アオリイカ最前線
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ディープエリア


冬の低水温時期には、アオリイカは深場へ移動してしまいます。
こうなると、船やボートで沖に出て狙うか、岸からでも水深のあるポイントに狙いを絞らなければなりません。

低水温時期以外でも、水深のあるポイントには大型が潜んでいる可能性が高く、周年狙う価値のあるポイントでもあります

ここでは、冬のエギング攻略に欠かせないキャスティングでのディープエリア攻略法を紹介します。


☆広いタナ攻略


ディープエリアでは、エギが着低するまでに時間がかかり、潮に流されてしまうことがあります。
潮の流れを読んでキャストするなどテクニックでもカバーできますが、このような時は、いつもよりエギのサイズをアップしたり、糸オモリなどを巻いてチューンします。最近ではdeepタイプのエギも発売されているので利用してもよいでしょう。

アオラ 3.5号
飛距離、自重ともNo1クラス
自重25g 2.5秒/m




アオリーQディープ
アオリーQファーストシンキングタイプ
自重22g 2.5秒/m


余談ですが、エギが重くなれば、沈下速度は速くなります。フォールが速すぎて扱いづらいと言われがちですが、ラインテンションをかけてフォールを遅らせれば乗せるタイミングも作ることができます。ディープタイプのエギは、使い慣れれば、急速フォールも併せ持つエギだというとを覚えておいてください。

ディープエリアでは、狙うタナも広くなるので、タナをくまなく探ることがディープ攻略のカギになります。

いつものようにエギが着低した後、縦に大きくシャクリをいれながらフォール時間を短くすることで、手前に来るに従ってタナを上げていく方法や、逆に、エギをキャストして着水したらすぐにアクションをいれ始め、フォール時間を多めにとって徐々にエギのタナを下げてチェックする方法もあります。

これ以外にも、まずは着低までかかった時間を覚えておき、表層からのカウントダウンで狙いのタナに合わせ、そのタナをショートジャークとテンションフォールでキープしながらチェックする方法もあります。

活性の高い回遊中のアオリイカは表層から中層にいることが多いのも事実。ボトム付近で一生懸命探っても全くアタリが無い時に、表層をショートジャークで攻めたら一発でヒットということもあるので要チェックです。


☆ディープエリアのタックル


ディープタイプのエギや、エギをチューンするための糸オモリがあると便利です。
重いエギを扱うので、ロッドはそれに似合った負荷のものが必要です。無いのならキャストの時にフルキャストしないよう注意しましょう。


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