業が細切れに多数の特許を持つ。あまりに多数の細かな技術が特許として存在するので、いつどこで誰の特許を侵害しているのか確認するのは難しく、意図せずして権利侵害してしまう。

効率アップ

すべての仕事をやりたいことにする習慣にすれば、仕事の質も上がり、面白く、意欲も高まります。嫌な仕事は自分を鍛えるために天が与えた試練だと思うのも一つの方法です。やらなければならないことは、やりたいことにします。やりたいことは脳にとって「快情報」で、やりたいことには脳はスムーズに働きます。

仕事・メモのコツ
仕事のミスやロスたトラブルを回避するには「6W3H」を把握しておくことが大切です。「6W3H」を明確にすると、仕事の全体が見え、仕事に漏れがないことが確認できます。段取りよく仕事の優先順位を決めるときにも役立ちます。物事を正確に伝えるには「6W3H」の確認事項は使えるツールです。
電話やメールをする場合、確認し忘れたことはないか、伝え忘れたことはないかということを確認できます。
仕事を段取りよく、正確に行うには、不測の事態を想定して、結果から時間を逆算して仕事を行うことも必要です。
「6W3H」
What,When,Where,Who,with Whom,Why,How,How many,How much。
何を(What)課題。仕事の内容、依頼内容、関係先など「何を」するのか、行うのかを明確にします。
いつ(When)時間。仕事の納期や締め切り、開発期間、販売日など、時間帯や時期、期間、期限は「いつなのか」を明確にします。
どこで、どこへ(Where)場所・分野。仕事は「どの分野か」、仕事を行う場所は「どこなのか」、また、どこで使われるのか、具体的な利用場所を明確にします。どこで(会議の場所や集合場所、待ち合わせ場所、作業場所など)、どこへ(行先など)。
誰が(Who)対象人物。それを行う人。誰が行うかという実施主体、担当者、対象者は「誰なのか」を明確にします。
誰と・誰に(with Whom)相手先。「誰と」「誰に」対して行うのかを明確にします。
なぜ(Why)理由・動機。仕事の目的、方針、理由などを明確にします。「なぜ」行うのか。外部要因、内部要因に分けて考えます。目的や理由を明確にして行動することで仕事の戻りや振れが少なくなります。
どのように(How)手段、方法、手順を「どのように」進めるのかを明確にします。どのような手法で行うか列挙します。詳細化することで実現性が向上します。
どれだけ(How many)数量。数量は「いくつ、どれだけか」、どれくらいの規模や拡がりを目指すのか、を明確にします。目標とする規模をと考えることで、達成できなかった原因を考え、問題点を発見できるようになります。
いくら(How much)費用、価格。経費、費用は「いくら」かかるのか、予算や売上予想を明確にします。費用対効果のある行動を選ぶことができます。ビジネスは赤字にならないように調整する必要があります。
仕事が速い人は整理整頓できる
毎朝30分デスクを整理します。不要なものは廃棄します。
デスクを整理しながら、必要な資料を整理し、仕事に必要なものを全部揃えておきます。
2つ以上の業務をこなすには、A3用紙に資料の表題等を貼っておくなど仕事に必要なこと・ものを一覧にします。業務全体を一目で把握することができ、仕事のスピードがアップします。
アローダイヤグラム(arrow diagram)
矢線図、日程計画図。ある作業の内容と日程の流れを矢印で順に追って表した図式のことです。
工程管理に使用するアローダイアグラムは、依存関係により各工程を矢印で結び所要時間を記入します。開始から終了まで通常いくつかの経路があり、経路の各工程の所要時間を足し合わせると経路の所要時間が算出できます。その中で所要時間が最大の経路をクリティカルパスといい、その長さがプロジェクトに必要な最短期間の見積りとなります。
クリティカルパス(critical path)
プロジェクトの終了日を決定する作業の経路(パス)のことです。

コミュニケーション

日立製作所においては、実際の現場に適用した実証実験によって、スキルの高い有能な人材を多く集めるよりも、組織の活気やハピネス度を高めることが生産性や売り上げの向上に大きく貢献するという結果が得られています。また、職場のコミュニケーションと生産性の関係についても、上司の指導か。個人の営業スキルの高さか。いくつかの仮説を検証し、意外な結果が出ています。休憩時間に同僚との会話が活発であるほど職場全体の受注率が高まったのです。集団で働くには連帯感や一体感が大切。仕事に関係ない会話や雑談が一人ひとりのモチベーションや仕事と向き合う積極性を高め、それが営業成績を押し上げると分析しています。

メラビアンの法則
メラビアンの法則は、間違った意味で引用されたり、拡大解釈されていることが多い。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが行った実験についての俗流解釈です。研究の前提条件「言葉そのものや話し方と表情が矛盾していた」ということが無視され、「話の内容よりも見た目の印象が大事」という間違った解釈がされています。この実験は「好意・反感などの態度や感情のコミュニケーション」において「メッセージの送り手がどちらとも取れるメッセージを送った」場合、「メッセージの受け手が声の調子や身体言語といったものを重視する」ということを言っています。通常のコミュニケーションの場合ではないので、コミュニケーション全般において、この法則が適用するという解釈はメラビアン本人が提唱したものとは違います。
感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。この割合から「7-38-55のルール」といわれています。
間違った解釈の例
「言語情報7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%」「言語情報や聴覚情報よりも、なによりも視覚情報が大事!」「見た目が一番重要」
就職活動の面接対策セミナー、営業セミナー、自己啓発書、話し方教室などで間違った解釈が使われますが、コミュニケーションの一般法則として説明するのは間違いです。
非言語コミュニケーション
メラビアンの法則は、非言語コミュニケーションの重要性を説明しています。「人は見た目が9割」というのは間違いです。
しかし、非言語コミュニケーションの重要性を常に意識し心掛けることは大切です。いくら言葉で前向きで重要なことを話しても、見た目からそれが伝わらないと、人の心は動かないのです。そのためには、身だしなみを整え、ハキハキと明るく行動するが大切です。見た目というのは、表情や手振り身振りだけでなく、服装や髪型などすべてです。人の心を動かすためには、その言葉がマイナスにならない容姿が重要なのです。

快適な状態に保つインナーで効率アップ

外気の変化から体を守る温度をキープできます。

Outlast(アウトラスト)
NASAのために開発されたアウトラストは、暑いときでも、寒いときでも、ずっと快適にコントロールする最先端の温度調節素材。炎天下の日、寒さの厳しい場所で、人間がいちばん快適だと感じる温度(31℃~33℃)をキープしようと働きかけます。いろいろなメーカーからアウトラストを使用したウェアやグローブがラインナップされています。
肌の表面温度とは、外気温や体内温度に関係なく、衣服と肌の間の空気層によって作り出される体感温度のこと。人間がいちばん快適だと感じるとき、肌の表面温度は31℃~33℃に保たれていると言われています。
暑かったり寒かったりなどの温冷感や、蒸したりサラッとしたりなどの湿潤感は、衣服内環境に左右されると言われています。一般的に考えられる快適さのポイントとは、衣服内が「温度:32±1℃」「湿度:50±10%RH」「気流:25±10cm/sec」という条件で満たされたときと言われています。
アウトラストポリエステル糸 長繊維(ニットウェア、カットソー、靴下、下着、肌着、ベッドリネン、等)。アウトラスト レーヨンファイバー 短繊維(ニットウェア、靴下、ブランケット、下着、ニット帽、グローブ、等)。アウトラスト アクリルファイバー 短繊維(Tシャツ、ポロシャツ、ドレス、下着、ベッドリネン、マットレス、制服、等)。アウトラスト コーティング(ジャケット、裏地、シューズ、椅子張り、寝装関連、等)。アウトラスト MICプリント(Tシャツ、ポロシャツ、下着、ベッドリネ)。