早月山(はやつきやま) 〜 洞爺湖が見渡せるハイキングコース 〜

登山日:2008/02/16


今日は、登山ツアーに参加し早月山へ。バスで一路洞爺湖へ。早月山は、道は悪いですが、車で頂上付近まで行ける山です。というか、頂上付近は畑地なので、そこへの道路が用意されているようです。ただ、洞爺湖畔にある少年自然の家から登山道が整備されており、マイナーではありますが、気軽に登れる山として知られています。

少年自然の家の入口あたりに神社があり、そこから最終民家までは除雪されていますが、バスはそこまで入れないので、神社から少し入った辺りで下車し、スノーシューを持って最終民家付近にある登山口まで移動。そこで、みなさんで体操をしてスノーシュー装着して出発しました。
ここ2,3日で降った雪が30cm程積もっており、概ねすねから膝ラッセルといったところです。フレッシュな安定しない深雪で、気温は高いもののサラサラと軽く、また、緩やかに登るので、あなる苦ではありません。ラッセル要員は僕を含め5人。それぞれ交代しながら登ります。

中間地点で一度10分程休憩をとり、夏道が大きくジグを切るところを真っ直ぐ登ってショートカット。カルデラ壁を登りきると、木がなくのっぺりとした吹きさらしの台地で、目の前にポコっと早月山の頂上部が迫っています。さすがに風が強い。

頂上部は右から回り込んで登り、2時間程で頂上を踏みました。頂上は木がなくペロンとしており、早月山と書かれた棒が1本突き刺さっていました。風が強いですが、洞爺湖が見えていました。この角度から見たこと無いので感動でした。みなさん、思い思いに記念撮影し、5分程で頂上を後にしました。

     

先頭のガイドさんは一気に下ってしまい。僕は、以後、台地に降り、カルデラ壁の樹林帯に入るまでは洞爺湖が見えていたために、携帯で写真を撮り撮り下山。風があるので、登りで休憩した所まで降り昼食。

今日は、フランス人の方が参加されており、その方の昼食が旨そうだったので、一口頂きました。「タブレ」というもので、コリアンドという日本でいうクスクスをベースに、トマトとゆで卵を入れ炒め、レモン汁を加えて和えたような料理で、結構おいしかったです。

今日はペースが早く、ラッセルしているガイドさんのスピードと、ラッセルされた後を歩いている僕のスピードが同じくらいで、みなさん、ガイドさんに必至に付いていっている状態でした。予定より1時間も早く下山。景色を見る暇もないという感じで、もう少しゆっくりとスノーシュー登山を楽しみ景色を楽しみした方が良かったのではないのかなと、個人的には思いました。僕と奥さんは、一緒に2年程続けてますが、今日は初心者の方も多かったようですからねぇ。

CFを忘れたのが痛かった。スペアをいつも持ち歩いているのですが、今日に限ってスペアも入っていないという状態で、どうも、うまく行かない登山でした。