録音を始めて30年以上になります。この間の経験を踏まえて、皆様に少しでもお役に立てたらとこのページを作っています。私は、中学生の時から楽器をやっていて、吹奏楽やオーケストラに所属していましたので、クラシック系を得意とします。演奏者数も数十名から場合によっては100名以上の大編成が主となります。バンド系とは多少ノウハウが違います。バンド系はオンマイク主体で、演奏者も数名程度となります。
録音のノウハウは決して企業秘密ではありません。結局は「耳」と「感性」、そして「工夫」と「向上心」がものを言います。
また録音に「絶対」というものはありませんし、知識不足、経験不足があるかもしれませんが、興味のある方は参考にしてください。また感想やご意見などがあればメールください。
【オンマイクとオフマイク】
「オンマイク」とは、楽器など音源にマイクを近づけること。「オフマイク」は、ある程度の距離をとることです。ただ何センチが「オン」で何センチから「オフ」ということは言えません。 例えば、ピアノの演奏会で、メインマイクをピアノから3−4mのところに立てて、補助マイクはピアノの脇1mに立てれば、補助マイクはメインマイクより「オン」であるといえます。また、ドラムのシンバルから10cmのところにマイクがあった時に、「もう少しオフって」などといって20cmにすることもあります。即ち相対的な意味合いもあります。 |
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