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[フォーリングオンザパック]

(マイナー)612条

パックに体を被せる。

解 説

コート上のパック(ボール)に対して体をかぶせる、または手で覆い隠す。

    リバウンドしたパックやこぼれ玉に対して、敵に渡すまいと体で覆い隠すといった行為に対して取る。

    このファウルは、インラインホッケーは基本的に立ってプレーする事が前提であるのと、パックに対して覆い被さるという事は相手よりも姿勢が低くなる訳だから、スティックプレードや相手の足があたって怪我する事を避けるという意味があります。

ジャッジガイドライン

  1. ゴーリーポジションのプレーヤーがシュートを止めようとして、一時的に体の下になった程度はノーホイッスル。
  2. しかし、即座に立ち上がる、パックを払う等せずにその状態を保持しようとした場合には延行為として注意、注意後も止めない場合はファウルが成立。
  3. 膝付きして止めたパックがレガードや尻の下に入ってプレーヤーがそれを見失っている場合はノーホイッスル。その場合はゲームを止めて近くのフェイスオフスポットでフェイスオフ。

注意点

    フォーリング・オン・ザ・パック状態のプレーヤーに対しては、オフェンス側のプレーヤーはスティックを出さない事。当行為を行っているプレーヤーに対して、パックが停止して、レフリーがペナルティコールする前に、相手プレーヤーがスティックで叩くといった行為を行なった場合は、その程度、故意、危険を伴う悪質なものについては叩いたプレーヤーに対してスラッシングが適用されます。

ゴーリー前にディフェンスプレーヤーが立つ事を許さないゲームスタイルの場合

    3on3で、ゴーリーポジションにDFプレーヤーが立つ事を許さない試合形式を採用している場合には、ゴール前のボール、パックに対して多いかぶさる、手で押さえるといった場合にはペナルティシュートが適用される。

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