[シュート]

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 得点の為のシュートの心構え

Banner Text ゴール(シュート)を狙う

    単純にゴールに対して直線的にドリブルしてシュートを狙っても成功率は低い。
    ここでは、より成功率の高いパターンを考えよう。ただ、それらを述べる前にまず大前提として、

  1. どんな状況でも、アタッキングゾーン(敵陣)で自分がパック(ボール)を持ったら、パスよりもまず、シュートせよ!
  2. もう一人のフォワード(特に前衛の第一フォワード)はシュートにあわせて敵ゴール前に詰める事
  3. これをまずチームの約束事としておいて欲しい。一見、非常にシンプルではあるが、実はこれがシュートの原点であり、得点への王道です。極論してしまえば、パックをもった瞬間、敵がチェックにくるよりも、ゴーリーが体制を整えるよりも先に、正確かつ強烈無比なシュートが打てれば、これ以上の得点チャンスは無いからです。そのシュートを外しても、先行のフォワードがゴール前に詰めてさえいれば、シュートの角度を変えたり、リバウンドを狙え、実はそのパターンこそが最も得点確率が高いからでする

    まず、このパターンをしっかり身に付けて実践してから、それ以上を求める為の手段として以下を読んで下さい。

Banner Text ゴールする為のポイント

    1.ゴールに対して有効射角の広いシュートを打つ事

      単独シュートの場合、基本は正面から、リバウンド狙いの場合は左右45度からゴールへ詰める。

    2.ゴーリー(またはゴール前のDF)が取り難いシュートを打つ事

      ゴーリーの視野を塞ぐブラインドシュート、
      チップショット等のトリッキーショット、
      センタリングからのレシーブシュートの様な射線が急に変化するシュート

    3.素早く打つ、(パックを持ってから打つまでを早く)

    4.近距離から打つ、といった事だ。

    いずれにしても、攻撃に転じてから、いかに早くアタッキングに入るかがカギです。

    そして、これも非常に重要な事ですが、最終ラインの敵DFを一度睨みつける事です。
    これだけでも相手に対してフェイントになります。 

Banner Text シュート前の工夫

    1. ゴール前のディフェンスを散らす
    2. ゴーリー(またはゴール前のDF)を左右に揺さぶる
    3. シュートポジションへの切り込みを素早くする。
    4. ゴール前でゴーリーの視界を塞ぐ。

    これらを前提として幾つかのパターンが考えられる。

    先に述べたとおり、まずはパックを持ってからシュートまでをすばやく行い、もう一人のフォワードがそれにあわせてゴール前に詰めるパターンをまずマスターする事。

    次に、上記のどれか一つのパターンを選んでそれを完璧にこなせる様になるまで練習する事が大切。
    そうして、ある程度、チームの形、が出来たら、徐々に応用を広げていこう。 

Banner Text 両コーナーを使った攻撃例(センタリング狙い)セットプレー

    アタッキングでは両コーナーを有効に使おう。

    フィールドスポーツにおいては、敵陣の両コーナー、または両サイドからのセンタリングからのシュートというパターンは、サッカーを見てもわかる様に非常に得点率が高い

    その理由として

    1. 横移動のセンタリングから縦方向へのシュートという変化は人間の視覚にとって非常に反応しづらい
    2. ゴール45度より外からの侵入はDFやゴーリーにとって死角となる
    3. コーナーからのセンタリングは正面からシュートをあわせやすい

    といった事が言える、

    順番に説明します。

    まず、横移動のセンタリングから縦方向へのシュートという変化は人間の視覚にとって非常に反応しづらいという事。

    何故なら、人間は動体(この場合にはパックやボール)の進行方向、つまり移動コースを予測しつつ捉えようとするため、その予測に反した急激な変化には瞬時には対応できないのだ。

    もう一つには、人間の視野角が関係する。ゴール45度より外からの侵入はDFやゴーリーにとって死角となるって事だ。

    実際に人間が集中して動きを捉えられるのは視野角度にして僅かに20〜30度ぐらい。それ以上は、見えてはいるが、激しい動きの中では死角となる。当然、視角外の敵の動きは見えない訳だから、そこから敵が侵入されると、これも反応が困難だ。

    さらに、コーナーからのセンタリングはシュートをあわせやすく、そしてシュート時には有効射角度が広いという事が言える。

    どういう事かと言うと、ゴールを守るプレーヤーからすると、ゴール裏やコーナーにボールやパックがある場合、どうしてもそれらがある方向のゴール口をカバーするように構えます(直接シュートを防ぐ為)。

    その為、反対側のゴール口は開いた状態になりますよね?それつまり、ゴールに対する有効射角が大きいという事です。

    それと、背後からの縦パスと違って、コーナーからやゴール裏からのセンタリングは、自分の前方からパックやボールが来るわけですから、シュートをあわせ易いですよね?

    これらの事を踏まえて、セットプレーの2パターンを紹介する。

    いずれも、DF(中)から両サイドFW(外)、そして最後にセンタリング(中)という、中→外→中のタイミングとリズムを追求して欲しい。

    尚、敵には、自分が行くぞ!と見せかけてからパスを出す、つまり フェイク を入れることが大事だ。

    これは別に難しいことではなくて、要するに気迫。気迫が相手に伝われば、それ自体が既にフェイクとなるのだ。

    あとは左右ドリブル、左右パスの練習あるのみ!!

    尚、あまりにも敵ゴール前が詰まってる様なら、パックを一旦DFに返すのも手です。

     

タイプ1(通常のセンタリング)

  1. FW2がコーナーに配置
  2. FW1はアタッキングゾーン中盤からサイドに大きく迂回しつつ、スピードをつけて加速。
  3. DFからコーナーのFW2へパス。
  4. FW2は、
    自分がシュートまたは突っ込むと見せかけてから
    ゴール正面へセンタリング
  5. FW1は死角から回り込んでノートラップシュート。

この作戦のツボ

    4.で、FW2のフェイク
    5.で、いかに敵の死角からタイミングよく入るか?

タイプ2(FW2にマークがへばりついている場合)

  1. FW2自分がゴール前に行くと見せかけて敵のDFを引き付けてから、実はDFとポジションシフト

  2. DFはそのままドリブル
    コーナーに行く途中でDFにスキがあればシュート
     
  3. DFはコーナーに入ったら
    自分がシュートと見せかけてFW1へパス
     
  4. FW1は死角から回り込んでノートラップシュート。

この作戦のツボ

    ポジションシフトの時、FWはいかに自分のマークをおびき寄せるか?

    あとは上と同じ。

Banner Text ゴーリーの泣き所、ゴール裏を攻めてみる。

 Banner Text シュートは、パックに対する執着心と、得点への強い意地が大切!

    これまた最後に精神論になってしまうが、シュート=得点というのは、最終的には、どれだけ得点に対してハングリーになるか?ということが非常に大きいです。

    これは集中力という言葉にも言い換える事が出来ると思います。

    敵陣において、敵味方入り混じった状況では、自分がパックを触れる瞬間は一瞬です。そして、その瞬間にシュートするのには、日頃から反復練習して、頭よりも体が先に動く位でないといけませんし、その一瞬を逃さぬ為の、緊張感と集中力が最も重要です。

    そして、理想論としては、そこに、冷静な状況判断能力が加わればベストといえます。

    この状況判断能力=冷静さは、言い換えれば、ルックアップで広くフィールドを見渡し、もっとも有利なエリア、ポジション、ドリブルラインを判断できるということです。

    下の写真を見て欲しいのですが、ゴール奥のプレーヤーは、パック(ボール)のみに集中してしまって絶好のポジションにいる手前のプレーヤーをフリーにしてしまってます。

    こういうポジションを自ら探し出せる事もまた、とても重要です。

    特に最終ラインに位置しているディフェンスポジションのプレーヤーは上記のような意識をもつ様に心がけましょう。



フォワードのポジションのナイスな例。
センタリングがあがればイチコロな状態です。
KING大宅の叫びが聞こえますな「カマ〜ん!」

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