- 使いたいコントローラを選ぶ
コントローラの種類
PCでゲームパッド(コントローラ)を使う方法は何通りかあります。- 市販のPC用ゲームパッド(コントローラ)をそのまま使う。
- 家庭用ゲーム機のコントローラ & ゲームパッドコンバータを接続して使う。
- 公式ドライバか有志の作成した非公式ドライバを使用して、Xbox 360のコントローラを使う。
- 有志の作成した非公式ドライバを使用して、SONY製のPS3のコントローラを使う。
または、Windows標準のドライバでHORI製のコントローラを使う。 - Windows標準のドライバか有志の作成した非公式ドライバを使用して、SONY製のPS4のコントローラを使う。(※未掲載)
FF14で確実にコントローラを使いたい方やPCにあまり詳しくない方は、設定やドライバのインストールが楽な 1 か 2 か 3 の方法をお勧めします。
FF14にしか使用しない場合は 3 の方法が最も簡単です。
ドライバって何?
ドライバとはPCで周辺機器を動作させるために必要となるソフトのことです。
64bitOSの場合、署名のされていないドライバは基本的には使う事ができません(回避方法有り)。
メーカー製の製品などは最近は署名済みの64bitOS用ドライバも容易されているので問題はありませんが、有志が作っているドライバなどは署名がされていないものが多いので、それらを使用する際は面倒な手順が必要になります。
32bitOS / 64bitOS
4 の方法でドライバ署名のされていない非公式ドライバを使用してPS3のコントローラ(SONY製)を使いたい場合や、2 の方法で64bitOSに対応していない製品を使いたい場合は、事前にお使いのPCのOSが32bitと64bitのどちらなのかをご確認下さい。お使いのPCがどちらかわからない方へ
スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」のところにdxdiagと入力。
その中の「オペレーティング システム」の項目に記載されています。
やり方がわからない場合、または表示されない場合はMicrosoftのページに記載されている別の方法でご確認下さい。
DirectInput / XInput
PC用の各種コントローラにはDirectInputとXInputという2つの入力方式があります。DirectInputは従来から使用されている方式で、古いゲームや古いコントローラはこの方式のみに対応しています。
XInputは新しい方式で、新しいゲームやXbox 360のコントローラなどの新しいコントローラの一部が対応しています。
「FF14とFF11の両方で使用したい」「Skyrimでも使用したい」など複数ゲームでの使用を考えている場合は、DirectInputとXInputの違いやコントローラの対応状況を理解し、慎重に選ぶ必要があります。
- 例1)FF14とFF11の両方で使用したい
PC版FF11はDirectInputのみ対応なので、XInputのコントローラを使用すると振動機能は使用できず、LトリガーとRトリガーも使用できない - 例2)Skyrimでも使用したい
PC版SkyrimはXInputのみ対応なので、XInputに対応したコントローラかエミュレートソフト(x360ceなど)が必要
使い分けが面倒な場合は、DirectInput / XInput両方の方式に対応したPC用ゲームパッド(コントローラ)の使用をお勧めします。
一部ゲームでは有志の作成したツールで解決する事もできます。
FF14だけでコントローラを使用する場合は気にする必要はありません。
コントローラに対応していないゲーム/状況
コントローラに対応していないゲーム/状況でもコントローラを使用したい場合は、JoyToKey/JoyAdapter/Xpadderなどのキーボードやマウスの操作をコントローラに割り当てるソフトを使用します。
- タイプ一覧
各タイプのメリット・デメリットを確認
1.PC用ゲームコントローラ(ゲームパッド)
- 必要予算¥1,250 ~ ¥3,500
- 難易度
メリット
接続が簡単です。
DirectInputとXInputを切替可能な商品も発売されています。
公式の動画でも使用されているのもこのタイプです(Wireless Gamepad F710)。
選択肢が多く簡単で価格も安く、機能も充実しているので一番無難な選択肢です。
デメリット
普段使い慣れている家庭用ゲーム機のコントローラに比べるとかなり操作感・使用感が悪いものが多く、ストレスを感じる事があります。また一部壊れやすい製品もあります。
そういった物を選択肢から外していくと、実質使える物は数種類しかありません。
2.家庭用ゲーム機のコントローラ & ゲームパッドコンバータ
- 必要予算¥1,000 ~ ¥2,000
- 難易度
メリット
接続が簡単です。
家庭用ゲーム機のコントローラを既に持っている場合、それをそのまま使用できます。
使い慣れているコントローラをそのまま使えるので、操作感・使用感でのストレスがありません。
デメリット 64bitOSに対応していない製品があります。
3.Xbox 360のコントローラ
- 必要予算¥0
- 難易度 ~
メリット
接続が最も簡単です。Windows Vista以降の場合はドライバのインストールすら必要ありません。
Xbox 360のコントローラを既に持っている場合、それをそのまま使用できます。
人によってはPS2/PS3コントローラを超える快適な操作感・使用感で評判がいいです。
デメリット
十字キーの感触が独特なので、人によっては使いにくいと感じるかもしれません。
公式ドライバを使用したくない場合、自己責任の上で有志の作成した非公式ドライバかツールを使用します。
非公式ドライバは自己責任での使用が怖い方にはお勧めできません。問題が起きた場合自分で直せる程度の知識が必要です。
4.PS3のコントローラ
- 必要予算¥0 ~ ¥2,000
- 難易度 ~
メリット
PS3のコントローラを既に持っている場合、それをそのまま使用できます。
HORI製のコントローラ(ホリパッド3ターボ)なら接続は簡単ですが、振動機能はありません。また、方向キーがハットスイッチ(POV)に固定されるためゲームによっては問題があります。
デメリット
無料で済ませたい場合は有志の作成した非公式ドライバしか存在しないので、自己責任での使用が怖い方にはお勧めできません。問題が起きた場合自分で直せる程度の知識が必要です。
ドライバ署名のされていない非公式ドライバを使用したい場合は、Windows OSの起動時に毎回F8を押す必要があります。自動でF8を押してくれる回避ソフトなどもありますが、こちらも自己責任での使用になります。