石黄 orpiment (札幌市)

採集日:2008/10/05
採集地:札幌市


石黄です。雄黄(ゆうおう)とも言います。
紅葉見物をしようと散策していたら、ペイントしたんかいな、と思えるようなクッキリとした黄色の筋が入った石が転がっていました。おやっと思って手に取ったのがこの石。見れば、黄色の筋は石黄でした。嘘っぽいくらいに鮮やかなので、自然物だとは思わないかもしれません。
上流には砒素鉱物が見られる所があります。僕はそこへ行ったことはないのですが、そこから、流れてきたのでしょうね。

もう一つ、この石、左上から右下へ向かって線引いたように、左側が白っぽくなめらかで、右側は黒っぽくてボコボコしている。左右で異なります。右側の方が、石黄がたくさん付いています。元は、火山礫をたくさん含む地層だったのかもしれません。右側が火山礫の部分だったかも。それが熱水変質を受けて珪質化し、割れ目に石黄が出来たのかもしれません。勉強不足なので、全くの想像ですが。。。

同じ石の裏側です。割れ目にびっしり石黄が入っています。小さいですが、結晶も所々に見られます。


細かな結晶部分は真っ黄っ黄で、ある程度大きな結晶になると、橙色がかってきます。



それと、定山渓温泉の温泉分析書を見たことがあるでしょうか?
これは、足湯の温泉分析書です。泉質に「含ひ素・含ほう酸-食塩泉」とあります。たぶん、定山渓温泉を温めている地下には、ひ素を含んだ岩石がたくさんあって、そこを地下水が通って温められるので、温泉に微量にひ素が混入するのでしょう。微量なので人体には害はないのでしょうけど。僕は、以前、豊平峡温泉へよく行っていたことがありました。入浴時に飲泉していました。豊平峡温泉も微量にひ素を含みます。大丈夫だろうと思って毎回飲んでました。最初は変な味と思っていましたが、そのうち慣れてしまって、おいしく飲めてます。良いのか悪いのか。。。