私の友人に、釣りにはしょっちゅう行くのに、ハリは結ばないやつがいます。 だからと言って、他の人にやってもらうわけでもないのです。じゃあどうするかと言うと、 ハリにハリスを巻いてある市販品(5〜6組入り)を買って来るのです。

  釣りによっては前の晩からワクワクしながら、また、あれやこれやと考えながら 仕掛を作りますが、これがまた楽しいのです。現場で仕掛を作る釣りの時は、 少々気がせきますが、それでも大自然に対して ”ささやかな知恵” を しぼりながら自分で仕掛を作るのは楽しいです。

   2〜3種類の結び方を知っていれば、たいていの仕掛は作れてしまいます。 いくつか結び方を書いてみますので、これから釣りの世界に足を踏み入れようと言う方は参考にして下さい。

ハリ結び
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 1.ハリスで小さい輪を作り 左手の人差指と親指で(A)の所を持ちます。
 2.(B)を右手で持ち、ハリの軸の部分に5〜6回巻きます。
 3.巻き終わったら(B)を最初に出来た輪に通します。
 4.ゆっくり、そしてしっかり締めて (B)を 適当な所で切ればできあがり。
  ※サオにつながる糸が、ハリの内側に来るようにする。 (C)

サルカン結び
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 1.サルカンの輪に糸を通します。
 2.さらに、もう一回通します。
 3.(B)の糸を(A) の糸に3回位巻き、(1)(2)で出来た2重の輪に通します。
 4. (A)(B)を 引いて締め、適当な所で切ればできあがり。

ブラッドノット(同じ太さの糸と糸を結ぶのに適している)
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 1.(A)の糸を (B)の糸に5回ほど巻き、(A)と(B) の交差で出来る輪に通します。
  (B)も同様にします。
 2.ゆっくり締めて出来あがりです。
  ※締めるのに少しコツがいりますが、練習あるのみです。  

リーダーノット(違う太さの糸と糸を結ぶのに適している)
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 1.(A)の糸を (B)の糸に5回ほど巻き、適度に締めます。(ここでは、 「ほんじめ」はしません。)
  (B)も同様にします。
 2.(A) (B)を引っ張って結び目が合った所で「ほんじめ」します。
  ※ブラッドノットよりは簡単に出来ると思います。  

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