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[インラインホッケーとは?]
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 解説

インラインホッケーってどんなスポーツ?

 

    まず、インラインホッケーって何?てところから説明しましょう。

    ずばり、アイススケートの代わりにインラインスケートを履いて、氷の上でなくて地表でホッケーするスポーツです。

    でもって、ホッケーって何?と尋ねられたら、スケートしながらパックと呼ばれる平たい円盤かボールをスティックで転がしてゴールまで運ぶスポーツ、て事になります。

    ゴールまではドリブルしてもいいし、パスしてもOK、とにかくスティックで運んでシュートすれば良いのです。

    但し、敵の体に対しては意図的にぶつかっては駄目、あくまでもパックまたはボールをスティックで操作してプレーします。

    また、スティックはあくまでもパックやボールを操作するためにだけ使って、敵の体に対して叩いたり押さえたりしてはいけません。

    プレイする人数によって3on3から5on5といった様に増えていきますが、原点としては以上の事です。

    あとはスケーティングでスピーディーなゲームを楽しみます。

    つまり、本来はとってもシンプルなんです。

    岡山のASPO大会の様子。ボロ負けでしたが楽しかったです。

 

アイスホッケーと、どう違うの?

    アイスホッケーと比べると、インラインは簡単、手軽、そして安全です。

    アイスホッケーをみた事がある人、または実際にプレーしている方はご存知かと思いますが、実際には激しいぶつかり合いとかがあって結構危なかったりします。

    この、ちょっと危ない事から、ヘルメットから始まって肩あて、肘あて、脛あてといったプロテクターを装備しないと、とてもじゃないけどプレーできませんし、また実際にルール上でも。その装備が義務化されています。(装備を全部集めると10万円近くかかります!!)

    アイスホッケーは、とってとも楽しくエキサイテンィグな競技スポーツなんだけど、万人が楽しむには、このあたりがちょっとしたハードルになっているのが事実です。

    で、インラインホッケーはと言うと、アイスで許可されているぶつかりあい(チェックプレー)を禁止していますので、ハードルはぐっと下がります。(プロテクターも軽装)

    同じく岡山大会。

     

    何よりも、大きな違いは、インラインホッケーは自由である事です。

    民営スケートリンクの氷の上でなくて、適当なフラットなコンクリートの場所さえあればすぐに楽しむ事ができます(ストリートホッケー)。

    公式大会ではヘルメットやプロテクターの義務化がなされてますが、ストリートで楽しむ分には、個人の責任においてプロテクターの着用義務はありません(勿論、装着した方が安全です!)

     

    そういう訳で、インラインホッケーはアイスホッケーよりも 手軽 な競技スポーツとして今、ドンドン人口が増えているスポーツなんです。 

    実際には、日本全国いろいろな場所で、その場所の団体が独自のルール展開を行なっていますが、基本的にはプレーヤー同士のぶつかりあいを禁止して、安全を考慮している点については共通しています。

     

    我々K−Triplesが所属している九州インラインストリートホッケー協会(KISS)では、この安全性を更に追求しつつ、楽しく、子供から大人までが誰でも参加できるスタイルを求めていますので、ぜひ参加してみて下さい。

 

道具は何が必要?

    先ず順番に、靴→スティック→ヘルメット→すねあて→グローブ→ひじあて、の順に必要です。

  1. 靴(2万円〜)
    これが無いと滑れない、、、
    最初はディスカウントショップで売ってるプラスティックの安物でも良いけど、そのうちホッケー用が必要になります。
    ホッケー用は靴の部分が皮革で柔らかく、また紐で結びます。
    あと、普通のインラインシューズはスキーブーツみたいな形で膝近くまでありますが、インラインホッケー用はそれよりも低くて足首よりもちょっと高いぐらいの、バスケットシューズぐらいの大きさです。

    お勧めメーカーとしては、MISSON(ミッション)、Bauer(バウアー)、TOUR(ツアー)です。
    ちなみに私Kinopは絶対MISSON派です。

    Kinopの独り言
    私Kinopは現在はMISSIONの2002年モデルのRTXってのを履いてます。特徴はナンと言ってもサスが付いている事ですね〜
    実際にサスの効果がどんぐらいあるものなのか、私ごときのスキルでは正直なところ実感も体感も出来ません。
    でも何故かこのサスシステム、2003年モデルでは突然姿を消してしまいました、何故だMISSION??

    インラインシューズについては基本的にアメリカとかカナダのメーカーが作ってますので正直言って日本人のような平べったく横幅のある足型には合ってない気がします。実際に私は数多くのインライン靴を買い換えてきましたが、現在のMISSION以外の靴は性能以前に足型があわなくて全然履けません。

    このページを読んで今からインライン靴を買おうとしてる方がいらっしゃいましたら、本当に可能な限り実際にショップに足を運んで、ためし履きして欲しいです。
    数万円もする靴なのに、実際に買ってみたら足型が合わないで痛くて全然履けない!!なんて事がホント多いですから!!

     
  2. スティック(3千円〜)
    これが無いとプレー出来ない、、、
    基本的にどんなものでもOKですが、左右二種類ありますので注意が必要。
    尚、安いタイプはシャフトの部分と先っぽ(ブレード)部分が一体ですが、高価なタイプはセパレートになってて先っぽだけ交換できるタイプもあります。こちらの方は1万以上しますので初心者には必要無いです。


    Kinopの独り言
    ところがねぇ、、、最近(2003/08/09現在)じゃ一本型のほうにカーボンコンボジットだの一体形成だの云々とホッケーメーカーから最新のテクノロジーを盛り込んだ製品がバンバン出現し始めまして値段も2万以上という高価さです。一本型の方が安いってのは成り立たなくなりました。

    そういう私も最近そのテの製品を買ってみたんですが、、、、
    ま、アンマリ違いはないですな、少なくとも私程度の実力では(笑)

    但し、最近の傾向としてブレード部分についてカーボン化が進んでいまして、それについてはかなり良い印象を受けました。
    従来の木製ブレードに比べるとスラップシュートなどの強いインパクトの時に力が逃げないというか、強い弾性を感じます。
    こういったカーボンブレードだけでも試してみるのは良いと思います、ただし、こちらもブレード単体とは思えない値段(8,000円とか!!)ですが、、、


     
  3. ヘルメット(5千円〜)  
    順番は3番目ですが、初心者は絶対に必要です。
    一応、最初はサイクリング用でも何でも良いのですが、バイク用とかはやめといた無難です、カッコ悪い。
    しかも、あんまり安いものはオススメしません。
    重要なポイントは、後頭部がしっかり守られているか、アゴ紐がついていてしっかり装着できるかです。
    その意味からも、やはり名の通ったホッケー用具メーカーのものを購入した方が良いです。
    Bauer(バウアー)とか、JOFA(ジョファー)とか、CCM(シーシーエム)とかがお勧めです。
    ミーハーなブランドとしてはナイキなんかも出てます。

    尚、ホッケー用のヘルメットにはオプションで顔面をガードするフレームやプラスチックのシールド(フェイスガード)が付けられます。
    これらは顔の怪我を防止するのにとても重要で、大会に参加する時には基本的に義務化されています。
    大会に参加しなくても、仲間とゲームする際に不慮の事故を防ぐ意味で、このフェイスガードを追加する事を強く勧めます。

     
  4. シンガード(膝+すねあて)(7千円〜)
    こちらは転倒時に膝を守るのがまず最初で、最初は膝あてだけでもOKです。
    しかし相手のスティックが結構、すねに当たるのでサッカー用のすねあてだけでもあった方が無難。
    ホッケー用は、この膝とすねを一緒にガードする形状で、ちょうど野球のキャッチャーがつけてるような形です。
    当然ホッケー用のものの方がお勧めです。

    尚、シンガードはアイスホッケーでは装着した上からソックスをはくので、シンガード自体に取り付けベルトはついてませんが、インラインホッケー用の種類にはベルトが着いてます。アイス用の商品でもあとから自分でベルトとかで足に固定すれば良いのですが、出来ればインライン用のベルト付きの方が便利です。

    Kinopの独り言
    ホッケープロテクターでも非常に重要な位置付けであるシンガードですが、私自身は現在メーカー各社から出ている製品群には大いに不満を抱いています。

    まず第一に、JOFAやBauer、CCMといった大手メーカーのものは基本的にアイスホッケー用となっており、装着した上にアイス用のソックスを履く様に作られています。その為、シンガード単体としては足に固定する事が殆ど出来ないのです。この事はインラインホッケーに使用するにあたり、非常に使い勝手が悪いものです。

    インラインホッケー用途として求められる用件としては
    1.テープやタイツを使う事なく、単体で無理なく足にフィットして、ズレたりしない。ベルトで固定するならベルトなどで足を傷つけない。
    2.通気性(アイス用はどれもクッション剤の通気が悪く、ムレる)
    3.すね正面だけでなく、側面の磨耗にも考慮したデザイン、機能(アスファルトやコンクリート上で使用する為)
    といったところでしょうが、いまのところホッケー用具として販売されている製品の中に、真実これらの用件を満たしている製品は無い様に思えます。

     
  5. グローブ(5千円〜)
    転倒したときに最初に手をつきますので、結構重要です。
    出来ればホッケー用のものを進めます。

    こちらもアイス用とインライン用では若干違いがあって、アイス用は氷上で使うので全体的にぶ厚く作られていますし、素材も皮革とか高いものが使われています。インライン用は氷上で使う訳でば無いので防水加工とかしてなくて、素材も通気性の良い布とか使ってます。また、種類によっては通気穴とか作られていますので、インライン用を買った方が便利でしょう。
    また、全体的にインライン用の方が値段が安くなっています。
     
  6. エルボー(6千円〜)肘あて
    初心者の時は後ろに転ぶ事が多いのでこれも必要。但し最初はホッケー用でなくても普通のインライン用でもOKです。
    そのうち、装着感とかでホッケー用の方が良くなってきますが、それまでは普通の肘あてで十分です。

     
  7. それ以外には、ズボン、ユニフォーム、パット入りアンダーパンツ等などです。
    特にパッドの入ったパンツは転倒の多い初心者にはお勧めです(特に女性は腰が命!なんてね、、、)。
    バッド入りパンツは、最初はスノボ用品売り場のもので十分ですが、これもホッケー用だとイロイロと工夫がされてて、転倒時の衝撃緩和も違ってきますので、そのうちホッケー用を買うとベターです。
     
  8. いずれにしても、普通のスポーツショップではあんまり売ってないのが難点。

    でもご安心を、通販ではイロイロと親切なお店もあります。とくに私たちが利用している大阪の ケンテック商会 はオススメです。

     

九州では、どこでやってるの?

    九州では、主に久留米市の筑後川河川敷、福岡の大濠公園、あとは、大分のコア山国、といったところにプレーヤーは集まっています。

    大会は年に3回ほど、久留米の筑後川でやってます(KISSによる筑後川リバーサイドアリーナ大会)。

    あと、大分のコア山国でも定期的に大会が開かれています。

     

その他の地方では?

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KISS 代表 大宅宣広(おおや のぶひろ)

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