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2002年9月30日(月)
 フランスでは夕べのF1は夜11時近くから放送された。しかし、ドイツとイタリアはほぼ生中継の時間に放送していたらしく(アメリカ戦)、偶然見た時やっていた表彰式は8時過ぎだったと思う。バルチェロ・シューマッハー・モントーヤの順だと分かってしまったものの、フランスでの放送をしばらく見る。だって、予選結果見たらクルサードとかライコーネンとかが上位にいるし、おまけに序盤にシューマッハー(弟)とぶつかって、モントーヤったら順位をいくつか下げてるんだもん。これがどうして3位に入ったんだ、モントーヤ。でもって、いつの間にバルチェロはシューマッハーを抜かしたのだ。そんな疑問が残るものの、睡魔に勝てず結局寝てしまった。うーん、気になる。次は鈴鹿だよね。ってことは日曜の朝からの放送か?今度はTF1も生放送をしてくれるかな。

 快晴。そうめんつゆを仕込んで、洗濯をして(ミニマーケットにお兄ちゃんがいた!)からいつものようにカート持参で買い物に行く。水を買う月曜だもんね。カートついでに酢を買ってみた。サラダ用に醤油ドレッシングを作ってみようかなぁと思っているのだ。今日は美味しいパン屋さんがお休みなので、夕食はパスタにするのだ。お昼は素麺とおにぎりだ!でもって、デザートはいい加減に飽きろよ!のいちじくだ!パテにはちょっと飽きてきたのだ!

 午後、テラスでちくちくしていると、庭で草か何かを焼いてるらしい煙が凄く、しまいには灰まで飛び始めたので部屋に入る。なんかもったいない気分。

2002年9月29日(日)
 夕べも花火が上がったらしい。しかし時間は11時半。私は熟睡していた...。

 こちらに住む日本の方とお昼ごはん。ニースへ行くバスに乗ると、ドライバーは偶然、学校に通っていた時に毎日乗っていたお兄ちゃん。あの時は向こうからいつも「サヴァ(元気)?」と言ってくれてたので、今日は私の方から「サヴァ?」と挨拶。すると私の事を覚えてくれていたみたいで(^o^)、「ウィ〜、サヴァビア〜ン。」ってニコニコ返してくれた。
 先週見つけた日本食レストランに行ってみたのだけど、営業時間が過ぎてるのにやってなかったので近くのファストフードの中華にした。カントンリと呼ばれる炒めゴハンと、鶏の唐揚げをピーマンの入った「あん」で和えたようなものを食べた。いつも行くお店と違い、盛りも少なく(その分安かったかも)味もまぁまぁで良い方。旧市街へのお買い物時にはこれからも利用していいかな。
 食後は美味しいというアイス屋さんへ連れってもらった。クレームビュリュレ味を頼んだところ、とってもクリーミィでやはり美味しかった!2ボウル分頼むと手焼きのコーンに入れてくれたらしいのだけど、1個分で十分なのでそれは試せず。

 そのあと、ひょっとしてヴァージンメガストアはやってるかなぁと期待して行ってみるとやはりここはフランス、営業しておらず、仕方なく旧市街に戻り夜用のバゲを買ってヴィルフランシュへ戻る。昨日歩いてない分、たくさん散歩をしたぞ!

2002年9月28日(土)
 夕べも10時頃から花火が始まった。木が陰で低いところのは全然見えなかったけど、それでも高く上がる大きなものに関しては目の前に広がってとても綺麗だった。花火終了とともに停泊中の船からは汽笛が一斉に鳴らされた。平日に二日続けてとは、いったい何なんだろう。土曜の夜の今日はどうなるのかな。もっとも、X時から花火があります、と言われても、こう寒いと外で待ってる気にもなりゃせんわな。

 素晴らしい快晴の空だというのに、珍しくどこにも行かず終日家で過ごす。天気良いのにもったいないかなぁ。でもやっぱり日陰は寒いし、日なたも日差しは強いけど少し風があるから水着じゃー寒そうだし、それに、明日はお出かけの予定があるのと、夕食のパスタも家にあるもので作れるんだもん。たまにはいいよね。お昼のバゲは洗濯のついでに、久しぶりにミニマーケットで買った。やっぱりお兄ちゃん、いない...。

 そんなわけで午前中は貴重な生うたが聴ける(口パクもあるけど)音楽番組を、午後は昨日買った「オーシャンズ11」のDVDを観ていた。すごいよー、このDVD。コレクターズボックスのおまけはおいといて、音声が英語、フランス語、スペイン語になっているだけでなく、字幕は英語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、アラビア語、ギリシャ語から選べるのだ。あれ、なんでスペイン語の字幕がないんだ? 音楽番組の方は相変わらずプロモーションビデオとのギャップがおもしろい。あー、早くLAS KETCHUPのおねーちゃん達も出ないかなー。この前、ドイツの音楽番組には出ていたようなのに。

2002年9月27日(金)
 夕べの10時半過ぎ、突然海から爆音がしたので驚いてテラスに出ると、花火が始まった。なぜこんな時期に。おまけに日没がこんなに早くなった(7時半頃)というのに、なぜこんな遅くに。確か夕方、シタデルと呼ばれる城砦の方から、夏場のような音楽が聞こえてきていたので、何かイベントがあってその準備かなぁと思ってはいたのだが。ちょうどその頃、帰路についていた相方はその花火を目の当たりにし、シタデルでパーティらしきものが行われていたと教えてくれた。その延長の花火だったのだろう。しかし、綺麗だったー。うちのテラスからは林が邪魔して、直接海は見えないのだけど、それでも高く上がった花火は真正面に見え、お隣さん、階下の人達もみんな出て来ていた。バカンスシーズンとも本格的にお別れ、ということなのかな。関係ないか。

 朝突然、ネットの接続が出来なくなった。設定は何もいじっていないのに、パスワードの再確認というメッセージが出る。毎朝、父の携帯にメールを送っているのだが、そんなわけで今朝は送れず、心配した母から電話をもらってしまった。すんません。ソネットのサポートサービスはイギリスにしかないのだけど、仕方ないので電話する。しかし電話番号が変わったわけでもなく、結局、とっときのKDDI国際電話プリペイドカードを使い切ってしまっただけになった(T.T)。 10時頃に接続してみるとなんなく繋がった。なぜ?こういうのもフランスだから、って思えば良いんだろうか。

 お昼は今日もパテを塗ったバゲ。ハマリすぎ?でも今日は新しい仲間が加わった。ニース在住の方に、パテと一緒にピクルスを挟むと美味しいよ、と教えてもらったので、マルシェUで瓶詰めのピクルスを買ってきたのだ。日本のマクドで食べるピクルスと違い、コリコリしててとっても美味しい(^o^)。これもハマってしまった...。

 こう冷え込むとはやり本格的な毛布が欲しいので、夕方、モナコのカルフールへ行く。同じ建物内にある雑誌屋さんをのぞくと、来月発売だと思っていたキルト雑誌最新号が売られていた!ってことは奇数月発売?そうなるとあと2冊しか買えないじゃん...。
 カルフールに戻り、買い物。今夜のバゲは買ってあるのだけど、相方からはいつものお寿司をお願いされたので、私の夕食は何にしようと店内をうろうろ。するといつもは焼き上がっていない、鶏の丸焼きが今日はたくさん並んでいるではないか。半分の値段も書いてあるからカットしてくれるんだろう。「Demi Pulet?(私の悪い癖、いつも最後にS.V.P.をつけるのを忘れてしまう。反省)」と言うと、お兄さんが何度もウインクしながらカットしてくれた。食べてみたかったんだ〜。
 食料品以外のコーナーを見ていると、最近テレビでよく宣伝している、「オーシャンズ11」のDVDが並んでいた。日本語の字幕は出ないけど欲しかったんだよなぁ。よく見たらコレクターズボックスという、CDやポスター、映画のシーンの写真が入っているものももある。5ユーロしか違わないのなら、こっちだよなぁ...。ということで購入(^_^;)。

 相方お寿司、私、バゲと鶏の丸焼きという変な夕食。鶏は身はまぁまぁ、皮はスパイシーで美味しい。当然食べきれないので、残りは明日のおかずにしよう。

2002年9月26日(木)
 快晴でもやっぱり日陰は寒い。洗濯の後、買い物に行く。途中の道から見える海や町並みがとても綺麗なので、前から写真を撮ろうと思っていた。やっと今日、実現。ひとつだけ披露。
 

 お昼はカルフールで買っておいた温め総菜、イカちゃんの煮込み、パサパサごはん添え。温まるのを待っている間に、夕食用のバゲをちょっくらちぎって、昨日買ったパテを塗って食べた。デザートは毎度のいちじく。 パテのサンドイッチがやたら美味しい〜。いちじくもほどよい酸味で美味しい〜。日本に帰ったらこれが食べられないんだなぁと思うと、ちょっとさみしくなった。帰るのがさみしいなんて思うの、ここに来て初めてだ!それが食い物でとは...。

 午後からはお日様が入るので、ずーっとテラスに出てちくちく。お隣さんもテラスでの食事の後、引き続き日光浴のご様子。階下ではめちゃめちゃ可愛い赤ちゃんがおかーさんにだっこされて、ぱたぱた歩く赤ちゃんのおねえちゃん、パラソルをしょったおとーさんとともに、海に繰り出していた。朝晩の寒さが嘘見たいだー。それだからこそ余計、お日様が出ている間、室内にいるなんてもったいない!とまで思うんだろうなぁ。私も最近は午後はほとんどテラスで過ごすようにしている。さっきのパテの件といい、やっぱりやっとここに慣れたのかもしれない。

 昨日も書いたように、最近しょっちゅう流れる「asereje(アセレヘ、と読む。久々に会うスペイン語だ!)」という歌を唄っているLAS KETCHUPというおねーちゃん3人組が気になってしょーがない。元気の良いラテン系のおねーちゃん達と言えば、ドミニカのおねーちゃんバンドのラスチカスにハマってたこともあったなぁ。LAS KETCHUPのCD、探してみようっと...。

2002年9月25日(水)
 快晴。お昼用の素麺つゆ(今日は干し椎茸の出汁!)を仕込んでから、ボーリューへお買い物に。変わった雑誌がないかと鉄道駅のキオスクに行ってみたところ、まだ閉まっていた...。10時過ぎだというのになぜ。おじさん、雑誌の搬入していたようだからそれが揃うまで開けないつもりか。
 広場のマルシェでいちじくを買う。他の野菜も買おうと思ったのだが、オリーブオイルを買いにマルシェUに寄らなくてはいけないから、前回おいしかったいちじくだけにした。
 念のため(?)途中のタバ(新聞・雑誌屋さん)へ寄ると、今週末発売予定の奥様雑誌「Prima」がなぜかもう売られていた。雑誌の発売日まであってないようなものなのか、フランス。
 マルシェUで野菜、オリーブオイルを仕入れる。お昼は素麺だけじゃ物足りないので、夕食用のバゲをちょっと拝借しようと思い、それにつけるジャムを物色。しかし、いまいちピンとこない。ハムでも挟もうと考えるも2枚入りが最低だから、そんなに食べられないしー(ここのハムは結構でかい)。悩みながら瓶詰め缶詰コーナーへ行くと、前から気になっていたパテ(ペーストみたいなもの)が目に入った。フランス人はこれはパンに塗って食べるらしい。それなら私も買ってみようと、ウサギちゃんやガチョウの肉が使われていない、田舎風(豚肉)と書かれているものを買ってみた。まずかったら...、さようならだ。

 お料理番組を見たあと、早速パテを試食。匂いはちょっと独特だけど、バゲに挟んで食べると結構美味しい。これならもっと早く買ってみても良かったかもなー。しかしこれって開封したらどれくらい保つものなのだろう。油が固まるだろうから冷蔵庫には入れられないだろうしな。ハラ壊すまでか? 続いて素麺!今日は麺も程良く固め、つけつゆも椎茸の出汁が効いてて(何より煮た椎茸がんまい)、満点に近い出来〜(^^)v。〆はいちじく。日本ではその甘さからあまり食べなかったのだけど、フランス語学校に通っている時にドイツ人のクラスメイトが美味しそうに食べていたのが気になり、前回買ってみたらそれほどキツい甘さに感じなかったので見つけたら買うことが多くなった。

 今朝方からとても寒かったのだけど、午後からはテラスにも日が当たりだした。もったいないのでテラスに出てクロスステッチ。例の色を間違えたものだけど、作りたかったカエルと鴨も図案だけでも刺そうと、夕べから取りかかっているのだ。ほぼ同じ時刻にお隣さんもテラスへ出てきた。水着で海に繰り出そうとしている人達もいる。

 スペインの元気なお姉ちゃんトリオ「ラス・ケチャップ」のプロモビデオが観たくて夕方、音楽番組を観ようとテレビをつけるとマンガを放送していた...。水曜は学校がお休みもしくは半ドンだったりするんだった...。テラスで日光浴を再開。

2002年9月24日(火)
 朝から晴れ上がっているが日陰はとても寒いし、天気予報も良くない。テラスで日光浴が出来ないのならと、洗濯を終えてからニースへ行った。平日は15分に1本のはずのバスが待っても待っても来ない。まぁ、昼間のバス時間なんてあってないようなものには違いないのだけど。しかしやっと来たと思ったらなぜか通過された...。私の他にもお兄ちゃんが待っていたので、無視されたわけじゃないと思うんだけど。早く行かないとお店がお昼休みになっちゃうよー。それからしばらくしてやっと停まってくれるバスが来た。やれやれ。
 以前、掲示板でのんちゃんが気にかけてくれたクロスステッチ。ここ数日はずーっと刺していたのだけど、ふと「また糸が足りない!」と気づいた。しかし、これは糸が足りなかったわけじゃなく、糸の色分けミスであることが判明...。色のコントラストがおかしいと思ってたんだよねぇ...、もっと早く気付けよ。そこで先日行った手芸屋に同じものがあったのを思いだし、買い直してやりなおそうと思ったのだ。 店内で物色しているうちに、やはり同じもの買うのもアホらしくなり、テーマカラー違いの「ROSE」を買うことにした。どうせカードで買うんだからもうひとつぐらい買っちゃえーと、続けて物色していると、お店のお姉さんに持っていたヤツを取り上げられてしまった。万引き防止なんだろうね。もうひとつも決めて、お姉さんにそれを渡し、レジへと向かった。支払いにカードを出すと、何度機械に通してもエラーが出る様子。順番の列も繋がってきていて、お店の人もちょっとイライラ。最終的に「これ、ダメよ」と返されたので、小切手で支払うことになった。しかし、今度は小切手の印字が不鮮明(T.T)。お店の人がペンでなぞって書くのを、ごまかされないようにじーっと見つめる私。数字をフランス語で書く欄も目の前で書いてくれたし大丈夫だろう。でもレシートくれなかったんだよねぇ。ちょっと不安。小切手落ちるまでこれは作らないでおこうかな。
 時間はそろそろお昼。混雑する前にと、中華のファストフードのお店に。前回来た時に次はこれにしようと決めていた、鶏肉ときくらげの炒め煮(タケノコも入っている)。それと「bol de riz」。前から食べている人がいて気になっていたのだが、オーダーするすべを知らないので、とりあえずは「茶碗のごはん」と言ってみたのだ。そしたらお姉ちゃん「blanc(白)?」と聞き返してきた。白飯以外にも何かあるのかー。聞けなかったけど。ゴハンはもちろんパサパサ米だけど、お醤油味のおかずと白いゴハンー。幸せー。相変わらず店内はたくさんの人。やっぱりフォークとナイフで酢豚を食べるんだねぇ。
 腹ごなしにニースの目抜き通り(年寄りっぽい言い方...)を散歩。実は最近届いた冬物の中には、私のスカートやズボンと言ったものがほとんど入ってなかったのだ。買えばいいや〜って荷造らなかったのね、私。送っていたところでぶかぶかで着られなかったかもしれないけれど。というわけで、ニースエトワール内のお店でズボンを物色。フランス人は背が高くないから、ズボンの丈も大丈夫だろうと思っていたのだけど...、足は長いのね。可愛い!と思ったのに裾がひきずる...。ズボンは諦めて長めのスカートにした。支払いはさっき使えなかったはずのカードですんなり出来た。なんだったんだよっ!
 モノプリで買い物後、バス停へ。帰りも20分以上待たされた。なんだ、どうした。バカンス時期が終わって、20分か30分に1本の運転になっちゃったか。

 帰宅すると午後の日差しでテラスがぽかぽかしていた。天気予報、はずれ。

2002年9月23日(月)
 日本は3連休なんだよねぇ。でもってカレンダー見たら来月も、再来月も祝日があるじゃーないですかー!長期休暇がない〜なんて言ってるけど、結構お休みはあるんだよね。離れて分かるその事実。ちなみにフランスは今月も来月も祝日はなしっす。

 天気予報はよくないし、朝から曇っているので早めに買い物に出かける。今日は月曜。お水を仕入れる日なのでカート持参。それに雨じゃあ情けないもんね。ズッキーニとにんじんをトマトソースで煮て、焼いた仔牛ちゃんに添えることにしよう。 昨日食事をしたお店になかったから飲み損ねたカフェ・ビエノワーズ、つまりウインナーコーヒーを作るべく、以前も買った缶入りホイップクリームを購入。前回の缶はどう捨てればいいか分からないのでそのまま置いてある...。やっぱり穴を開けてガス抜かないといけないんだろうな。 買い物を終え、外に出ると肩に雨つぶが落ちたような気がした。急いで家に戻る。レジダンスの敷地内に入ったところで、本格的に雨が落ちてきた。ちょうどこのルート唯一の登り坂にさしかかるのでただでさえ馬力がいるのに、急いだので余計、ふんばることになった。これもやせるためだ、がんばれ!私! なんとか、ほとんど濡れずに到着。 ミニマーケットの前を通ると、顔見知りのお兄ちゃんが中から手を振ってくれた。最近見かけなかったからやめちゃったと思ってたのでうれしかった(^o^)。このミニマーケットもバカンスの終わりとともに、午前のみの営業になっていた。お兄ちゃん、他の時間は何してる人なんだろう...。それとも10月から学校へ戻る大学生なのかな...。

 いつもの料理番組=料理人の格好をしたホスト役のおじさんが、ゲストのシェフとお料理を一緒に作ったり説明したりする番組。最近気づいたのだが、このホストのおじさんってロブションらしい=を見ながら、温め総菜用のお湯を沸かしていたら、窓の外はものすんごい雨になっていた。急いでテラスに出て、干してあったタオルと水着を取り込む。テラスもびちゃびちゃにー。もうちょっと買い物が遅かったら大変なことになっていたかもしれない。良かったー。そんなわけで今日はちょっと寒いくらい。昨日海に入ったなんて信じられない。

2002年9月22日(日)
 タダなので(^_^;)、バスに乗ってニースへ行った。港のバス停で降り、そこからプロムナードザングレ方面までの海岸線をずーっと歩いた。今日はニースでトライアスロンの国際大会が行われて、プロムナードザングレはそのコースになっているので車両は通行止め、折り返し地点にコーンがおいてあったりボランティアらしき人が働いたりしていた。
 旧市街へ入る手前のサレヤ広場では、今日もマルシェが立っていたが最近、ボーリューのマルシェに行っているせいか、目立って珍しいものはなかった。マルシェといい旧市街といい、日本は3連休なせいか、日本人観光客をたくさん見かけた。 お昼ごはんは再び海岸近くに戻り初めてのお店へ。ちびっこいイカをトマトソースで煮込んだ「Suppions a la nicoise」。ゴハンがいっぱい添えてあってお腹もイッパイ、火星人みたいなイカちゃんも美味しかった(^o^)。腹ごなしにまたまたプロムナードザングレへ行こうとすると、ちょうどトライアスロンのランナーが走っているところだった。ランナーが来ないときを見て、みんな平気でそのマラソンコースを横断している。沿道で応援している人もいないし、一生懸命な参加者には申し訳ないぐらい、盛り上がっていない大会...。ゴハンを食べた通り沿いに、なんと日本料理屋を発見!その名も「MY SUSHI」英語かい!昼でもやっているらしく、メニューは名前の通り、お寿司と焼き鳥。鮭丼もあるらしいのでいつか行ってみようかな。 旧市街を抜け、いつものガリバルディ広場でバスに乗り帰宅。

 時間はまだ3時。相方の提案で初めてビーチへ行くことに。家の近くの細かい砂利の海岸だったが、ようやく、やっと地中海へ入った(T^T)。まだまだ人もたくさん日光浴している。泳いでいる人もシーズンほどではないが、でも何人かはいる。今日はかなり日差しが強かったから、海に浸かった後の日光浴も気持ちが良かった!しかし、あんまり泳いでないというのに疲れた...。 1時間ぐらいで家に戻りランドリーで洗濯。海に行くのは楽しいけど、洗濯物も増えるからなぁ。でもまた行きたいなぁ。来週も泳げるような天候だったら良いな。

2002年9月21日(土)
 体重計が欲しいので、モナコのカルフールへ行くことにした。バスに乗っていつもの金額を払うと妙なカードをくれ、その上お金を返してくれた。カードを読んでみたところ、今日と明日、2ユーロで乗り放題と書いてある。この街があるALPES-MARTINMES県全体でやっていることらしい。ニースまでだと1.7ユーロだからその恩恵を分からずじまいだった。明日の日曜、お店は閉まっているけれど、バスに乗ってどこかに行ってみようかな。タダだもんね。
 家電売場で体重計を探す。1種類しかなかったけど、体脂肪も計れるし、電気コードがないものは日本でも使えるから買うことにした。 PCソフトの棚を見ていると、PC版「QUI VEUT GAGNER DES MILLION?」、つまり「クイズミリオネラ」のソフトが!これは買わなくちゃ〜と手にとって見ていたら、隣には「LE MAILLON FAIBLE」、日本では「ウィーケストリンク」として伊東四郎が司会をしているクイズ(最近、お笑い芸人特集があったはず。浅草キッドの水道橋博士が出たって、彼の日記に書いてあった)のソフトも!フランスでは週に2回、この「LE MAILLON FAIBLE」を放送しているのだけど、司会のおばちゃんがとってもインパクトある人なので、分からないながらもついつい見てしまうのだ。これも買っちゃお〜っと。
 衣料・食料品の階へ降りると、ショッピングセンター内の道でファッションショーをしていた。秋・冬ものだねぇ。今日は曇ってて雨が降ったりした時間もあったのだけど、まだまだスリップドレス1枚のお嬢さんとかも見受けられるから、コートを着る季節なんてくるのかなと思ってしまう。 カルフールブランドの温め総菜や、前回食べてとっても美味しかったからと相方のリクエストでサーモンのお寿司パック、近くのスーパーでは見受けられないようなものをいろいろ仕入れる。チキンのローストは今日も只今焼き作業中、だった。いつになったら買えるかなぁ。お肉売場では皮を剥かれて転がっているうさぎちゃんと目が合ってしまった(T.T)。いくら美味しいよぉって言われても、やっぱりいやーっ。 昼用のサンドイッチを仕入れて帰宅。ちょうどバスが出たばかりで、それから30分ぐらい、待たされた...。腰痛くなっちゃったよ...。

 家に帰って早速、ゲームをやってみる。当たり前だけど、...難しい。「ミリオネラ」なんてもー、さっぱり!だ。フランス人にとって難易度の低い問題であればあるほど、異国人には難しいのだ。だからいきなり1問目から会場の人に聞いたりしている(^_^;)。 「LE MAILLON FAIBLE」の方はまだ、2回戦までは答えられたのだけど、3回戦はボロボロで、みんなに名前を書かれてしまった(T.T)。でも結構楽しいぞ。 ちなみに今夜の放送の「LE MAILLON FAIBLE」は、テレビガイドによると「Speciale Koh-Lanta」と書いてある。「Koh-Lanta」とは日本で言う「サバイバー」のこと。つまり、「サバイバー」の出演者達が「LE MAILLON FAIBLE」に出て、クイズを答えつつ仲間を落としていくのだ。前回は体力で落として、今回は知力で落としていくってことやね。なんだかなー。

2002年9月20日(金)
 実家に発送をお願いしておいた冬物が届いた。これでいつ寒くなっても安心!ババシャツも一応入れておいたのだけど、いるのかな...。荷物が届いたと電話をくれた今日の管理会社のねーちゃんは、とてもゆっくりしゃべってくれたのでありがたかった。私も答えを用意していたし(^_^;)。でも取りに行ったら配達のおじさんがなにやら言っている様子。とにかくサインして、荷物を持ち上げると「大丈夫か?」と聞かれた。大箱に入ってたので、彼はドアまで持って行かなくちゃとか思ったらしいのだ。へーき、へーき。でもフランスじゃ、女性にこんなの持たせないのか、やっぱり。

 歩いてボーリューへお買い物に。郵便局へ寄ってから、マルシェが立っている広場に行ってみた。スーパーで見かけるよりも大ぶりなネクタリンがあったので、試しに買ってみることにした。それだけじゃ寂しいので、美味しいらしいイチジクも一緒に。これは今日のサラダに使う予定。お会計はレジスターがありレシートは出るものの、スーパーと違って表示はなく、口頭で値段を言われるのでちょっとドキドキしながら待っていた。が、どう見ても私はフランス人には見えなかったせいか、おばちゃんは無言でレシートを提示して値段を教えてくれた...。値段ぐらいだったらもう、聞くだけでも分かるもんっ!と思いつつも、ちょっとありがたかったりして...。
 いつもの雑誌屋で今日発売の奥様雑誌を購入。来週にはもう1冊出るぞ(^o^)。
 今夜はパスタにする予定なのでマルシェUに寄る必要もなかったのだけど、洗剤がなくなりそうだったのと、明日にでも食べられるような温め総菜を買っておくことにした。 結局、その他にヨーグルト(4個パック)とチョコムース(4個パック)なんぞも買ったらカゴが重くなった...(T.T)。バゲ買わないからいいけどさ...。

 お昼の支度をしつつランドリーへ。2機とも使用中だったけど、終わる前からおじさんが取りに来てくれていて、人の洗濯物を出さずに済んだ。みんなやってること事とはいえ、ちょっとホッとする。

2002年9月19日(木)
 今日はニースへお買い物。天気が崩れそうだという事なので、街の散策はやめて、以前行った手芸屋さんをまた訪れてみた。もうキルト関係はあきらめているので、目新しいクロスステッチ関係はないか、探してみようと思ったのだ。1軒目は、今私が刺しているものの色違い(というかテーマ違い)の「赤」があったので、買っちゃおうかなーとも思ったのだが、今のが完成してからでもいいやと買わず(これが正解だった〜)。バックナンバーを買った雑誌社の本もいくつか置いてあったけど、私が欲しいと思っていたものはなかった。残念。 同じ通りの数軒先にもやはり手芸屋さんがあるので、次はそっちへ入ってみた。入り口近くはやはり毛糸やボタン、リボンが多いのだけど、奥まった先にいくつかクロスステッチのキットが置いてあった。そこで見つけたのは、フランスの地図をりんかくにカタチ取り、中に地方名を刺し、その地方の特産物をステッチしていくという、その名も「スペシャリテ ドゥ フランス」。これは買わないと〜!ぶどうやワインはまだしも、じゃがいもとかチーズはちょっと見た目じゃ分かりにくい気もするが...。 うっかり見たボタンの棚にケロちゃんを発見し、衝動的にこれも買う。しかしよく考えたらこんなちっちゃいボタンが1ユーロ!

 満たされた気持ちのまま、夕食仕入れにガリバルディ広場にあるモノプリへ。パスタやお菓子など生鮮食品以外は階下にあるので、まずは降りてパスタソースを物色。すると隣にやってきたおばちゃんに声をかけられた。おそらくなんとかというスープはどこにあるかしら〜って聞いたのだろうけど、すんません、私、フランス語が出来ません〜とお返事する。やれやれと上に戻ろうとすると、今度はツナ缶のある棚の前で、モノプリの広告を持ったばーちゃんに声をかけられる(T.T)。広告のページを開いて、これはどこにあるの?と聞いている様子。現物の写真を見せられてるんだから、分かりませんとも言えず、ツナ缶の棚から同じものを探してあげた。しかし、なんでみんな私に聞くんだよっ!他にも人はいるのにー。
 上に戻り、本格的に夕食の献立を悩む。いろんな茸が売られていたけど、ハラの具合悪いときに買うのもなぁとやめ、無難な野菜をいくつか。お肉は今日も仔牛ちゃんにした。どうやって食べようかは実はまだ悩んでいる。

 夕食用のバゲをちょっくら拝借して、残っていたチキンナゲットを焼いて挟んで本日の昼食。葉っぱをちぎって入れたし、別にきゅうりのゆかり和えも食べたし、野菜はOK?しかし、どうも風邪をひきやすい。やせたから?

2002年9月18日(水)
 来たーっ!オーダーしていたパッチワークのキットが来たーっ!でもって、雑誌社からのバックナンバーも来たーっ!
 
 キットの出来上がり写真は上の通り。ボーダーの布の一部がなくなったらしく、違うものになりますと、問い合わせ時に教えてくれていたのだけど、本当にごく一部だけのようで、イメージはさほど変わらない。小さくて見えにくいけど、装飾に使われているテントウムシやアヒル、サクランボのボタンや鈴もちゃんと入っているし、布もたくさん入っているしでこれで56ユーロ(送料取られず!)はお得ー。 雑誌の方は「刺し子」と「立体パッチワーク」「海をテーマにしたタペ」の3冊。この会社が出している雑誌のカタログが同梱されていて、誘惑に負けてしまいそうな予感...。
 雑誌の申し込みは「マジックパッチ」というキルト雑誌についていたオーダー用紙を使って小切手を同封しただけだけど、キットの方は問い合わせの手紙を書いて、届いた返事を解読して(相方の同僚の方にも読んでもらったけど(^_^;))、改めてオーダーを入れたもの。こうやってちゃんと届くと本当にうれしい! あまりのうれしさにお昼ごはんを食べるのを忘れてしまったほど...。

 午前中とお昼を食べてからは、ちみちゃんに買ってもらったタペの布を裁断していた。今日届いたキットはたぶん、日本に帰ってからゆっくり作るだろうなー。作り方解読しなくちゃいけないし。フランスの学校は、水曜日は午前で終わるらしく、午後からのテレビはアニメを放送していたりする。階下でも子供の声がしていた。優雅やなー。

2002年9月17日(火)
 午前中はボーリューへ買い物に。広場に立っているマルシェをのぞいてみた。野菜や果物を売ってるところが3箇所、もう1箇所ではお魚を売っていた。これは使えるかも!でも今日は豚肉って決めてたから野菜も魚も見ただけー。
 次に、以前見つけた対面販売のお肉があるお店にも入ってみた。豚肉、きれいそうだから買ってみたいんだけど、「200gちょーだい。これで全部よ。」ぐらいなら言えても、向こうが何か言ってきたら分かんないだろうなぁ。そう思うと不安で買えない...。でも、すでにパン粉がついてて焼くだけになっている「ミラノ風カツレツ」を見つけた。これも使えるかも!「2枚ちょーだい。」だけで良いしね。でも今日は(以下同文)。
 マルシェUにたどり着く前に、またもや雑誌屋さんへ寄る。毎月買ってるお料理雑誌がそろそろ発売されてるのだ。今月はカレーの特集。カレー味、というべきか。10月号にカレー特集ってのも日本的に考えたら不思議。
 やっとマルシェUへ到着。昨日より混んでいる様子。お昼ゴハン用に焼くだけチキンナゲットを買った。今日の買い物は必要最低限。フランスに来て初めて卵を買った。日本でもコレステロールを気にしてめったに買わないのだけど、無性にゆで卵が食べたくなったのだ。 VERONIQUEさん同様、愛想も対応も良いCELINEさんのレジに並ぶ。私にとって対応が良いってのは、チェッカーを通った品物を詰めている間、支払いが終わってても次の人の分を打つのを待ってくれるレジ係さん。そしたら並んでる時、すんごく待たされるからイライラしちゃうのでは?と、思うかもしれないけど、待つことには慣れました。それよりゆっくり詰めさせてくれる方が、私には大事。 フランスのレジ係さんはみんな座っているんだけど、それに慣れてしまったのか、今日、立ってレジをしている人を見た時、どうしたんだろう、早く交代したくて急いでるんだろうか、なんて思ってしまった。日本のレジ係さんも座ってればいいのにね。
 美味しいパン屋さんでいつもようにバゲを買って戻る。でかい買い物かごを買ったおかげで、バゲもかごに収まってくれる。運びやすくてうれしい。

 いつものお料理番組を見ながら昼食の準備。オーブンで焼いたナゲットと、さざなみきゅうりとゆで卵、牛乳を沸かしてカフェオレ作って、デザート用にネクタリン、夕食用のバゲをちょっと拝借して以上が今日の昼食。テラスで食べてたらまた鳩が来た。階下でもかちゃかちゃカトラリーの音がしてたし、しばらくしたらお隣さんも昼食とりはじめた。みんな何を食べているのだろう。知りたいー!

2002年9月16日(月)
 晴れという天気予報のわりには曇り空なので、洗濯は後回しにして買い物に行く。途中、ボーリューの郵便局へ寄る。いくつか郵便物があったので久しぶりに窓口に並んだ(いつもは自販機で切手代わりの印紙を買っている)。50ユーロ札もくずせたし、窓口のおにいちゃん(おじちゃん?)も親切で良かった(^o^)。 いつもの雑誌屋で週刊奥様雑誌をめくってみたけれど、手作り関係は載ってなさそうなので買わず。私の後に来た奥様はその雑誌を買っていたので、フランスでの週刊誌売上の上位にランクインしているというのは本当なのだろう。 月曜恒例、マルシェUでは水6本パックとヨーグルト12個パックを買う。いつもならマルシェUの前は路上駐車のクルマであふれているのに、今日はまったく停まっていなかった。バカンス時期が終わるとこうも違うものなのか...。 やせて抵抗力が落ちてきているような気がする為、相方からお昼はしっかり食べるようにお達しが出た(^_^;)。そこで今日はいつもの温め総菜を買ってみた。いや、これ、いっこ5ユーロぐらいするもんで、買うのいつも躊躇しちゃうんだよね。今日のはまたまた秋の新作、トリのソテー、キノコクリームソース 付け合わせはタリアテッレ。これにネクタリン食べれば大丈夫でしょう。ね? 美味しいパン屋さんはお休みなので今夜はパスタにすることにしよう(私はお昼もパスタだったが)。

 買い物から戻ってランドリーへ行くと、すでにひとり待ち状態。壊れてるの早く直せよー。私の番になっても、その終わった機の当事者は例によって洗濯を取りに来ず、しゃーないから乾燥機の上に出して、自分の入れた。 45分後、今度は乾燥機が空いてない(T.T)。しゃーないから部屋へ持ってってテラスに干す。が、やはりあまり日差しが強くないため、結局お昼を食べてから乾燥機だけをかけに行った。バカンスが終わったからもとからの住人が帰ってきて、またランドリーが混んでるって事なのかなぁ。ま、前で本読みながら待ってればいいやね。(待つことにすっかり慣れた)

2002年9月15日(日)
 日本は3連休なのですねぇ。私はどうもハラの調子が悪いです。ちょっと風邪っぽいから熱がお腹にいっちゃってるのかなぁ。

 でも食わなきゃ平気ーということで、今日は先日行きそびれた動物園に行ってきた。日曜なら道にも人がいるかなーと思ったから(^_^;)。 先日戻った道からまだ先へずんずん歩くと、やっと動物園の入り口が見つかった。入場料9.5ユーロはちょっと高い気がしたけど、動物さん達のごはんや良い環境に使われるのだと思うことにした。園内は自然を生かしたという雰囲気で、飛び立ったり(鳥類)飛びかかる(パンサーやサル)可能性のあるものには屋根付の囲いがあるけれど、フラミンゴやエミュー、イノシシみたいなヤツだと低い柵がついているだけ。ヤギに至ってはその場に入ってふれ合えるというとってもフレンドリー。入り口で1ユーロのエサ(ビスケット)買わないかと聞かれたのだけど、基本的にパンサーともう1種類のサル(名前忘れた...)以外にはどれにでもエサはやり放題のようだ。そのせいか動物さん達はとっても人慣れしていて、ヤギ広場に入った子供は自分の背丈以上のヤギさんになつかれていたし、柵越し下の方にいるクマさんを見ていたら、「何かくれるの?」という顔でじーっと見られたりした。のんびり出来て楽しいけど、9.5ユーロだもんなぁ。でも帰国前にもう1回ぐらい来たいな。というのは、プレーリードックちゃんが姿を見せてくれなかったから(T.T)。会いたかったよ...。シマリスくん(by ぼのぼの)みたいに「プレーリーちゃぁん、ドックちゃぁん」って呼んだら来てくれたかな。

 カフェがあったけどハラにものを入れるのは不安だったので何も食べず、動物園を後にする。続いては、途中の道にあったロスチャイルド邸へ行ってみた。ここは8ユーロ。うーん。何に活用されるのだろう。「地球の歩き方」によると、ベル・エポック時代の邸宅で公開されているのはここだけで、おまけに男爵夫人が集めた美術品も展示されていて、調度品や天井絵画にはため息が出るほどの素晴らしさ。4ユーロぐらいの入場料なら毎週通いたいぐらいー。広い広い庭園も素晴らしいものがあるのだけど、そういうものに興味がない私は、邸内だけの見学料を設定してくれーと切に願う。あとは説明に日本語のものがあれば!

 結局飲まず食わずで帰宅。家にいたら怖いものがないから食うのだ。テレビではモンツァでのF1がまたフェラーリのワンツーフィニッシュ、フェラーリの地元開催とあってとんでもない騒ぎになっていた。欧州シリーズも終わっちゃったんだよね。リアルタイムでF1見られたのも最後?

2002年9月14日(土)
 カンヌへ行って来た!(<-喜びを感嘆符で表してみた)
 鉄道を使えばボーリューの駅から1時間。ヴィルフランシュでなくボーリューの駅を使った訳は、家から駅まで道のりがボーリューの方が楽しいから。ひたすら海岸線を歩くよりも、お店が並んでる方がいいんだもん。
 ちょうど来た列車は2階建て車両で眺めもとても良い。カンヌに着くまで私の頭の中は「世界の車窓から」のテーマが流れっぱなしだった...。途中、カーニュシュメールやアンティーブの街も通るので、こっちの方もいつか行ってみたいな。カンヌに近付くと長い長いビーチが続き、ニースやヴィルフランシュの海岸線を見慣れているとはいえ、こうも長いと圧倒され、海に入りたいなぁという気分になる。
 カンヌの駅は途中通ったニースの駅に比べて小さい。駅を出て、とにかくカンヌ映画祭が行われる国際会議場を目指す。が、途中でギャラリーラファイエットを見つけたので、トイレを借りる(^_^;)。なんとこのトイレはタダだった!フランスにタダのトイレが存在するのはレストランやカフェだけだと思っていたのに! 海の方へ向かっていけば良いだろうと適当に歩くと、さらさらの砂浜が広がる海岸につきあたった。で、右手にあの国際会議場が!なぜか階段には赤絨毯も敷いてあるけど、やっぱり感激...(T^T)。会議場前の広場には敷いてある、スターの手形をひとつひとつ見て歩く。デビット・リンチのがあったー(^^)v。さすが観光都市なので日本人の姿も見られる。 i(観光案内所)に売られていた、国際会議場の名前が入ったシャツを着ているクマちゃんを買った。だってー、うれしかったんだもーん。カンヌにいるなんてー。 お昼は通りかかったカフェでチーズとハムのオムレツ。その後はこれまた通りかかったスーパーへ入ってみた(カンヌに来て何してんだ)。ここで!探していた計量カップを発見!容量はちょっと大きいけど、計量は少ないのもついてるから大丈夫だ。しかしカンヌは牛肉が安かった。っていうかニースが高いのか。カンヌにいたら牛肉食べててもお財布痛まないよな。
 予定より早く駅に戻ると、もう行ったと思っていた列車が30分遅れでまだ来ていないことが判明。ホームへ行くとすごい人。おまけにそのやっと来たと思われる列車は2階建とはいえ2両しかない...。15分後には乗ろうと思っていた列車が来るので、それを見送り予定通り、ボーリューへ戻る。途中、またまた奥様雑誌を買った(^_^;)。

 帰宅後、洗濯。案の定、1機は故障中。でもってこんな夕方に混まないだろうと思っていたら、洗濯終わり時間をちょっと過ぎて行ったら、もう出されていた。みんなビーチから帰ってお洗濯してるのかな。

2002年9月13日(金)
 夕べテレビで、デビット・ボウイのライブが放送される繋がりで、その前に「戦場のメリークリスマス」を放送していた。どうせ吹替だろうと思っていたのに、デビット・ボウイの生声を聞かせるためなのか、字幕スーパーが入ってた。久しぶりにテレビから流れる日本語の台詞を聞いたよー(^o^)。

 ヴィルフランシュとボーリューの街の間に、サンジャンカップフェラという岬の街がある。ここにはロスチャイルドのでかい豪邸(ミュージアムになっている)や動物園があるというので、ちょっと買い物ついでに行ってみようと出かけた。ボーリューとは反対側の道をどしどし歩く。右側の対岸にはヴィルフランシュの街が見えて、ちょっといい感じ。しかし歩道が狭く、左側はクルマがびゅんびゅん通る。クルマ通りはあっても人通りはあまりなく、立ち並ぶのは家ばかりでちょっと寂しい(T.T)。20分ほど歩いてようやくロスチャイルド邸の入り口を発見。地図で見るより遠く思えたのは初めての道だから?さあ、動物園を目指そうと途中のi(観光案内所)前の看板で場所を確認したら、まだまだ先のよう...。今日はまだボーリューの郵便局へ行ったりしなくちゃいけないので、ここで引き返すことにする。動物さん達の鳴き声、遠くに聞こえてきてたんだけどなー。

 ボーリューの郵便局で両替。フランスは小銭が必要な場合が多いくせに、防犯上の理由があってか両替機というものは郵便局ぐらいにしか置いてない。面倒だわっ。
 街角に食料品を売っているお店を発見。入ってみると対面販売のお肉やチーズ、野菜やワインが置いてあるお店だった。こんな店があるなんて知らなかった!もうちょっと先に行くと、先日ばーちゃんに尋ねられたマルシェ(市場)が立っている広場があるので、マルシェで野菜を買い、ここで肉を買うというフランス生活上級者コースも出来るわけだ!まだ初心者コースにいるから無理だろうけどね。日曜の午前中もやっているらしい。便利だ。
 雑誌屋さんで奥様雑誌を買おうと物色。30代前半(無理してる?)向けのような月刊誌を買う。1.98ユーロって安すぎー。雑誌好きにはたまらんー。

 お昼は朝仕込んでおいためんつゆで素麺、きゅうりの塩もみ、カニカマボコ、ネクタリン。ちょっと足りないかもと思っていたので、パン屋さんで久しぶりにピサラディエール(タマネギとオリーブのピザ)を買っておいた。今回のめんつゆはちゃんと砂糖を入れたのでそれなり、素麺も昨日買ったざるを使って水で冷やしたのでなかなか。今日もテラスでの昼食だったのだけど、相方から「外国人は麺をすする音を嫌がるから気を付けて」と言われていたので、そぉ〜っと食べた。

 昨日買った「ゴドーを待ちながら」、意外と読めてうれしい! なぜかというと、このお芝居をご存じの方は分かると思うけど、1回の台詞ほとんどが1行ぐらいでおさまるので、難しい文法はあまり使っていないのだ。あとは動詞さえ知っていれば!「ロベルト ズッコ」の方も、ぼんやりとあー、こういうシーンがあったわーと思い出すことが出来た。もちろん、両方とも理解は出来ないけどね。なんとなく。

2002年9月12日(木)
 なかなか乾かなかった先日で懲りたので、今日は洗濯のあと乾燥機をかける。3機のうちの1機が、洗濯途中で故障している模様。私のじゃなくて良かったとしみじみ思う。

 乾燥まで待っていると時間は11時近く。11時40分の料理番組を見てからお出かけすることにする。というのも今日のメニューはテレビガイドによると「じゃがいもとセップ茸のグラタン」なのだ!セップ茸をどう料理するのか見たいのだ! しかし、しゃべっていることは分からない...。どうやらセップ茸は水で戻すということだけは分かった。しかしどれくらいの時間?何度のオーブンで焼くの?などなど、結局いろいろ分からないことが多いので、番組の放送局であるFRANCE3のサイトで確認することにした...。

 その後、ニースへお買い物に行く。出かける前におにぎりを作って食べたとはいえ、もうちょっと何か食べたいなぁと思い、以前行ったファストフード感覚の中華のお店へ行く。ワイン飲みながら、ナイフとフォークで優雅に酢豚を食べているマダムがいたり、若いおねーちゃんがおぼつかない箸で焼きそば食べていたり、お昼時とあってすごい繁盛。私は2ユーロちょっとの野菜焼きそばだけ。もう少し量が少ないと、おかずも食べたかったんだけどなー。残念。あと、今日の焼きそばはちょっと固まっていて以前ほど美味しく思えなかった。それも残念。
 お昼どきに外に出ると、個人商店や雑誌屋さんは軒並み閉まっている。ニース在住の方に教えてもらった手芸屋さんのようなお店も当然閉まっていた。ま、散歩だ、と思ってうろうろし、戯曲を探しにヴァージンメガストアに入る。今まで気づかなっただけで、ちゃんと戯曲の棚が存在していた。今更だけど横文字だからタイトルも横書き。すんごく見にくい!モリエールとかラシーヌとか古典もあれば、デュラス(「ラマン」の作者)の戯曲もあり、やっぱり日本と違って充実してる。結局買ったのは「En attendant Godot/BECKETT」、「Roberto Zucco/KOLTES」。最初のはこれは買わなきゃ!と思っていたベケットの「ゴドーを待ちながら」、あとのは、以前堤真一君主演の舞台を観たコルテの「ロベルト・ズッコ」。噂の真相9月号によるとコルテ(コルテスって書いてあったけど、最後のSって発音しないんじゃないのかなぁ?アクサングラーブついてるから発音するのか?)の作品は、今年に入って方々で上演されているらしいし、比較的現代劇、と言える作品だから読みたかったのだ。読めるか分からないけど...(^_^;)。 カード売場で可愛い〜と思って手に取ったカードは日本製だった。説明書きも日本語のままなんだよなぁ。もうすぐ秋だというのに、「春らんまん」って書かれたカード売ってたし。

 モノプリで、我が家では3枚目となるフリースと目の細かいザルを今回も小切手で購入。印刷してくれるところでしか使わないもん!ここにも計量カップは置いてなかった。小さい単位が計れる計量カップはどこにー。 そのまま下の食料品売場で買い物。今夜は豚肉と野菜の南仏風煮込み。相変わらず豚肉は怖いぐらい安い。

2002年9月11日(水)
 去年の今頃、追悼特番をフランスで観ることになるなんて思いもしなかった。TF1というチャンネルでは午後からずっと、特番をやっている。スタジオでは4人のおっちゃんが黒いスーツ姿でいろいろコメントしているのだけど、...何を言っているのか分からない。

 今日も買い物はマルシェU。が、突然、お買い物用の籐かごが欲しくなり、ボーリューのお店で購入。マルシェ(市場の方ね)で野菜買いたいなーって時も便利だし、マルシェU(これはスーパー)でもこれを使えばサックをもらわずに済む!ちょっと大きいかったかなと思いつつ、それを手にマルシェU、店内へ。 カートや自分のカゴを持ってきている場合、店内においてあるお買い物をカゴを使ってない人が多いので私もそうした。たいして買わないつもりだったのに、3個パックのクリネックスが3ユーロだったのでカゴに入れた。イッパイになった(T^T)。瓶詰めのパスタソースに「セップ茸」と書かれたトマトソースのものを発見!秋の新作なのかな。試してみよう(^o^)。 今日のレジ打ちのおねえちゃんはとても親切で、サックをひとつひとつバラバラにして口まで開いて、お客が詰めやすいようにしてくれるわ、のろのろ詰めるばーちゃんのトイレットペーパーをサックに詰めてくれるわで、これからも彼女、=今、レシートで名前を確認したらVERONIQUEさんだった=のレジで買おうと思った。細かいの出せ!って怒らないどころか、お金出したらメルシーって言ってくれたし。

 お昼は温め総菜、鶏肉のバスク風 長いお米添え。デザートはネクタリン。今日もテラスで食べた。それだけで美味しい感じ。その後も引き続きテラスで縫い物。しかし、昨日にもまして暑くなり、結局、部屋ですることに。そうかー、こういうときに海へ行けばいいんかー。地中海に足を入れずに帰るなんて淋しいよなぁ。

2002年9月10日(火)
 マルシェUにお買い物へ、その前にボーリューの街にあるラポストへ初めて寄った。キルトキットのオーダーと、キルト雑誌の会社へバックナンバーをオーダーするお手紙を出すのだ。夕べ書いた小切手も同封したのだ。記入するのは初めてだったのでかなりドキドキだった。数字をフランス語で書かなくちゃいけないってのがネック。相方に確認してもらったので大丈夫だろう。無事届きますように。小切手、ちゃんとおちますように。そして品物がちゃんと届きますように。

 マルシェUの前でばーちゃんに声をかけられた。マルシェがどーの、こーのって言ってるので、マルシェUのことかと思って聞き返したら、マルシェはどこに立ってるかって聞いたらしい。街の方からカート引いて来た私は、マルシェでお買い物してきたと思われたのだろう、背後をさして「あっち」と言ったと同時に、通りすがりのおっちゃんが「左側だよ」とばーちゃんに教えて行った。マルシェUの前で紛らわしいんだよー!
 本日のお買い物メインはお水とヨーグルト、あとは今夜の夕飯だけだ。ホントーに悩む。相方は日本食でも良いよ、と言ってくれるのだけど、そんなに食べたいわけでもないようだし、それなら高いみりんとか醤油をわざわざ買うのもなぁと思い、今夜も野菜スープとサンドイッチにすることにした。いつもと違うのは生ハムを買ってみたところー。バゲも今日は美味しいパン屋さんで買えるし。

 お昼ごはんは昨日買った玉うどんを茹でてみることにした。袋の説明書きには「スープを入れて」なんて書いてあるのに、入ってない!そうじゃないかと思ったけどね。実家から送ってもらったレトルトパック牛丼をフライパンで温めて、その中にゆだったおうどんを入れた「うどんすきもどき」にしてみた。 今日もテラスで食す。これはなかなかイケル!レトルトパック牛丼に今度はお餅を入れてみよう。きっと美味しいぞ。ふふ。

 午後からはテラスでクロスステッチ。しかし、夕方には日差しの強さに負けて退散。あちーよー。

2002年9月09日(月)
 救出されたアヒルの「かんちゃん」の写真、どっかにないですかねぇ。ヤフーニュースで読んだんだけど、アヒル好きの人達によって保護された、っていう書き方もなんだかそそられるなー。

 お洗濯しながら、昼食用のそうめんつゆを仕込む。干し椎茸の出汁で取れば美味しいのだけど、椎茸戻すのに時間かかるから(電子レンジがないのはこういうとき不便)、顆粒の昆布だしを使ってみた。いまいちのお味だがしようがない。

 洗濯を干して、買い物しにニースへお出かけ。ひょっとしたらめんつゆが入ってるかも?と期待し、中華スーパーへ行く。でもなかった...。異国で作られている出前一丁の普通味、激辛味(相方用)、これまた異国で作られている真空パック玉うどん、そしてハウスのほんとうふを買った。ほんとうふ!日本でさっぱり見かけないと思ったら、こうやって輸出用に作っていたんやねぇ。私が小学生の頃、よく母親がこれでお豆腐作ってたっけなー。懐かしー。実家に送ってみようかな。海苔は今回、高いヤツしかなかったので買わなかった。最後まで悩んだのがブルドック中濃ソース。これがあればお好み焼き作れるよなぁ。ま、いいか。それは日本に帰ってからのお楽しみということにしよう。しかし、あー、めんつゆー。 ネクタリン買いに寄ったモノプリで、計量カップを探すも見あたらない!なぜだ!パンケーキ作る為にミルクも蜂蜜も買ったから、あとは計量カップさえあれば出来るのにー!目分量か?

 帰宅後、先月買っておいた素麺をゆで、その間にきゅうりをさざなみ昆布で和えておく。なんだか日本の食卓っぽいじゃな〜い。 テラスで素麺をすする。うーん、茹ですぎ...。めんつゆもやっぱりいまいちなお味...(今気づいた!砂糖を入れてみればいいかも?!)。でも食べるのだった。さざきゅうは美味しい♪

 13時のニュースは大雨による被害の話で終始していた。隣の隣の(まだ隣の?)県ぐらいになるのかな?昨日からすごい雨のようで、まだ降り続いているようなのだ。あんなにすごい雨が降ったら、ヴィルフランシュの街なんて地滑りでとんでもないことになるんじゃないだろーか、とちょっと不安になる。秋はどんな天候になるんだろう。

 ちみちゃんに買ってもらったキルトパーティのキットに手を出す。とにかく裁断だけ...と思ったのに、一組分裁ったらいてもたってもいられなくて、縫い合わせてしまった。いやー、縫うという作業は本当に楽しいねぇ。クロスステッチの「埋めていく」という作業とは違った楽しさがある。実家からもらったアップリケにも手を出そうかなー。ちくちくは楽しいなー。

2002年9月08日(日)
 朝、チョコくるんで焼くだけのパンオショコラを作って朝食。昼、実家から届いたゴハンとカレーマルシェを温めてカレーライスの昼食。そして夜、短冊切りになってるベーコンみたいなのとタマネギを持ってきた昆布だしで炒めて、醤油で味付けしたパスタで夕食。デザートはこれまた昨日、カルフールで買っておいたイチゴのタルト。季節はずれのイチゴは酸っぱいけれど、クリームがとても美味しい(^o^)。もちろんその後は、風邪薬から解放されて以来再開している、コレステロールのお薬を飲む。半年後、私のコレステロール値はどうなっているのでしょうかー。

 と、献立を書くほど、今日は特になーんもしない1日だった。クロスステッチも進んだ。相方はサンダーバード フランス語版のDVDを見たり、自身のWebを作ったりしていた。サンダーバード フランス語版は私も横で聴いていたのだけど、やっぱりよく分からない(^_^;)。そりゃそうだよね。日本に帰ったら改めて日本語版を観ようっと。

 お店は休みだし、ちょっとそこまでごはん食べに、という場所もないしで、やっぱり日曜はたら〜んと過ごすのみなのだった。

2002年9月07日(土)
 午後からモナコのカルフールへお買い物に行く。マックでお昼(今週だけのメニュー:マックメキシカン。マヨネーズ嫌いの私はアボガドソースでようございました。セットにすると炭酸水しかくれないので久しぶりにスプライトを飲んでみた)を取った後、以前キルト雑誌を買った雑誌屋へ行って、何か目新しいものはないか物色。するとトラプントの特集や初めて見るキルト雑誌、クロスステッチの雑誌がいろいろ見つかった。見てるだけでも美しいトラプントの雑誌を買う。しかし、作ってみようと思っても、どこかでトラプントのキットが買えてもフープを持ってきていないから出来ない...。
 カルフールは今日もすごい人出。特に文房具コーナーはメモ片手の親子連れ、単独親などが大勢うろうろしていた。今日もたくさん買い物をした。相方にサーモンや蒸しエビのにぎり寿司があったことを話すととても興味津々だったので、1個だけ買ってみた。私はちょっと...。昨日の日付だし(^_^;)。おしょうゆが切れかかってるので忘れずに買う。おしょうゆを買ったのでカニカマボコも買っておく(^o^)。おー、来週のお昼はさざなみ昆布おにぎりとカニカマボコ、おみそ汁という素晴らしい定食が食べられるぞ。

 バスに乗るとギターやウッドベースをを持ったお兄ちゃん達が乗っていた。暇を持て余していた彼らは車内で何曲か披露してくれた。これが日本だったら運転手さんが注意してんのかもしれないけど、そこはフランス、運転手さんも笑って聴いていた。ギターはいい音なんだけど、「ノルウェイの森」の歌詞はめちゃくちゃだったぞー!

 毎月のフリーペーパーを送るついでに何かあれば、と言ってくれたK嬢に甘えて月刊テレビジョンを送ってもらった。うれしー。Kさん、いつもありがとう。そんでもってごめんね。来月からはそんな優しいこと言わなくていいからね。久しぶりに見る日本のテレビ番組(のタイトル)、石田靖君の「らぶどん」が終わっていた!10月からは三谷幸喜さんのシチュエーションドラマが始まるそうで。どんなんだろう、ちょっと気になる...。

2002年9月06日(金)
 昨日までの日記、日付と曜日がぐっちゃんぐっちゃんになっていたようだ...。

 9時ジャストぐらいにランドリーへ行くがまだ開いてなかった。今までなら9時前に開けてあったのになぁ。45分後取りに行っても私の1機しか動いていなかった。天気予報では午後から雷、なんて言ってたし、シーツもあるから乾燥機を使おうか悩んだのだが、朝の晴天を信じてテラスに干した。ミニマーケットで働く兄ちゃんは辞めていなかった。今日もボンジュールのご挨拶(^o^)。でもお姉ちゃんは辞めちゃったのかなー。

 その後はいつものようにマルシェUへ。カートを持って行ったのでヴォルビック6本パックを購入。品切れだったティッシュペーパーも入荷していたので、カートで良かった!スーパーやマルシェにはセップ茸や他、いろんなきのこが並び始めた。そういえば昨日、FNACの書籍コーナーに行った時も、キノコの見分け方みたいな本がずらっと並んでいたっけ。秋の味覚シーズン到来なのかな。セップ茸を大量買いしている人がいたのだけど、どうやって食べるんだろー。教えてー。 お昼用に温めるだけお総菜、付け合わせのマッシュポテトにつられ、メインはポークとだけ確認して購入。エビだったらまずいんで(^_^;)。 夜用のバゲットはマルシェUの並びのパン屋さんで買うことにする。マルシェUのバゲって安いけどやっぱり細いんだもん。モノプリのバゲの方が安くてもまだ、太いような気がする。

 買ってきた温めお総菜を、お湯が沸くのを待ちがてら辞書で内容物を確認。すると小タマネギかなぁと思っていたものは栗だということが判明〜。しまった〜。栗、苦手なんだよなぁと思いつつ食べてみると、ホクホクして意外と美味しかった。ちなみに今日はテラスで昼食。日照時間が短くなっている今日この頃、ここにいる人達がなぜ、日中ほとんどをテラスで過ごしているのかがようやく分かってきた気がする。せっかくのお日様、当たっていたいんだよね。そんなわけで午後からはテラスでクロスステッチ。目が疲れたら目の前のヴィルフランシュの街や山を見て、とちょっと贅沢なちくちくタイム。お隣さんもテラスでお茶飲みながらずっとおしゃべりしていた。私は時々やってくる鳩を相手におしゃべり、ってアブナイ奴やん! 洗濯物は午後の日差しで今日中に乾きそう〜。

 今月に入って、驚くほど1日が短い。ヴィルフランシュの山の上に住んでいた6月は、あんなに1日が長くていったい全体、これからどうなるんだろうかと不安でしようがなかったと言うのに。やっぱりテレビとちくちくと日本語の活字の威力はすごい。あとは慣れ、かな。

2002年9月05日(木)
 先週まで毎日通っていたニースへ久しぶり(?)に行く。目的はキルト雑誌に載っていたお店を探すため。途中、通学途中に偶然見つけた手芸屋さんへも入ってみた。クロスステッチのキットはかなりあったのだけど、やはりほとんどがリボンやボタン。やはり洋服づくりをする人が主なお客なのだろう。学校近くの郵便局へ寄り、両替とハガキの発送。あの学校に行ってたおかげで、ニースの裏道を少し覚えた気がする。ニース駅を越えると、行く手の歩道には野菜のマルシェが出ていた。どのマルシェもかなり繁盛。確かにスーパーで見るより野菜達も新鮮な感じがする。通り沿いにはお肉屋さん(美味しいそうなトリ肉のグリルがぐるぐる回っていた)もあったし、こういう所で買い物もたまにはいいかな。カゴ持ってないから今日はしないけど。
 目的の手芸屋さんはすぐに見つかった。3ヶ月前の私ならきっと、ここまで来るのにへばへばだっただろうなー。近いやん、なんて余裕さえ思えてしまった。が、やっぱり店内はボタンやクロスステッチ類、毛糸が多く(スーパーでも毛糸売ってるもんねぇ)、布はメーター売りがいくつかしかない。ちょっとがっかり。やっぱりあの、3時から7時迄やっているというキルト展示会でしか、キルターに会える場所はないのだろうか...。
 ちょっと消化不良になったので、元来た道を戻りがてら、目に付いたお店にいろいろ入ってみた。メーター売りの布屋はあるけど、やっぱりカットクロスなんて売ってないなぁ。消化不良がおさまらないので、H&Mで秋冬物のスカートと上着を購入(2点で50ユーロもしない!安いぞ!)。来年のシーズンも着られますように...。
 モノプリで相方用にフリース毛布を買った後、カジノで夕食のおかずを仕入れる。トマトソース買わなくちゃー、久しぶりに豚肉食べたいなー、葉っぱも買わなくちゃお便秘になっちゃうーなどと浮かれてたらバゲを買い忘れた(>_<)。バスターミナルに行くまで、道をくねくね曲がりながらパン屋を探し、なんとか購入。しかし、持つところだけをくるんだ裸んぼ状態で渡された...。洋服とフリースと買い物袋とバゲ...。持ちにくい...。

 うちに帰ると先月問い合わせたパッチワークキットのお返事が届いていた!やっほー!とウキウキしながら開封したところ...。読めない...。フランス語の意味を理解する前に文字じたいが読めない...。帰宅した相方に解読をお願いしたが、相方も苦戦。がんばって読んで買うぞっ!

2002年9月04日(水)
 激しい雷で目が覚める。時計は6時過ぎだったがまだ外は真っ暗。夜明けもどんどん遅くなっているし、まして雷雨。仕方ないのだろうけど、ちょっと寂しい。日中も雨が残ったり、どんよりしたお天気が続いた。まさか今日は海岸には人はいないんだろうな。

 9時半頃、買い物に出かける。マルシェUはそこそこの人出。雨だったのでカートは持っていけなかったけど、その代わりカルフールの大きなショッピングバックを持って行った。キッチンペーパー、フルーツヨーグルト1ダース買ってもラクラク入った。雨の中バゲットを持って帰るのも嫌だったので、今夜はパスタにしようと決めていた。足りなかったらピザもあるし。で、買い物して外へ出たら雨はやんでいた(>_<)。

 帰宅後、ランドリーへ。曇りなので外に干さず乾燥機を使おうと、洗濯は後回しにしていたのだ。トータルにして1時間半もかかっちゃうんだもんね。使用中は1機だけ。その後、乾燥機をまわしに行ってもそれを取りに行っても、その後誰も来ていない様子だった。滞在客はいるんだけど、あんまりお洗濯をしていないのかな?順番待ちも嫌だったけど、こういうのもちょっと寂しい気がする、なんてわがままな私。

 先日から「スターアカデミー」という番組が始まった。十数人のスター志願の男女をひとつの建物の中に押し込んで、共同生活をさせながらレッスンもさせ、最終的には視聴者から選ばれたひとりがデビュー出来る、というものらしい。それを毎日、生中継しているのだ。「ロフトストーリー」といい「誘惑の島(仏題忘れた...)」といい、フランス人は男女共同生活番組が好きなのかなぁ。

2002年9月03日(火)
 荷物が届くので午前中は家で待機。先々月に買っておいたクロスステッチに着手する。刺してみるもどうも色合いが見本と違うように思える。しょっぱな色分けをするときに、「中間の黄緑」と「黄緑」を間違えていたようだ。中間っていうのは「黄」の中間なのか、「緑」の中間なのか。分かんないけど、写真見た感じで直してみよう。しかし、細かいなー。でも埋まってくのは楽しい。久しぶりのクロスステッチだし。

 お昼は実家から届いた救援物資に入っていたさざなみ昆布とレトルトごはんで、おにぎりを作って食べた(海苔はこっちの中華スーパーで買ったもの)。これまた送ってもらったレトルトおみそ汁とともに。美味しかったー!おにぎりって幸せー。ホビーラのキットも送ってくれたのでちみこっちに買ってもらったのと合わせて、かなりちくちく三昧の生活をおくれる模様。相方は、私がいつもひとりで何をしてるのか心配らしく、「まさか1日中、ちくちくも出来ないだろうし...。」と言ってくれたのだが、出来るんだな、これが。ね、他の人もそうだよね?ま、1週間ずっと、ってわけにはいかないけど(私だって買い物ぐらい行くさぁ!)、とにかく、ちくちくは楽しいってこった。

 夕食用のバゲットを買うべく、ヴィルフランシュの街まで行く。願わくば雑誌屋さんでクロスステッチ雑誌を、と思ったのだが、3時じゃまだ開いてなかった(T^T)。バス通りの美味しいパン屋さんでバゲを、隣の八百屋さんでトマト、海のそばへ降りてタバでヴィルフランシュの絵はがきを買う。今日の海岸は結構、人がいる。それに日中は観光目的の人達も結構多く見られる。確かに今日は、街への往復で久しぶりに汗をかいた。シャワーでもしようかなぁと思っていたら、なにやら玄関でブザーを押す人が。部屋の電気を直しに来たお兄ちゃんだった。相方が不動産屋へ家賃を払いに行った時に頼んでおいてくれたのだが、今日頼んで今日来てくれるなんて、とてもフランス人の仕事とは思えないわっ!直って良かった。その前にシャワーしてないで良かった。

2002年9月02日(月)
 今日からまた普通の生活に戻った。しかし、朝いちで洗濯に行って45分後に取りに行っても、他に誰も洗濯していなかったり、なによりミニマーケットの人が変わっていたりと、確実にバカンスは終わっているようだ。ミニマーケットで働いていたあのふたりはもう、来ないのかなぁ。寂しいな...。

 テレビ番組も少しずつ変わっている。今までのがバカンスモードだったようで、テレタビーズが無くなった(T.T)。ポケモンを観てからマルシェUに買い物へ行く。
 マルシェUのもう少し先に雑誌屋さんがあったのを思い出し、クロスステッチ雑誌でも欲しいなぁと見に行ったのだけど、置いてなかった...。天気もさほど暑くないので、もう少し先の方まで歩いてみることにした。すると、広場に野菜のマルシェが立っていた。知らなかったなー。でもこれからスーパー行くし、見るだけ。これからはボーリューの街も散策してみよう。そんなに広い街じゃないし。
 マルシェUの入り口には、9/2からは月曜から土曜まで、という張り紙がされていた。やっぱり日曜やっていたのはバカンス時期だったからなのか...。ってことはこれからの日曜は完全なる安息日だな。 しかし、店内に入るとびっくり、店内は先月までと同じような人出なのだ。平均年齢はぐぐっと上がった感じ。そろそろ学校が始まるので、まだバカンスを過ごせるのは若い夫婦ではないということなのだろうな。

 午後からはまずは部屋の片づけ。1ヶ月間、散らかってても見て見ぬ振りしてきた雑誌やもらってきたちらし等を整頓する。それから買っておいたビーズ細工を作る機械(そんな大げさなもんじゃないが)を組立て。実際どうやって使うかは今後、解説書を解読してから(^_^;)。情けない...。

2002年9月01日(日)
 昨日精力的に動いたので、今日は完全なるお休みモード。出かけてもどうせお店はやってないんだもんね。相変わらずシューマッハー(兄)独走のF1を観て過ごす。夕べは帰ってから、歌番組やドイツの放送局でやってた「サウスパーク」観てたらすんごい夜更かしさんになっていた。フランスで12時以降まで起きてたのって、日本から着いた日以来じゃないだろーか。

 9/1と言えば、富山は八尾のおわら風の盆。そして長野では県知事選挙!康夫ちゃん、再選おめでとうございます!長野の放送局は出口調査とか独自調査の結果で、20時01分に当確を出していたそうで。議会は自分たちが間違ってるってことを再確認するために、康夫ちゃんを辞めさせたわけなのでしょーか。これからも「K嬢の長野県政ウォッチング日記」サイトをチェックしなければ。
 富山はフェーン現象ですさまじそうですが、風の盆をやってるんでしょうねぇ。去年の観光バスの行列を思い出すなー。