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取穴で悩む鍼灸師、鍼灸学生の皆様
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黄帝鍼ST1型
黄帝鍼ST2型
 左に表示したてい鍼は従来品を取穴用に特化改良を加えた物です。黄帝鍼と命名しました。詳細は以下のページをご覧下さい。左の写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
 このてい鍼を使えば、今まであれほど困難を極めた取穴に自信が持てます。
   黄帝鍼ST1型    黄帝鍼ST2型                                         黄帝鍼の詳細            更新情報
感度がよく、脈診 Oリングテスト FTで必要とされる、特別の感性や訓練を必要としないてい鍼です。
てい鍼で、邪気、ツボ、経絡の状態を初心者にも知識でなく感覚でキャッチできます。
このてい鍼で正確にツボが取れるため、自信をもって治療ができ、効果が実感できます。
てい鍼で、疾病は気の流れの異常という鍼灸のコア概念が身をもって実感できます。
このてい鍼で取ったツボは、鍼 マグネット メタル 皮内鍼 灸 刺絡 と広範囲に応用可。
刺さないてい鍼は、小児 鍼嫌いな人にも安心して使え、感染症の心配もありません。
てい鍼は鍼尖部分から竜頭部分にかけて、気流が起き、優れた治療具として使えます。
ツボの不適応症とされてきた疾患、急性期の炎症の局所、スポーツ障害などにも有効。
てい鍼によるツボ治療は、安全で気持ちよく、患者さんが悦ぶため、患者増につながります。
このてい鍼は故障やトラブルがないため一生の道具として使えます。

従来のてい鍼に改良を加えた各種黄帝鍼 てい鍼を改良した各種黄てい鍼
黄てい鍼の販売情報


  今すぐに、てい鍼でツボが取れる 

てい鍼のない方は、どこのご家庭にでもでもあるマドラーなどの金属で先の丸い物(てい鍼の代わりに使える)を準備してください。市販のてい鍼でもスプリング式てい鍼や鍼尖がとがっているてい鍼はつかえません。これで症状のあるところを軽擦してみてください。スーと滑るところとべトつくところがあります。   べトッと吸いつくようなところがてい鍼の教えてくれるツボです。

,、、、、、、、、、、、、、、 てい鍼で取った肩こりのツボ てい鍼で取った商陽と関衝 てい鍼で取った腎経
  てい鍼で取穴したツボ てい鍼で取った商陽と関衝  てい鍼で取った腎経

ツボは決まった場所ではなく、疾病の反応点ですから、症状のある処には必ず出現します。てい鍼あるいは鍼や灸を使い、今までと違う、ツボの効果を確認してください。 さらにツボは マグネットにも 色にも反応することが素直に納得できます。

 

 てい鍼で取ったツボの効果は、痛みに対して一番分かりやすいので、従来のツボと比べてみてください。納得がいったら、他の症状にも試してみてください。

 多くの先生方が経験していらっしゃるように、修行 訓練で指頭感覚をみがく、といってもそれは一生の仕事でした。 てい鍼を使うことによって、自分の感性で患者さんのツボが読めるようになります。  ツボや経絡が分かると更に深いツボの醍醐味を味わうことができるようになります。 

 

 まさにツボや経絡は、凡人が非凡な治療効果をあげるために不可欠なシステムだったことに感激されるでしょう。 
 特殊な天才だけの技術であれば、システムという名に値しない、と思います。
 システムというのであれば、凡人が使って、天才と同じ治療効果が得られるものでなければ意味がない。

そして、このてい鍼を使って経験をつむうちに、だんだん職人としての非凡な感性が育ってくることを確信するに至りました。



    小さな小さな気ずき

或る時、既存のてい鍼で患部を軽擦していると、不思議な事が起こりました、あまりあたりまえすぎて、個人的、主観的で発見ともいえぬ小さな経験でした。でも、その瞬間に私は、気を実感したのです。一つの何でもない気ずきがこの問題を解決してくれたのです。

、、、、、、、、、、 スプリング式てい鍼 サスリー型てい鍼 強さを調整したてい鍼
 スプリング式てい鍼    サスリー型てい鍼   強さを調整したてい鍼

従来、鍼灸師を悩ませてきたツボが、てい鍼を使うことによって誰にでも正確に取れることに気がついたのです。 これは画期的でした、治療経験のない一般の方、鍼灸学生 友人の鍼灸師にやってもらても、みな同じ結果が得られたのには驚きました。さらにここ数年 多くの鍼灸師、の方の協力をいただき、誰でも使える事が分かってきました。

 さらに(株)三鷹電工所が開発された電気回路を利用したツボセンサーによる取穴部位、FTによる取穴部位ともピッタリ一致することも分かりました。 

 更に驚いたことには、FTによるツボが、治療終了時にstからsmに変化するように、てい鍼によるツボも治療終了時に今までのベトベトが無くなっていることに気がつきました。   これは使えますよ。

黄てい鍼問答
 この問答は、ツボ研のホームページ開設いらい、福山の京都人さんと私の間で行われたこの掲示板上でのやりとりです。
本文で説明不足の点、分かりにくい点を実に鋭く、適切に取り上げていただき、多くの方の役にたつと思われ、読みやすい形にまとめたものです。


  誰にでも、ハッキリ分かる事がなにより重要

 

 気の医学である鍼灸の治療にはツボと経絡のコントロール技術が不可欠なことは認めるとしても、体系が全て天才の感性をベースに構築されていることが、一般の鍼灸師の理解を拒んできたことは否定できません。 

 

 王叔和、滑伯仁 高武 徐春甫 入江正 などは不世出の天才であり、彼らの業績が偉大であればあるほど、一般鍼灸師の理解の域を超えていることは、日本の明治以降や、現代中国の状況をみれば、多くの説明を要さぬと思います。    さらに、一歩誤ると、現在隆盛をきわめている、俗流オカルト医学、に堕す危険性を孕んでいるともいえます。

 

  従って、鍼灸の健全な発展 普及のために必要な第一の条件は、数多くの特別の感性をもっていない一般の鍼灸師と、歴史に残る偉大な医学的業績を繋ぐ、感性を補強するツールが必要不可欠であるということです。  脈診 Oリングテスト FTが診断法として それぞれ画期的なものではありますが、理解し、活用できる鍼灸師はベテランも含めて非常に数少ないのが現状ではないでしょうか。

 難解な脈診の批判として登場したFTなども、難解さにおいては、五十歩百歩だったのではないでしょうか。 
てい鍼でツボが、ありえないと言わずにやってみてください。きっとあなたもてい鍼を手放せなくなると思います。

 みなさんご存知のように、今市販されているてい鍼は、古典に出てくるてい鍼にしてもスプリング式てい鍼にしても取穴用にはつくられてはいませんから、ここにさらに使いやすくするための改良が必要になるのは当然と思われます。


  


   さまざまな黄てい鍼の使い方

     
1) 取穴

 まず、ツボはどのような場所に現れるのでしょうか、これはまず第一に症状のあるところです、局所の正しい処置こそ治療の第一歩です。鍼灸師になりたてのころは、局所から離れた遠隔部から、治療するのがレベルが高いように思っていた時もあった。これはどうだろう。とにかく治す事が最重要。勿論経絡現象として遠隔部にツボ反応が現れることも多い。

  局所の取穴を正確に行うことにより、従来不適応とされてきた、急性期の炎症などにも効果がえられることが経験できよう。  新型てい鍼黄てい鍼による取穴と従来言われてきたさまざまな取穴と 効果を自分で確認していただきたい。

 取穴の練習

   全ての基本として、ツボの感覚をマスターすることが第一です。
 一番いいのは、痛い、痺れる、ダルイ といった違和感のある場所で、練習することです。
 従って、健康な何でもない場所では、練習になりません。
 
 症状が重症であればあるほど、黄てい鍼の先が吸い付くような感覚があります。この感覚が分かればしめたもの、新しい世界があなたの前に展開します。

 今までの取穴はいったい何だったのか。

2)  病経 治療経の選択
 
  よく言われるように、自然治癒力を妨げる多数の要因を経絡の虚実に帰納して考える方法が優れた治療
である事を大前提にしても、12経の虚実を正確に把握することは、そう簡単な事ではありません。

  しかし、黄てい鍼を使えば、どんなことが起きるのでしょうか。 慢性的疾患 全身的疾患に対応する場合、特に全身的に症状が拡散していて局所が特定できぬようなときは、特に病経を正しく選定する必要があります。 黄てい鍼を使うことにより、正確な診断ができます。
 従来の難経流の治法に使えば、12経の虚実を正確に把握する事ができます。 これは、診断に自信の持てたなかった鍼灸師にとってはまさに福音となるものと思えます。

      、、、、、、、、、、、、                てい鍼で取った肝経 てい鍼で取った腎経
てい鍼で取った肝経 てい鍼で取った腎経

    慢性の症状 (全身的治療が適応する疾患) はどう処置するのでしょう。。

 前述のように足の陰経をてい鍼で探って、治療すべき経に当たりをつける。その経でもっとも鍼を必要とするツボを探って、ほんの  切皮程度に鍼を打てば、これも驚くほど気の流れが良くなり症状が改善されえます。
普通の鍼が手元にない時や、鍼を刺せない時は、流注にそって経絡を何度もこすればOKです。
これだけでかなり気の流れが改善されます。

  気の流れが良くなったかどうかを調べるにはどうするか。

 チェック法はいろいろあるが、てい鍼で治療した経、ツボを治療後にさすってみる事によりてい鍼に伝わる感覚により
評価ができます。


3)  要穴の自在な活用

 原穴、絡穴、ゆ穴、募穴、五行穴、会穴、八総穴、下合穴など古典にでてくる要穴を、てい鍼でツボの反応をチェックすることにより自在な活用が可能です。

 3つのツボグループ

  ツボを充分に活用するためには、その前提として、3つのツボグループの性質をおさえておく必要があります。
 それは、体幹部のツボのグループ要穴のグループ井穴のグループです。

 体幹部のツボの性質は基本的に局所の病態に対応することです。それに対し要穴のグループの性質は手足のツボで全身の調整が可能ということです。 

 井穴の特徴は、他の2つのグループとは全く異なる性質を持っている事です。
その第一は、他のツボとは違い鍼ではなく、刺絡で使われることです。さらにこのグループの持っている最大の特徴は喘息の発作などのかなりの激症を頓挫させる点にあります。

 さらに注目すべき点はこの3つのグループ相互の関係です。井穴は他の2つグループの性質もあわせ持っている点です。
要穴は、体幹部のツボの性質を併せ持っている点です。


4) 既存の治療法を使いこなす

  てい鍼で経絡の弁別が正確にできることになり、気の変動によって起こり、これをコントロールする既存の治療法をトレースして確認し自在に使いこなせるようになる。

 例えば話題になっている 浅見鉄男先生の開発された井穴刺絡療法なども三焦経の関衝と大腸経の商陽を新型てい鍼黄帝鍼で診断することにより、正確な診断がたてられ、刺絡すべき井穴が的確に選穴できます。

三陵鍼、、、、、、      ランセットと替え鍼
 三稜鍼   てい鍼で取った商陽と関衝   ランセットと替え針

  

5)  鍼灸治療の可能性を大きく広げる

 浅見鉄男先生などのご努力により、花粉症、アトピー性皮膚炎、等のアレルギー系の疾患にも井穴を使った治療が著効をあげているのを聞くにつけ、ツボの力は、本当にすごいと思います。
 これからさらに、ツボ治療の可能性が広がるのは間違いない。

 このてい鍼は井穴にピタッと収まります。いわゆる寝違いの首の症状はほとんどこれだけで治ってしまいます。
井穴にてい鍼の先をつけ、10〜20秒位刺激すると手足があたたまり、指先に力がつきます。又、足のウラをてい鍼の先を使い擦るとスッキリします。

  井穴刺絡

6)  携帯用治療具として

 新型てい鍼は、構造が非常にシンプルで、強くできていますので故障する事がありません。 ツボの軽擦、刺激にも適していますので、自己の健康管理の道具として一生役立てることもできます。


 ズシッとくる独特の重量感は、従来のてい鍼にはみられないものです。これまでの金のてい鍼を上回るパフォーマンスが期待できます。
 さらに一般に普及している、マグネット治療器、簡易灸、なども正確なツボに使うことによりさらに効果的に使う事ができるようになります。


7)  治療効果の判定用器具として

 疾病に伴って出現するツボの反応は、同じ機序によって疾病が改善されれば消える運命にあります。
従って、探した時と同じように軽擦する事により、ベタッとしたツボ独特の感じはなくなっています。
 なくなっていないようであれば、まだ治療が必要だということです。

 FTの st が sm に変化するように、新型てい鍼も ベト から スー に変化します。

これは、ツボでも経絡でも全く同様の現象が起きます。募穴、ユ穴、脈診部位などの活用も今後発展が
期待できると思います。

8) 頭部軽擦用の道具として

  患者さんに仰向けになっていただき、新型てい鍼で頭部を上から下へ(前頭部から後頭部へ)一定の力・リズムで流すだけです。非常に気持ちがよく、施術後は頭がすっきりします。患者さんに非常に好評で、これだけでも差別化が可能です。


9) 赤ちゃん、過敏な人用の治療具として

 てい鍼は刺さないので、鍼治療が苦手な方、赤ちゃん等の治療具として最適。私の知り合いの助産師さんでもてい鍼を取り入れ喜ばれている方もいます。

 鍼治療の有効性は昔とは違って一般にも広く認識されるようになってきましたが、あの独特の痛みはいやな人には耐えられない最大のデメリットだと思います。 これを根本的にクリアーできます。

 さらに刺入しないことは、感染症予防の観点からも、使い易さの点からも圧倒的な優位性を持っていると思います。

10) 黄てい鍼を使えば市販治療具がプロの治療具に変身

 市販の各種、マグネット、金属粒、灸、パワーストーンがツボとの相乗効果で素晴らしい治療器に変身させる事が可能。

 皆様の治験例をおよせいただければ、今後このサイトでご紹介してゆくつもりです。


 長い伝統をもつお灸も今はカマヤミニ、千年灸といった簡易灸がそれなりに普及していてすえる事自体は昔と比べるとずーと簡単になってきました。 これは明らかに一歩前進ですが、いざすえようとすると何処にすえるのかが分からないという問題はそのままでした。

      ツボの展開 (お灸の世界)



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黄てい鍼をめぐるやりとり(ツボ研掲示板の記録)
 平成19年10月にこのホームページを立ち上げて以来、ツボ研の掲示板に予想外の多くの方から書き込みをいただきました。 さらに多くの方々の参考になるものが多くあると思いますのでそもままアップいたしました。


黄てい鍼を使用した方の感想
   

 先生のレクチャーを初めて受けたとき、とても不思議な感じがしました。接触鍼とくにてい鍼はチタンや銀など違う素材のものを何本か持っていますが、先生が教えて下さったような使い方ではもちろんありません。 

 《押す》 《こする》 というものだと思っていたので、《べたっ》とくっつくような所を探す 鍼をうつ場所を探す道具としての使い方はとても面白いと思いました。

 鍼をうつことはできませんので、持っているてい鍼で、くっつくような所を探す  という所までしかできませんが 実際にその方法で探し、鍼を打って症状がよくなったら、そんな簡単な事はないな 本当かな? と思う事も多かったのですが、何度か授業を受けているうちに、方法は簡単であるけれど、てい鍼をつかってきちんと場所を探すことができなければ結果はでない、違うところに鍼を入れてしまうと、体が求めていないので、もっと硬くなってしまうということも、実際に見たり触れたりして分かりました。

 今は不可能なので、できたらいいな・・・・でしかないのですが、先生の方法だと急性の症状でも治療を行う事ができるという事なので、様様な状態の治療に取入れてみて しかもすぐに分かりやすく結果がでるので、臨床の場では効果がだしやすいと思いました。

 てい鍼で体のいろいろな所を触れてみると、確かに、《さらっ》とすべる所と何かくっいてひっかかる所があります。それは体の表面がでこぼこだとか、ある部分は汗をかいているからというわけではありません。    とてもおもしろいのですが、一体どういうことなのでしょう?    先生に一度道具の素材により違いはないのですか?と質問した事があり 『ない』 という事でしたが  ますます不思議です。

 てい鍼においては 『チタンがいい』 などと言われていますが、先生の授業で使うものとしては、ある程度の長さと、そして少し重みのある方がいいような気がします。

 私の持っているチタンのてい鍼だと、とても軽くて、重みのあるものより探しにくい気がしました。

 一口に鍼灸治療といっても、本当にたくさんの方法があります。どれが正解という事はなくてどの方法でもでも患者さんの状態をよくすることができればそれでいいのだと思いますが、 何年も訓練しないとできないもの、特定の人しかできないものではなくて、先生のてい鍼での方法が、是非覚えたい治療法だと思っています。

以下 省略


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 市販のてい鍼と黄帝鍼はどこが違うのか

市販のてい鍼と黄帝鍼の違いがどこにあるのか、これはよく聞かれる質問ですが、黄帝鍼は第一に何よりも取穴に焦点を合わせたということです。 

                               

 現在市販されているてい鍼は、それぞれ治療という目的に特化したすばらしい道具ですが、すべては刺激の道具だということです。治療という目的からいたしかたないとはいえ、診断にはいまひとつの感じがします。

市販の物を多数買い集めいろいろ使ってみましたが、取穴に適した物はみつかりませんでした。

 

 黄帝鍼での素材はその金属の持つパワーなどはとくに必要なく、診断道具としての使い易さにこだわりました、金のてい鍼やチタンのてい鍼がでまわっていて、私も開発の段階でいろいろ試してみましたが、金は高価過ぎてトータルでのパフォーマンスが悪く、チタンは軽過ぎていまいちでした。 その使い易さ 堅牢性 手に伝わる感触 重量感 経済性 どの点からかんがえても今の段階で黄帝鍼がベストと考えております。 今後更によい物を作っていきたいと思っています。

 




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