>高知化石探偵団
「高知化石探偵団」といっても、実は全国化石産地見学行脚のマニアホームページでして、
時代や分類を問わずただ行くだけ。四国の化石産地なら少しは案内可能です。
「産地紹介」で、高知/中四国・九州/関東〜近畿/東北に分けて、訪れた地域を示しています。
高知市から西へ約30Kmのところに、 佐川(さかわ)という小さな町があります。植物学の父牧野富太郎博士や翻訳家西谷退三が輩出し、その昔から文教の町として知られ、土佐藩筆頭家老深尾一万石の居城があった、桜と日本酒でも有名なところです。
その昔、明治の頃にドイツのエドムンド・ナウマン博士が明治政府の招聘により来日し、明治16年、佐川を
踏査旅行され、世界に佐川の地質を紹介した事でその後 「地質学のメッカ」 とも言われるように
なったのです。小さな町ですが古生代から中生代の地層が広く分布し、「鳥の巣」「川内ケ谷」「蔵法院」
などという地名は化石に興味のある方なら一度は耳にされている事と思います。
また、佐川から西北へ7Kmも行くと越知町という町があり、ここは言わずと知れたかの有名な横倉山が
あり、全国の化石マニアのあこがれの地でもあります。ただ、沢山の県外の方々の訪問をうけて、
残念ながらもう殆ど化石は有りませんし、特に北斜面は全面持ち出し禁止となっています。南斜面も
急峻な崖地で非常に危険な状態にあります。
佐川近辺の二畳紀、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀ならば見学程度となりますが少しは案内可能です。
かっての産地の紹介、佐川地質館や高知化石研究会、古生物学関係の書籍も紹介してゆきます。
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