浦臼山(うらうすやま) 〜 林道のような幅広の登山道 夕張方面の眺めも良い〜

登山日:2008/05/17


砂防ダムのある所に駐車スペースがあり、10台くらいは停められるだろうか。着いた時には車で一杯。うちらが、どうも、また最後の出発組のようでした。














砂防ダムの前に登山ポストがあった。そこに、ピンネシリと神居尻の間で登山道が崩落していて縦走はできないという看板があった。これはいつのものなのかわからないが、今回は浦臼山までなので、とりあえず影響はない。


少し行くと鎖のゲートがあり、車が入れないようになっている。その奥も車が通行可能なくらいの林道が続く。10分くらいいくと、林道が決壊していて、大きく抉れていた。登山道=林道なので、決壊部を超えて林道をまた行く。


決壊部の先も、ゆるやかな林道が続く。快晴の空。ここは土壌が良いのか、山菜がたくさんある。蕗、大きくなってしまったウドがあちこちにある。帰りに採ろうと思いながらながら。


1時間程、ゆるやかな林道を登っていくと、開けて反射板が現れた。反射板の下に広場があって、これは、反射板取り付け工事のための林道だったのだろうか。いづれにせよ、妻にとって歩き易いようで何よりだと思う。
しかしながら、このまま緩い林道が続くわけもなく、ここから稜線に出るまでは急登が続いた。道は細くなるが、それでも、まだジムニーならば行けるのではないかと思えるくらい幅があり、元車が通っていたことは明らか。



反射板から上は、まだ草もあまり伸びていなくて、まだ春かなと。スミレやハクサンチドリが咲いていました。


稜線に出ると傾斜も緩くなり、あとは、しばらく歩いて広くなった頂上に到着。結局、頂上まで林道が続いていたのでした。頂上スペースには、山頂看板と方角標識がありました。ブユが多くて落ち着かず、立ちながら持参したおにぎりを食しました。


下の写真は、頂上から見えた景色です。浦臼の町、石狩川、夕張の山々が見えます。

下山途中、先ほどの頂上から少し戻った所に、もう一つ山頂標識がありました。浦臼ライオンズクラブとあり、こちらの方が三角点に近い場所にあるようです。でも、スペースが無くて、右手が崖なので危なくてダメ。浦臼山は三角点位置には頂上スペースを作れなかったのでしょうね。


下山途中、1回食べるくらい量の山菜を採って、砂防ダムに下山したのが16時30分頃。この山は登山ガイドに登り1時間20分とあるが、その時間で登るには駆け上がらないとダメなのではないだろうか? 
でも、暑すぎず、爽やかな晴天で気持ちよかった。また、森が豊かな印象で、山菜が豊富ですね。登山道がは、一部急登があるものの緩やかで歩き易く、山菜採りのお年寄りや小さい子供を連れたファミリーが訪れるような、気楽なコースでした。