青山(あおやま) 〜 藤野の山を望む 〜

登山日:2008/07/06


白川を通る裏道を行くと、元、白川小学校だった所に「札幌北方自然教育園」があります。子供達への自然教育施設のようです。この日も敷地内の農場で体験学習が行われていました。さくらんぼの木の下で先生に説明を受けていました。坂を登っていくと果樹園があって、さくらんぼ狩りの家族連れで賑わっていました。真っ赤になったさくらんぼがたわわになっています。こりゃ、来週はさくらんぼ狩りかな。(^^)
→札幌北方自然教育園
→白川市民の森


突き当たりは農家さん、数台は停められる駐車場があって案内板があります。バイクが一台。車が一台。お客さんは少ないようです。どうも、またまた、うちらが最後の出発組のようでした。

案内板があり、散策路が網の目のように整備されているようです。分岐に番号がついていて、わかりやすいようになっています。あらかじめ、どのようなコース取りをしようか考えてから入ることができます。写真をクリックすると拡大写真を表示します。



図を見て、青山の山頂まで最短となるだろうコース取りで歩いてみました。登山道と林道を交えて歩くことになって、登山道は結構斜度がありましたが、林道はまだ車が通れるくらいにしっかりした道で、楽に歩けました。

分岐には番号がついていて、各分岐点には番号のついた看板があり、現在位置と、どちらに行ったら何番なのかが明示されていますので、迷うことはなく安心して歩けました。



散策路にはお花がたくさん咲いていました。いくつか写真をとったりしながらのんびり散策。


最後の分岐から結構急な登山道を上り稜線に出た後は、尾根伝いに歩いて頂上です。普通の方なら1時間〜1時間半くらいで登れるかなという距離ですが、2時間くらいかかってしまった。あい変わらずのんびり屋です。頂上は少し広場になっていて、簡易ベンチが設置されており一休みできます。三等三角点がありました。




南側が開けていて、藤野の町、そして、藤野三山がポコンポコンポコンぼぁ〜と。その奥に、空沼岳や支笏湖方面の山々が見えるらしいのですが、霞みが強くて遠くの眺望はありませんでした。左から、下藤野の山(藤野富士・豊栄山)、牧場の山(豊見山)、焼山(豊平山)。

街中に近いにも関わらずマイナーなようで、静かな山でした。散策路がたくさんあり、体力に合わせて色々とコースが選べるのが良いと思いました。思いのほか森が深く、GPSがロストしまくって、まともにログが残せなかったくらいです。南区の山だけあり、毎年熊の痕跡が目撃されています。登山道や林道を歩いている分には大丈夫だと思いますが、入山する時は鈴鳴らしていった方が良いとは思います。