相手の体やスティックを、手を使ってつかまえる。またはスティックで押え込む行為。

このファウルの意味は”スピード感の有るホッケーのゲームスタイル”の確保にあります。
プレーヤー同士がつかみ合う事でプレーヤーの動きが止まり、単なる肉弾戦に陥ってはつまらないし、インラインホッケーの、”ノーコンタクト”のコンセプトに反します。
また、掴み合いからの”いさかい”の防止の意味もあります。

ジャッジガイドライン

1. パックキャリアのスティックに対してパックを奪う目的で自分のスティックで一瞬押さえるのは可だが、相手からパックが離れた後も押さえ続ければファウル。
2. パックキャリア以外に対して行なった場合はインターフェアとなる。
3. 競り合いにおいて、オフェンスパックキャリアが相手ディフェンスによってマークされた時、それを振り払おうとして相手ディフェンスのスティックを握った場合はスティックホールディングとしてオフェンスファウルとなる。

このケースでは白ユニフォームのプレーヤーが後ろのオレンジ色のユニフォームのプレーヤーをスティックで押さえています。 このままなら、白ユニフォームのホールディングなのですが、オレンジユニフォームも相手のスティックを脇にはさんでいます。 こうなってしまうと、双方エキサイトしてしまいますので、レフリーは早めに警告、またはペナルティを取る様にして下さい。