アメリカ珍道中

9月5日 成田−シカゴ 
初めてのアメリカ
9月6日 シカゴ
「まいこじゅん」とは誰だ?
9月7日 シカゴ
博物館と美術館にだって行くのだ
9月8日 ナイアガラ
ナイヤガラの滝&カジノでブーイング
9月9日 ナイアガラ
検閲官ににらまれただけでビビルの巻
9月10日 ワシントンD.C.
ワシントン観光とニューヨーク初日
9月11日 ニューヨーク
xxxxxxを求めて歩き回る
9月12日 ニューヨーク
いまはなきワールドトレードセンター
9月13日 ニューヨーク−成田
学生にお金を恵んでもらうとは・・

9月9日  検閲官ににらまれただけでビビルの巻

日頃の行いが天気を変えた

6時過ぎに起床。まだ日は昇っておらず、ホテルの窓から見える朝焼けが美しい。

しばらくしたらナイアガラ川からの日の出が見えた。天気予報では今日はくもり一時雨の予想だったが快晴である。
朝食後、たばこを売っている所を探しがてらの散歩。自然の中でのすがすがしい朝だったが、タバコはどこにもなかった。(T_T)

チェックアウトの後、バスでナイアガラ川、州立公園内のスポットの観光。
ナイアガラの滝では今は滝下り(たらいとかドラム缶などで滝から落ちる)は禁止されているが以前はスタントマンなどが滝下りに挑んでいたことがあったそうで、数名が命を落としている。
今も滝壷から浮かんでこない人も何人かいるそうだ。
ナイアガラの滝は侵食作用によって年間30cmづつ後退して現在の位置にあるという。
今の位置より11Km下流の滝の始まった場所も見た。

公園は広大できれいで緑が美しい。
昼食はスカイロンタワーという滝を見下ろせるタワーでバイキング、やきそばとパエリアがうまかった。

な、なんでジャ〜!

空港に行くため、カナダから再度アメリカに入る。
今回の検閲は担当者がバスに乗り込んできた。制服を着た目つきの鋭い体格のガッシリした若者で見るからに恐そうだ。だんだん順番が近づいてきて、何も悪い事はしてないのに少しビビッていたら、「カバンをあけろ」という。ヒエ〜!みんなカバンなんかチェックされてないのに何でワシのカバンを!と思って周りを見回すと、みんなは棚の上に置いていたが、たまたま隣の座席が空いていたのでワシは座席の上に乗せていたのだった。
すぐにカバンを開けたら「これは何だ!」と言う。あの鋭い目付きで!それは滝の観光のときの持ち帰り自由のビニールのレインコートだったが、とっさの事だったので「ナ、ナイアガラ」とわけの解らない事を言ってしまった。すかさず「なに!!」とつっこまれたので「レ、レインコート」と言ったらお許しが出た。


「しょっちゅう検閲しているんだからレインコートぐらい分かりそうなものだ、クソッタレめ!」と心のなかでは思っても恐いので顔には出さず(^_^;。


タバコがあったぞ

バッファロー空港へ到着。B氏が遠くで「おーい!タバコがあったぞ」と言っている。やっとタバコにありつけたが、喫煙場所は喫茶店の一部席のみ。飲みたくも無いジュースを買って席につきタバコをすった。思わず遠い目になった。
ワシントンへ向けて出発、途中ロチェスターを経由。
ロチェスターではかなりの人が乗り込んできた。空いていた隣の席にもキャリアウーマン風の美人が座った、ラッキー!。頭の中で英会話文を表示し、練習する。しかし、その女性は通路を挟んだ向かいのボスらしき人とズ――っとしゃべりっぱなし、無用の心配だった(^_^;。

ついに発病

ワシントンダレス空港に到着。外に出たら鼻がムズムズしてきた。わっ、恐れていたものがついに出た。鼻炎だ。30歳過ぎたころから9月の初め頃になると鼻炎が始まる。環境が違うのでひょっとしたら今年は無いかも…と期待していたがやはり駄目だったか、トホホ。

ダレス空港からバスで約1時間、ワシントンDC(District of Colombia)のシェラトンホテルへ到着。バスの中でワシントンDCについての説明があった。
「アメリカNO.1の犯罪都市、ただし夜暗い所へ一人で行かねば大丈夫。地下鉄はきれいで安全。空港からワシントンDCまでは東のシリコンバレーといわれ、1400社のコンピュータ関連会社があるが、毎年300社がつぶれ、あたらしい会社と入れ替わっている」などであった。

エスニック・ブーム

夕食はホテルから車で5分ほどの所にある韓国料理店「JIN−RO」。前菜、サラダ、焼き肉、石焼きビビンパと続き、おいしかった。
アメリカでは少し前まではイタリア料理店がブームだったが、今はベトナムや韓国などの東南アジア系の料理店がブームになっているそうだ。

ジョージタウン

食事の後バスでジョージタウンまで連れていってもらった。1時間後にまたバスが迎えに来るということなので、かけあしで商店やモールを覗いた。

お土産のネクタイを買いました。女社長が出てきてもっといっぱい買って、というようなことを言っていたが2本のみ、しかも1本につき5ドルまけさせました(^_^;。

ジョージタウンはジョージタウン大学がある学生の町ということで、若者も多く、雰囲気もなかなかよかった。もっとゆっくり見たかったナア。



水割りは英語で・・・

ホテルの近所で今夜のウイスキーを売っている所を探したが無かったので、B氏とホテルのバーで飲む事にする。

ピアノの見えるはじっこの席が空いていたので座る。

ピアノの演奏に合わせ客らしき母親と娘(だと思う)がカーペンターズの曲を次々に歌っている。隣の席ではビジネスマンらしき5人組みが話しをしている。バーは広く、そして盛況であった。しかし問題があった・・・B氏が「水割りは英語でなんちゅうねん?」という。そうだった。確かなんかの本にウイスキーアンドウオーターではウイスキーと水が別々に来たというのを見たことがあった。「ウイスキーウィズアイスアンドウォータでええんちゃいますか?でもアンドが間に入ったら変かな?まず、ウイスキーウィズアイスで試してみましょう」

で、無事にオンザロックが来ました、よかったよかった。水割りも無事飲めて我々は安らかにねむったのでした。
9月9日の教訓

・ たばこは買える時にまとめて買っておく方が良い
・ 検閲では悪い事をしてなかったら毅然とした態度をとるべし

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