「郷土誌あさひかわ」に2007年6月から投稿しています。思いがままのテーマで書き綴っていますので気楽にお読みいただければ幸いです。
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安全を重ね安心のまちに (2012年4月号) 昨年は東日本大震災、福島第一原発事故と歴史的な大災害が発生し、多くの尊い命が奪われ、今も苦闘している。 |
また、常磐公園の堤防対策は、安全のためには速やかに堤防本来の機能を確保すべきだと思う。 次に昨年は無事だったが今年はまだわからない大停電対策だ。節電に努めるのは当然として、心配になるのは長時間に及ぶ停電である。一般家庭でも困ることは多々あるが、大きな問題は電気によって稼働する医療器具類だと言われている。居宅介護で家族が使用している「痰の吸引器」であったり、介護施設や病院においては非常用電源が不足してしまうということなどがある。これらについても「備える」ことで対処できると思う。 高齢化率が二十六%を超える本市は、まさしく超高齢都市であり、高齢者が「安心」して暮らすための様々な施策が展開されているが、介護をはじめ、まだまだ不十分だ。また、障がい者や難病者への施策などもしっかり取り組む必要がある。 最後になったが重要な課題は経済の活性化だ。若者や中高年の失業は深刻なものがある。 地元企業への支援、企業誘致や起業家の育成、国際観光都市への取り組みの強化が必要だ。さらには北彩都の活用、中心市街地の活性化である。そして本市の基幹産業である農業の振興に全力を上げなければならない。 |