上達は、なだらかな斜面を昇るのではなく、階段を昇るようなものです。その階段とは知識でなく、碁に対する「考え方」の進歩です。「考え方」が進歩して、自分のものにした時、階段が1段昇れているということです。 碁を表面の手筋や手順にとらわれず、つねに原理に立ち返って考えるようになれば深みを一層増します。碁の原理「碁理」とは、石の働きをどう発揮させるかです。「碁理」に目を開き、「本筋」を打てるようになって下さい。 |
参考図書 級位者のための本筋の打ち方
著者 石田 芳夫九段 小川 誠子六段
発行所 誠文堂新光社 ISBN4-416-79816-4
本書は3部作になっていて、棋力にあわせて読んでいただける様になっています。
2004年6月現在出版社には在庫があるそうです。合わせて読めば、より理解が進むと思います。