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2003年01月31日(金)
 昨日とはうって変わって、目覚めの良い朝。朝からロビー・ウイリアムスのプロモーションビデオも観られたし(^^)v。そういえば夕べ、風邪薬を飲んで寝たっけ。やはり風邪だったのか?

 曇り空だけど元気なので久しぶりにニースへ買い物に行く。今日はもう、CDシングルを買うことに決めたのだ。荷物になろうがどうだろうが買うのだ! ニースエトワールのFNACは平日とあってかなりすいている。これならゆっくり見られそうだ。まずは最近、相方が気に入ってる様子の「TOUS LES HOMMES」という曲。今年の9月にあるミュージカルの曲らしい。しかし9月って、宣伝にしては早すぎ!この曲のプロモビデオは黒人奴隷をテーマにしているのか、かなりハードな雰囲気。振り付けが「スターアカデミー」のダンスの先生、カメルであることを先日知った。フランスに振り付け師は彼しかおらんのか。続いてもちろん♪ロビー・ウイリアムスの「feel」を探すも、やはりもうすぐ発売の日本版を買うことにして諦めようと思った時に、ビデオクリップのDVDを見つけてしまう。なんでサルみたいな人のことがこんなに気になるのぅ、と思いつつ買う...。歯止めが利かなくなってきたところで一気買い開始。t.A.T.u. 「ALL THE THINGS SHE SAID」、KYO 「LE CHEMIN」、Blue feat. Elton John 「Sorry Seems To Be The Hardest Word」。このエルトン・ジョンと一緒に唄っているBlueというおにーちゃん4人組は、なんだかゴスペラーズを彷彿させてくれてちょっと気に入っている。この曲、ゴスさんがカバーしてくれたら素敵なのになぁ。というわけで、1枚5ユーロ弱のCDシングル4枚とシングルサイズのDVD 1枚を持って店内をうろうろ。まだ買うんかい! いえいえ、とんでもない。と思いつつ、ふと目に付いたのは色っぽいおねーちゃんの弦集団 bond のCD。うっかり試聴したのがまずかった。格好良すぎ!!!衝撃!!やっぱり買おう。ジャケット裏写真なんてひとりのおねーちゃん、はみ乳だぞ。大丈夫か。 以上、小切手でお買いあげ〜。

 調子出てきたので、先日見かけた楽譜屋さんへ行ってみることにした。ニース駅方面へ向かってポチポチ歩いて着いたら、なんだか店内が暗い。時間は午後12時過ぎ。しまった、お昼休みだ!...また来ることにして今来た道を戻る。せっかくここまで来たのだからとetamで7ユーロのセーターを買い、モノプリへ寄って夕食のお買い物。長距離バスターミナルへ行く途中にあったサンドイッチ屋さんで、昼御飯用のクロックムッシュを買う。おじさんが「温める?」と訊いてくれたので「ううん。持って帰るからー。」と答える。これくらいの仏語は分かるようになったぞ。8か月もいるんだから当たり前か。

 ロビー・ウイリアムスの来日日程は3/2-3/7らしい...。でもって1500人限定ライブは3/6らしい...。いくらなんでも無理だ...。がっくし...。せめて bond が来日してくれたら立ち直れるかもしれない...。どうなんだ、日本での bond の評判は。

2003年01月30日(木)
 朝、どうにも調子が悪いので体温を測ったら、最初は36度をきっていたので、まさかと思いもう一度計ったら、36度ちょっと。平熱が36.7度前後のはずな私にこの体温はキツすぎる。だからだるいのか?これがいわゆる低血圧ってやつですか。

 実家からの救援物資が届くのでロビーで待つ。いつもの配達のお兄ちゃん、クルマから降りるなり私を見つけ、すぐに手を振ってくれた。なんだかうれしい。こういう優しいフランス人もいるのだが、ちびのねーちゃんみたいなヤツもいるのだ。それがフランス。今回の荷物にはガムテープも入れてもらった。いよいよ梱包開始だ。一気に読んじゃいけないと思いつつSPA!をめくる。届いた日に読んじゃ、もったいないよ〜。

 荷物整理の後、マルシェUへお買い物。この時間ぐらいになると気分も良くなってきている。帰宅後、アントネッラちゃんを観ながら届いた荷物に入ってたK嬢推薦、「麺の達人 鯛の炊き出し風味醤油仕立て」を食べる。うまい!Kさん、確かに美味いよ!トッピングするネギと生姜も、体の悪いものを消してくれそうでグゥ。上品な醤油味に日本人を実感するひととき...。

 先日のNRJ音楽賞での、ステージで唄う姿を観て以来、私はRobbie Williams(ロビー・ウイリアムス)にハマっている。彼の名前が登場するのは今月だけでもう3回目だ。酒井雄二(ゴスペラーズ)なんて今、初めて書いたのに。で、今日、日本での知名度を知るためにネット検索をかけてみた。たどりついた日本でのオフィシャルサイトを見てビックリ!昨日まで日本でプロモーション活動やってたー!ひーっ!ファンの方のサイト見てみたら、3月上旬には応募制のライブ?があるらしい。それって、何か買わないと応募出来ないのか?っていうか、いつだ?私は間に合うのか?おっかけの血が騒ぐ!

 もう食べられないと思っていたガレット・デ・ロワ(大好き)。そんな私に一筋の光が。帰国してからもガレット・デ・ロワが食べられるかも?!富山の友達、その際はご一緒しましょうねん♪

2003年01月29日(水)
 今朝は忘れずにポケモンを観た。水曜の朝8時半「頃」ってのは忘れやすい。 テレビと言えば、夕べは007の最新作のひとつ前のが放送された。急な差し替えなのか、テレビガイド誌には別番組が掲載されているため、タイトルが分からない。とにかくソフィー・マルソーが出てるヤツだ。で、当然の事ながら仏語吹き替えで放送されたのだが、果たして英語を話すソフィー・マルソーの仏語吹き替えは、誰がやっていたのだろう?彼女本人じゃないと、当然生の彼女の声を知ってる人には違和感ありありだろうし。気になる。

 予定通り椎茸を煮てから、晴天の中、今日もポチポチ歩いてマルシェUへ行く。果たしてフランス人は毎朝、何を食べているのだろう?お仕事行く人なんかは朝、パン屋やカフェでクロワッサンとかパンオショコラとか食べてるのかもしれないけど、家にいるおじーちゃん、おばーちゃん達はどうしているのか?朝早くからバゲ買いに行く人もいるだろうが、みんながみんなじゃないだろう。というわけでマルシェUで、長期保存が効くパン達を前にしてかなり悩んでいた。いつもはマルシェUブランドのブリオッシュ(12個ぐらい入っている)を買っているのだが、そればかり食べて顔がブリオッシュになったら大変だ。シリアルの棚にも行ってみたが、でかい箱ばかりだし牛乳かけて食えないしで断念。せめて違うパンを買ってみることに決める。でもうーん、やっぱり長期保存パンってあんまり美味しくないんだよなぁ...。店内で途中、めまいとまではいかないまでもちょっと調子が悪くなりかけてあせる。しかし、買い物時間含めて往復1時間、なにごともなく元気に歩く。途中、美味しいパン屋でモッツアレラチーズがのってるらしいパンを買う。これはお昼用。今夜はピザをやっつけるのでバゲはなしなのだ。

 アントネッラちゃんを観ながら素麺を食す。おともは甘辛く煮た椎茸と買ってきたカニカマボコだ(^o^)。めんつゆの瓶には濃縮タイプともストレートとも何も書いていない。いったいどっちなんだ、ととりあえずそのまま試食したらめちゃくちゃ濃かった。濃縮らしい。しかしどこにも「水でのばせ」と書いてないぞ!このまだとフランス人が間違った食い方をしちゃう!とりたてて美味しいつゆじゃなかったけど(失礼)、1.5人前の素麺をいただく。買ってきたパンは後でおやつにしよう。素麺食べて幸せになって、ふと思った。さきほどのマルシェUでの軽いめまいはひょっとして空腹のせいだったのでは、と...。朝はブリオッシュ1個とミカンしか食べていなかったのだけど、明日からはパンを2個にすることにしよう。ゆで卵も食べよう。寝ても寝ても眠いけど、食欲が落ちることはないんだよなー。ただ、1度にたくさんの量が食べられなくなった。食べたいときにちょっとしたものをパクパクってしたい気持ち。私はラッコか。

2003年01月28日(火)
 もっと骨のあるちゃんとした日記を書こうと思いつつ、なんだかたらたらとした日常を連ねるばかりの私。いつもこんな日記を読んで下さって、どうもありがとうございます<(_ _)>。今日も相変わらずです。

 洗濯の後、モナコのカルフールへ行く。まずいつものように雑誌屋さんをのぞき、毎月の奥様雑誌と隔月発売のキルト雑誌(最後なのね...(T.T))、アントネッラちゃんの写真が載っていただけで欲しくなったイタリアのテレビ番組ガイドを購入。しめて11ユーロ38サンチームを端数もきっちり出したら、レジのおねーちゃんに誉められた(^^)v。コドモのお使いか。
 カルフールではまずCD売り場を見ようとうろうろしたら、旧正月向けらしく中華食材の棚がお目見えしていた。こっちの人にしてみれば中華も和食も一緒なので、その中にはうどんやそうめん、そして憧れ(?)のそうめんつゆまでも!熊本の並木食品というところのそうめんが置いてあったのだけど、もし私が熊本出身者だったら、すっんごくビックリするだろうなー。富山だとなんだ、長七の麺とかに会えるようなもんか。まずかったら困るので、めんつゆは1本(結構小さい)だけ買い、ついでに干し椎茸も買っておく。明日の朝椎茸を煮ておいて、お昼にそうめんを食べよーっと。 CD売り場には今、相方がハマっているらしい「Tous les hommes」という曲のCDもあった。でもCDはヴァージンかFNACの方が安い気がするから、今日はひやかすだけ。最近気になるt.A.T.uやロビー・ウイリアムスのCDを試聴。やっぱり帰国前にシングルCDだけでもいろいろ買おうかなー。ケーキにチーズにといろいろ買うと今日も結構な荷物。でもバス停が近いのでラクだ。家へ帰って即テレビをつけると、ちょうどアントネッラちゃんのお料理コーナーが始まるところだった。間に合ったー!

 前々から気になっていた冷蔵庫の霜取りをようやく決行する(買ってきた鮭が入らなかったから)。鉄腕アトムも誕生するという時代に、なぜ霜取りなど...とぶつぶつ言い続けていたけれど、これも最後だもんねー。来月はまさか、しなくて良いでしょ。すんごい霜がついたら別だけど。今日も親指の付け根をひっかいてしまった(T.T)。最後まで慣れなかった作業だ。

2003年01月27日(月)
 日曜の19時過ぎから毎週、arte(france5)でクラシック音楽の番組が放送されているのだが、昨日は弦とチェンバロの構成で、ビバルディの「四季」をやっていた、チェロとチェンバロ以外の人はみんな立っていて、第1ヴァイオリンの人(って言い方でいいのか?)が指揮も兼ねていた。ヴァイオリンの音ってやっぱり素敵だなぁ...。先日ちらっと観たおねーちゃん弦バンド「bond」が、ますます聴いてみたくなった。

 晴天。手洗い用洗剤でスボンを洗った後、ベランダに干す。う〜ん、午前中から陽があたれば今日中に乾いちゃいそうな感じ。でもここは午後からしか陽が射さないんだよな。水が滴るのさえおさまれば、後は室内に入れちゃえばいいんだし。 昨日に引き続き、たまった雑誌の中から持って帰りたいページをちぎる作業もする。ほとんどがお料理関係のページ。フランス人は普段は何を食ってんのか、結局良く分からないままだ。お買い物してるの見ても、メニューが見えてこないんだよなぁ。日本だったら、あ、この人はカレーだ、肉じゃがだって分かるのに。フランスの料理を知らないからか。だから料理のページ、読んでるんだった。でもね、本当にこんな凝った料理を毎日作ってるのかなぁ。

 月曜なので、カートをひいてマルシェUへ。今日は1.5リットル・ヴォルビックがあった。良かった。月曜だし晴天だしで店内は大混雑。おまけにまだ商品の搬入作業も続いているので、私はあっちうろうろ、こっちうろうろって感じだ。先ほどの疑問をふまえ、レジで並んでいる人のお買い物を見るのだが、アンディーブをどどぉーんと、とかズッキーニをうんとこさとか、そういうお野菜関係は目立っても、お肉関係がいまいちつかめない。魚は近くのマルシェで買ってるんだろうし。何食ってんだー!フランス人。やっぱパスタなのか?おばーちゃん達もそうなのか。 カートに「あと1か月、なんとか保ってちょうだい。」と言い聞かせながら、引きずって帰宅。段差あるところだってそのまま転がしてるから、そうとう酷使されてるはず。バックの方は日本に持って帰るけど、カートとはここでお別れだろう。

 アントネッラちゃんの料理番組を見ながら中華スーパーで買ったうどんを食す。うどんはまぁまぁだけど、出汁がなんだこりゃー!だ。贅沢ですね、すんません。昨日、うなぎ食べちゃったから、調子に乗ってるんでしょね。和風だしじゃなくて韓国風だし(韓国産だったので)だと思えば良かったのか。でも、アントネッラちゃんが作ってた挽肉のパイの方が美味しそうだったよ...。

2003年01月26日(日)
 夕べはFrance2で放送された音楽番組を観るべく、がんばって起きていた。生出演だけでなくいろんなアーティストのライブ映像もたくさん流れたのだけど、あれはいったいどういう番組だったのだろう?エルトン・ジョンとビリー・ジョエルが一緒に唄ってるのとか、パヴァロッティがいろんな人と唄ってるのとか。そんな中、今注目している色っぽいおねーちゃん4人の弦楽器集団「bond」の生演奏もちらっと観られた。カッコ良いなー。昔ハマったドミニカのおねーちゃん集団「ラス・チカス・デル・カン」を彷彿させてくれて、なんだかうれしくなってしまう。日本に帰ったらCD買うぞ! ロビー・ウイリアムスが出るというので頑張って観ていたのだが、映像を観ながらなぜ、私はこんなさるみたいな人が最近気になるんだろうとしみじみ思っていた。歌がカッコ良いからか?そうだろうな。うん。昨日の番組の中では、ニコール・キッドマンと唄っている映像も流れたのだけど、あれは何だろう?(こんなんばっか)

 曇り空だし日曜だし(午後からは晴れた)、今日は1日中おうちにいた。洗濯しに部屋を出た以外、久しぶりの引きこもり状態。サイトをちょこちょこいじったり、たまった雑誌の整理などして過ごす。(クロスステッチは未だ禁止令が出ている(T.T)) 日本に帰ったら欲しい本のリストアップなどしていると、なんだかウキウキしてくる...。うふふ。 ウキウキと言えば、今夜はなんとうな丼を食べるのだ!日本に一時帰国した方が買ってきて下さったものを温めて、これまた温めたパックごはんに載っけるの♪うなぎなんてどれだけぶりかなー。うきうき。

 週刊アスキーの今週発売号から、サトエリ(佐藤江梨子)嬢の連載が始まるという情報を得る。いつもお邪魔しているサトエリファンのサイトも近々紹介されるらしいのだ。読みた〜い。

2003年01月25日(土)
夕べはオニオングラタンスープを作った。オニオングラタンスープはだーい好きで、日本にいた頃も時々、ファミレスで食べていた。1時間弱、玉葱を炒める忍耐があればおうちで作れるのだな。しかしその忍耐があっても、玉葱を切るときの涙だけはどーにもこーにも克服できない。玉葱スライサーがあれば、毎日でも食べたいな。こっちで買っている野菜だしの固形ブイヨンも大量に仕入れて帰らなくては。最近、COOKPAD(http://cookpad.com/)とかいうサイトを見つけたので、パスタやスープのレパートリーを増やそうと努力しておりまする。

 天気も良いので今日はニースのシミエ地区にある円形闘技場跡地に行ってみることにした。ニースの長距離バスターミナルから市内バスに乗り、シミエまでは15分程。降りた場所はマティス美術館の前なので、ついでに(失礼?)まずそこも見学することにした。
 マティスといえば、なんだかポップアートみたいな絵のイメージしかなかったのだけど、ちゃんとした油絵などもあるし、切り絵手法のまるでリバースアップリケを観ているような作品もあり、期待していなかっただけに結構楽しめた。また、彼が所有していたという、アンティークなタペも飾られていたのだが(ところどころくり抜かれているデザインでかなり凝っている)、キルト作りにとても参考になった。彼の描く絵の女性はみんな、太ももむちむちで結構な体格の方が多いというのも分かった。うん、来て良かったかな。
 続いては隣にある考古学博物館(Musee Arenes d'Archeologie)へ。ローマ時代の遺跡発掘品の博物館で、同じ場所にある遺跡の中をも歩いて散策できるところなのだが、ここは凄い!なぜ「地球の歩き方」に詳しく紹介していないのか不思議な程、見応えがある場所なのだ。私が考古学とか遺跡好きなせいかもしれないけど、でもいにしえの街を実際に歩いて散策できるんだよ!凄いよー!というわけで、今日の写真はその遺跡の中。左奥に見える高い建物跡はサウナだった場所らしい。水道をひいた道とかもちゃんとある。あー、来て良かった!古代の人も歩いた場所、座っていた場所に自分もいると思うだけでドキドキしていた。でも人があんまりいないの。マティス美術館では日本人も何人か見かけたのだけど、ここにはいらっしゃらなかったみたい。博物館内にも壺とかガラス製品(!)とか興味深いものがたくさんあったのに。特記すべき事はこの博物館、ほとんどの展示品の説明に点字表記がなされていたこと。えらい!でも英語表記はなかった...。バス停へ出る道沿いにある円形闘技場跡地は本当に跡地で、ちょっと拍子抜け。先ほどの博物館内の遺跡を観た後だったからそう思ったのかな...。
 バスに乗り、ニースの旧市街近くまで戻る。遅いお昼ごはんに時々行くカフェのアンポルテ(持ち帰り)コーナーでバゲタイプのクロックムッスゥー(ばかうま!)を買いベンチで食べ、モノプリで夕食のお買い物して帰宅。

 帰宅後、相方が先日買っておいたワインを開けて飲んでいたので、私もちょっとお相伴に預かったのだが、これが美味い!思わずワインの「あて」に、おやつ代わりのかにかまぼこと実家から送られてきた柿の種を食べちゃった程。で、飲みながら書いてるので打ち間違いが多く、修正ばかりしてるのでかなり時間がかかっちゃった今日の日記でありました。いやー、心臓が今、耳のあたりにおりまする。

2003年01月24日(金)
 またランドリーの集中スイッチが故障していた。多分前回と同じように、電気系統がうまく繋がっていないのだと思うのだけど。買い物から戻っても直ってなかったので、意を決して管理会社に訴えに行った。うちでは「関口宏」と呼んでいるおばちゃん(前髪のメッシュが似ているだけ...)がいたら良いのになぁと思って行ったのに、大嫌いなちびのねーちゃんしかいなかった。嫌だったけどどうにか現状も見てもらったのに、全く直る様子がない。そういえば、今までいた優しい女の子の時にように「30分待って。」と言わなかったな。ひょっとして分かってなかったのか!?そうだったらあの子、やっぱりバカだ。午後に見に行ったらフランス人ご夫婦が困ってたぞ。さー、どうする。フランス人にはちゃんと対応するのか、ちびのねーちゃん。でも管理会社の受付は午後5時からのはず。フランス人ご夫婦はどうしたのだろう?あの優しい女の子は辞めちゃったのかなぁ。ちびのねーちゃんにいぢわるされたのか?それなら許せんぞ!

 今日のお買い物は比較的空いていたマルシェUで。久しぶりに美味しいお菓子も買っちゃったよん。帰国前には買いだめしちゃおうっと。レジではやっぱり「カルトU持ってる?」とベロニクさん。もう1か月ほどしかいないので作るつもりはありません、と言うべきなのか...。

 夕べは頑張って、夜にも放送されたアントネッラちゃんの番組を観た。私がいつもあんまり眠そうなので、相方に、ニースに行ったらどれくらい歩いているのか、と訊かれた。こうこうこうよんと言うと、「そりゃ、歩き疲れてるのだ。」という結論に至った。そうか、私は自分で意識しないまま、結構歩いているのか。そういえば「地球の歩き方」によると「ニース駅と長距離バスターミナルはかなり離れている」と書かれていたっけ。私はいつも、その「かなり離れてる距離」をニースへ行くたびに往復している。そうか、それで疲れて眠いのか。納得、納得。富山に帰ってもこれぐらい歩けば、今の体重をキープ出来るのだろうなぁ。がんばろうっと。

 明日から東京ドームで国際キルトフェスティバルが始まる。去年はちみちゃん達とスタンドでお弁当食べたっけ...。お買い物もしたっけ...。あ、キルトもいっぱい観たんだった。いいなー。今年の秋は横浜に行ければいいなー。今年も神戸はあるのかな?どこでもいいから行きたいよーっ!

 (今、ランドリーへ行ってみた。直っていた...。やはりフランス人へのクレームはフランス人、ということなのか。なめられてるな、東洋人。)

2003年01月23日(木)
 寝ても寝ても眠いのはなぜ?夕べは8時半ぐらいに寝てしまった。起きたのは6時半。寝過ぎで眠いのか?昨日のハラ痛もあるから風邪ひいたのかもと思い、念のため薬も飲んでおく。そのせいかまた眠くなってきた...。

 そんな中でもニースへお出かけ。出かけたら出かけたで元気になれるのだ。ソルドと言えば、私、どこかへ行き忘れてる...?と思い出し、行った先はローラ・アシュレイ。今回も買っちゃた、安売りの生地。メーター2.25ユーロの白地に赤の小花模様を2メートルと、メーター4.09ユーロの青地に白のつる草花模様を1メートル。しめてえーっと、8.59ユーロ。安い!富山にできた新しいショッピングセンターにもローラ・アシュレイが入ってるそうだけど、布は置いてあるのかな。次のバーゲン時期も買えるといいな。布を買うって幸せ(*^_^*)。バックとかタオルとかまだまだ欲しいモノがあったのだけど、それは我慢!

 久しぶりにギャラリー・ラファイエットの-1階(いわばデパチカ)へ寄る。先日モノプリでモン・サン・ミッシェルの名物であるサブレを買ったところ、それがバカうまだったのだが、今日はそのチョコチップ入りを見つけたので買ってみた。モン・サン・ミッシェルまで行かなくてもここで買えるのね。買ってきた缶入りは日本に持って帰ろう...。ここはジャムとかクッキーとかチョコとか、お土産がよりどりみどりだ。帰国間近になったらまた来よう。今夜のバゲと温め総菜(鶏肉焼きそば。なんじゃそりゃ!)を買って帰宅。ちょうど高校生の下校時刻と重なり、バスは大混雑。でも大半がヴィルフランシュの中心地で降りたので私が降りるときはもうすかすかだった。

2003年01月22日(水)
 頑張りすぎたのか、夕べ軽いめまいがした。9時頃、どーにもこうにも眠くてちょっとうたた寝したのだけど、1時間ぐらいで目を覚ました時にそれは起こってしまった。ヘンな姿勢で寝てたのかなぁ?心配してくれた相方から「ちくちくのし過ぎでは?」と言われてしまった。そういえば首がこっている気もする。湿布を貼ってもらって再び寝る。そのうち患部がじんじんと痛くなり、湿布は夜中にはがしてしまったのだけど、今朝起きてみたら治っていた。反省の気持ちを込めて、本日はちくちくお休み日とした。

 朝から晴天だしちくちくも出来ないしで、ニースへ買い物に行くことにした。お昼に出かけちゃうとアントネッラちゃんのお料理番組が見られないのが辛いのだけど、午前を逃すと2時までお休みになるお店もあるからしゃーない。いまだソルド中のお店をいろいろ覗く。先日見つけた、手作り用品のお店も刺繍キットが20パーセントオフなんて書いてあったよー(T.T)。でも我慢。お洋服もあんまり荷物を増やせないしと思うと買えない。ちょっと淋しい。ヴァージンやFNACでCDを物色するも、やっぱり躊躇してしまう。日本でも買えそうな英語圏の音楽はいいけど、仏語圏の音楽のCDなんて富山じゃ買えないだろうからなぁ。FNACではキルト関係の本も見てみた。英語の本と違って単位がセンチメートルなのは分かりやすいけど、特に買い!ってのはなし。これには未練なし。安心。やっぱり心残りはCDかな。ギリギリまで悩んでみよう。

 お昼はいつもの中華屋さんでカントン・リと野菜炒め。お肉の代わりに厚揚げが入っているのだー。美味しかったのけど実はこの後、お買い物中にお腹がイタくなってしまった。私の体調と今日の昼食が合わなかったのだろう。日本でもしょっちゅうあることなので特にビックリもしないのだけど、ひとりで買い物中にお腹がイタくなるってのは辛い。途中から今夜のメニューの思考回路がいい加減になっていた気がする。あれ、そういえば今夜は何作るんだったっけ...。

2003年01月21日(火)
 昨日の夕方からの雨が今日になってもやまない。久しぶりの雨だ。お買い物行くの面倒だなーと思いつつも、運動だ!と言い聞かせて出かけることにする。午後まで様子を見てみるってのも考えたのだけど、面倒は先にすませた方が良いしね。バゲを入れる用に、マルシェUの買い物袋を持った。有料なだけあってお店にある買い物袋に比べてでかいので、バゲを入れてもあたまがちょっと出るぐらいですむから雨の日は必須アイテムなのだ。

 雨のせいか店内はかなり空いてる。いつも混んでいるレジにもほとんど行列はない。昨日の日記に書いたサモサやNEMの売り場でそれを手にとって見ていたら、おばーちゃんがやって来て、彼女もNEMを手に取り何やら話しかけてきた。どうやら東洋の料理を東洋人がじーっと見ているから「あなた、これ試したことある?」と聞いたようだ。聞き取りは分かるようになってきているとはいえ、答えが出てこない。ごめん、おばあちゃん。私、仏語話せませーんで逃げちゃったよ...。それでもまだ隣にいるのでつい「私、エビ食べられないんですよー」と、NEMの裏(成分表示)を見つめている訳を言ってしまったところ、エビ入りの方を指して「エビはこれね〜」とか、私が持っているのを見て「これは豚肉ねー」とお話してくれた。重ねてごめん、おばあちゃん...(T-T)。 昨日お休みだった美味しいパン屋さんでバゲを買って帰宅する。

 雨は午後も降り続く(お買い物すませてヨカッタ!)。こっちで買ったフランスの地図をかたどったクロスステッチもいよいよ完成の日が近くなってきた。足りなかった色の糸は、近い色でごまかしている。そんな感じでクロスステッチ部分はほぼ完成なのだけど、問題はバックステッチ部分。はーっ...。やってもやってもやってもやってもやっても、終わらない...。フランスの国の外枠は済んだんだけど、まだ地方の名前が残ってるんだもん...(T.T)。誰?クロスステッチにバックステッチで縁取りしたり飾ったりすることを導入した人は?!確かに羊さんや葡萄も縁取ればくっきり見えて素敵になるんだけどねぇ...。でも完成のめどはたってきた。帰国したら新たに南仏記録のサイトを開設するのだけど、出来ればこのクロスステッチの写真を表紙に使いたいのだ。頑張ろう。

2003年01月20日(月)
夕べはTF1で「ニキータ」が放送された。てっきり自分はハリウッドリメイク版の「アサシン」しか観ていないと思っていたのだが、ジャン・レノのnettoyer場面は覚えていたので、ごっちゃになってるのかなぁ。どっちにしろ、切ない映画ざんす...。

 珍しい曇天の空。9時半頃からお洗濯を始め、その間に夏物や雑誌等を段ボールに詰めてみた。日系の引っ越し会社は本拠地がパリであるため、南仏までは直接集荷には来てくれないようだ。問い合わせた1件に関しては1200ユーロぐらい払えば集荷に来てくれるとのことなのだが、それって12万円じゃん!それだけあれば、郵便局から直接日本に送った方が安いのでは?など、考えつつ梱包。うーん。雑誌、増えすぎ。奥様雑誌は手作りと料理関係以外のページは捨てていこう。
 終了時間を見計らって、ランドリーへ。見事に4機すべて稼働中。待っている間、「ボンジュール」と笑顔で入ってきたのはミニマーケットのお兄ちゃん。1機はあなたの洗濯物だったのね、やっぱり...。

 カートを持ってマルシェUへ。もちろん、お水を買うためなのだが、なんとー、ヴォルヴィックの1.5リットルパックの在庫がないー(T-T)。他のはたくさんあるのに、ヴォルヴィックだけがない。とりあえずは0.5リットルパックを2つ(12本)買っておく。1.5リットルに換算すれば4本分?1週間分としては足りないよぅ...。ぐすん。カートなのでキッチンペーパーも買っておく。もう1本、うちに在庫があるので本来なら買わなくても良いのだが、その1本、というか前回買ったものは絵柄入りだったのだけど、使い初めてふと見たら、その絵柄がカエルだったのだ!いやーん、マルシェUブランドのくせに粋なことするじゃないー。ということで、その1本は使わずに持って帰ることにしたのだ(^_^;)。いつかケロコレにアップしようっと。

 今日の写真はお店の外に貼ってある広告。見たときは一瞬「え!いなり寿司?!」とビックリしたのだけど、よーく見たら、NEMと呼ばれる春巻きみたいなヤツと、おそらくサモサが並んでいるようだった。おいなりさん、食べたいよぅ...。巻きずしやにぎりはあっても、おいなりさんってないんだよな...。

2003年01月19日(日)
 ヤフーのエンターテイメントニュースでも配信されたのでご存じの方もいるかと思うが、夕べ、フランスのラジオ局NRJ(えなじーって聞こえるんだ、これが)主催の2003年音楽賞の授賞式をTF1で放送していた。インターナショナル部門のことしか書かれていなかったけど、もちろんちゃんと仏語圏部門もあったのだ。私は仏語圏女性歌手部門でノミネされていた、ナターシャ・サン・ピエールが唄うのを今か今かと待っていたのだけど、結局唄わなかった。それとも放送しなかったのか?スターアカデミーの「Paris Latino」は聴けたから良かったけど。 で、インターナショナル部門で3冠となったシャキーラはシカゴだかからの衛星中継出演しただけで、フランスには来ていなかった。マライヤ・キャリーは来てたのにな〜んにももらえなかった。ちょっとかわいそう。おまけにジョニー・オリディへのプレゼンターまでさせられていて、司会者とジョニーが仏語で会話しているとき、なんだか隣で手持ちぶさたっぽかったぞ。

 今日は家から1歩も出ず、朝は昨日買ったガレット・デ・ロワを食べた。中にフェーブが入っている1片は子供にいくよう、フランスの親は気を使うと聞いていたけど、カルフールで買ったガレット・デ・ロワはそんな心配をしないで済むよう、フェーブが別についていた。子供用に切り分けた1片にそれを埋め込むっていうことなのだろうけど、そういうことをしない身には、「どこに入ってるかな」というワクワク感がなく淋しい。ブリオッシュタイプなので朝ゴハンには最適。ドライフルーツも入っていた。

 昨日、世界各地でイラク攻撃反対デモがあったようだが、フランス国内でも40箇所で行われていたらしい。ニースでもやっていたのかなぁ。富山だってやってたぐらいだから、やっててもおかしくないよな...。

2003年01月18日(土)
 今日も晴天。洗濯の後、モナコのカルフールへお買い物に行く。相変わらずのソルド中だけどそろそろ荷造りの心配をしなくてはいけないので、モノを買うことを自粛しようと思う。雑誌やCD、DVDが結構増えちゃったもんなー。ガレット・デ・ロワのブリオッシュタイプに2人用というのがあったので、買ってみた。誘惑に負けてシュークリームも♪ 今夜は相方の好きな鮭丼。あとはさざ波昆布和えきゅうりや、じゃがいもの煮物でも作ろうかな。温め総菜を物色していたら、陽気なおばちゃんがフランス語でまくしたてながら近付いてきた。どうやら温め総菜メーカーからのマネキンさんらしく、大好きなイカの煮込みアメリケーヌソースを買おうと籠に入れると、何か言いながらどこかに行ってしまった。なんだ?と思っていたら、メーカー印の袋を持って戻ってきて、「これに入れておけばレジで0.5ユーロ、ひいてもらえるわよー」とイカの煮込みをそれに入れてくれた。ふんふん、そういうシステムなのか。ありがとう、陽気なおばちゃん。 私のお昼用に鶏の丸焼きの半分を、相方用にはパン・ド・ミーのサンドイッチ(具はサーモン)とパン・オ・ショコラを買った。この鶏さんももうすぐ食べられなくなるんだなぁ...。ここにいる事があんなにしんどかったはずに、いざ離れる日が近付くとなると、最近ちょっぴりしんみり気分になることもある。しかし、それがすべて食べ物関係でというところがミソなのだが。

 今日の写真はその、温め総菜を入れてくれた袋。右上の欠けている部分は、レジのおねえちゃんがちぎったクーポン券部分。券と言ったって、ポリの袋に印刷されているわけなので、ちぎるの大変そうだった。温め総菜には電子レンジでしか温められないものもいくつかあって、レンジがない我が家ではそれらを試せなかったのが非常に残念(やっぱり食べ物でしんみりしてるよ...)。

2003年01月17日(金)
 さすがに疲れたのか、夕べはお土産に(買ってきて)もらった日清シーフードヌードルとバゲにジャムとバターを塗ったもの、パテを挟んだものを食べてすぐに寝てしまった。テレビで「アイズワイドシャット」が放送されていたのにー。フランス語堪能な(吹き替えだから...)トム・クルーズが観たかったよう。

 午前はボーリューへお買い物に。毎月買う奥様雑誌その1とお料理の雑誌がそろそろ発売のはずなので、tabacにも寄った。この雑誌買うのも来月でおしまいなんだねぇ。奥様雑誌は安い上に、手作りものの型紙も付いててうれしいのだ。ゆえにちょっと淋しい。かといって、たった2ユーロの雑誌が日本で買ったらどえらい値段になるんだろうし。ま、しょうがない。

 割れてしまったくまちゃんの髪留めをボンドでくっつけたところ、見事直った!ちょっと欠けてる部分はあるけどね。よってもう使わないでおくことにした。新しいの買おう...。

 日本でよく売られている「週刊○○」というモノ付きの雑誌はフランスにもある。ディアゴスティーニはお隣のイタリアが総本社なのになぜかそれはなく、別のメーカーがいろんなモノを出している。今CMをよく見るのは、万年筆、チェスのコマ、エジプトがテーマのフィギア、そして、今日の写真、動物さんのぬいぐるみシリーズだ。ぬいぐるみに2冊の小冊子が付いているのだけど、初回販売のライオンのあまりのカワイさんに加え、0.5ユーロ(60円だよ!)という安さについうっかり購入。日本でも初回は安いもんね。2回目のぞうさんは2.5ユーロだったので、ライオンもひとりじゃ淋しかろうと購入。ぞうさんの回には、組み立てて作る、みんなのおうち(上半身が出るようになっている)もついていた。しかし、3回目のカンガルーからは6.5ユーロもしたので買わない...。

 昨日書き忘れたこと。ロシア料理店で食後のお茶を飲んでいたら、綺麗な女性が入ってきた。そしてその後ろに見えたのは、おしゃぶりをくわえた赤ちゃんが自らベビーカーを押しながら入ってくる姿...。もうすぐ2歳ぐらいなのかなぁ。自分よりでかいベビーカーを押して歩く姿はめちゃくちゃカワイかった。自転車ひいて歩いてる女子高生みたいなもんか?

2003年01月16日(木)
 友達滞在最終日はニース観光。旧市街へ行き、まずはサレヤ広場のマルシェをひやかす。店が少ない!活気もあまりない!うーん、淋しい...。丘に上るべく道を歩いていると、外壁にペンキを塗って準備中の、日本料理と銘打った鉄板焼きのお店を発見。その名は「LE SAMURAI」。壁に貼ってあるムニュの名前は「こんなの食べ物のセットメニューに名前にせんやろ!」と思うようなものがずらっと並んでいて、開店前からなかなか期待(?)させるお店だ。しかし私が帰るまでにオープンするかな?

 続いて、昔はお城の建っていた丘に上り、ニースを上から見るという定番スポットへご案内した。今日もお天気が良くて気持ち良い!ここに上るのは3回目、いつも晴天で眺めも最高。空港に着陸する飛行機も見えたし言うことなしなんだけど、しいて言えば、丘の上にあるお土産屋さんやカフェが全部閉まっていたのが残念だった。それだけでもう、淋しいんだよね...。

 そろそろお昼ごはんをと思いながら丘を下りる。最終日ぐらいはニース料理かなぁとあれこれ考えていた時、ロシア料理のお店の前を通りかかった。私は日本でもたまに食べていた程、ロシア料理が好きなのだ。久しぶりに食べたーい。しかし、ニースへ来てロシア料理では友達に失礼というもの、と思っていたら「ロシア料理、食べたことないから食べてみたい」という声があがる。いいのか、本当にロシア料理で良いのか?! と、思ったのはどうやら私だけではなかったようで、店内に入るや否や、お店のマダムに「ここはロシア料理のお店なのだけど、良いの?」と訊かれた(^_^;)。日本人がニースに来てまでロシア料理を食べるとは思わなかったのでしょうな。良いですとも!店内には、販売もしているという定番ロシア土産の小物達がたくさん並んでいる。カワイイ系じゃなく、べっぴんさんのマトリョーシカもいらした。食事はボルシチとピロシキのセットを頼んだ。それが今日の写真。ピロシキはちょっとこぶり。でも美味しい〜(^^)。ボルシチも具だくさんだし、あっさりしていてこれまたぐぅ。本場の味は分からないけど、かなり美味しいのではないだろうか。良いぞ!フランスのロシア料理店!食後にロシアンティを頼むと、まず茶葉の香りをかがせてくれてからひとりずつポットに入れて持ってきてくれた。お茶っぱが入ってるボールを上げるための入れ物もくれたし、追い湯っていうのか、濃くなった時に足すためのお湯もひとりずつにくれた。ここは紅茶専門店か!そしてお茶うけに黒砂糖で作ったようなシナモン風味お菓子を人数分以上(ここ、後から重要なポイントになる)、お皿に入れて持ってきてくれた。幸せ〜。お茶を飲みながら早くも、次はビーフストロガノフにするぞ、などと考えてみた。 お会計も終え席を立つときに、テーブルに残ったお菓子を「持って帰って良い?」と訊いたところ、お店の人が「もちろん。じゃあ、袋に入れるから」と奥に引っ込んでった。で、出てきた時はそのお菓子が入っていた袋ごと(どうやらロシア直輸入の袋菓子だったよう)持ってきてくれて、残ったお菓子を中に入れ「持って行きなさい」と渡してくれた。もちろん、なかにはそのお菓子がいっぱい入っている。そんなつもりじゃなかったのに〜!ありがとう、おじさん、おばさん。帰国前にまた来るよ。

 お腹も膨れたし、ニース駅へ向かうべくジャン・メデュッサン通りを歩く。もちろん、途中お店をいくつかひやかしながら。ヴァージンのマンガ売り場へもご案内する。ん?あんまり観光になっていない?美術館とか行けば良いんでしょうけどねぇ。生活の場ってのも案外おもしろいかなぁと思ったりするもんで。モノプリでお菓子を買ったついで、先ほどもらったロシアのお菓子を友達にも分けるべく、袋をよけいにもらっておく。当然!そのままニース駅まで行き、列車に乗る友達を見送った。 というわけで、最初で最後の接待はこれにて終了。うちに帰ってまずやったことは、洗濯...。昨日も出来なかったし。なんと4機全部が稼働可能になっていた!やれば出来るじゃん、管理会社。

2003年01月15日(水)
 夕べは友達が泊まるホテルのレストランで夕食をとった。ホテルかレストランかどっちがメインか分からないところなのだが、私が食べたラザニアはとっても美味しかったー!程良い量だったし。友達のお肉料理に付いてきたフリッテも、とってもカラッと揚がっていてこれまた美味。給仕のお兄さんもとても楽しくて親切で、デザートはパスしてカフェ・クレームをお願いすると、すごく残念そうにしたのでつい、「クレーム・カラメル(プリン!)、シィルヴプレ」と言ってしまった。お兄さん、すんごくうれしそうに「C'est bon!」と言って去っていった。これも美味しかったんだ、でかかったけど。近くにこんな美味しいお店があったとは。また来なくちゃ。ただ、いつも通るたびに気になっていた黒板に書かれている「今日の1品」はお昼だけのメニューらしく、夜に試せないのが残念。

 ふつかめ。今日はまずカンヌを目指す。途中、大きなスーパーマーケットの前を通りかかったので、つい入店。お水の他に、なぜかPC用のタブレットなどを買ってしまう...。 カンヌではクロワゼット大通りを抜け、先日も行った国際会議場へ行ってみた。やはり前回はイベント用だったらしく、何の予定もない今日は赤絨毯は敷かれていなかった。しばらくクロワゼット大通りを散策した後、お昼ごはんを食べにカフェに入る。クロックムッシュ、クロックマダムと並んで、クロックサーモンという名前が目に付いたのでオーダーしてみた。クロックムッシュにハムが挟んであるように、クロックサーモンにはその名の通り、サーモンが挟んであった。美味しい!付いてたフリッテもカラッと揚がっていたし。食後にショコラ・ビエノワーズを頼んだら、なぜかお兄ちゃんがグラスに入れて持ってきた。おや?冷え冷えコーヒーやココアのない国でなぜ?と思ってストローで飲んだらびっくり!熱い!こんなん、グラスに入れるなー!熱くてストローなんかで飲めんわ!でも美味しかったけどね。ごちそうさまでした。

 続いては陶芸の街、ヴァロリスへ。写真はヴァロリスの商店街の様子。素焼きの壺に入れられた植物が、陶芸の街であることを物語っている。ここではピカソの絵が展示されている美術館を訪ねた。礼拝堂だった場所の壁と天井いちめんに描かれた大作、「戦争と平和」は立ち入るのが怖く感じられるほどの圧巻さ。70歳を過ぎたピカソが驚くべき短時間で描いた、と地球の歩き方に書かれているのだけど、70歳を過ぎてあの絵を描けるエネルギーを持った人なんて、ピカソかジョニー・オリディ(フランスで大人気のロック歌手。今年60歳))ぐらいだろう。凄かった。良いもの観させてもらった。行きたいと言ってくれた友達に感謝。時間がなくて街の散策は出来なかった。寒かったし。

 最後の目的地はアンティーブ。ピカソ美術館の閉館時間が迫っていたので、ちょっと慌てた。先ほど大作を観た後だったので、あそこまで圧倒された作品には出会えなかったが、中にはカワイイ顔が描かれた絵もあったので、帰りにブティックでポストカードを買った。アンティーブは海側が城壁に囲まれているためか、なんとも情緒ある雰囲気が漂う街だった。いつかもっと早い時間にゆっくり散策したいなー。今度来るときは電車でね。ヴァロリスもここも、美術館はお城を改造して作られている。どちらも内部にその名残があるのだが、特にヴァロリスのお城の方がかまどや暖炉がそのままになっていたりして興味深かった。

 事故のため大渋滞のプロムナードデザングレをやっとの思いで通り過ぎ、ボーリューの街で夕食。今日はヴィラ・ケリロスを訪れたときに行ったビストロで、鶏のソテーカレーソース、ごはん添え。ごはんには干しぶどうやアーモンド、レモンの皮がまぜてあって、それがカレーソースとよく合いとても美味しかった。うーん、やっぱりこのお店も何食べても美味しい。っていうか、フランスって何食べても美味しいのかも...。

2003年01月14日(火)
 私はクルマの免許を持っていない。が、富山に帰ったら自動車学校に通おうかなぁとちょびっとだけ考えている。免許が欲しいなぁという波は年に1,2度訪れる。そのたびに理由があるのだが、今回の理由は「富山のラーメン屋をいろいろ巡りたいから」...。相方は濃い色のスープが苦手なので、富山ブラックと言う名さえある富山のラーメンは苦手。(だいたい相方の好きなラーメンってのは、マレーシアで食べてたヤツってんだから、そんなんないって!)かくいう私も濃いのはとっても苦手なのだけど、いろいろ冒険してみたい時があるのも事実。ラーメン食べたいだけに免許取るってのは、アホでしょかねぇ、やっぱり。誰か一緒にラーメン食べに行ってくれたら(連れてってくれたら、の方が正しい)解決するんだけどな。そんな私が今日から3日間、日本から来た友達ふたりの接待をする。公共の交通機関を使ってたら時間がもったいないので、クルマでまわりましょうね。で、誰が運転するの。当然、友達が、だ。オニですか。すんません。

 今日はヴィルフランシュから東方面ということで、まずはモナコへ。途中、バスで通る度に気になっていたキャップ・ディルの街にあるパン屋さんへ寄る。いろんな種類のパンがあって悩む〜。ここのピサラディエールにはちゃんとアンチョビが載っていた。パン屋のピサラディエールにアンチョビが載っているのを見たのは初めてだ。キッシュも美味しかったし、クロワッサンもバターの風味が効いていて美味しかった。また来たいなー。

 モナコではちょうど衛兵交替の時間に間に合ったので、前回学習しておいたナイスポイントの場所を取るために20分ほど前に向かったのだが、ぜんぜん人がいない...。始まる頃にはそれでも集まってきたけど、前回の時の混雑を知っている身には淋しい限りだった。でも最前列で衛兵さんの交替を見られた♪その後は旧市街を散策し、お昼はパニーニを買ってベンチで食べた。しかし、本当に今日は観光客がいない。淋しすぎるよ、モナコ!前回はあんなに行列していた水族館のチケット売り場にも、だーれもいなかったし。 その後はモンテカルロ地区を通り、マントンまでドライブ。マントンには観光客らしきの姿が見られた。モナコの旧市街のあの静けさはなにゆえ...。そりゃ、お店もあんまりやっていなかったけどさ。唯一にぎやかだったのは小学校の隣を通った時だった。

 午後3時過ぎとなると陽も少しずつ落ちてくる。日没までに、とエズへ向かった。鷲の巣村として、サンポールドヴァンスと並んでエズは必ず出てくる名前。エズ・シュメールの街はモナコ行きのバスでいつも通っていたけれど、そこから1時間程、山道を登った先にあるエズ・ビラージュは私も初めて。クルマから出てびっくり、すんごく寒い。やっぱり山の上にあるからだろうか。エズの村の中も、お店がほとんどやっていないせいか全く活気がなく、よけい寒々しく感じる。古い町をそのまま生かして、お店やレストランを並べた一種の「テーマパーク」化したエズの村だけど(実際、観光化されすぎて趣がなく、あえて避ける人もいるらしい。それもどうかと思うけど)、今日の様子を見たら準備中の映画のオープンセットに見えた。現実の街とはとても思えない。道もかなり入り組んでいて迷子になりそうだし、夏よりもかえって情緒があって良かったのかもしれないな。写真はエズのてっぺんにある植物園から見た東側の景色。

 友達をいったん、ホテルへ送る。うちからマルシェUへ行く道にいつも気になるホテル兼レストランがあるので、宿はそこにとってあげた。二つ星だけどアメリカンタイプのチェーンホテルじゃなく、ヨーロッパ的な民宿を感じさせてくれていたのであえて選択。部屋を見せてもらう時に私も同行したのだけど、狭いながらもエアコンあるし、トイレとシャワーは別だし、テレビもあるしで私がここに来てすぐに泊まった二つ星ホテルよりも、よっぽどいいでないか!いいなー、ここ。今度(いつだ?)はここに泊まりたいな。

2003年01月13日(月)
 今日も気持ちの良い晴天。洗濯を干した後はマルシェUへお買い物に出かけた。レジで私の番になった時荷物を詰める場所に移動したら、前の老夫婦の買ったワインの瓶がまだ残っていたので、お店の人と私で「ムッスゥ〜」と叫んでおっちゃんを呼び戻した。お店の買い物袋が散乱している (日本みたいに個人に何枚、というふうにくれるわけではなく、コンベアから流れてきた買い物品を詰める場所に、レジの人が買い物袋を置いておいてくれる。大きなスーパーでは詰める場所に買い物袋がたくさん下がっている場合が多い) と、その下にお買い物品が入っちゃったりして、入れ忘れそうになるのは分かるけど、どう考えてもワインの瓶は忘れないと思うのだが。ちなみに私は買い物籠を持参しているので、マルシェUに関しては袋のお世話にはならなくて良い。マルシェU印のお買い物袋も買ってあるしね。 お昼用に半分だけバゲットを買って帰宅。今夜はピザなので夕食用はいらないのだ。

 むしょうにじゃがいもと干し椎茸の煮物が食べたくなったので、帰ってから椎茸を戻してじゃがいもと煮る。よってお昼はバゲとお醤油味の煮物という不思議な取り合わせになった。でも美味しい。やっぱり私のソウルフードはお醤油味のおかずだ。アントネッラちゃんのお料理を見た後、夕食用のオニオンスープの仕込み。玉葱を切る作業さえなければ、これは毎日でも食べたい。30分程ひたすら玉葱炒めるのはちょっと腰が痛くなるけど、でも美味しい〜。味見しながら何度「飲みて〜」と思ったことか。いつかこれをオニオングラタンスープにしたいと思うのだが、固くなったバゲがある日とスープを作る日がなかなぶつからないので実現出来ずにいる。今日はあるのだけど、ピザ焼くのにオーブン使うからなー。どうしようかなー。

 明日から数日間、日本からお客様がいらっしゃいます。最初で最後かなー。日記の更新もしばらく滞るかと思いますが、心配しないで下さい。近隣の街をいろいろご案内する予定なので、また報告します。

2003年01月12日(日)
 お昼近くからボーリューの街を散歩に出かける。途中、日曜なのに開いていたお店でサンドイッチを買おうとしたら、英語で「今日はないよ」と話しかけられた。それならとサーモンのキッシュにした。レンジで温めてホカホカになったのを渡してくれた。
 近くの海沿いの公園で、ベンチに座って早速キッシュを食べた。サーモンがたくさん入っていた美味しい。その場所は右手にはサン・ジャン・カップ・フェラ、左手にはキャップ・ディルがのぞめるとても見晴らしが良いところ。もちろん目の前に広がるのは地中海。ボートが走り、ウインドサーフィンの人が風を受けている。のどかだなー。しかし座っているだけではさすがに寒くなっきたので、休憩は20分ぐらいで終了、また歩き始めた。こうやって最低でも1日1時間歩く習慣(平日は買い物に行ってそれぐらい歩いている)は、日本に帰ってからも続けたいものだ。

 こっちに来てから買った、クマちゃんがついた髪留めを今日、うっかりテーブルの上から落としてしまった。日本の木や畳の床と違いここはタイル張りであるため、クマちゃんの足と手が見事に割れた(T-T)。カワイくてお気に入りだったのに...。明日、スーパーで接着剤を買って貼ってみよう...。

2003年01月11日(土)
 天気が良いのでニースへお出かけ。お昼はお気に入りのカフェ、ガリバルディ広場付近のCIVETTE GARIBALDIで今日の1品、ボロネーゼソースのタリアテッレを食べた。わざわざ「生」と書かれているように、生パスタのタリアテッレは歯ごたえもあり、とっても美味しい(^^)v。ボロネーゼソースも挽肉イッパイで美味しかった。ソースにはセロリも入っていたよう。ここは本当に何食べても美味しい。めちゃくちゃオススメだ!ニースへ来たらぜひ、CIVETTE GARIBALDIへ(日曜はお休みなのが残念)!食後のお約束、カフェ・ビエノワーズもいつものように、カフェと生クリームが半々に入っていた。幸せ♪

 お腹イッパイ食べたので、ニース駅まで散歩することにした。ソルド中とあって街はすごい人出。途中寄ったニースエトワールも結構混んでいた。FNACで5ユーロシングルを見ていたら、以前書いたMOBYの「In this world」のシングルになんと!(VIDEO)とカッコ書きされた「In this world」の文字が。これはひょっとしてプロモーションビデオなのか?確かめるためにも買う。失敗しても500円だし。

 話はちょっと変わるが、日本にいた時、OLIVIAというぶたの女の子が主人公の絵本を買った(原書が欲しくてamazonでオーダーした)。とってもキュートな女の子なのだけど、最近、ちくちく系でお知り合いになったありんすさんのところで、猫の手さんがそのOLIVIAちゃんで手作りを楽しもう!という「OLIVIAふぁんくらぶ」を結成されたことを知った。これは参加しなければ!と早速仲間に入れてもらった。で、実はノエル商戦たけなわのFNACで、そのOLIVIAちゃんの絵本を見つけていたので、ふぁんくらぶ入会記念(?)にいっちょ仏語の彼女も仕入れようと探してみた。で、買ったのは持っている絵本じゃなくて、それを元にした数字の勉強(?)のようなものと、動作の勉強になっているような絵本。描かれている絵はすでに絵本で見ているものだけど、やっぱりカワイイ...。

 モノプリで夕食を仕入れて帰宅。それからランドリーへ行ってお洗濯をした。昨日のバタバタとは大違い、掃除は済んでるし集中スイッチには印刷のような文字でスイッチ番号や値段が書かれていた。でももう2機故障していたみたい...。

 買ったシングルにはちゃんと、「In this world」のプロモーションビデオが入っていた!うれしー!カワイー!あとはスターアカデミーの「Paris Latino」が観られればなぁ...。

2003年01月10日(金)
 某サイトで雪印からMEGUMILKというのが出たと知った。てっきりMEGUMIちゃん(巨乳アイドル)をキャラクターにした企画ものだと思ったのに、よくよく読んだら単に雪印の新商品だそうで。あ、今はもう牛乳部門は雪印って言わないんだってね。ちょっと日本を離れてるだけなのに、いろんなことがあるもんだなぁ。でもって、そんなことがどこにいても分かるネットってやっぱり凄いなぁ。

 夕べ、ガレットにフェーブが入ってない!と大騒ぎしていたのだけど、食べきれなくて残してた中にあったのを今日、発見した。おさるさんの絵が描いてあった...。なぜおさるさん。

 9時過ぎにランドリーへ。昨日の工事は果たして終わっているのか?とドキドキして行ってみたら、1機がもう稼働していた。しかし中は工事の後かたづけが終わっていない様子でかなりめちゃくちゃ。新しく出来た集合スイッチには洗濯機のボタンはNo.4まで出来ているのだが、その表示はマジックの手書きだし。値段がどこにも書いてないし(新しい人が来たらどうするのか?)。そのNo.4本体にはまだガムテープで封印してあるし。ま、動いてるからいいやん的に考えて、お洗濯をする。

 洗濯後は靴を求めてニースへお出かけ。お店はどこもソルド中で、見ているだけでワクワクしてくる。裏通りを抜け、初めて通る道を歩いていたらいろんな手作り用グッズを扱うお店を発見。クロスステッチキットもいくつかあったが、今日はそんなことより靴を見るのだ!と何も買わずに出てくる。散々探し歩いて、あるお店にあったワゴンセールの山から黒のパンプスを購入。赤が好きなのでどうしても赤い靴を買いたくなるのだけど、日本に置いてきた赤い靴は素足のようにフィットする大のお気に入りなので、ここはあえて違う色、デザインを探した。裏の滑り止めをつけてもらっても30ユーロしなかった。ビバ、ソルド!
 長蛇の列だった郵便局を出た後、先日食べられなかったフォーの焼きそばを求めてファストフードの中華屋へ。今日はあった(^^)v。チキンの串焼きソテーとともに注文する。これにも前回のポーク同様、野菜の甘酢和えがついていた。さっぱりとして美味しい。店内はまだ、さして人がいなかったけれど、食べ終えて出る頃は商品を頼むカウンターに長蛇の列が出来ていて、お店の外にまでのびていた。ニースの人は中華が好きなのかな。
 今来た道を戻るカタチで、ギャラリーラファイエットに入る。実はまだ欲しいものがあるのだ。それはオペラ座行きとバクちゃんバックの洗い替えを兼ねたバック。ある程度お洒落でかつ、たくさん入るもの...と探すのだが、なかなかない。某ブランドのものが結構気に入ったので、いっそのことこれを買おうと思った時、千鳥模様のようながま口バックを見つけた。クラシックながま口バックは大好きだ。そういえば昔、カエル色のがま口バックを持っていたっけ...。肩にもかけられるので良い感じ。買い(^^)v。またまた30ユーロしなかった...。
 スーパーに寄るべく、来た道をまだまだ戻る。時々洋服を買うPimkieの前を通ると当然だがソルド中。入らずにおられりょか。ここは元が安いからもっと安くなっているはず、といろいろ見ていると、先日買ったNAF NAFのトップスに合うかな?と思われる、かなりドレッシーなスカートを発見。14ユーロだったので買っちゃった...。合わなくても単体ではけばいいや。さすがにちょっと疲れてきたので、ソルド巡りはここで打ち止め、スーパーに寄って帰宅する。結局今日のお買い物を合計しても、某ブランドのバックはまだ買えない...。

2003年01月09日(木)
 天気予報(Meteo)によると、ここ最近のパリの気温は午前がマイナス7度、午後でもマイナス4度ということだ。今行かなくて良かった...。パリで学生生活を過ごした方によると、私が行った頃の方が異常気象だったらしい。あれでもまだ、暖かかったわけだね。つくづく南仏暮らしで良かったと思う。

 ソルドをのぞきにニースへ行こうか悩むも、結局マルシェUへお買い物に行く。久しぶりにハンバーグ型になっている挽肉を買った。今夜はこれにいんげんのくたくた煮と油で揚げないフリッテ(ポテトフライ)を添えよう。帰りはいつものパン屋さんへ、とも思ったのだけど、別の店で売られているガレット・デ・ロワが気になったので、2回ほど行ったパン屋さんへ。入ってガレットを見てみたら、前買ったのよりちょっと大きいとはいえ9,55ユーロもしてるよ...。せっかくだから買ってみたけどちょっと散財だったかな。今日はパイタイプの方にした。明日はニースのどこかでブリオッシュタイプを買ってみようかな。売られている間はいろんなお店のを食べてみたい。中のフェーブも気になるし。今日のお店もちゃんと王冠をくれた。やっぱりあの、マセナ広場近くのチョコレート屋さんがおかしいんだ!

 帰宅後、大きめのタオル等を洗うべく、五目ご飯をふやかしている(?)間にランドリーへ行った。すると待ちスペースで見知らぬお兄ちゃんがお昼ごはん中。中を覗くとどうやら最近導入した1機を稼働するべく、工事をしているようだった。「今日はダメだよー。明日ねー」とニコニコしながら言ってくれたので、私も「分かった、ありがとー」と笑顔で答える。急ぎの洗濯物じゃなくて良かったよ。

 携帯に間違い電話がかかってきた。ムッスゥなんとかを出してくれって言われたってそんなヤツ、知らないよー。家の電話には1度、間違い電話があったけど携帯は初めてだ。

2003年01月08日(水)
 昨日のガレット・デ・ロワにも2個、フェーブが入っていた。ピエロと神様?よく分からない、BOZOって何...。

 同じ棟にあるお部屋に洗濯機でも入れるためか朝から配管工事の音がかなりうるさいので、洗濯の後、モナコのカルフールへ行く。

 いよいよ始まりました、冬のソルド!カルフールのあるショッピングモールにNAF NAFがあるので、早速のぞいてみる。ここは肩幅がかなり狭く作られているので、いくら私がやせてもLサイズでもきゅっきゅな時がある。よってカチッとした服は買えない。そんな中、胸元と袖口にレースが付いている女性らしい(かなりのポイント!)トップスを発見。試着してみると案外良い感じ。胸元がちょっびっと危ないけど(^_^;)。これならあとは黒のスカート買うか、いつもはいているワインカラーのズボンにでも合わせられそうということで、買う。定価の7掛、28ユーロだった。日にちがたてばもっと下がるかもしれないけど、売れちゃったらがっかりだもんね。首がかなりスースーするけど、しゃーないか...。

 雑誌屋を覗くも欲しいものがなかったので、カルフールへ入る。ここもソルド。先ほどのトップスの下に着られるようなキャミソールでもないかと探したけど、見つからず。寒かったらホッカイロがあるさ! ケーキコーナーにはガレット・デ・ロワがたくさんおかれていた。ブリオッシュタイプのものにも王冠はついてた!昨日のお店は感じ悪いぞ!パイタイプのを買ってみようかなぁと思ったけど、6人用などと書かれているものばかりだったので買わず。フェーブはどうやらディズニーキャラクターだった様子(こっちの方が楽しみかも)。とってもドーナツが食べたい気分だったので、アメリカンタイプのドーナツ4個入りを買う。多分冷凍で来るのを解凍してるだけなんだろうな、と予測。これはお昼ご飯用。夜用には美味しいシュークリームを買う♪ 食材をいろいろ見たあとDVDコーナーに行き、相方が毎晩楽しみにしているCANAL+の風刺番組「Les Guignols de I'info」のDVDを買う。最後の1本だった...。DVDといえば、1月15日に「天空の城 ラピュタ」が発売になる、とカルフールの広告に載っていた。そういえば、トトロってあったかな...。 DVDまで買っちゃったので現金では足りず(先に洋服買ってるし)、小切手で支払った。前の前の人が400ユーロぐらいを小切手で払ったときは身分証明証を確認していたのに、私がパスポート渡してもチェックもせずに返してくれたのは、一桁違う(45ユーロ)買い物だったから?
 帰りのバスを待っていたらなぜか1台、通過されてしまった。私ひとりで待ってたわけじゃないので、気が付かなかったとか人種差別とかじゃなさそうだ。しかし、なぜ。

 M6(という放送局)のミュージッククリップ番組をずーっとチェックしているのに、「スターアカデミー」の「Paris Latino」をぜーんぜん放送してくれない。やはりTF1(「スターアカデミー」をやっていた放送局)がらみだからか。M6のベストテン番組では第2位になったそうじゃないか!(ちなみに1位は去年の「スターアカデミー」覇者、ジェニファーちゃんの曲だったらしい) M6でやってるオーディション番組、「Pop Star」から出た「Whatfor」の曲はバンバンかけてるのにさ。これは当然か。「Paris Latino」を観せろ!ついでにMobyの「In this wolrd」も観せろー!これはもう、カワイイ。ちびっこい宇宙人達が「Hi!」「Hello!」「Hola!」って書かれた看板持って、N.Y.(多分)を歩いて地球人と接触したがっているんだけど、いかんせん、ちびっこいから全く相手にされない。Mobyは気づいてくれたみたいだけど。最後は自分の星に帰って、もっとでかい看板を持って行こうって言うオチになってて、すごくカワイイんだー。観たーい!

2003年01月07日(火)
 夕べ放送された「菊次郎の夏」は珍しく吹替ではなく、字幕スーパーだった。日本人の顔で仏語話すってのは、違和感があるからかな。おかげで話が分かって安心。だるまさんがころんだ、を仏語に訳すとこう言うのかー等、おもしろい発見もあった。たけしさんはやっぱり役者さんだなぁと再認識。おちゃらけた芝居してても、要所要所で現れる切ない表情で、台詞がなくても心情が分かるんだもんなぁ。ベタな話だけど良かった。 この勢いで、フランスでの「DOLLS」の上映を希望〜。

 EMSが届くことになっていたので、9時にレジダンスのロビーで待機。管理会社がバカなので毎回こうやって待っているのだが、そのため配達のお兄ちゃんは覚えてくれたようで、今朝もロビーに入る前の外から私を見つけて、手を振りながら入ってきた。待ち時間もわずか10分足らず。いつもありがとう(^o^)。

 ファストフード中華屋のフォーの焼きそばが無性に食べたくなったのでニースへ出かける。バスの車内で流れていたラジオから聴こえてきたのは、ジョニー・オリディの「マリー」。気のせいかハミングしている人数人。含む私。ニース西側にある山の向こうに、雪で白くなった山が見えた。ニースはこんなに暖かいのに、山いくつか越えたらもう積雪があるんだね。
 まだ時間が早いので並びにある本屋で雑誌をチェックする。「スターアカデミー」の公式雑誌なんか買っちゃったよ...。時計がないけど、ハラ時計が喰わせろ!と言ってるので中華屋へ。なんと、フォーの焼きそばはまだ出来ていなかった...(T.T)。先に骨付きチャーシューを頼んでしまったことを大後悔。それならリ・ブラン(白飯)と醤油味のおかずにしたのになぁ...。しょうがないので春雨の炒め物にする。これはこれで美味しかったけど、フォーの焼きそば...、うわぁ〜ん。骨付きチャーシューに付いてた、野菜の甘酢和えはめちゃくちゃ美味しかった。
 先日のニース劇場での観劇に続き、今度はニースのオペラ座においての音楽鑑賞を計画しているのだけど、私には着ていく服も履いていく靴もない!まさか釘付きのフラメンコシューズ履いて行くわけにもいかないし。どうしようと悩む日々。幸いもうすぐ冬のソルド(バーゲン)なので、これを機会にちょっとしゃれたワンピースと靴を買おうかなも思い、今日は下見をする。しかし、いろいろ見たが、パーティ用の袖なし胸だしドレスは多数あれど、ごく普通のワンピースが全く存在しない。当たり前だけど日本でも着られるものをと考えて探すのだけど、スーツかドレスになってしまい、中間がないぞ!でもふふ、ここぞとばかり、ドレスをいろいろ試着しちゃった♪値段も下がってるし、良いなぁって思うものもあったのだけど、日本に帰ったらどうする?という点がネックとなり、買うまでには至らず。あ、今日は買いに来たんじゃなかった。下見だったんだっけ。靴は先っぽが尖ってるのが多いんだよなぁ。困ったなぁ...。

 マセナ広場のチョコレート屋さんで、ブリオッシュタイプのガレット・デ・ロワのお菓子を買う。なんでもこのブリオッシュタイプってのは南仏独特らしい。上には相方が喜びそうな、砂糖漬けの果物が載っている。10ユーロもしたけど、王冠、くれなかった...。これには付かないのかな。ってことは中にもフェーブは入ってないのかな...。謎が解明するのは夕食後!しかしこれだけで晩御飯代わりになりそうだ。

2003年01月06日(月)
 今日は寒い。パリは飛行機も止まるぐらい雪が凄かったらしい(滑走路が凍っているのかな?)。お洗濯のあと、雨にならないうちに買い物に出かける。

 レジで並んでいると、後ろのおばちゃんが2個しか持っていなかったようなので、「先、どうぞ〜」と譲る。「メルシー、マドモワゼル」って言われちゃったよん、ふふん。おばちゃんは前の前に会計した人と知り合いだったらしく、ご挨拶したりお話したりしていた。うんうん、譲って良かったかな。帰り際にもまた、私にメルシーって言ってくれたし、人種差別をするばばぁどもに見せたかったよ!美味しいパン屋さんがお休みなので、バゲはマルシェUのパン屋さんで買う。「ビァン・キュイ(良く焼けてるの),S.V.P」って言うのにも慣れたぞ。レジダンス近くに来て、雨がぽちぽち落ちてきた。

 バゲにパテ挟んだものとバター&ジャム挟んだものを作り、実家から届いたホワイトシチューを温めて、さぁ、アントネッラちゃんの料理を見るぞ!とテレビをつけたら、ローマ法王のお話が流れていた。今日は番組がないのかなぁとチャンネルをローカルニュース番組にしていて、途中でかえてみたらアントネッラちゃんが出てた...。遅く始まったのね。彼女の料理はもう終わっていたけど、どうやらドーナツ(わっかのヤツ)を作ったようだった。番組表がないって不便。そうかといって、毎週イタリアのテレビ雑誌を買う気にはなれない。フランスのは買っているのだけど、それによると今夜は「菊次郎の夏」が放送されるらしい。フランスはやはり、たけしさんを好きなようだ。

 ここにいて年賀状がもらえるとは思いませんでした。ゆきこさん、まっちゃん、どうもありがとう!頂いているメールのお返事がなかなか書けないでいるのですが、小指が本調子になるまでもうちょっと待って下さい。かばいながらキーボードを打つので、日記書くだけで時間がかかってます...。

2003年01月05日(日)
 お天気があまりにも良いのでお昼頃から散歩に出かける。目指すはボーリューにあるVilla Kerylos(ヴィラ・ケリロス)。ここは、何なんでしょうね〜(^_^;)。ギリシャ風建築の邸宅なのですが、館内で貸してもらえるオーディオガイドも買ったパンフレットも英語なので、よく分からない...。お金持ちな人がボーリューの中でもロケーションが素晴らしい岬にギリシャ風建築の邸宅を建てたみたいで、大理石のお風呂やひろーい図書室に食堂、ご夫婦ひとりずつの寝室にお風呂、調度品も素晴らしいものだった。壁に描かれた模様なども、そのままキルトラインに出来るようなもので、全部写真に撮りたかった。今までいろんなところでゴテゴテとした豪華な建築物を観てきたけれど、こういうシンプルだけど凝っている場所って落ち着くなぁ。しかしうーん、よく分かってないから説明出来ない。良いところなのに。フレスコ画もたくさんあった。中庭は憧れの(?)回廊になっていたし。歩いて15分のところにこんな場所があったなんてなぁ。道すがらも海岸沿いを通るので、今日みたいな良いお天気はとっても気持ち良い。泳いでる人もいた!
 お昼は近くのお店でピザ・シチリアーノ。おーいーしかったー!近くの席ではハムの固まりのローストを食べているおばちゃんがいた。それも美味しそうだった...。
 ボーリューの繁華街(日曜だから閉まってるけど)をぐるっとまわるコースを歩き、いつものマルシェU前の道を通って帰宅。写真は通り沿いのレジダンスのテラスにいたサンタさん。降りられなくなったの?!

 昨日のガレット・デ・ロワのページを作りました。こちらからどうぞ。

 浅草キッドの水道橋博士の日記に、先日のM-1での各審査員の点数配分が書かれていた。博士、ありがとう!1回戦はフットが1位抜けだったんだねぇ。どんな漫才したんだろう、観たかったな...。

2003年01月04日(土)
 朝起きたら、小指が動かない。伸ばそうとしても曲げようとしても痛い。付け根を押さえてみたら痛みが走ったので、原因はここらしい。相方からは腱鞘炎の一種じゃないか?と言われた。夕べ、寝る前までキーボード打ってたからなぁ。そんなわけでキーボードが打ち辛い。こんなに小指を使っていたのか!と再認識する。おまけに今日は目もかゆい...。かゆいときだけさしなさい、と日本でもらった目薬を久しぶりにさしてみる。

 9:00すぎにランドリーへ。まだ配管等はしていなかったけど、1機増えていた!いつか動くのかな。今年の夏は洗濯に並ばなくて良くなるのかな。私、いないけど。洗濯を待つ間、部屋でポケモンを観ていたら、なんと今日はピチュウの回だった!カワイイ〜!洗濯終了の時間になっても終わらず、泣く泣くランドリーへ(T.T)。2.5ユーロと待つ45分間がもったいないので、今日も室内で干すことにした。

 よって、10:30にはマルシェUへお買い物に出かけられた。お水や明日の食糧などを仕入れる。日曜はお店がお休み、ということがすっかり体に染みついている。これ、日本に帰ってもしばらくとれないかもな。あとお店にお昼休みがあるっていう意識も。美味しいパン屋さんで、ガレット・デ・ロワとバゲを買って帰宅。朝ごはんを食べてなかったのでバゲを1/3拝借して、surimi(カニカマボコ)を挟んで食べた。んまい(^^)v。

 お昼過ぎに相方が戻ったので、先日買ったフォアグラを食べてみることにした。カナッペサイズのパンに塗ってみた。脂っこくて美味しいとは思えない...。焼き肉とか焼き鳥のレバーは大好きなのに。

2003年01月03日(金)
 用事があったので今日もニースへ出かける。ヴァージンに寄ったら、欲しかったLara FabianのCDが9ユーロぐらいになっていた。うれしー!これには「スターアカデミー」で聴いて感動した、「je t'aime」が入っているのだ。頑張ってフランス語の歌詞を覚えて歌えるようになるぞ!

 ニースのパン屋、ケーキ屋さんにもたくさん、ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)が見られるようになった。Paris日記ににも書いたこれは、1月の第1日曜の「御公現の祝日(Epiphanie)」用のお菓子で、中に1個、フェーブと呼ばれる陶製の像が入っていて、切り分けられたガレットの中にそれを見つけられたら、その人が王様になるとかいうものらしい(「フランス会話と暮らしのハンドブック」より)。映画「シェルブールの雨傘」でのちの結婚相手となる男が、主人公親子のおうちで食事をするシーンで、確かこれが出てきていたはず。観たときはまだこんなイベントを知らなかった私は、何で♪王様です〜、王妃様です〜♪とか言いながら、王冠かぶってんだろうと思っていたものだ。写真は、先日モノプリで試しに買ってみたもの。大量生産品なのであんまり美味しくなかった...。本当はどんなものか知らないけど。丸の中のギターが見えてるものが、これに入ってたフェーブ。12か月をモチーフとしてあって、私が買ったのには6月のものが入ってた。お、私の誕生月じゃん。左上に暗く写っているものが(写真が下手)ついてた王冠。パッケージに見えてるのと同じもの。明日は美味しいパン屋さんで、本物の(?)ガレット・デ・ロワを買ってみるつもり。

2003年01月02日(木)
 この国に正月三が日という言葉はない。街は平常通り動き出した。ランドリーに行き、洗濯物を突っ込んでお金を入れようとしたら、またもや4ユーロ入ったまま。ちょっと嫌な予感がしたもののその4ユーロを使ってボタンを押したら...、やっぱり動かない(T.T)。洗濯機の扉のボタン押しても開かないし。一度やったこと(12/10の日記参照)をなんで学習しないんだー!よく見たら1号機には洗濯物が詰まっていて、扉ボタンがつぶれていた。この人の4ユーロだったのだね...。でもって一生懸命、扉を開けようとしてボタンをつぶしてしまったのだね...。管理会社に伝え、ほどなくして洗濯機は動き始めたのだが、私の洗濯を終えても、4ユーロの本人は洗濯に来ていなかった。ということは4ユーロ入りっぱなし。乾燥機を動かす為の2.5ユーロは入らないということ...?(返却ボタンがないのでお金が戻らないし、お釣りも出ないのだ) 仕方なく、今日は室内で干すことにした。ま、でも2.5ユーロ使わずにすんだのでラッキーといえばラッキー?

 その後は久しぶりにニースへ出かける。お昼は先日、モンパルナスで行ったイタリアンのニース支店へ行ってみた。14ユーロちょっとのMenuでシチリア風ペンネとデザートにクレーム・ブリュレを選択。今回はアラカルトじゃないせいか、どんぶりいっぱいのデザートは来なかった(^_^;)。クレーム・ブリュレ、バカうまだったんだけどなー。これならどんぶりいっぱいでも食べられたかもしれないのに。

 FNACでLAS KETCHUPの「ASEREJE」がクリスマスバージョンの新譜となっているのを発見。おまけにプロモーションビデオまで入っているらしい!即、買い。

 Paris日記が完成しました。私的にいちばんな出来事は、やはりフランソワ・トリュフォー氏のお墓へ行ったこと。詳細はTorijo's siTe bonitaのおでかけ記録で。

2003年01月01日(水)
 夕べ相方が、短波ラジオで紅白歌合戦を聴ける周波数を探してくれた結果、かなり雑音は入りながらも(生じゃないし)ちゃんと聴けた!もちろん、みゆきさんが聴きたかったからなのだけど、唄う前にトモロヲちゃんのナレーションが聞こえた時は、涙が出そうになるぐらいうれしかった...。あの数行の為に、まさかトモロヲちゃんが生出演していたわけじゃないよね?NHKならやりかねないんだけど...。 フランスでトモロヲちゃんの声が聞けるなんて思わなかったよ...(T^T)。みゆきさんの歌も良かったー。帰ったらビデオで観よーっと。

 朝から晴天だけどお店もお休みだし、パリ旅行の疲れが出たのかちょっと体もだるいので、1日中家でゴロゴロして過ごす。テレビは見事に正月特番というものは見られず、バカンスシーズンだから放送してます、という感じのアニメーションや子供向け映画が目立つ。ニュースでカウントダウンの映像を流していたぐらいかなー。さすがにイタリアの放送局では、ローマ法王の番組をやっていた(よって、アントネッラちゃんのお料理番組はなかった)。

 写真は昨日の日記に書いた、年越し(?)ケーキ。JANVIER(1月)と書かれている。イラストも含めて、砂糖で作ったシートが貼られていたようだ。ばんごはんは年越しパスタということでツナとマッシュルームを市販のアラビアータソースで煮てペンネとからめ、チーズを載せて焼いてみた。アラビアータソースはかなり辛かったので、チーズと合わせて大正解だった。