ルールの館、玄関まで戻る     ルールブック索引に戻る

[クロスチェッキング]

(メジャー)

スティックを両手で持って相手に当たる(607条)

解 説

ブレードがサーフェイス面から離れた状態で、スティックを両手で持って相手に当たる。

    通常のチャージングよりも故意性が高い為、処罰は重い。
    クロスチェッキングは、実際に相手に当たらなくても相手を威嚇、挑発する様な行為についても適用される。
    パックに対するプレーと関係の無い場所で行われた場合には厳罰処分(チャージングの項目を参照

    実際のプレーにおいては、相手のスティックチェックのカバーの際や、壁際で相手のプレッシャーを押し返す時などに見受けられます。また、フェイスオフの際にも押し合いの際にも多く見ます。

    これらは 実際にはパックの奪い合いの範疇としてゲーム中は黙認される事が多いのですが、これらも原則として反則行為です。

    プレーヤーは、故意は論外として、プレーの中でもスティックを使って相手を押したり、突き飛ばしたりする事の無いようにしなければなりません(危険回避義務の原則)。

    故意かどうか、危険かどうか?の判断は、これも最終的にはレフリー判断となってしまいますが、インラインホッケーについて言えば、特に下位のクラスでのゲームでは注意して指導をおこなうべきと私(Kinop)は考えています。 

 元ページへ戻る


webeditor:kinop