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 [ガーンです]と言われて前向きに歩んだ[その1年間]



退院してまずやったこと
 食事です。玄米食にしました。
 以前やった事はありましたが、今度は本格的に取り組みました。
 普通の電気釜で炊くのです。
 白米1、玄米2の割合に、お釜にポンを入れ、これはビタミンEの入ったものでスーパー等で売っております。
 そこに五穀米、16穀米、黒米、等を入れて炊いて、よく噛む、
 よく噛んで食べるのです。
 家族は何も言わないで、玄米食を一緒に食べてくれ、
 我が家の玄米食のスタートとなりました。

 家庭菜園を始める
 新鮮な食材を求めて、調味料を自然なものに変えました。
 3月から農園を借り、(1人8畳分の土地、意外と広いのです)
 私は、体に自信がなくお友達と半分づっにして家庭菜園を始めたのです。
 種を蒔いて、育て、収穫した時の喜び、それは、それはうれしいものです。
 初めは、3月にじゃがいも、生姜の種を埋めました。
 春菊、小松菜、さやえんどう、ホウレンソウ、にら、ネギ、かぶ、二十日大根、
 きゅうり、茄子、トマト、と、土地一杯活用しました。
 消毒をしない為、虫取りは慣れるまで大変で、虫を足でつぶすのに苦労しましたが大分なれました。
 毎朝日課のように見に行って、虫をとり、水をあげ、
 可愛がるとちゃんと答えてくれる、まるで子育てのようです。
 という事で、じゃがいも、夏には新鮮なトマト、きゅうり、茄子、ピーマン、インゲン、オクラ、枝豆、しそ、
 近所におすそ分けが出来るほどに沢山取れました。
 秋の収穫は、大根、ブロッコリー、ホウレンソウ、春菊、チンゲン菜、小松菜、ネギも種から蒔き育っております。
 自分で作った新鮮な野菜を、料理して、食べて、ブログにのせ、
 家庭菜園の野菜も、初めてのパソコンデビューとなり画面を飾っております。

 スローフード
 ご存知ですか?
 自分の住んでいる、その土地で作られたものを食べる。
 その土地のエネルギーのものは、その土地に住んでいる人の体に、
 活力を与えて元気になるということだそうです。
 家庭菜園は、正にスローフードそのものなのです。
 家庭菜園が無理のようでしたら、
 その土地で取れた野菜等を地元で求めて意識的に食べるように心がけるだけで十分なのだそうです。
 おすすめします。

 誰も知らない1年間
 ガーンと告知されて約1年たち、
 ガーンになった事を知っているのは、家族と姉だけでした。
 毎朝やっているラジオ体操仲間の人達に1週間旅行してくるから休みますと、
 2回目の手術の時は、姉を病気にしてしまい、看病に行くのでと...
 退院して次の日から、何もなかったように元気なふりをしている私を、
 ガンで入院していたことは、誰も気づかなかったようです。
 隠すというか、話したくなかったのです。
 [病気を治すのは自分しかいないのだと]私自身の思いでした。
 今になって考えてみると、結果的にはそのことがプラスに働いたようです。

 ホームページ、ブログをスタートする
 今のありのままを、実践している事を伝えようとの思いで、
 8月、ホームページとブログをスタートしました。
 ホームページで初めてガーンのことを書いたのです。
 パソコンはあまり得意ではなくとても苦労をしましたが、
 1個、1個操作を覚えて、家庭菜園で作った野菜でレシピを考え、作って、食べて、
 写真に撮って、プログにのせる。結構、楽しみながら更新つづけております。
 好きな事は、楽しく続けられるものですね。



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ガンを食事で克服した体験講演、講座の
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サン・オフイス
鈴木邦子

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