スマートフォンで初GPSナビ

2014/02/01





スマートフォンで現在位置表示してみる

Nexus5に定番の地図表示ソフト「地図ロイド」をインストールし使用しました。
GPS精度は問題なさそう。ダッシュボード上、シフトレバー付近、いづれも2万5千分の1地形図上ズレずに表示されました。画面をぼかしていますが、プライベートなことなのでご了承ください。
地図は国土地理院の電子国土を利用。移動範囲の地図をあらかじめキャッシュして使用。通信費節約のため、可能な限りLTE/3G通信はしないことにしています。
地図表示に特にストレスは感じず、サクサク動きます。キャッシュした地図を表示しているだけなのでそうだろうなと思う。
車で使用時は、地図ロイドの位置情報更新間隔が長いと思えました。登山等徒歩移動時に使用するものなのでしかたがないかもしれません。

パジェロイオはダッシュボードが狭くフラットな面がないです。インパネ上部は時計があり出っ張っています。ダッシュボードに張り付け固定する器具は使用できないように思う。今回は試験使用ゆえ、とりあえず、後付けの温度計との間に立てかけ、後ろにぬいぐるみを入れて固定。これだけでも結構安定して倒れませんでした。冬道では急なハンドルやブレーキ操作はしないので、幹線道走行だけならばこれでいけそう。

現在位置表示するまでの手順はこちら→地図ロイドで現在位置を追尾表示する

5インチというサイズ、手持ちで使用する分には見やすいですが、このように離して使用すると、画面が小さいと思いました。パッと見というよりはじ〜っと見る感じになります。ディテールを大きく見ようとして地図を最大限拡大すると地形図でなくなってしまう。縮小すると小さく見づらい、拡大すると範囲が狭くなってしまうジレンマがあると思いました。また、スリープに入らないようにしておく必要があります。工場出荷状態では15秒で画面が消えスリープに入る設定でした。AndroidはOS設定でスリープなしにできず、最長30分。これではナビ使用としては使いづらいです。

とはいえ、スマートフォンだけで現在位置のリアルタイム表示ができる。楽になったものです。なお、Nexus5は通話ができるのでスマートフォンですが、使用しているSIMは、データ通信契約のみで、月々の料金が安いSIMを使用しています。今の所、特に問題なくLTE通信できています。目的は通信費の節約です。毎日膨大なデーター通信をしたり、何時間も通話することがないのに、月々7000円も払えません。また、2年後には月々サポートが切れて通信費が高くなる理由の元、機種変更を余儀なくされることがないようにと思いました。半年後には古くなる世の中とはいえ、大事に使用すれば、2年間使用して壊れることはないだろうし、余程の劇的な用途変化がない限り、処理や容量的に使いづらくなることもないと思う。安い機械ではないので、なるべく長く使わないともったいないと思う。地図を表示してナビするという目的では、Nexus5の性能で十分(画面は小さいですが)すぎるくらい。地図はあらかじめ自宅のフレッツ光で読み込んでおけば良いため、趣味でLTE/3G通信する用途は、旅先で近くにコンビニや食べ物屋があるか探すくらいになり、LTEの高速通信は必須ではないです。岩石鉱物採集で田舎へ行くと、LTE通信ができない地域も多く、沢に入るとほぼ圏外なのでした。
しかしながら、スマートメディアという新しい機械はどのようなものなのかを知りたいと思うので、使用してみています。

   
地図ロイド アイコン    


良い点
・視界を遮るような不快さはなかった。
・GPS精度や受信能力に不満はない。
・処理速度に不満はない。サクサク動く。
・街中の幹線道路走行の範疇では、この設置方法で特に落ちない。

問題点
運転しながら見るには画面が小さい 車載使用には画面が7インチ程度あった方が良いように思う。
最大拡大率にすると地形図でなくなってしまう Nexus5は携帯使用だなと思った。
スリープの問題 地図ロイドの設定で「追尾中はスリープに入らない」をONにすると、スリープに入らなくなることを確認できた。地図ロイド単体使用では、この方法で良いと思う。
地図ロイドの位置情報更新間隔が長い。 追尾更新間隔を最短にすると5秒程度で更新するが、車載使用としては1秒以下の更新が欲しい。時速60kmで5秒走ると80m程度移動する。