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説教題:「命令に耳を傾けよ」

聖 書:イザヤ書48章17〜22節

 2025年1月1日(水)新しい年を迎えることが出来た事を、主に感謝いたします。

 2024年最後の礼拝でイザヤ書から御言葉を聞きましたが、新しい年の始めに再びイザヤ書が与えられています。

 イザヤ書2章5節「ヤコブの家よ、さあ、われわれは主の光に歩もう。」と記されているように、主なる神様がイスラエルの民に預言者イザヤを通して主のみ教えのとおりに歩んで行こう」と語り掛けているのです。

 神様の勧めにもかかわらず、イザヤ書2章6節に「あなたはあなたの民ヤコブの家を捨てられた。これは彼らが東の国からの占い師をもって満たし、ペリシテびとのように占い者となり、外国人と同盟を結んだからである。」と、イスラエルの民が主なる神様から離れ、イスラエルを取り巻く強国と手を結び、主なる神様をないがしろにしたことにより、主なる神様はイザヤ書8章17節「主はいま、ヤコブの家に、み顔をかくしておられるとはいえ、わたしはその主を待ち、主を望みまつる。」とイスラエルの民を見守ることを止めたと記されているのです。

 けれども、主なる神様はイスラエルの民を見捨てることをせずイザヤ書41章14節で「虫にひとしいヤコブよ、イスラエルの人々よ、恐れてはならない。わたしはあなたを助ける。あなたをあがなう者はイスラエルの聖者である。」と助けの御手を差し伸べて下さっているのです。

 なぜ、主なる神様から離れたイスラエル民族に対して再び手を差し伸べることをしているかという理由がイザヤ書43章1節で「ヤコブよ、あなたを創造された主はこう言われる。イスラエルよ、あなたを造られた主はいまこう言われる、『恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ。』」と記されているのです。

 先週の御言葉イザヤ書44章2節「わがしもべヤコブよ、わたしが選んだエシュルンよ、恐れるな」21節「あなたはわがしもべだから。わたしはあなたを造った、あなたはわがしもべだ。イスラエルよ、わたしはあなたを忘れない。」と主なる神様が言われているからなのです。

 この御言葉の背景には、イスラエルの民たちが、主なる神様をないがしろにしたために、列王記下20章17節「主は言われる、見よ、すべてあなたの家にある物、および、あなたの先祖たちが今日までに積みたくわえた物の、バビロンに運び去られる日が来る。何も残るものはないであろう。」預言したとおり、紀元前587年に列王記下24章11節12節に「バビロンの王ネブカデネザルもまた町に攻めてきた。ユダの王エホヤキンはその母、その家来、そのつかさたち、および侍従たちと共に出て、バビロンの王に降服したので、バビロンの王は彼を捕虜とした。」南ユダ王国がバビロニア帝国によって滅ぼされ、殆どのイスラエル人たちが、バビロニアに連れて行かれ、不自由な生活を強いられることになったのです。

 主なる神様は、列王記下24章20節「エルサレムとユダにこのような事の起ったのは主の怒りによるので、主はついに彼らをみ前から払いすてられた。」と記されている事から、主なる神様の怒りによりイスラエルの人々をバビロニア帝国という異邦人が従属させることを許された結果なのです。

 しかし、主の御手がなくなったかというとそうではなく、捕囚となったイスラエルの人々に、このままではイスラエル民族が滅びてしまうという危機感を抱かせ、どうしたらイスラエル民族のアイデンティティを持ち続けることが出来るかということを模索させたのです。

 それは、子供たちにユダヤ民族としてどうあるべきかということを教えるために、生まれて3歳の子を初等教育、5歳を中等教育、7歳を上等教育と世界で最初に義務教育を導入したことなのです。

 義務教育の中心は、聖書を学ぶことであり、12歳になると聖書本文を暗記している子供も存在していたそうなのです。

 日本において、七五三の祝いが11月15日に神社において行なわれますが、その紀元は平安時代に貴族の子供たちが三歳になると「髪置きの儀」(子供が初めて髪を伸ばし始める儀式)が行なわれ始めたことによるものです。

 平安時代と言われるゆえんは、日本の第50代の天皇で彼が平安京(シャロームの都の意味になるでしょう)の建設したことによるものです。

 ちなみに、北イスラエル王国がアッシリア帝国に紀元前724年に滅ぼされ、北イスラエルの10部族が世界各地に移動しはじめた64年度の紀元前660年に日本の初代天皇は神武天皇が即位し、現在の奈良県の橿原市に都を置き、日本の歴史における最初の統一国家を築いたとされています。

 余談ですが、神武天皇以前は縄文時代や弥生時代と言われており、突然近代的な日本に変貌したことから、ユダヤ民族の1部族が日本に来たのではないかとも言われているのです。

 NHK大河ドラマで「光る君」は平安時代のことで紫式部の源氏物語、清少納言の「枕草子」等が活躍した時代でした。

 本題にやっと入りますが、48章17節18節において、主なる神様は「わたしはあなたの神、主である。わたしは、あなたの利益のために、あなたを教え、あなたを導いて、その行くべき道に行かせる。どうか、あなたはわたしの戒めに聞き従うように。」と記されているのです。

 主を信じる信仰者が、自分の生涯の中心に主なる神を置くことにより、恵みと祝福を下さり、信仰の道を踏み外すことがないように、しっかりとした道しるべとしての戒めを言うので、その戒めに聞き従うようにと言われているのです。

 聞き従うならば、18節の後半kあら19節で「あなたの平安は川のように、あなたの義は海の波のようになり、あなたのすえは砂のように、あなたの子孫は砂粒のようになって、その名はわが前から断たれることなく、滅ぼされることはない」と言われているのです。

 その御言葉の通り、主なる神様はバビロニア帝国を滅ぼし、イスラエルの人々に平安を与え、ペルシャ王クロスを動かし、イスラエルの民がエルサレムに神殿を再建する手伝いをさせたのです。

 最後の22節に「悪い者には平安がない」と主なる神様が言われているのです。

 平安がないとは、信仰者に聖霊様が宿っていないということで、悪魔の手の中から脱することが出来ないと言われており、その反対に主なる神様から離れなければ、常に平安があるということなのです。

 2025年も、心に平安を持ち続ける一年であることを願うためには、主なる神様のみ教えに耳を傾けていなければならないことなのです。

 この一年も、シャロームとして過ごすことができますように。    

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