設計説明
消費税増税に伴い、建築費高騰のあおりを受ける中始まったこの 計画は経費削減の為に安易に補強コンクリートブロック造にするのでは無く、 あくまでコンクリート壁式構造の総流し込みの強固な建物にこだわりました。 (建物の骨格こそが本質なのです。)
(平面図はこちら)家族の変化に対応する柔軟な構造、広く感じさせる空間つくり、 無駄を省いた<いき>が漂う清々しい純化された住まい方をにらみ計画しました。 住みよい住宅の定義は、それぞれ好みや環境など個別的条件があり一概には 言えませんが、使いやすく便利なこと。安全で健康的であるといったことに加え 人間味あふれる居心地イイ理想とする空間に仕上げなければいけません。
「人が居て、住まいが在る」これから家物語を作り上げていくクライアント と共に「静寂のなかに感性をくすぐる、風儀ある建築を」なのです。