ホワイトシェパードについて

ホワイトシェパードは、最近人気があるペットで、犬のシェパードから派生し、ソフトバンクのテレビコマーシャルに起用されたことや、有名な歌手(長淵剛)が飼っているワンちゃんとして注目を集めています。ペットつながりと言うことで調べてみました。

ホワイトシェパードって?

そもそもホワイトシェパードとはどんなものでしょうか。シェパードと名がつくだけあって、犬のシェパードから派生した種類です。犬とはなんぞやという人はいないと思いますが、動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/哺乳綱/ネコ目/ネコ亜目/イヌ科/イヌ亜科/イヌ属/タイリクオオカミ種/イエイヌ亜種に属する学名C. familiarisと呼ばれる生き物です。familiarisと学名で呼ばれるほど家族の一員という昔からの強い意味合いが感じ取れます。で、話がそれましたが、そのイエイヌ亜種に属するシェパードから稀に生まれる白い被毛の犬同士を何世代も掛け合わせ被毛の色を遺伝的に固定したシェパードなのです。さまざまな生き物で、アルビノといって色素遺伝子欠陥がおこった白子と呼ばれる虚弱な個体がいますが、それとは違い、被毛だけが白いのです。ですので、アルビノ(遺伝的欠陥)ではない、健康的な新犬種なのです。

シェパードについて

シェパードと一般に云えば、ジャーマンシェパードドックを指します。警察犬や軍用犬として使われるように、忠誠心と服従心が高く、訓練しやすい性格です。被毛は、茶色、こげ茶色で、中には真っ黒や、真っ白のシェパード(→これがホワイトシェパード)も存在します。大きく力強く、かっこいいです。一般的にジャーマンシェパードは、訓練不足や教育不足、育ちの悪さで攻撃的になったり凶暴になったりするため、初めて犬を飼う場合や、小さな子供のいる場合には向かないといわれています。

ジャーマンシェパードとホワイトシェパードの違い

軍用犬や警察犬に使われ忠誠心や服従心、攻撃性といった性格や、柔軟な身体を求められるため、そういった部分が強調されるジャーマンシェパードに対し、忠誠心や服従心、攻撃性といった素質よりも、愛玩用として温厚さや美しさを求められ発展していったホワイトシェパードは、身体的特徴はそのままに飼育しやすい犬種として改良されていきました。そのため、性格は、ジャーマンシェパードよりも温厚で穏和です。また、ジャーマンシェパード同様に知性は高いため、人の言葉を良く理解し、賢いと思わせる行動をとります。

ホワイトシェパードを飼う場合の準備

ホワイトシェパードを屋内で飼育する場合、フローリングであれば滑りやすいため、転んで関節をいためるかもしれません。そのため、仔犬が普段過ごす部屋にカーペットを敷いてあげる必要があります。また、廊下のコーナーなど、走り回ってやはり転んでしまうかもしれません。廊下や階段の降り口など、滑り止めのカーペットなどを敷いて、転んで背骨や股関節などをいためないように心がけてください。また、散歩程度では、浴びる日光量と運動量が足りず、細い、骨格の貧弱な体型の犬に育ってしまうため、自転車を使っての引き運動やボールを使った運動も心がけるようにしてください。屋外飼育では、病気と夏場の熱中症に気をつける必要があります。蚊を媒体とした病気は定期的な予防薬を与える必要があります。また、夏場は休むための日陰を作ってあげないと、熱中症にかかり、弱ったり死んでしまう場合すらあります。リードで繋ぎとめ、狭い範囲でしか動けないようにしてしまうのは、犬にとって負担となりますので、いわゆる放し飼いという形が望ましいです。また、ジャンプ力があり、低い柵であれば成犬になれば飛び越えて、遊びに行ってしまいますので、2mほどでかえしのついた柵を設置してください。逆に、穴を掘って遊びに外出してしまう場合もあり、注意が必要です。

仔犬の選び方は?

子犬の顔やスタイルは、親犬から譲り受ける場合が多いため、親犬のスタイルや顔をしっかりと見て決めることをオススメします。また、性格も飼育し始めてからが重要ですが、ある程度の素質は引き継ぎますので、やはり、どんな親犬であるか把握することが必要です。後ろ足や前足などの形にこだわると、繁殖しているブリーダーが少なく、良質な親犬が極めて少ないいため、限られた犬舎からしか購入できません。また犬舎によっても飼育方針が異なり、衛生的で健康、さらに飼育後の性格などを考えながら育てているブリーダーや、単に生後2ヶ月まで仔犬を大きくさせるだけのブリーダーもいます。じゅうぶんに検討し、ブリーダーや犬舎の人と電話で話してみるだけでも大きく違います。ペットとして、家族の一員として永くお付き合いするのですから、小犬選びはしっかり時間をかけましょう。

参照・オススメ犬舎 - ホワイトシェパード専門犬舎Alwayshere ・協力 - ホワイトシェパード大好き!