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北の奔流は北国の爺様が実釣に基づいてお届けする岩手・秋田の河川釣り情報です。

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ワカサギ釣行2024

24-02-02 岩洞湖柴沢9番南 水深11m





07:00の小石川駐車場、東側隅にやっと1台だけのスペース見つけて滑り込む。
岩洞湖は久方ぶりの冷え込み、も少し早い到着であればダイヤモンドダストが見られたかもしれない。
解禁3日目、既に氷原には色とりどりのテントの花盛りである。
柴沢方面など各ポイントに至るメインストリートは漁協のスノーモービルの跡を辿る。
解禁前にここまで整備して頂けるのがとてもありがたい。
午後になると西風が強まると言うが、今のところは無風で気持ちのいい氷上散歩が出来そうだ。
爺様は先ずは柴沢8番北を 目指してソリを曳いた。
昨年楽しんだ場所周辺に10発ほどの穿孔、湖底が変化したのか魚影が全くない。
1時間ほど探索するもここを断念して、さらに奥の9番南へ向かう。
ここでも10数発穿孔をするも反応は極めて悪く、陽が高くなり荒食い時間帯はどんどん過ぎていく。
少々焦りも出てきた爺様は、魚影はないが湖底の安定した水深11mに釣り座を構えることにした。
さてそこからが苦難の時間、近頃目立って不器用になった爺様は、見えないマナコでまだ1匹も釣ってないのに一人マツリを解いてみたり、執拗に着衣に刺さり込む極小鈎に手を焼き、エサをカットする際に仕掛けを切るやらで、爺様は一人テントの中でつい奇声を発してしまう。
10:00、相変わらず魚探反応のない湖底にやっと仕掛けが降りた。
そこから1匹目が掛かるまでにさらに15分を要した。
時間と共に僅かずつ反応が出るようにはなってきたが、リールを落水させるやら、氷に鈎掛かりするやらで、相変わらず調子の上がらない爺様だ。
それでも脈釣りからフカセに替えてみたり、諦めず誘いをかけたり、ブドウ虫を着けてみたりしながら、12:30までの実釣2時間半でなんとか1束となって釣り座を畳んだのであった。
サイズはオトリに使えそうなびっくりする13センチが釣れたかと思うと、穂先に重さを感じないような4センチが掛かってみたりとバラバラであった。
ワカサギ釣り、遠くまで歩いたからと言って大釣りになる訳でもないので次回は近場の予定。




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  • 1944年宮城県生・岩手県盛岡市在住・古き良き時代の電気設備技術者。
  • 趣味:釣り・山歩き ・自然観察・山野草