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 原爆投下から78年、被爆者の平均年齢は85歳を超え、これまで被爆体験を証言していた被爆者は、亡くなったり病気などを抱えたりして語ることができなくなりつつあります。

 友愛会の語り部研究会では、被爆者、二世会員、非被爆者の賛助会員が共に、どのように被爆体験を継承していくか、より良い方法を話し合っています。
 浦安の会では、朗読劇「伝えたい あの日のことを」をユーチューブで配信しています。
また、他にも被爆体験の朗読、紙芝居等で被爆体験を継承する取り組みを行っています。

 2022年度より、被爆者の証言や朗読者の活動と、それをお聞きになりたい学校や団体との橋渡しをする目的で一覧を作成しました。
一覧は、被爆者と朗読者の二部に分かれています。
ご覧になっていただき、ご希望があれば友愛会までメールまたはFAXでご連絡いただけますと幸いです。
 被爆者の生の声で、その心からの訴えを聞いていただける期間も、もうそれほど長く残されてはいません。
 自治体・学校・団体の皆さまからのお声がけをお待ち申し上げております。




朗読者




  ひとの体験には忘れた方がいいものと、決して忘れてはいけないものがあることと思います。昭和20年8月6日広島市に、そして同月9日長崎市に落とされた原子爆弾による人類初の、しかも人体実験を兼ねた実戦での核兵器の使用による未曾有の現実を体験した事実は決して忘れてはいけないものです。

”あの日”から76年(令和3年8月現在)を経た今日、原爆を知らない子どもたちが増え、また原爆を知っていた方々もその事実を忘れかけているのが実情です。人類の愚かな行為は忘れられた頃に再び繰り返すのは歴史が実証してきました。でも非人道的な核兵器を人類の生存するこの世に再び使ってはいけません。そのためには私たち原爆被爆者が生きている限り世界の人々にその愚かな現実を体験者として語り伝えて、核兵器の愚かさを忘れさせないようにしなければならないと、「義務」を感じています。

 いずれはこの世の中に原爆被爆者は一人もいなくなります。その後はどうなることでしょうか。核兵器の恐ろしさ、愚かさは忘れられてしまうかもしれません。そのためにもこのような被爆者のホームページが必要でしょうし、私ども被爆者の「語り部」活動が必要と思います。

 さらに平成23年3月11日午後2時46分の三陸沖で発生した大地震はマグニチュード9.0、近隣陸地では震度6強・弱での震災を起こし、そのための大津波では多くの人の生命と住居・財産を破壊し、流し去り、更に東電第一福島原発に壊滅的な打撃を与え、放射線被害は風雨に流されて遠くの地域までが蒙りました。またそれによる心無いあるいは無神経な言動での風評が福島県民や近隣の方々を苦しめ続けています。

 原爆投下されて特に10年ほどは国は無策状態、この期間に被爆者対策を真剣に考え、放射線被害を真剣に研究していれば、この福島原発事故での後手後手の政府対策や心無い風評被害もずっと少ないこととなったであろうと、多くの被爆者はとても残念に思っております。

 放射能の恐ろしさを思い、生存する私たち原爆被爆者が「語り部」として全国、全世界に恒久平和を呼びかけ、そのための核兵器廃絶を叫ばなければなりません。老骨鞭打つ覚悟です。





平成17年(2005年)原爆被爆60周年に当り、当会「千葉県原爆被爆者友愛会」は原爆体験集第三集を発行しました。 原爆被爆の生々しい体験を85名の方々に綴って頂いたものです。

 ご自身の体験を思い起こすために、あるいは原爆の恐ろしさを広く伝える資料や、学校教材としてご活用頂ければ幸いです。ただし、転載等でご活用される場合にはひとこと事前に当会にご相談頂ければ幸いです。

 在庫が多少あります。実費にてお分けします。ご入り用の方は電話、FAX、電子メールまたは当HPの「問い合わせ」ページをご利用くださりご一報をお願いします。

活動報告