洞爺鉱山(とうやこうざん) 〜 気軽に探訪&採集 〜

探訪日:2003/05/17,2008/05/04


恒例の春キャンプ。今年は洞爺。ゴールデンウィーク前は記録的な猛暑、ではなくて、暖かい日が続き、例年にないスピードで雪が消え、花が咲き、今年の春キャンプは気持ちが良さそうだと思っていました。連休直前までどこに行こうかと思案。いざゴールデンウィーク直前になってみると、天候不順で寒くなってしまい、奥さんの好みと調子も考慮し、こりゃ〜北に行っても寒くてどもならんなということで、暖かそうで天気良さそうな所に変更。キャンプ場の近くに洞爺鉱山があるので丁度良いということで、山菜採りがてら行ってみました。
撮影日:2008/05/04

林道を行くと、鉱山跡が見えてくる辺りに看板。この看板、前に来た時にはなかった。まだしっかりしているので、立てられてから日が浅いかもしれない。洞爺鉱山には、数年前から看板が置かれるようになりました。鉱山跡への出入り口にも同じのがありました。
「大正7年の春初めに小屋を建て、大正12年に掘り始める。」とある。
これら看板、誰が立てているのだろう?
山の山頂にある看板は、官、民、双方あるようですが、さてはて。
また、川を渡った所に湿地帯があってズボズボ埋まっていたのですが、そこに、木道が設定されていて、歩き易くなっていました。


鉱山跡は自然に帰して隠蔽する傾向が強い。石を採る側にとっては残念なのですが、自然にとって良いことだと思います。そんな中にあって、ここは、自然に帰るがままに残し、親切に看板や木道が整備されている。鉱山跡は私有地であることが多いので、正式に立ち入る時は許可だ何だと面倒。後ろめたい気持ちで入って採集してと落ち着かないことも多い。でも、ここは。。。「どうぞ、ご覧になってください」と、歓迎されているような、少々不思議な感じを受けます。
咎められる心配はまずないでしょうから、石に興味がなくても訪れてみてはいかがでしょうか?

「金山跡地」の文字盤が移動されていました。


→採集した石