自動車塗装の自分史とSL蒸気機関車写真展〜田辺幸男のhp
SL写真展 ( INDEX )〜アメリカ & 日本現役
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SL写真展 ( INJEX )
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SL写真展 ( INJEX )
にある送付先へドウゾ。)
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・アメリカの軽井沢 “New Hope”を訪ねて・ペンシルバニア州
054.
New Hope & Ivyland
鉄道
のカーブした鉄橋
〈0001〉
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〈紀行文〉
アメリカの保存鉄道のガイドブックにNHIRを紹介する代表シーンに取りあげられているカーブした鉄橋を渡るSLを追って見た。この日の仕業は幸運にもaD40のコンソリであった。いつも駅前や街の狭い風景の中にでノスタルジックルな情景を探すのに時間を費やしてしまうのだが、この鉄橋の周辺は鉄道写真撮影名所であるらしく色々のアングルが楽しめるとのことだったから、向こう側の山林を崖を降りて橋の周りの撮影地点を探した。しかし最終的に最も通俗的なシーンに落ち着いてしまった。
やがて、列車は商店街の隙間を入ると眼前が急に開けて谷の直前に出たらしく、その家並みの間にSLの顔が覗いて居るように見えた。そこで、僅か4輛の客車をつないだ列車は一旦停車してから、深い谷に架かったカーブした鉄橋を息をつめるようにゆっくりと枕木をきしませながら渡って来た。
案内記によれば、この鉄橋はアクション映画のシーンで知られ,目もくらむ深い谷を渡る列車で演じられるアクションは、手に汗を握らせたとか。
渡り終わると、S字カーブの線路は森林の中を縫いながら続いている。
さて、この2-8-0のコンソリデーション型のaD40はボールドウイン機関車工場で1925年にせいぞうされ、サウス カロライナ州で貨物機としてつかわれ、clifside 鉄道から1970年にNHIRにやって来た。そして1975年から老朽化した元CNRaD1533機と交代し、86年まで活躍し続けた。その後しばらく展示されていたが、1991年6月に再起しているとのことだ。
起臥し来た最近の情報では元メキシコ国鉄のaD3028、4-8-4のナイアガラ型をグレート北東鉄道基金から長期借り受けに成功し、特別列車の運転のイベントに活躍させている。
これは1946年ALCO(Schenectady)で製造された近代化SLで、急カーブ・勾配の山岳路線で好成績をあげた32輛の1輛であったとか。
撮影:1989年
発表:「レイル」誌・1985年冬の号
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・アメリカの軽井沢“New Hope”を訪ねて・ペンシルバニア州
052. ニューホープ & アイビーランド鉄道のニューホープ駅前にて
053. 深い谷がデラウエア河へ合流するニューホープの
街