タイトル


うなぎをとる方法はいろいろあるのでしょうが、 ”釣る” となると、  ”ぶっこみ釣り” か ”穴釣り” のいずれかになると思います。 夜行性の魚であるので ”ぶっこみ釣り” は夕方から夜にかけての 釣りになります。 したがって ”ファミリーフィッシィング” とは 言えないかもしれませんが、たまには川で遊ぶのも良いかなと思います。



【ぶっこみ釣り】
うなぎは ”つかむ” のが非常に大変で取りこみに苦労します。そこで仕掛の方で少し 工夫をします。まず、ハリに糸を巻いたら20cm位のところでちちわをつくって切ります。 これを何組か作ります。(根がかりも考慮して多めに作った方が良いです)  釣るときはこれをサルカンに通して結ぶだけです。釣れたら水を張ったバケツに 仕掛ごと入れてバケツの蓋を少し開け、仕掛を外に引っ張って適当な位置で切ります。 (下図参照) 釣れたうなぎは全てハリがついたままと言うことになりますが、2,3日生かしておくと 自分でハリを吐き出しています。(本当は、掛った部分の組織が壊死して外れるのかも しれませんが正確にはわかりません。)
 この方法ならうなぎに触ることなく 釣ることができます。でも餌のミミズは我慢して触ってください。
仕掛図         
《しかけ例》
ハリうなぎ針 10号位
ハリス2〜3号(20cm位)
おもり 8〜10号
ミチ糸 4号
サオ 適当な投げ竿(何でも良い)
(夜釣りにつきサオ先には鈴をつける)
リール 巻ければなんでも
えさ ミミズ

ここで切る



【穴釣り】
穴釣りは、川に入って川岸の石の隙間などを下図の仕掛を差し入れて探ります。当然の 事ながらこれは昼間にやってください。どのあたりに穴があるのか、どんな穴が良いのか、 なかなか難しいので、可能ならば経験者にご同行願うことをお勧めします。


竹を右手に持ち、竹の先にハリを引っ掛けて左手で糸を引っ張りながら竹の 先を穴に入れます。



【番外】
川の写真1 川の写真2

”うなぎ” から話はそれますが ”川つながり” で きれいな川を見たので 紹介します。
  上の写真は、宮崎の椎葉村に行ったときの写真です。写した場所は比較的 下流のほうですが、実際には写真よりも数段美しい川と自然です。 こんなにきれいな ”水色の水” は見たことが無いです。

さすがにここで うなぎ釣りはしませんでしたが、渓流釣りの経験も道具も ないので釣堀(人工的に流れをつくってヤマメを放してある)で、 ヤマメ釣りをしました。二人で1匹ずつしか釣れませんでしたが、結構 楽しかったです。
川でフライフィッシィングをされている方に 話をいろいろ聞いたのですが、やはり良く釣れる場所に行くには ” アスレチック” 覚悟で登ったり降りたりしなければならないようです。 参考までに釣った魚は ”リリース” されるそうで、川の魚を見ては 前夜食べた ”ヤマメの塩焼き” と ”イワナの刺身” が頭に浮かぶ自分は やはり ”ぞくなにんげん” なのかなと思いますが、それもいいか と思っています。  

ところで、もし椎葉村を訪ねる予定のある方がいらしゃれば、私達が 泊った宿を紹介します。 「森の宿 三越」 と言うところです。 客室9室(洋室2)で、食事は先ほど述べた、 ”ヤマメの塩焼き” や  ”イワナの刺身” をはじめ山菜、肉料理とおいしいものが食べきれない くらい出てきます。
「おみえになったお客様におみやげを持って帰っていただきたいのですが、  ”物” では荷物になります。そこで、心に残るおみやげを・・・」(店主談) というわけで、 ”心に残るおみやげ” がいただけます。私は ”物” でも 良かったんですけど…。


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