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2010年第1回定例会は、鳩山政権が発足してから初の予算議会にとなりました。 西川市長にとっては任期最後の予算編成であり、また、本年は本市にとっても開村120年目となる記念の年になります。 本年度の予算額は、一般会計では9年ぶりに前年を上回り92億円ほど多い、1、535億円となりました。 収入では市税が13億円減ですが、国からくる地方交付税や国庫支出金が77億円余り増額になりました。 支出で主に増額になったのは民生費(子ども手当や生活保護費など)や商工費、教育費などで、減額になったのは職員費や公債費(借金返済費)などとなりました。 |
予算特別委員会での質問 |
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第三回定例会が9月15日から10月14日まで開かれていました。 議題の主なものは、緊急雇用関連の補正予算と2008年度決算等の審議でした。 旭川聖苑に指定管理者制度導入の条例案が否決されましたが、補正等審査特別委員会で明らかにしていた、月に五日あります友引に合わせた休苑日について二日開苑すること。それと、事前予約制の導入ついては、現状の運営体制でも行うとしています。
友引の日の利用が少ないことを理由に、この間、休苑にしていますが、結果として友引の日には葬儀をしないということを市民に押し付けていることになると、私は考えます。
近年、葬儀に対する市民意識が変わってきています。現在、札幌市も議論になっていますが、本市も来年四月からの実施に向けて検討に入りました。 |
旭川聖苑 |
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6月1日〜5日まで下関市、富山市、長野市に個人視察してきました。 下関市は、この4月にオープンした「動物愛護管理センター」の運営状況等について現地視察。 世界で初めての吸入麻酔剤を再利用しての殺処分方法を導入していました。 施設は愛護棟と管理棟からなり、愛護棟は、怪我をした動物の治療室やふれあい動物舎などがあり、譲渡会のためのオープン棟も備えていました。 管理棟は、捕獲等した犬・猫の一時保管と処分を行います。 本市も今年、動物愛護センター(仮称)の基本計画を進め、施設建設に向けて検討していますので、参考になる部分が多々あります。 富山市は、コンパクトシティの取組の一つである「公共交通活性化計画」について調査。 延長7.6qのJR線の廃止問題をきっかけにした交通政策の取組は、全国的にも有名です。 デザインを統一したライトレールを導入し、便数を増やし乗車人数を着実に増やしていました。富山市は、公共交通機関を通じて「団子と串」というコンパクトシティの街づくりを進めています。 長野市は、撤退した中心街のデパートを市が買い上げて利活用し、まちの活性化につなげている「2核1モールの街づくり」について調査。 タウンマネージャーを招聘して市と商工会議所などが出資した「(株)まちづくり長野」を設立し、空き家になっている蔵を改造して飲食街を賃貸したり、市所有の元デパートの一階に食品スーパーを出店して賑わいを確保。 タウンマネージャーが、実に行政と経済界の力を上手に繋ぐ役割を果たしていました。本市では閉店が決まった丸井今井デパートの後利用をどうするか、大きな課題になると思いますが、参考にすべき取組がありました。 |
オープン舎では譲渡会 用の犬が沢山いました。 |
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ライトレールと停留所 |
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